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西武 奥むさし駅伝開催に伴う臨時列車を観察する

2月9日頃より、風邪を引いてしまい、ブログの更新を停止しておりましたが、ようやく、体調が回復してきましたので、ブログの更新を再開したいと思います。

では、およそ三週間前。1月31日のお話です。

1月最後の日曜日となったこの日は、恒例行事となった奥むさし駅伝が開催された。西武鉄道では、毎年、この駅伝大会の開催に合わせて、駅伝のコースと重なる飯能~西吾野間に臨時列車を2往復増発。更に飯能~西吾野間が1日乗り放題となる「奥むさし駅伝応援きっぷ」を販売して対応している。

弊ブログでは、この奥むさし駅伝開催に合わせて運転される臨時列車の観察記を、以前より取り上げている。臨時列車1本目は、飯能駅の出発時刻も早く、寒いこの時期の早朝出動は、かなり辛いものがあるのだが、今年も、臨時列車の撮影に合わせて、早起きして現地へ向かった。

1本目の臨時列車は、飯能駅を7時36分に発車する。以前は、1本目の臨時列車も西吾野行きだったが、今年は、西武秩父行きとして運転している。私は、この列車に間に合うように、萩山駅6時52分発の急行西武新宿行きでスタート。所沢から特急「ちちぶ3号」に乗り込み、飯能へと向かった。

「ちちぶ3号」の車中で、スマートフォンを使って、情報をチェックしていると、「ちちぶ3号」に先行する準急飯能行き4107列車が、準急西武秩父行きで運転している事を知る。臨時列車1本目の西武秩父行きは、飯能始発だとばかり思っていたのだが、今年は、準急飯能行き4107列車を延長運転する事で対応していたのだ。これは、もっと早くに気付くべきだった。3月26日に実施されるダイヤ改正では、8両編成の優等列車が減ることが発表済みで、8両編成の準急西武秩父行きも、今後、運転される機会は減る筈。飯能駅での停車時間中も、準急西武秩父行きと表示された状態で停まっていてくれれば良いのだが・・・

そんな事を考えていると、あっという間に飯能に到着。淡い期待を胸に、特急ホーム改札口を出て、臨時列車が停車している2・3番ホームへ。すると・・・

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奥むさし駅伝、1本目の臨時列車は2089Fの西武秩父行き。

停車していた西武秩父行き臨時列車は、2089F充当。御覧のように、既に種別は「各停」になっている状態だった。さすがに、飯能駅での停車時間も長く、ここから列車番号も変わるので、行楽シーズンの平日朝に運転される準急西武秩父行きと、似たような扱いのようだ。

撮影を済ませた後、西武秩父行きの出発を見届けて、いったん、改札を出場。駅前の吉野家へ朝食を食べに行った。

さて、お腹も満たしたところで、続いて2本目の臨時列車の撮影となるが、2本目の臨時列車は、飯能駅9時17分発の西吾野行き。まだ1時間以上ある。そこで、飯能~西吾野間が乗り降り自由となる応援きっぷを使って、暇つぶしに武蔵横手まで往復する事にした。構内の除草を、ヤギに託している武蔵横手駅。最盛期には4頭のヤギ一家が活躍していたが、1月8日、娘の「はな」が急性心不全のため他界。残るは母「みどり」と、兄「だいち」の2頭のみとなってしまった。武蔵横手駅のホームからも、2頭のヤギの姿が確認できたが、広々とした構内に2頭だけと言うのは、とても寂しく感じてしまった。

武蔵横手駅からは、8時59分発の飯能行き5016列車で飯能へと折り返す。時刻からして、この列車が、そのまま折り返し西吾野行きになる筈。やって来たのは、池袋線の2000系8両固定編成で、唯一の方向幕車である2063F。所定では、4000系が使用される筈だが、この日は、西吾野行き臨時列車への充当を見越して、2000系に車種が変更となっている。しかし、この運用、どこから2000系に変更しているのだろうか。時刻表を追っていくと、どうも吾野始発の初電5082列車から繋がる運用のようだ。もしかして、前日の吾野行き終電の時点から、2000系に変更していたのか? う~ん、これは実に興味深いところ。

