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近江鉄道 赤電822Fを撮影する

5月20日のお話です。

昨年6月、西武鉄道のグループ企業である近江鉄道は、創立120周年を迎えた。120周年の記念行事として、近江鉄道は、西武鉄道の401系の面影を残す820系の822Fを、かつて西武鉄道や近江鉄道でも良く見られた赤電カラーに変更。6月16日より、営業運転に就いた。

赤電復活からおよそ1年。西武鉄道の話題を中心に取り上げているブログ、「ひがしむらやま551//」を執筆し、赤電が大好きなKUSUさんが、この822Fを、限りなく西武鉄道の411系時代に近付けた貸切撮影会を、5月21日に行う事となった。この日は、あくまでも撮影会で、822Fは営業運転に入らない。未だ、赤電になった822Fを撮った事が無い私としては、撮影会だけでなく、出来れば、本線を走行するシーンも撮影したい。

そこで、撮影会前日となる5月20日に、現地入りし、運用中の822Fを撮影する事にした。5月20日、822Fの運用は、翌日の撮影会に備えて、彦根12時44分着の列車で入庫となってしまう。早速、時刻表を使って調べてみると、東京8時00分発の「のぞみ207号」で名古屋まで行き、そこから「こだま633号」に乗り継ぎ米原へ。更に、米原からJRで彦根へ。そこから近江鉄道に乗り換えると、沿線で822Fの撮影が可能だと解った。早速、この列車で現地入りすることに。

「のぞみ207号」と「こだま633号」で米原へ。更に米原から新快速に乗り継ぎ彦根へ。10時25分、彦根駅に到着。駅のコインロッカーに荷物を預けた後、近江鉄道の乗り場へ向かう。1日乗車券を入手し、改札を入ると、ちょうど、私が乗車しようとしていた、米原からの貴生川行きが入線。100形の103Fだった。

西武鉄道の新101系を譲り受けた、近江鉄道100形。2017年6月現在、2両編成3本が運用に就いており、乗車した103Fは、現時点でのラストナンバー。旧西武281Fが種車となっており、車内に1歩足を踏み入れると、座席のモケットが青色になっている以外は、新101系時代そのもので懐かしさを感じた。10時36分、彦根駅を出発。とりあえず、事前に調べた結果、河辺の森駅付近が良さそうと判断し、この駅を目指す事に。103Fに揺られること30分。11時06分に、河辺の森駅に到着した。

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河辺の森駅に停車中の100形103F。

河辺の森駅。田園風景の広がるホーム1面の小さな無人駅は、2004年3月に開業した、近江鉄道では3番目に新しい駅である。目指す撮影地は、ここから5分ほど、八日市方面へ歩いた場所。撮影地へ向けて歩いていると、上り列車がやって来た。

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河辺の森駅付近を走行する800系806F。

上り列車としてやって来たのは、800系806F。滋賀県の名所や名産品をPRする「おいしがうれしが電車」として運行中の車両だった。

この後、少し歩いて撮影地に到着。ここで、埼玉方面からマイカーでやって来た、はやてさん、更に、私が徒歩移動中に撮影した806Fに乗車していた、もぎり屋さんと合流。およそ1時間後にやって来る822Fを待つ事に。水田地帯で、辺りには特にこれと言って何もない場所。一人なら、待ち時間は辛いが、三人で待つとなれば、待ち時間も飽きない。

12時05分、下りの貴生川行きが河辺の森駅に到着。この列車が、822Fの前に来る最後の列車である。とは言え、この区間は、1時間に1本しか列車が来ない為、この列車が、実は、撮影地に到着して最初の列車でもある。先行して、この地に入っていた、はやてさんの話では、この場所は水田に電車の車体が写り、水鏡が撮れるとのこと。早速、この列車で試してみたが・・・

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800系804Fによる貴生川行き。

旧西武401系423Fを改造した804Fによる貴生川行き。1時間前は順光だったこの場所も、1時間経過すると、太陽がちょうど真上になっており、御覧のように、車体の側面には陽が当らず、水鏡も微妙な感じ。

そこで、822Fの撮影を前に、踏切を渡って、線路の反対側に移動。822Fを待つ事にした。立ち位置を決めている最中に踏切が鳴りだし、背後から822Fが迫って来た。そして・・・

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820系822Fによる彦根行き。

赤電822F、そして水鏡。欲を言えば、あと1時間遅ければ、完全に車体側面にも陽が回り、更に美しい姿で撮れたと思うが、水田にもしっかり車体が写っており大満足。赤電の色に救われた。

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更に駅に近付いたところでもう1枚。

撮影後、もぎり屋さんと共に、はやてさんの車に乗り込み、撮影地から撤収。近江鉄道の撮影に来た筈なのだが、ここから、峠を越えて、違う場所へ行く事に。

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彦根の車庫で夜を明かす822F。

夜、彦根に戻って来た私達は、この日、彦根で一泊する人達と合流し、彦根駅近くの居酒屋さんで、赤電撮影会前夜祭を開催。そして、解散後、ホテルへ戻る際に、彦根駅の駅前から、車庫内にいる822Fを撮影してみた。

西武時代の姿に近付けた撮影会。822Fがどんな形になって、私達の前に現れるのか。ホテルへ戻っても、翌日の事を考えていたら、なかなか寝付けなくなってしまった。

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