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高崎車両センターの115系を撮影する その1

間隔が開いてしまいましたが、引き続き、元日の撮影記をお送りします。

2016年の元日、青春18きっぷで群馬県内を訪れた最大の理由は、高崎車両センターに所属する、湘南色の115系の撮影。既に、高崎駅や高崎車両センター内に、3両ないしは4両に編成替えをした211系が留置されているのを目にしており、同じく高崎支社管内で活躍中の107系と合わせて、今年中には置き換えられてしまうのでは・・・と予想している。

7時28分、高崎駅に到着。ここから4分の待ち合わせで、7時32分発の両毛線伊勢崎行きに乗り換える。待っていたのは、湘南色の115系。車内は空いており、ボックス席に腰を下ろし、115系の乗り心地を楽しむ。残念ながら、乗り換え時間が短いため、この車両は撮影できなかったが、それでも乗る事で115系を楽しめた。

7時43分、新前橋駅に到着。ここで、クモヤ145を撮るため下車。降りた3番線でクモヤを待っていると、2番線には、上越線、水上からの高崎行き726Mが到着した。

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上越線普通列車726M。115系の6両編成だった。

入線してきた726Mは、御覧のように、115系の3両編成を2本連結した6両編成。高崎車両センターの115系のうち、3両編成のグループは、2編成を除き、全てリニューアル工事を受けているが、前3両のT1040編成は、リニューアル工事を受けていない編成。また、後ろ3両も、リニューアル工事を受けていないT1030編成と言う事で、6両全て非リニューアル編成でまとめた、ある意味レアな組み合わせだった。

ちなみに、後ろ3両のT1030編成は、信越本線横川~軽井沢間廃止時に、同区間を超えてきた最後の上り普通列車に充当され、そのまま高崎車両センターに転属となった編成で、クモハ115は、モハ115を先頭車改造した1500番台車で、高崎車両センターでは唯一の先頭車改造車である。

この後、前の記事でも触れたように、クモヤ145を撮影した。クモヤ145の入庫を見届けた後、この日2つ目の目的地である、両毛線の駒形へと移動する。次の8時16分発小山行きまでの間に、トイレを済ませたり、改札前のNEWDAYSで買い物をしたりしたが、色々と手間取ってしまった事もあり、小山行きに乗り遅れてしまった。この小山行きを逃すと、駒形まで行く列車は、8時47分発の小山行きまで、30分近く開いてしまう。このままここで待っても良かったが、その前に、8時30分発の前橋行きが有ったので、この前橋行きで前橋まで一駅移動する事にした。やって来たのは、107系R18編成+R19編成の4両編成。107系は、JRになってから作られた車両ではあるが、足回りは、かつての急行型電車、165系の主電動機や台車などを流用している為、見た目よりも老朽化が進んでいる。先に107系が投入された日光線では、既に引退済みである為、高崎の107系も、今回、115系と合わせて撮影出来ればと思っていた。

列車は、およそ3分で終点、前橋に到着。2番線に入線したが、この列車は、到着後、そのまま回送列車になると言う。そこで、階段を通り、隣の3番線へ移動し、停車中の107系を撮影する。

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前橋駅2番線に到着した、高崎からの627M。

撮影後、改めて2番線に停車中の107系を眺めてみる。すると、小山方先頭となるクモハ107のヘッドライトが点いたままだ。前橋駅到着後、回送列車になると言うので、私は、そのまま新前橋方面へ折り返すものと思っていたが、どうやら、前橋から伊勢崎方面へ回送となるようだ。なら、ここから先も乗せてほしい。そんな事を考えてしまう。

107系の回送列車を見届けた後、小山行きを待つため、再び1・2番線へ。小山行きを待つ間に、上り列車がやって来た。

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高崎行き624Mは、115系の6両編成。

両毛線は、平日・休日ともに同じダイヤの為、元日とは言え、朝は列車本数・両数ともに多い。こうして6両編成の115系が頻繁に見られるのは、とても有り難かった。そして、この列車と交換する列車が、これから乗車する小山行き441M。こちらも、115系の4両編成。手で扉を開けて、暖房の効いた車内へ入る。列車は、およそ7分で駒形駅へ到着する。

駒形駅。この駅に降り立つのは、およそ20年ぶり。あの頃は、2面3線だった筈だが、現在は、2番線が旅客列車の発着に使用しない為、柵がついていた。その2番線には、先程、前橋駅で見送った107系が・・・ 前橋~駒形間が複線となっている為、前橋駅の線路容量が足らない時、駒形駅2番線を活用。一時的に、この線へ車両を逃がしているそうだ。う~ん、それなら駒形行きで走ってくれれば・・・この日2つ目の目的地が駒形だった私はそう思ってしまった。そして、趣のあった駅舎は、近代的な橋上駅舎へ。現駅舎は、2012年に建てられたそうだ。

さて、ここから目的地の撮影地までは徒歩で移動する。目的地までは、徒歩でおよそ20分ほどとのこと。風もなく、穏やかな陽気だったので、のんびり散策する事に。10分ほど歩くと、北関東自動車道が見えてきた。これを潜って、暫く歩くと、撮影地付近。ここから暫く続く直線区間が撮影地となるが、北関東自動車道を潜って、最初に見えてきた踏切、第一島踏切付近で、次の列車が来る時間帯となったため、まずは、ここで撮影することに。撮影準備をしていると、高崎行きの上り列車がやって来た。

