« 西武30000系38118Fの甲種輸送を撮影する | トップページ | 西武・電車フェスタ2016in武蔵丘検修場 その1 »

485系最後の国鉄特急色編成引退

6月19日のお話です。

先日、Y157記念列車に使用された、仙台車両センター所属の485系A1・A2編成。同編成は、485系最後の国鉄特急色編成であるが、この度、6月18日から19日にかけて行われた、ラストランイベントを以て、引退する事になった。

485系最後の国鉄特急色編成。そのラストランでは、東北新幹線開業前に、東北本線を走っていた各特急列車を再現する事になっており、「ひばり」「あいづ」「つばさ」と言った、昔懐かしいヘッドマークを掲出して運転されると言う。この中で、私は「つばさ」のヘッドマークがお気に入りであり、最後に、もう一度撮影しておきたいと思っていたのだが、来月に備えた引越しの準備の為、遠征を断念する事になってしまった。

そんな中、先日、阿武隈急行のA417系引退の記事に、写真をご提供していただいた、はやてさんが、今回も現地に出向き、485系A1・A2編成のラストラン列車を撮影され、画像をご提供いただいたので、弊ブログで、485系A1・A2編成の最後の雄姿を取り上げる事にしました。

S955a8518

仙山線 山寺~高瀬間を行く485系A1・A2編成の臨時列車9817M。(撮影:はやてさん)

今回のA1・A2編成のラストラン、2日目の19日に運転された「つばさ」は、前後の先頭車でヘッドマークのデザインが変更されており、仙山線基準で、山形方の先頭車は、御覧のように絵入マークが、そして仙台方の先頭車には、文字のみのヘッドマークが掲出されています。

S955a8536

仙山線 作並~熊ヶ根間を行く、485系A1・A2編成の臨時列車9818M。(撮影:はやてさん)

「つばさ」のヘッドマークを掲出し、仙山線内を走る485系A1・A2編成の雄姿を撮影していただいた、はやてさん、本当にありがとうございました。

さて、485系最後の国鉄特急色編成として、今回引退した、仙台車両センター所属の485系A1・A2編成は、今から10年ほど前、こんなカラーを纏っていた時代が有ります。

Img_d09280002_1_2

「あいづライナー」用に「あかべえ」カラーを纏った485系A1・A2編成。

今から10年ほど前、2006年から約4年間、磐越西線の「あいづライナー」用に、赤をベースにしたカラーに塗装変更。通称「あかべぇ」と呼ばれ親しまれたが、253系の東武鉄道直通列車への転用に伴い、同運用から撤退した485系A3・A4編成が、新たな「あいづライナー」専用車となった為、国鉄特急色に戻された。

Simg_7d10520_1

国鉄特急色に戻ったA1・A2編成は、2012年、「やまばと」のリバイバル列車にも使用された。

今回の485系A1・A2編成の引退に関しては、一部マスコミの報道で、「最後の国鉄特急色引退」とか、「最後の485系引退」等、一部に事実と反する報道が目立ちました。弊ブログをご覧の皆様は、そのような間違った事実を信じる方は居ないとは思いますが、最後に、485系の現状を簡単に触れておきたいと思います。

Img_d08150001_1

新潟車両センターに所属する485系3000番台車は、今でも現役を続けている車両が僅かに存在する。

国鉄時代の姿とは、だいぶ変わってしまっているが、新潟車両センターには、特急「いなほ」や「北越」に使用されていた、485系3000番台車が、今でも少しだけ残り、新潟~糸魚川間の快速列車に使用されている。

Simg_7d36646

高崎車両センターに所属する、お座敷電車「華」も485系の仲間。

また、首都圏を中心に、団体列車等で活躍を続けている、「華」や「ニューなのはな」と言ったお座敷電車も、車体こそ新製しているが、足回りは485系のシステムを流用しており、完全な485系の仲間。本来の特急型電車として運用されている車両は、僅かな両数にまで減ってしまったが、ジョイフルトレインになっている車両は、JR東日本管内に、全部で47両ある。しかし、ジョイフルトレインに改造された車両の中にも、今年8月には、幕張車両センター所属の「ニューなのはな」が引退する事になっており、485系一族に残された時間は、そう長くないのかもしれない。

この記事の写真は、特記以外、筆者撮影。

|

« 西武30000系38118Fの甲種輸送を撮影する | トップページ | 西武・電車フェスタ2016in武蔵丘検修場 その1 »

鉄道」カテゴリの記事

鉄道:JR東日本」カテゴリの記事

コメント

昨年3月の「北越」廃止で、国鉄色485系は一区切りしたつもりでしたが、やはり最後の1本も撮りたかったので、私も「つばさ」を撮りにいきました。はやてさんという方が撮った場所の上を通る道から撮っていました。

残る485系ですが、紹介されている3000番台の他、新潟地区には「きらきらうえつ」が走っており、糸魚川快速は毎日、「きらきらうえつ」は週末のみ運転ですが、どちらも切符さえ買えば乗ることができます。そしてどちらもデッドセクションを越える485系らしい走行をしています。ただ最近は電気が消えないことが多いようですが。

でも車齢も高いので突然廃止という日が来るのかもしれませんね。

投稿: GO | 2016/06/26 21:04

GOさん、コメントありがとうございます。コメント返しが遅くなりまして申し訳ございません。

485系A1・A2編成のさよなら運転。GOさんも、はやてさんのお近くで撮影されていたのですね。

新潟には、糸魚川快速の他、仰る通り、「きらきらうえつ」が走っていますね。「きらきらうえつ」に関しては、車体を新製したジョイフルトレインですので、本文中では、ジョイフルトレインの中に含めています。ただ、糸魚川快速の3000番台車も、「きらきらうえつ」も、足回りは老朽化しているでしょうから、GOさんが仰る通り、突然、廃止されてしまう事は、有り得ますね。

残った485系も、最後の車両パンタグラフを下ろすまで、機会が有れば、しっかりと記録していきたいですね。

投稿: TOMO | 2016/08/01 01:02

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/52372/63830232

この記事へのトラックバック一覧です: 485系最後の国鉄特急色編成引退:

« 西武30000系38118Fの甲種輸送を撮影する | トップページ | 西武・電車フェスタ2016in武蔵丘検修場 その1 »