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しなの鉄道 115系リバイバルカラー編成を撮影する その4

しなの鉄道の115系撮影記も、これが最終章となります。もう暫くお付き合いください。

保存中のクモハ169-6を撮影を終えてから、再び軽井沢駅より、115系S12編成による快速長野行きに乗車する。発車2分前だった事もあり、3両編成の車内は立ち客も出るほどであった。2駅目の信濃追分で降りるので、立っていても良いかと思ったが、車端部のロングシートに空席を見つけて腰を下ろした。

信濃追分では、駅から長野方向に15分ほど歩いたところにある撮影地へ行き、軽井沢へ向かう観光列車「ろくもん」を撮影する予定だった。雨は降っているものの、軽井沢駅滞在中は小降りだったので、何とかなるだろうと思っていたのだが・・・

軽井沢を出て8分、信濃追分駅に到着すると、なんと土砂降り。到着したホームには、上屋が殆ど無く、慌てて跨線橋へ避難するが、僅かな時間でびしょ濡れになるような激しい雨量で、とても撮影地に行けるような状況ではなかった。仕方なく、駅で小降りになるのを待つが、小降りになったのは、「ろくもん」到着のおよそ10分前。これでは撮影地に行く余裕が無い。仕方なく、下りホームの軽井沢方、南口付近にある乗車駅証明書発行機前に上屋があるので、そこで「ろくもん」を待つ事にした。

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信濃追分駅を発車する「ろくもん」。

15時38分頃こと。軽井沢行き「ろくもん」が、信濃追分駅を発車した。とりあえず、雨も小降りになったので、ホームに出て発車する「ろくもん」を撮影する事は出来たが・・・

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後追い。

やはり、駅撮りではなく、駅間の撮影地で撮りたかった。

この後、初代長野色と湘南色が、夕方の運用に就く事から、再び長野方面へ向かう事に。撮影後、最初にやって来た普通列車は小諸行き。2両編成での運転だった。先程の快速長野行きよりも空いており、ボックス席を1人で占領できる状態であった。

列車は、約15分で小諸に到着。ここで、小諸始発の長野行きに乗り換える。入線してきたのは、また2両編成の115系。2両編成から2両編成への乗り継ぎだったが、こちらもボックス席に座る事が出来た。入線直後は、ボックス独り占めだったが、やや遅れていた小海線の列車が到着すると、乗り換え客で一気に満席へ。

初代長野色編成、湘南色編成、どちらも、戸倉から出庫となるので、まず、戸倉までは行く必要がある。もし、その時点で、雨が上がっていたら、いったん、戸倉で下車し、車庫の周りを散策するのも悪くない。そう考えていたのだが、列車が戸倉に到着しても、外は雨。そこで、そのまま列車に乗り続け、一気に川中島まで行くことにした。

川中島駅。ここは、JR東日本が管理する、篠ノ井~長野間にあることから、今でもJRの駅となっているが、この日使用していた、軽井沢・長野フリーきっぷでも、乗り降り自由区間に含まれているため、途中下車が可能である。まだ、雨が降っているが、先ほどの信濃追分のような大雨ではない。ここでは、次の安茂里駅との駅間にある、犀川の橋梁を目指すことにした。

駅から歩くこと、およそ15分。犀川の河川敷に到着。早速、カメラを取り出すと、しなの鉄道線の上り列車がやってきた。

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115系5両編成による小諸行き668M。

夕方の運用に備えて、2両編成を増結し、5両編成で運転中の小諸行き668M。この列車の前3両は、御覧のように、長野色を維持しているS13編成が先頭。しなの鉄道に残る長野色の115系は、S13編成とS15編成の2本のみ。今回の遠征では、長野色で残っていた115系を2編成とも撮影する事が出来た。

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軽井沢からの普通列車長野行き2667M。

668M通過から、およそ20分後。軽井沢からの普通列車長野行き2667Mがやって来た。御覧のように、この列車も、長野色の編成。昼間、小諸駅で撮影したS15編成だ。時刻表を眺めてみると、S13編成による668Mと、S15編成による2667Mは、篠ノ井駅で並んだようで、S15編成の運用は解っていたのだが、S13編成の運用が解っていれば、篠ノ井駅で降りていたかもしれない。

