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キヤ95系「ドクター東海」 御殿場線を検測する

7月11日のお話です。

毎月、臨時列車や甲種輸送等の情報を提供し、撮り鉄たちの味方となってくれる月刊誌「鉄道ダイヤ情報」。最近は、同誌の携帯版「ぴたのり鉄道ダイヤ情報」に、JR東日本やJR東海などの検測車の運転情報も掲載されるので、事業用車両好きの私にとって、「ぴたのり鉄道ダイヤ情報」はとても有り難い存在となっている。

ある日、週末にかけて、何か動きがないだろうかと、「ぴたのり鉄道ダイヤ情報」を眺めていると、JR東海の総合検測車、キヤ95系「ドクター東海」の第1編成が、身延線や御殿場線を検測する事を発見。しかも、御殿場線に関しては、週末の土曜日運転と言う事で、久しぶりに「ドクター東海」を撮影しに行く事にした。

「ドクター東海」の御殿場線検測と言うと、まず最初に思いつくのが、小田急線からの直通特急「あさぎり」との交換シーンである。実際に、これまでの検測実績を見てみると、「あさぎり」との交換シーンを押えている方も結構いらっしゃるようだ。しかし、ぴたのり鉄道ダイヤ情報に掲載された時刻、と言っても、今回明らかになった時刻は、下曾我と国府津のみなのだが、その2駅の時刻から推測すると、どうやら「あさぎり」とは並ばない模様。ならば、並びは気にせずに、適当な駅間で撮影する事だけを考えれば良い。あとは、どこで撮影するか。交通費を節約するため、御殿場線には、小田急線経由で向かう事にして、撮影場所は松田周辺と言う事に決めた。ところが、当日朝、不覚にも、地元駅で列車を1本分乗り遅れてしまい、その結果、新松田駅には、当初乗ろうとしていた御殿場線の列車の3分前に到着という事態になってしまった。これでは、松田駅まで徒歩で移動して乗車券を買う時間が殆ど無く、乗り継げないと判断。よって、新松田駅から徒歩で移動できる場所での撮影とした。移動中に調べてみると、幸いにも、新松田駅から10分ほど歩いた場所に、川音川橋梁が有り、ここなら綺麗に撮れそう。新松田駅到着後、さっそく、徒歩で川音川の河川敷へ。

10時10分頃、現地に到着する。この時点で、撮り鉄さんがお一人待機されていた。どうやら「ドクター東海」狙いのようだ。早速撮影準備に取り掛かる。ちょうど木陰が有り、日差しは強かったものの、河川敷に吹く風が心地よく、待つのは苦にならなかった。

現地到着からおよそ30分。松田駅で「ドクター東海」と交換する、下り普通列車、御殿場行きがやってきた。

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川音川橋梁を渡る御殿場行き2535M。

背後からやって来た、御殿場行き2535M。この列車に充当されていたのは、313系2600番台車N8編成。2006年度に登場したロングシート車であるが、列車本数の少ない身延線や御殿場線での使用を考慮し、回生ブレーキ失効対策として、発電ブレーキが搭載されている。

2535M通過から、およそ2分後の事。前方に「ドクター東海」の姿を確認。ゆっくりと、こちらに近付いてきた。

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川音川橋梁を渡り、国府津へ向かうキヤ95系「ドクター東海」第1編成。

力強いディーゼルエンジン音を轟かせながら、川音川橋梁を渡る、キヤ95系「ドクター東海」第1編成。この「ドクター東海」は、JR東海の在線区間を定期的に走行し、電力・軌道・信号の検測を行うが、電力関係に関しては、検測を行わない事もある。私自身、これまでに何度か「ドクター東海」を撮影しているが、検測用のパンタグラフを上昇しての走行シーンを撮影したのは、なんと今回が初めて。ここまでやって来て、本当に良かった。撮影後、画像を見ながら、そう感じた。

さて、「ドクター東海」は、国府津へ向かった後、再び沼津に戻る為、松田を通過する。それまで40分ほど時間が有りそう。今から、列車で他の場所に移動するほどの余裕はない事から、また徒歩移動できる場所での撮影となるが、その前に、あと10分ほど待つと、国府津行きの定期列車が川音川橋梁を通過する事から、この場に留まり撮影する事にした。

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川音川橋梁を渡る国府津行き2538G。

国府津行き2538G。列車番号末尾の「G」は、ワンマン運転を示すもので、この列車に充当されていたのは、1999年に投入された、ワンマン運転対応の313系3000番台車V2編成が充当されていた。御殿場線に313系が投入されてから、既に15年以上が経過しているが、御殿場線の国府津口では、御殿場線がJR東海に属している事、そして、国府津~御殿場間ではICカードが使用できない事を知らない乗客も多く、国府津からSuica、PASMO等のICカードでそのまま乗車して来て、下車する際に、運転士に申告し、証明書を発行してもらうと言うケースを、これまでにも度々目撃している。御殿場線国府津口の遅延の原因を作っていると言っても過言ではない、ワンマン運転の列車を見る度に、車掌乗務の列車にしてくれないかなあと思ってしまう。

さあ、「ドクター東海」が折り返してくるまで、あと20分ほどとなった。私は歩いて移動する。目指すは、松田駅を通り越して、東山北との駅間。20分あれば、余裕で行けるだろうなんて思っていたんだが、ちょっと曲がる道を間違えたりして、気付けば、もう、すぐそこまで来ていると言う状況。

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国府津から折り返して、一路沼津へ向かう「ドクター東海」第1編成。

結局、当初予定していた場所よりも1つ手前の踏切付近の側道から、しかもコンデジで撮る事になってしまった。

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後追い。背後に写る踏切までは行きたかったなあ。

川音川橋梁で、2538Gを撮らなければ良かったのか。折り返しは、中途半端な撮影になってしまった。

撮影後、新松田駅へ向かって歩いていると、こんな場所を発見。

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曲がり方が、なんとなく廃線跡のように見えた、この場所の正体は・・・

なんとなく廃線跡のように見えたので、この画像をTwitterにアップしたところ、フォロワーさんから回答が有り、かつて松田駅から酒匂川の河川敷まで延びていた砂利採取線の跡である事が判明した。砂利採取線廃止から40年以上が経過しているようで、現役時代には、国府津機関区に所属するC11型蒸気機関車が活躍していたんだとか。そんな話を聞いて、この廃線跡を辿ってみたくなった。

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