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EH800-9号機の甲種輸送を撮影する

では、引き続き4月6日のお話です。

西武新宿線、武蔵関3号踏切での撮影を終えた私は、東伏見駅から小平・萩山・国分寺と乗り継ぎ、西国分寺へと向かった。

この日、東芝府中工場で完成した、青函トンネル用、複電圧式交流電気機関車、EH800形の9号機の甲種輸送が行われる事になっていた。4000系の団臨とともに、このEH800形の甲種輸送を撮るのも、有給休暇取得の要因となった。

では、甲種輸送の模様をお伝えする前に、EH800形電気機関車について、簡単に触れておきましょう。

EH800形は、2015年度に予定されている、北海道新幹線の開業に合わせて、青函トンネルが、新幹線・在来線共用となる事から、架線電圧及び保安装置も、新幹線と同様の設備へ変更する事になった。その為、同区間を走る貨物列車を牽引する機関車を新たに開発する事になり、2012年に、試作機が登場。各種試験が繰り返された後、2014年より量産が開始された。

北海道新幹線開業まで、残り1年を切った今。EH800の製造も進み、今回、9両目の量産機が現地へ向けて旅立つ事になった。同機の甲種輸送が、東芝府中工場のある北府中を出発するのは、11時16分。しかし、鉄道ダイヤ情報の甲種輸送計画表を見ると、次の停車駅となる新座貨物ターミナルまで、約1時間かけて走る事になっており、掲載されていないが、西国分寺で長時間停車が有るだろうと予想。また、この日は、北府中駅でのポイント故障の影響で、武蔵野線に遅れが生じており、もしかしたら、西国分寺入線も間に合うのでは・・・なんて思いながら、西国分寺へ移動するが・・・

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西国分寺駅中線に停車中のEH800-9号機。

11時30分頃、西国分寺駅に到着し、辺りを見回してみると、中線の新小平寄りに、DE10+EH800の姿を発見。さすがに、この場所では、ホーム上から標準レンズで撮影するのは不可能で、望遠レンズを使っての撮影となる。ちょうど、武蔵野線の下り列車が走り去るところだったので、205系と合わせて撮影してみた。

西国分寺では、これ以上の撮影は出来ない事から、この後の武蔵野線下り列車で先回りをする事にした。とは言え、これより先、武蔵野線内各駅は、どこも、EH800狙いのファンで混雑が予想される。この日は平日であるが、西国分寺も、結構人が多かった。そこで、出来るだけ人が少ない所は・・・と考えて思い付いたのが、西武鉄道の甲種輸送観察ポイントでもおなじみ、新秋津のJR東日本八王子支社の訓練センター付近。ここのクモヤ145とEH800のコラボなんて、まさに甲種輸送時しか見られない組み合わせである。早速、新秋津へ移動し、駅から訓練センターを目指して歩いて行くが、狙い通り、鉄道ファンの姿はなく、落ち着いて撮影ができそうだ。そして、コラボの相手となるクモヤ145は、平日と言う事もあってか、実際に運用しており、パンタグラフも上がっていた。これには、私のテンションも上がる。まずは、いったん気持ちを落ち着かせて、お目当てのEH800が、いつ来ても良いように、カメラを構える。

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12時04分頃、EH500牽引の貨物列車が通過。

現地到着後、すぐにやって来たのが、EH500が牽引する貨物列車。手元にある貨物時刻表で調べてみたが、どうやら、新座貨物ターミナルを11時56分に発車した、相模貨物行き2079列車のようで、途中の新鶴見までは、EH500が牽引を担当するらしい。

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12時14分頃、南武線205系ナハ7編成の回送列車が通過。

2079列車通過からおよぼ10分後の事。今度は、南武線の205系の回送列車がやって来た。新型車両E233系の投入が続く南武線。置き換えが進み、205系が徐々に運用から離脱しているが、運用を離脱した車両が、一時的に、他の車両基地などへ疎開留置をしており、この時通過したナハ7編成は、尾久車両センターに疎開していたが、所属先である中原車両センターへ向かうところだった。

そして・・・

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12時18分頃、DE10に牽引されたEH800-9号機が通過。

205系ナハ7編成の通過から、およそ4分後の事。DE10に牽引されたEH800-9号機が、新秋津訓練センター付近を通過した。当初の予定では、新座貨物ターミナルには12時19分到着の予定だったので、約10分遅れでの通過と言う事になる。

EH800-9号機の甲種輸送は、この後、新座貨物ターミナルで1時間ほど停車し、その間に、牽引機もDE10から電気機関車へと交換される。その間を利用して、私も、新秋津から武蔵野線の電車に乗り込み、新座駅へ移動する。

新座駅も、EH800を一目見ようとする鉄道ファン、家族連れで、上りホーム・下りホームとも賑わっていた。そこで、若干人が少なく感じられた上りホームの北朝霞方で待機する事にした。205系や、時々通過する貨物列車を眺めながら、EH800の通過を待つ。

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13時25分頃、EF65 2081号機に牽引されたEH800-9号機が新座駅を通過。

新座駅で待つ事、およそ40分。13時25分頃の事になるが、EF65 2081号機に引かれたEH800-9号機の甲種輸送列車が、新座駅を通過した。鉄道ダイヤ情報誌の甲種輸送計画表で発表されていた、新座貨物ターミナルの発車時刻は、13時35分で、当初の予定より、今度は10分ほど早く出発。予定よりも早くやって来た為、驚いてしまった。

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後追いは桜を絡めて・・・

そして、この日の主役は、やはりEH800。後追いもしっかり撮影しておく。ちょうど桜と絡めて撮る事が出来た。

こうして、北府中から旅立っていったEH800-9号機は、この後、ほぼ1日かけて、北海道の五稜郭へと向かうが、私の追跡は、ここ新座まで。改札を出場し、高架下の飲食店で昼食を摂ってから、次の目的地へ向かう事にした。

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