5016列車は、飯能到着後、そのまま西吾野行き5903列車になった。5016列車は、やや遅れての運転だったので、飯能での折り返し時間も、その分短くなってしまった。短い折り返し時間の間に、色々と撮影してみる。

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西吾野行きを表示する飯能駅の発車案内機。

まず、確実に押さえておきたいのが、この発車案内機の表示。車両側に「西吾野」とは表示されない為、「西吾野」の行先が表示されるのは、この発車案内機のみ。それだけに、この撮影は最重要ポイントとなる。

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飯能駅2・3番ホームで出発を待つ西吾野行き5903列車。方向幕は「臨時」表示に。

続いて、最後部車両付近へ向かい、「臨時」幕を掲出して停車中の2063Fを撮影する。幕車だと、シャッター速度を気にせず撮れるのが有りがたい。

一通り撮影を終えて、発車まであと1分。1番ホームに入線する池袋からの準急飯能行き4117列車の到着を待って発車となる。最後に、到着する4117列車との並びを撮って、西吾野行きに乗り込む事にした。時間が無いので、4117列車が停車する前に撮影が出来るように、カメラを構えて待っていると・・・

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準急飯能行き4117列車の到着を待って発車。

1番ホームに到着した4117列車は、なんと、二代目L‐TRAINになったばかりの9108Fだった。2063Fと9108F、こんな形でネタ車同士の並びを撮る事になるとは・・・

ネタ車の並びを撮り終えた後、西吾野行きの車内へ。4117列車の乗り換え客を迎えて、すぐの発車となった。飯能駅発車直後は、ガラガラだったが、次の東飯能からは、駅伝の応援客が大勢乗り込んできた。高麗・武蔵横手と過ぎて、東吾野付近まで来ると、車内からも、沿道に駅伝の選手が走っているのを確認できた。

9時40分、吾野駅に到着。ここで、上り特急列車との交換の為、暫く停車する。

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「各停西吾野行き」を現す列車番号表示器を撮影。

まず、西吾野行きの証として、乗務員室内の列車番号表示器を撮りたかったのだが、光線状態や車掌さんの立ち位置の関係で、なかなかチャンスが無く、撮影できないまま吾野まで来てしまった。ここで、ようやく撮影が可能となり、有り難く撮影する。

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構内踏切から2063Fを撮影。

続いて、構内踏切へ向かって、停車中の2063Fを撮影する。停車時間が長いから出来る撮り方である。

上り特急列車通過後、吾野駅を発車。吾野駅で殆どの乗客が降りてしまったので、車内はガラガラに。およそ5分で、終点、西吾野に到着した。

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西吾野から回送列車として西武秩父方面へ走り去る2063F。

西吾野到着後の2063Fは、到着後、5分ほど停車した後、西武秩父方面へ向けて走り去って行った。上りの臨時列車は、お隣の正丸始発となるので、芦ヶ久保辺りまで回送されたのかもしれない。

この後、上りの臨時列車の観察に移るが、お隣の吾野で観察するか、このまま西吾野に留まるか悩んだが、暫くの間、西吾野駅で観察を続ける事にした。

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西吾野行きの後、続けてやって来た西武秩父行き5013列車は38105F。

2063Fが回送列車として立ち去った後、定期列車の西武秩父行き5013列車が到着。4000系から4ドア車8両編成に変更されており、38105Fが充当されていた。

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西吾野駅を通過する20158Fの回送列車。

10時13分頃、20158Fの回送列車が西吾野駅を通過して行った。1本目の臨時列車に使用された2089Fは、西武秩父から飯能行きの定期列車で戻って来た事が、途中で確認できたので、上りの臨時列車に使用される車両を、1本送り込む必要が有った。おそらく、この20158Fが、正丸へ送り込まれ、1本目の飯能行きになるのだろうと、この時点で予測していた。

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各停西武秩父行き5015列車として、西吾野駅に進入する2089F。