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高崎行き436Mは107系の6両編成。

背後から迫って来た高崎行き436Mは、107系では最長となる6両編成。高崎地区の107系は、1988年から1991年にかけて19編成38両が製造された。耐雪ブレーキを装備する他、場所柄、碓氷峠区間への対策が施工されたため、日光線用の0番台に対して、高崎地区の車両は100番台となっている。2次車となるR6編成からは、戸袋窓が廃止され、扉間に窓が3枚と仕様が変更されたため、外観上の違いがみられる。今回撮影した436Mは、後ろ2両に、1次車が連結されてていた為、1次車と2次車の混結となっている事から、その違いもお分かりいただけるかと思う。

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桐生行き443Mは211系の5両編成。

436Mと入れ替わりで、駒形駅を出発した下り列車は、桐生行き443M。霜取りパンタを装備した、211系A34編成による運転だった。前の記事で触れたように、吾妻線は、事業用電車クモヤ145を使用して、霜取り列車を走らせているが、両毛線の場合、211系の先頭車にパンタグラフを増設した編成を充当し対応している。ちなみに、高崎車両センターの211系で、霜取りパンタを装備している5両編成は、全部で5本あり、更に4両編成化されて、まだ運用に就いていない編成が1本ある。今後、115系と107系を、211系で置き換える場合、吾妻線の霜取り運用も、211系による運用になるかもしれない。

この後、次の普通列車まで20分近く開くので、更に伊勢崎方へと進んで行く。次に見えてきた駒形新道踏切を通り越して、第二奥原前踏切へ。この辺りが、駒形~伊勢崎間の人気撮影ポイントとなるようだが、元日の朝、ごくごく普通の列車しか来ない日なので、撮り鉄さんの姿は一切なく、私が独り占め。

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高崎行き438Mは、115系T1144編成。

第二奥原前踏切に着いて、最初にやって来た普通列車は、高崎行き上り列車438M。4両編成の115系T1144編成だった。ちなみに、高崎車両センターの115系は、正面の種別幕で「普通」と表示する際、白地に黒文字の「普通」を表示する事が多いが、この時撮影したT1144編成のクハ115-1135は、御覧のように、他の地域でもおなじみのタイプ、濃紺の地に白文字の「普通」を掲出していた。

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小山行き445Mは、115系T1043編成。

続いてやって来た小山行き445Mは、115系T1043編成による3両編成の列車。そろそろ昼間の閑散時間帯にとなる為、徐々に列車の両数も短くなってくる。そして、この辺りから、冷たい風が強く吹くようになってきた。上州名物だから仕方ないが、だんだん待つのがつらくなってきた。

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高崎行き440Mは、211系A34編成。

先程、第一島踏切で撮影した211系A34編成が、桐生から折り返してきた。そして、この後の予定もあるので、第二奥原前踏切での撮影は、440Mと駒形駅で交換する伊勢崎行き631Mを以て撤収する事にした。

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伊勢崎行き631Mは、107系R2編成。

入れ替わりにやって来た伊勢崎行きは、107系R2編成による2両編成の列車。2両編成単位で運転できる107系だが、最近、見かける時間帯が良くないのか、2両編成の列車を見たのは、実はこの日が久々。僅か1時間ほどの間に、107系の最短編成と最長編成が撮れたのは嬉しい収穫だった。

第二奥原踏切からは、これで撤収するが、このまま駒形駅へ戻る訳ではなく、少しずつ駒形駅へ戻りながら撮影を続ける事に。続いては、駒形駅方向へ少々歩いたところにある駒形新道踏切である。

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高崎行き442Mは、107系の4両編成。

駒形新道踏切到着後、最初の撮影は高崎行き442M。107系の4両編成で後ろ2両はR8編成と見えるが、前2両は、編成番号の確認を失念してしまった。

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小山行き447Mは、115系T1090編成。

442Mと入れ替わりにやって来た、小山行き447Mは、115系T1090編成。この編成は、2010年7月から2011年9月まで、群馬デスティネーションキャンペーンのラッピング電車になっていた経歴を持つ。鉄道模型の話になってしまうが、最近、トミックスから、この群馬DCラッピング車が、大宮のトミックスワールド限定品として発売されたばかり。私も先月、この製品を入手した。

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高崎行き628M。

先程、伊勢崎へ向かったR2編成が、高崎行きとして折り返してきた。当初の予定では、この列車の撮影を以て撤収し、駒形駅へ。後続の444Mに乗り込むつもりだった。しかし、この444Mが、115系で運転され、新前橋まで6両編成で運転される事を思い出した。そこで、第一島踏切まで移動した後、この444Mを撮影して、駒形駅へ向かう事にした。

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115系の6両編成で運転される高崎行き444M。後ろ3両は新前橋止まりとなる。

この後、444Mと駒形~前橋大島間ですれ違う伊勢崎行き633Mまで撮影したいところだが、この列車を撮影していると、633Mの折り返し列車である、高崎行き630Mに間に合わない為、この444Mの撮影を以て撤収する事にした。駒形駅までの移動中、633Mを見たが、115系の3両編成だった。この115系に乗り込んで、次の目的地へ。

その2へと続きます。

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