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しなの鉄道 115系リバイバルカラー編成を撮影する その1

7月29日のお話です。

北陸新幹線の開業に伴い、JR東日本から並行在来線として経営移管されることとなった、信越本線の軽井沢~篠ノ井間、長野~妙高高原間を運営する、しなの鉄道。今年7月1日から9月30日に開催される、信州デスティネーションキャンペーンに合わせて、しなの鉄道を走る115系のうち、3編成を懐かしいカラーに塗り替えて運行する事になった。

懐かしいカラーに塗り替えられた115系。4月8日から、第一弾となる初代長野色が登場。第二弾となる湘南色が5月20日に登場。そして、第三弾としてスカ色が、7月29日から登場し、3編成が出そろう事になった。115系等、国鉄近郊型車両が大好きな私は、3編成出揃った時点で、一刻も早く、しなの鉄道に行こうと考えていた。スカ色が走り出す7月29日は、直前まで、非鉄の予定が入る可能性があったが、この予定がキャンセルとなった事から、スカ色初日に、しなの鉄道沿線へ出掛ける事にした。

今回、しなの鉄道沿線を訪れる際に、実は115系以外に、もう一つ、狙いたいものがあった。それは、長野駅と長野総合車両センター間で、回送列車担当の乗務員を輸送する列車を受け持つ、クモユニ143。今や、貴重な荷物電車の生き残り。色々と調べてみると、クモユニ143は、朝8時30頃、長野駅に入って来ると言う。では、この日の、初代長野色、湘南色の運用は・・・と思い、しなの鉄道のホームページに発表されている運用表を確認すると、初代長野色のS7編成は、長野駅7時55分発の小諸行きに入る他、日中も運転されている。一方、湘南色となったS3編成は、長野駅8時06分発の戸倉行きの後、夕方まで運用が無い。

となると、長野駅に7時40分頃までに着けば、115系とクモユニ143の両方が撮影可能となる。時刻表を調べてみると、東京からの北陸新幹線一番列車である「かがやき501号」に乗れば、間に合う事が判明。早速、モバイルSuicaを使って、「かがやき501号」の指定席券を購入した。

7月29日朝、5時20分頃、自宅を出発。萩山駅から多摩湖線に乗り込み、青梅街道駅~新小平駅への徒歩連絡を経て、武蔵野線・京浜東北線と乗り継ぎ大宮へ。10分の乗り継ぎ時間内に、朝食のお弁当も買って、無事に「かかやき501号」に乗り継ぐ事が出来た。「かがやき号」と言う事もあり、乗ってしまえば長野までノンストップ。7時38分、大宮駅から僅か56分、自宅を出てから約2時間20分で、長野駅に到着した。

さて、115系の撮影に・・・と行きたいところではあるが、外は雨。ここで有る事を思い出す。長野駅から約1キロ、裾花川に架かる橋梁が有名な撮影地となっている。しかし、この撮影地で上り列車を撮る場合、順光状態になるのは、夕方になってから。でも、この日は雨。であれば、この時間帯に行っても問題ない。早速、スマートフォンのナビで現地を特定。急いで、現地へ向かった。

7時55分、現地に到着。急いでカメラを取り出して、撮影準備に入る。そして、およそ1分後・・・

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初代長野色に塗り替えられたS7編成による、しなの鉄道の普通列車小諸行き6624M。

手元の時計で、7時56分。初代長野色になった115系S7編成による、小諸行き普通列車が裾花川の橋梁を通過して行った。初代長野色、このカラーが登場したのは、JRになってからの事。リバイバルカラーと言うのは、時代が・・・と思ったが、気付けば、このカラーが消滅してから既に20年以上経過しており、それだけ、自分も歳をとったのかと実感した。改めて、初代長野色を見てみるが、これはこれで、高原のさわやかなイメージも感じられ、良い色である。

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湘南色S3編成による、長野行き快速601M。

S7編成通過からおよそ1分後。小諸からの長野行き快速601Mが背後からやって来た。御覧のように、この列車は、リバイバルカラー第二弾、湘南色になったS3編成である。当初撮影を予定していた、戸倉行きの事しか考えていなかったので、ちょっと油断していたため、慌ててシャッターを切ったが、どうにか撮れた。

