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さよなら2029F 横瀬車両基地へ廃車回送される

12月4日、新宿線で長年活躍してきた2029Fが横瀬車両基地へ旅立ってしまった。2000系の廃車は、2023F、2009F、2013Fに続き、4例目。

今回廃車になった2029F、この編成は、11月に入ってから、いったん小手指車両基地へ回送されるなど、近い将来の廃車を予感させる動きがありました。今回は、廃車前の同編成の動きを取り上げていきたいと思います。

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小手指車両基地へ回送された2029F。(2015年11月21日撮影)

ごく普通に国分寺線の運用に就いていた2029F。11月20日の夜、突如、小手指車両基地へと回送された。この時、横瀬車両基地では、まだ2013Fの解体・搬出作業が行われている最中だっただけに、すぐに横瀬送りと言う事は無いだろうと予想。翌21日、小手指車両基地を訪れてみると、2029Fは、車両基地の北側。クハ2030だけがピット内に入っていると言う状態で留められていた。おそらく、廃車回送を前に、部品の交換(新しい部品を外し、廃棄する物を付ける)が行われていたのだろう。

その後、2029Fは、21日夜に再び南入曽車両基地へ回送された。そして、翌22日には、早速、国分寺線の運用に入った。この日、たまたま、別ネタを拝島線で撮影していた為、小川駅で、2029Fを目撃。小川駅周辺ではあるが、運用に復帰した2029Fを撮影した。

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11月22日、国分寺線の運用に入った2029F。(上:小川~東村山間、下:鷹の台~小川間にて)

その後も、2029Fは、国分寺線主体の運用が続く。単独運用がこれだけ続くと、そろそろ廃車が近いのでは?と言う気になり、仕事帰りに、国分寺で見かけた時は、ちょっと国分寺線に寄り道して、2029Fを撮影していた。

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特徴的な2029Fのドア。(2015年11月25日撮影)

2029Fのドアは特徴的で、ガラスの固定方法が、9000系の9107Fと9108Fに近い。2000系で、このタイプを採用しているのは、2029Fの全車両と、2001Fのうちモハ2301とモハ2302を除く6両のみとなっている。その為、今となっては、2000系で、このタイプのドアなのは、2001Fの6両のみとなってしまった。

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国分寺駅に停車中の2029F。(2015年12月1日撮影)

そして、運命の12月3日。この日、私は休暇をもらっていた。朝から西武沿線を回っていたのだが、私が池袋にいた頃、2029Fが南入曽車両基地を出庫し、小手指車両基地へ回送されてしまった。二度目の小手指送り。2013Fの解体・搬出も終了しており、これは翌日の横瀬への廃車回送に備えた回送と言う事は、誰もが想像する事。この日の夜、小手指車両基地へと向かい、2029Fの様子を撮影してみた。

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小手指車両基地で夜を過ごす2029F。(2015年12月3日撮影)

2029Fは、小手指車両基地の末端、ファンの間では3軍と呼ばれる位置に留置されていた。隣には、最近、新宿線から池袋線へ転属した2513Fが留置されており、長年、新宿線を支えてきた2編成が、何やら言葉を交わしているように見えてしまった。

そして12月4日、2029Fは、横瀬へ帰らぬ旅に旅立っていった。金曜日の廃車回送。Twitterのタイムラインを見てみると、横瀬に到着した2029Fは、その日のうちには解体線に取り込まれなかったとのことで、土日は作業を行わない事から、この土日は、まだ架線のある横瀬駅構内の留置線にいる筈。そこで、翌5日午後、2029Fの様子を見に、横瀬へと向かった。

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横瀬駅構内に留置中の2029F。(2015年12月5日撮影)

2029Fは、これまで廃車回送されてきた車両と同じく、駅構内の11番線に留置されていた。まずは、ホーム上から撮影し、その後、改札を出場。地下道を通って、車両基地へと通じる側道から撮影してみたが、影が多く断念。夕方、再び、この場所を訪れる事にした。

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西武秩父へ向かう4000系と、留置中の2029F。(2015年12月5日撮影)

秩父鉄道を撮影しながら時間を調整して、16時30分頃、再び横瀬へ。すっかり日も暮れて、明るさがかろうじて残っていると言う状態の中、横瀬駅の地下道を潜り、車両基地へ通じる側道へ。

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夕方、再び横瀬へ。車両基地へ通じる側道から2029Fを撮影してみた。(2015年12月5日撮影)

2029Fは、ここで週末を過ごした後、解体線へ取り込まれ、部品の取り外しが始まる事だろう。現役時代そのままの姿を、カメラに収める事が出来て本当に良かった。

この後、私は西武秩父駅へ向かい、1月3日で閉店となる仲見世通りの焼鳥屋さんに立ち寄ってから帰宅した。西武秩父駅から乗車した4000系の飯能行きで、横瀬駅に到着した際、すっかり暗くなった構内に佇む2029Fを車内から眺めた。2029Fを眺めるのも、これが最後になるかもしれない。「2029Fよ、長い間お疲れ様。」と心の中で叫びながら、横瀬を後にした。

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