続いて、定期列車の西武秩父行き5015列車が到着。1本目の臨時列車に使用されていた2089Fが、そのまま投入されていた。

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5015列車は、5022列車と交換。2000系と4000系が並ぶ。

西吾野駅で並んだ2000系と4000系。普段でも西武秩父線内で見られる並びではあるが、ハイキング客と駅伝関係者でホーム上が賑わっているという点で、普段との違いを、少しだけ感じる事が出来る。

そして、この後、いよいよ上りの臨時列車1本目が到着となるが、この列車は、西吾野駅で、下り西武秩父行き5017列車と交換するが、5017列車自体が、上りの特急「ちちぶ22号」の通過待ちの為、西吾野駅2番ホームに入線する事から、臨時飯能行きは、下り本線となる1番ホームの入線となる。

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西吾野駅2番ホームに入線する下り西武秩父行き5017列車。

この日、5017列車に充当されていたのは、「KORO‐TRAIN」として運用中の2069Fだった。5017列車は、夕方、西武秩父駅を出発する快速急行池袋行き1002列車に使用する車両を送り込む運用の為、4ドア車8両編成での運用となる。

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1番ホームに入線した20158Fの臨時飯能行きと、2番ホームの西武秩父行き5017列車。

2069F「KORO‐TRAIN」の入線を撮って振り向くと、20158Fの臨時飯能行きが1番ホームに入線してきた。5017列車と交換する上り特急列車が、スピードを落とさずに通過できる1番ホームを通過するため、特急列車の前を走る、臨時飯能行きも、1番ホームへの入線となったため、このような並びを見る事が出来た。

この後、2本目の臨時飯能行きが続けてやってくる。私も、この列車に乗って、お隣の吾野まで移動する事にした。

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西吾野駅に進入する、2063Fによる飯能行き臨時列車。

2本目の飯能行き臨時列車は、西吾野行き5903列車に充当されていた2063F。おそらく、芦ヶ久保駅の3番線か、横瀬駅のどちらかで折り返して来たものと思われる。

臨時飯能行きは、西吾野の時点では、まだまだ空いており、特に後ろの方はガラガラだったが、吾野に到着すると、駅伝の応援を終えて、飯能方面へ戻る乗客たちで、ホームも賑わっており、前の方は、結構な乗車率となったようである。

この後、私は、臨時飯能行きの跡を追うようにやって来る、定期列車の飯能行きの様子を見て、秩父方面へ向かう事にした。いったん、吾野駅では、駅伝応援きっぷで出場し、西武秩父方面へ向かうため、PASMOで再入場した。

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38105Fが充当された飯能行き5024列車。

11時10分、飯能行き5024列車が到着。5013列車として西武秩父へ向かった38105Fが折り返して来た。ホーム上には、この列車で飯能方面へ戻る乗客が大勢並んでいたが、4扉車8両編成の収容能力は大したもので、すんなり収まってしまった。

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4000系4連の西武秩父行き5019列車と交換する5024列車。

そして、私は、到着した5019列車で西武秩父方面へ。この列車より、4000系4連によるワンマン運転が再開され、いつもの静かな西武秩父線の姿に戻った。この並びの撮影を以て、2016年の奥むさし駅伝開催に伴う臨時列車の観察を終了とした。

さて、奥むさし駅伝の臨時列車の観察ですが、実は、昨年の2015年も行っておりました。しかし、本業多忙なシーズン突入前に記事にする事が出来ず、タイミングを逃したままとなってしまいました。最後に、2015年の奥むさし駅伝の臨時列車の画像を2枚ご紹介して、この記事を締めたいと思います。

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2015年の奥むさし駅伝、2本目の下り臨時列車は正丸行きで運転。(2015年1月25日撮影)

長年、下りの臨時列車は、西吾野行きとして運転でしたが、2015年は、2本目の臨時列車が、正丸行きとして運転され、38105Fが充当されました。

毎年微妙に異なる奥むさし駅伝の臨時列車。さて、来年は、どんな形で運転される事になるでしょうか。

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