辰野支線(旧線)に進出したE127系
7月25日のお話は、この記事が最後となります。もう少しだけ、お付き合いください。
1983年に塩嶺トンネルが開通したことにより、一気に支線扱いとなってしまった、中央本線岡谷~塩尻間の旧線。このうち、辰野~塩尻間は、1986年11月のダイヤ改正より、役目を終えた荷物電車、クモニ143を旅客用車両に改造した123系が運用されていたが、老朽化により、2013年3月のダイヤ改正を機に引退。大糸線や篠ノ井線などで運用されていたE127系が、辰野支線も担当する事になった。
今回、115系の撮影に合わせて、この辰野支線(旧線)にも久しぶりに乗車した。弊ブログでも、E127系が辰野支線の新たな顔になった事を記録しておきたい。しかし、私もうっかりしていて、辰野駅や降り立った信濃川島駅での撮影を怠っていた事に気付いた。そこで、115系+クモユニ143の撮影を終えて、食事を終えた後、塩尻駅に戻ってきたところ、運良く、辰野行きのE127系が停車していたので、撮影する事にした。
塩尻駅3番線にて出発を待つ、E127系100番台車による辰野行き。
辰野行きとして、塩尻駅で待ち受けていたのは、松本車両センター所属のE127系100番台車A9編成。松本車両センターのE127系100番台車は、12編成存在するが、このうちA7編成からA12編成までの6編成には、大糸線基準で言うと南小谷方、篠ノ井線基準で言うと長野方の先頭車となる、クハE126に、冬季の架線凍結時に対応する霜取り用パンタが装備されている。
クハE126側からも撮影。霜取りパンタは下げられている。
E127系置き換え後も、この辰野支線では、ワンマン運転が実施されている。その為、E127系の正面の行先表示は、「辰野」と「ワンマン」が交互に表示されるようになっており、今回、クモハ側の撮影時には「辰野」、クハ側の撮影時には「ワンマン」と表示されている時に撮る事で、交互表示を再現してみた。
帰り際、撮り忘れていたと言う失態に気付き、手抜き撮影となってしまった、辰野支線のE127系。次に、この地を訪れる時は、旧線を走る姿を記録したい。その時は、以前、123系を撮影した、東塩尻信号場跡を訪れてみるかな。
| 固定リンク
「鉄道」カテゴリの記事
- 西武2000系2513Fが小手指車両基地へ貸出 狭山線の運用に就く(2022.05.06)
- 西武多摩川線 101系251Fの甲種輸送を撮影する(2022.05.03)
- 西武多摩川線へ向かう101系245Fの甲種輸送を撮影する(2022.05.01)
- 秩父鉄道 急行「さくら号」と「SL秩父錦号」を撮影する その2(2022.04.30)
- 秩父鉄道 急行「さくら号」と「SL秩父錦号」を撮影する その1(2022.04.26)
「鉄道:JR東日本」カテゴリの記事
- E491系 中央快速線を検測(2022.04.07)
- E233系 2022年3月ダイヤ改正で消滅する八高線直通列車を撮影する(2022.03.20)
- ダイヤ改正で消滅 相模線の横浜線直通列車を撮影する(2022.02.08)
- しなの鉄道の115系を撮影する 2021師走 その1(2021.12.13)
- E233系青編成 秋の「青梅線・五日市線」観光キャンペーンに合わせて中央快速線で営業運転(2021.11.30)
コメント