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くめがわ電車図書館で夜桜見物

多摩川線から249Fが戻って来た4月5日夜のお話。

所沢駅で、249Fの回送列車を待っている間に、Twitterのフォロワーさんから、「くめがわ電車図書館のクハ1150に、4月8日までの期間限定で、本物の種別板が掲出されている。」とのダイレクトメッセージが入った。

くめがわ電車図書館は、東村山市美住町のUR賃貸住宅「グリーンタウン美住」の一角にある、西武鉄道の電車の廃車体を活用した児童図書館。東村山市内の図書館としては、1967年に開設と、もっとも歴史ある図書館である。当初は311系電車のクハ1311の車体が使われていたが、団地の建て替えに合わせて、車両も更新。2001年からは、二代目電車図書館として、前年に廃車となった101系のクハ1150の車体が活用されている。

各地のローカル私鉄に譲渡された新101系とは対照的に、低運転台の101系は、流鉄に6両が譲渡された他は、4000系や9000系と言った他形式への部品提供の為に、廃車・解体となった車両が多く、数少ない譲渡先である流鉄でも、全車が廃車となった為、現存する101系低運転台車は、横瀬車両基地に保管されているクハ1224と、くめがわ電車図書館のクハ1150のみとなっており、今や貴重な存在である。

日曜日の21時。本来は、明日からの仕事に備え、速やかに帰宅すべきところであるが、幸いなことに、翌日も有給を取っていた為、善は急げと、249Fの撮影後、くめがわ電車図書館に立ち寄る事にした。

まずは、所沢駅の狭山そばで英気を養った後、新宿線の上り電車で久米川駅下車。ここから歩く事、およそ10分。団地の片隅にある、くめがわ電車図書館に到着。早速撮影を開始するが・・・

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通勤準急の種別札が掲出された、くめがわ電車図書館のクハ1150。(2015年4月5日撮影)

勢いよく、夜のくめがわ電車図書館に乗り込んだものの、バルブ撮影に使う為の三脚やレリーズも持っていない為、デジイチの感度を上げて、手持ちによる撮影。その為、なかなか上手く撮影できず、20回以上チャレンジしたが、これが限界であった。

それでも、散りゆく桜と、通勤準急の種別札を掲げたクハ1150を見られた事は、大変ありがたい事であり、時間の経過を忘れてしまうほどであった。

気がつけば、時刻も22時30分を過ぎていた。帰りは、多摩湖自転車道へ出て、徒歩で萩山の自宅へと戻った。

さて、廃車になった車両を屋外で展示する場合、どうしても問題になるのが、車体の腐食部の補修や再塗装といったメンテナンスです。くめがわ電車図書館のクハ1150の車体も、錆や亀裂が目立つようになってきました。

そこで、2012年10月21日、西武鉄道の話題を中心に取り上げているブログ、ひがしむらやま551//の管理人KUSUさん等が企画した、くめがわ電車図書館チャリティー団臨「しあわせの黄色い電連号」が運転されました。この団臨の参加費用の一部が、くめがわ電車図書館の再塗装の費用に回されると言う事で、少しでもお役にたてればと思い、この団臨には、私も乗車しました。

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271F+281Fと言う組み合わせで、2012年10月21日に運転された、くめがわ電車図書館チャリティー団臨「しあわせの黄色い電連号」 (東村山1号踏切付近にて撮影)

後日、集まった資金を財源にして、くめがわ電車図書館の再塗装が行われましたが、電車1両を全塗装するには、相当な費用がかかるようで、車体に関しては、痛みの激しい場所を部分的に塗装するのが限界だったようです。

このように、鉄道車両の保存に関しては、莫大な費用がかかります。くめがわ電車図書館の維持に、少しでも、お手伝いできる事が有れば、何らかの形で協力したいと思います。

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