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西武 30000系38117Fの甲種輸送を撮影する

12月13日のお話です。

西武鉄道は、今年度30000系を28両新製し、既に、30105Fと30106Fの2編成が入線し、新宿線で営業運転に就いているが、12月11日から13日にかけて、今年度増備車第三弾となる、38117Fの甲種輸送が実施される事になった。次世代通勤車両、40000系の計画が発表されているだけに、もしかしたら、38117Fが30000系最終増備車となってしまう可能性もあり、牽引機次第では、30106Fの時のように、静岡県内まで遠征しようかとも考えたが、今回、下松に送り込まれたのは、EF210-169号機。吹田機関区所属の車両であるが、EF210自体、特別珍しくもない為、今回は静岡県内まで遠征はせず、新秋津に到着する13日朝、武蔵野線内の撮影から始める事にした。

12月13日、38117Fの甲種輸送は、静岡県の静岡貨物駅を3時35分に出発。途中、横浜羽沢、新鶴見信号場に停車した後、新秋津に8時49分に到着する。朝7時現在の天気は曇り。この日の東京地方の予報は、曇り時々雨。幸いなことに、朝の時点では雨は降っていない。この時間帯、武蔵野線の下り列車を撮ろうとすると、晴天の場合、逆光となる事から、曇りと言うのは有り難い。この日、私が向かった撮影地は、西国分寺駅から府中本町方向へ、10分ほど歩いたところにある陸橋。8時25分頃、現地に到着すると、この時点で先客は1人。最終的には、私を含めて3人と、落ち着いて撮影する事が出来た。

現地到着からおよそ15分。8時41分頃になるが、38117Fの甲種輸送がやって来た。

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EF210-169号機に牽引され、新秋津へ向かう38117F。

12月11日に、日立製作所のある、山口県の下松を旅立って以来、ここまでずっと牽引を担当してきた、EF210-169号機。ゴールの新秋津は、あと少しである。

この後、甲種輸送を追いかけるように、貨物列車が1本やってくる。以前は、EF66が牽引を担当していて、それを知らずに、甲種輸送通過後に移動してしまい、移動中にEF66を見かけて悔しい思いをしていて、今回は、その貨物列車が来るまで、この場に留まろうと決めていた。すると・・・

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甲種輸送を追いかけるようにやってきた貨物列車。

やって来た貨物列車は、残念ながらEF66ではなく、岡山機関区所属のEF210-13号機が牽引するコンテナ列車だった。EF210自体は珍しくもないが、岡山機関区の0番台車は、下枠交差型パンタなので、甲種輸送を牽引してきた169号機とはタイプも異なるから、これはこれで有り難かった。

この後は、いつものように、西武線内の輸送の様子を撮るために、西武沿線へと移動するが、この日は、西武鉄道100年フォトコンテストの受賞作品を、30000系車両にラッピングした「100年トレイン」の運行開始日で、運行開始を記念して、池袋発飯能行きの特別列車が運転されることから、この送り込みを撮ろうと、新秋津へは立ち寄らずに、直接所沢陸橋へと向かった。

100年トレインの送り込みは、無事撮影できたので、新秋津から小手指へ向かう263F+38117Fの撮影に専念する。昨年度の最終増備車である38116Fは、この場所を10時30分頃に通過していた。今回も、ほぼ同じだろうと思い待機する。しかし、10時30分になっても現れる気配がない。背後から、所沢10時30分発の快速急行元町・中華街行きが先に来てしまった。38117Fは、いつ来るのだろう。不安感が出始めた10時34分頃、前方より263Fの姿を確認。しかし、263Fと一緒に余計なものが並走してきてしまった。

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下り快速急行に被られてしまった。

なんと、所沢10時35分発の快速急行小手指行と並走してきてしまった。この快速急行、この先のカーブ区間進入に備えて、徐々にスピードを落としており、過ぎ去った時には、263Fが私の真横に来ており万事休す。

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気を取り直して後追い。

仕方なく、気を取り直して後追いを撮影したが、ここでの撮影は最悪の結果に終わってしまった。

撮影後、次の目的地へ向かう為、所沢駅へ。思い通りの撮影が出来なかっただけに、駅までの足取りは重かった。もう少しで所沢駅と言う場所で、ふと駅の方を見てみると、真新しい30000系が停車しているのが見えた。なんと、まだ263F+38117Fが、所沢駅6番線(ホームの無い側線)に停まっていたのだ。急いで駅へ向かい、池袋線下りホームへ。所沢から先の撮影は、当初諦めていたが、263F+38117Fよりも先行できたことで、もう一度、撮影のチャンスが巡ってきた。乗車した電車が小手指行きだったこともあり、そのまま終点の小手指へ。到着後、上りホームへと向かい、263F+38117Fの到着を待った。

そして、11時17分頃の事。263F+38117Fが小手指駅3番ホームに、ゆっくりと入線した。

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小手指駅に進入する263F+38117F。

この時、上りの2番ホームには、遅れていた準急池袋行きが停車していたが、ホームの1番ホーム寄りからカメラを向けることで、入線シーンは撮る事が出来た。

小手指駅に到着した38117F。牽引役の263Fと合わせると、全部で12両編成となる。小手指駅のホームは、10両編成分しかない為、池袋方の2両は、ホームよりはみ出して停車している為、最後尾のクハ38817は、38117Fが、小手指車両基地へ向かうまで撮影は出来ない。その為、動き出すのを待っていると、2番ホームには、小手指始発の快速急行元町・中華街行きが入線してきてしまった。その直後、ゆっくりと38117Fが動き出す。

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小手指車両基地へ向かう38117F。ここでも東急4104Fと並ぶ。

東急4104Fとの並びになってしまったが、所沢~小手指間の撮影は、元々諦めていただけに、ここで再び撮れたことは嬉しい誤算。先程は被られてしまった東急4104Fも、この時ばかりは、小手指らしさを出すための名脇役だと思う事にした。

ところで、今回やってきた38117Fは、先頭車正面の車番が、これまでの車両と比較すると、やや高い位置に付けられていると言う。もし、この編成を以て、30000系の製造が終わってしまうのだとしたら、ちょっとした異端児になってしまうかもしれない。

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