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さよなら富士急2000系 「フジサン特急号泣号」を撮影する その1

1か月以上前、2月7日のお話です。

JR東日本のジョイフルトレイン「パノラマエクスプレスアルプス」を譲り受け、2002年より「フジサン特急」として活躍してきた、富士急行2000系。しなの鉄道の169系が引退した後も、国鉄直流急行型電車の生き残りとして、活躍を続けてきたが、老朽化の為、2014年2月、2102Fが引退。元小田急電鉄の20000形RSEを改造した8000系電車がデビューした後も、2101Fが孤軍奮闘、活躍を続けてきた。しかし、この2101Fも、元JR東海の371系を改造した8500系に後を託すこととなり、2月7日の運行を以て、引退することとなった。

最終日の2月7日、「フジサン特急」の最後の雄姿を見るべく、富士急線沿線へと向かう。おそらく、沿線の撮影地は、撮り鉄さん達で賑わっているだろう。そう思い、撮影地は、キャパの広い場所を選択する事に。となると、思い付く場所は、三つ峠~寿間の松久保踏切付近。ここなら、何とか撮れる筈。現地の光線状態も良好となる昼ごろ通過となる、「フジサン特急6号」と「フジサン特急9号」の1往復を撮れれば良いやと言う気持ちで、出かける事にした。三つ峠駅に11時30分頃着けるように、萩山駅9時24分発の多摩湖線国分寺行きで出発。国分寺から大月行きの直通電車で大月へ向かうつもりだった。しかし、国分寺から乗車した大月行きが、立川または八王子で、特急「かいじ」に乗り継げる事が解り、八王子から「かいじ」に乗り換える事にした。この乗り換えが大正解。大月に到着すると、なんと撮影対象だった「フジサン特急6号」の前運用となる「フジサン特急5号」が停車していた。そこで、大月駅に隣接する踏切へ移動。停車中の「フジサン特急5号」を撮影してみた。

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大月駅で出発を待つ「フジサン特急5号」と6000系の河口湖行き。

まずは、踏切上から、2000系、6000系、そして京王カラーに戻された1000形1001Fの並びを撮影してみた。そして、よく見ると、2000系の車体に描かれているキャラクター「フジサンクン」が泣いている。引退に合わせて、一部の「フジサンクン」が涙を流した状態にして、「号泣号」として運転していたのだ。そこで、今度は、2000系の先頭車を縦アンで撮ってみた。

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フジサンクン、泣かないで・・・(スマートフォンで撮影)

まずは、SNS用にスマホで撮影。続いてコンデジ・・・と思っていたら、「フジサン特急5号」の発車時刻となってしまい、大月駅でのフジサン特急の撮影は、ここで終了。まあ、元々、ここの撮影は、予定に入れていなかったから、撮れただけ良しとしなくては・・・ 八王子から特急に乗ったから出来た撮影タイムだった。

この後、大月駅へと戻り、後続の列車で三つ峠へと向かう。まず、その前に・・・

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富士急の改札口へ向かう前に、車止め付近から、6000系と1001Fの並びを撮影。

大月駅に留置中の1000形1001F(京王カラー復刻編成)と6000系の河口湖行きの並びを、駅の通路から撮影する。御覧のように、両編成共、2000系のラストランを記念したヘッドマークを掲出していた。

そして、改札口で、フリーきっぷを購入しようとすると・・・

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フジサン特急フリーきっぷも、2000系さよなら記念仕様に。

改札口で購入した、フジサン特急フリーきっぷも、2000系さよなら記念となっていた。改札口の駅員さんの話によると、大月駅発行分最後の1枚だったそうで、これも「かいじ」効果かもしれない。

フリーきっぷで入場し、停車中の6000系による、11時03分発の河口湖行きに乗り込む。先頭車両の開いている席に腰を下ろす。何故か前の方には、車内アナウンスを真似る「セルフ車掌さん」が乗車していたが、このセルフ車掌さん、英語放送も対応していたり、なかなか優秀だった。

11時31分、三つ峠駅に到着。徒歩で、撮影地へ向かう。10分少々歩き、千野宮踏切に到着。思ったよりも、人が少なめだったことから、「フジサン特急6号」は、この踏切付近で撮影をする事にした。

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1202Fによる大月行き。

千野宮踏切に到着早々やって来たのが、旧標準色を纏った1202Fによる大月行き普通列車。1000形、1200形が富士急入りする前まで活躍していた3100形や、元小田急2200形等を改造した5700形等に採用されていたカラーだが、元京王5000系である1000形・1200形も、このカラーは、なかなか似合っていると思う。

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快速「富士登山電車1号」河口湖行き。

1202Fの大月行きと、三つ峠駅で交換して来た、富士登山電車がやって来た。2000系を置き換えるために、富士急入りした、元JR東海371系改め8500系は、この富士登山電車同様、水戸岡鋭冶氏がデザインした、「富士山ビュー特急」としてデビューする事が発表されており、将来的には、「富士登山電車」も、「富士山ビュー特急」に発展的解消を遂げて置き換えられてしまうのではないかと考えてしまう。いずれにしても、富士登山電車の種車が、元京王5000系と言う事からして、それほど長く使うつもりはないだろうし、こうして撮れる時には、しっかり記録しておきたい車両である。

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5000形トーマスランド号による普通河口湖行き。

富士登山電車に続いてやって来た河口湖行き普通列車。この列車には、現存する富士急の車両では、唯一の生え抜き車両となった5000形「トーマスランド号」が充当されていた。

そして、この後、いよいよ「フジサン特急6号」がやってくる。「フジサン特急6号」が来るまでにやって来る普通列車等で、線路に近い場所から撮るか、やや離れた場所から撮るか、試行錯誤を繰り返してきたが、ようやく線路から離れた場所で撮る事に決めて、カメラを構える事に。

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165系時代の面影を残すクモロ2201を先頭に大月を目指す「フジサン特急6号」

手元の時計で12時20分頃の事。大月へと向かう「フジサン特急6号」が、千野宮踏切に差し掛かった。先頭は、パノラマ車ではなく、165系時代の面影を色濃く残すクモロ2201。展望車ではない為、一般客から見たら人気は無いと思うが、国鉄急行型電車ファンである、私からすれば、やはり、この顔は捨てきれない。

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展望車を後追い。

振り向いて後追いまで撮ったところで、この千野宮踏切での撮影を終了とした。この後は、折り返しの「フジサン特急9号」の撮影に向けて、松久保踏切方面へ移動するのだが、その際に、またしてもミスを犯す事に。

その2へと続きます。

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