そして、雨が降り続く中、S3編成の折り返しを待つ事に。

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折り返し1626Mとして戸倉へ向かうS3編成。

8時07分頃のこと。S3編成が戸倉行き普通列車として折り返して来た。この撮影を以て、裾花川橋梁から撤収。今度は、クモユニ143を撮る為に、長野駅へ引き返す事に。

裾花川橋梁から、歩くこと10分少々。長野駅へ戻って来た私。この後、長野駅から、しなの鉄道に乗って、軽井沢方面へ向かう事から、まずは、長野駅のしなの鉄道の窓口で、長野~軽井沢間が乗り降り自由となる「長野・軽井沢フリーきっぷ」を購入する事に。北陸新幹線の金沢開業以前は、長野駅に、しなの鉄道の窓口は無かったと思うが、長野~妙高高原間が、しなの鉄道の北しなの線に転換されてから、このような窓口が設置されたのだろう。

無事、「長野・軽井沢フリーきっぷ」を購入し、このきっぷで入場。長野総合車両センターから来る、回送列車担当の乗務員を乗せたクモユニ143は、7番線のお隣、ホームの無い8番線へ入線する為、7番線へ向かう。お隣の6番線には、ある車両が停車しており、ホーム上の鉄道ファンは、殆どが、その列車にカメラを向ける中、私は無視して、7番線のホーム北長野方へ向かう。ホームの先端には、やはり、クモユニ143狙いと思われる方がお一人。

手元の時計で8時33分、前方に列車のライトを確認。早速、カメラを構える。しかし、現れたのは・・・

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長野駅8番線に入線する211系N314編成。

なんと、クモユニ143ではなく、長野総合車両センター所属の211系N314編成。115系とクモユニ143、掛け持ちで撮りたくて、朝一番の北陸新幹線に乗ってきただけに、211系が入って来た時は、ショックが大きかった。

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後追い。あれ?何かおかしい。

気を取り直し、振り向いて、走り去るN314編成をもう一度撮影する。撮った瞬間は気付かなかったのだが、落ち着いたところで、カメラの画像をチェックすると、このN314編成に違和感を感じた。それは、先頭のクモハ211と、最後部のクハ210の正面の行先表示器が異なる事。クモハ211はLEDだが、クハ210は幕式。ちなみに、このN314編成は、高崎車両センターから転属してきた車両で、高崎時代の編成番号はC11編成。更にC11編成と名乗る前は、A48編成だった。宇都宮線・高崎線普通列車へのグリーン車連結により、211系も編成替えを実施。A48編成は、サハ2両を抜き、同じくサハ2両を抜いたA18編成との間に、グリーン車2両を挟んでいた。この時、クハ210は中間に入ってしまった為、正面の行先表示器のLED化が見送られたのだろう。長野総合車両センターには、前後で行先表示器の仕組みが異なる211系が、何本か存在するようだ。

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クモユニ143の定位置に待機する211系N314編成。

クモユニ143の回送列車乗務員の送り込み列車を、211系が代走する事は、珍しい事ではないようで、転用前の事情により、このような姿となっている211系を撮れたと言う事を喜ぶ事にして、隣のホームから、クモユニ143の定位置に停車している211系を撮って、次の目的地へ向かう事にした。

この後、私は、しなの鉄道の軽井沢行きに乗車。戸倉へ向かう事に。この日お披露目となる、スカ色のS16編成の初運用は、戸倉10時32分発の軽井沢行き臨時列車。今から戸倉へ向かえば、朝の運用を終えて入庫した、湘南色のS3編成との並びが見られるのではないか?そう思ったのである。

9時42分、戸倉駅に到着する。ホーム上には、私と同じような事を考えている鉄道ファンが多数駆け付けていた。乗車してきた軽井沢行きの発車を待って、撮影を開始する。

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出番を待つスカ色のS16編成と、朝の運用を終えた湘南色のS3編成。

スカ色と湘南色の115系。御覧のように、隣同士と言う訳ではないものの、お互いのカラーが並んでいると言うのが解るような位置に留置されていた。人が多いので、手短に撮影を済ませて、ホームの長野方へ。

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ホームの長野方からも撮影する。

そして、ホームの長野方から撮ると、障害物はあるものの、左から湘南色・しなの鉄道オリジナル色・スカ色と、115系3色並びをしっかり撮る事が出来た。

この後、いよいよS16編成がホームへ横付けされる。その入替シーンを撮る為に、ホームの端で待機する事にした。

その2へと続きます。

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