ところで、しなの鉄道のホームページには、リバイバルカラー編成の運用が、1ヶ月毎に発表されており、その結果、3両編成の115系による行路が全て掲載されている。この日のS15編成は、8行路で動いていたようで、2667Mで長野に到着した後は、そのまま妙高高原行きとなり、北しなの線の運用に。また、668Mで運用していたS13編成は、7行路で動いており、朝は北しなの線の運用に就いていた。殆どの行路が、長野駅を境にして、終日南側または終日北側の行路となっているが、出入庫の関係で、南側・北側の両方を走る行路が、いくつか存在している。例えば9行路なら、午前中、北しなの線で、午後からは軽井沢にも入線する等、しなの鉄道全線を効率よく走り回るので、夏場なら、様々な撮影地で撮影する事が可能。こう言う行路にリバイバルカラー編成が入ると、1日中追跡したくなるかもしれない。

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115系S7編成による小諸行き670M。

2667M通過からおよそ1分後、今度は、上りの小諸行き670Mが祭川橋梁に差し掛かった。御覧のようにラッピングが施された編成だ。帰宅後調べてみると、この編成はS11編成で、今年1月より、リンゴの街として知られる飯縄町の情報発信と、しなの鉄道の利用促進を目的として、田窪恭治画伯の作品「イイヅナのリンゴ」をラッピングしたラッピング電車として運行されているとのこと。ラッピング電車の運行は、2018年1月下旬までの予定とのことで、晴れている日に、もう一度撮影したい編成だ。

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湘南色S3編成による快速長野行き605M。

670M通過から、およそ10分後、湘南色のS3編成による、上田からの快速長野行き605Mが、背後からやって来た。この列車、長野到着後、折り返しは、上田までノンストップの快速「しなのサンセット2号」となる。かつては、169系を充当していた運用で、169系時代は「しなのサンセット号」は、乗車整理券方式による座席定員制列車だったが、115系による運用となった現在では、ごく普通の快速列車となっている。しなの鉄道では、近い将来、座席定員制のライナー列車を復活させるため、中古車両を模索している事が、今年1月6日付のしなの毎日新聞で報じられている。早ければ、2017年度中にも、ライナー列車の運転を再開したいとしており、どんな車両で運転される事になるのだろうか。

そんな事を考えながら、「しなのサンセット2号」を待つ事に。待つ事およそ15分後。「しなのサンセット2号」として、湘南色のS3編成が戻って来たのだが・・・

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見事に被ってしまった。

無情にも、小諸からの普通列車長野行き669Mが来てしまい、見事に被ってしまった。

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鉄橋上で、669Mと並んでしまった、「しなのサンセット2号」。

タイミングの問題とは言え、このままでは自分自身、この結果に納得が出来ない。少しでも良い写真を撮りたい。ここで発想を変えて、鉄橋上で115系同士が並んだ瞬間が撮れないものか。そう思って、こんな並びを撮ってみた。。そして、更に振り向いて、S3編成を撮影する。

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S3編成を後追い。

この後、初代長野色のS7編成充当の上り列車がある。ここで気持ちを入れ替えて、S7編成を待つ事にした。

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S7編成他による小諸行き672M。

「しなのサンセット2号」通過から待つ事およそ15分。小諸行き672Mは、初代長野色のS7編成に、2両編成を増結した5両編成でやって来た。この日、S7編成の撮影は、これが3度目となるが、最後の最後で、2両編成を増結した混色編成が撮れた。

この後、もう1本、JRの列車を撮影したが、しなの鉄道の115系は、この672Mで終了とした。私は、再び、川中島駅へ徒歩で戻るが、河川敷から撤収する際、鉄橋上ですれ違う、しなの鉄道の115系を目撃した。すっかり暗くなったところに現れた2本の115系。鉄橋に差し掛かる際、警笛を一発鳴らして走り去る姿は、かつて各地で当たり前のように見られた115系そのもので、とても懐かしく感じられた。JR東日本に残る115系は、いよいよ終焉を迎え、風前の灯と言った感じになって来たが、しなの鉄道の115系に関しては、あと数年は頑張ってくれるだろう。今回は、お天気に恵まれず、終日、厳しい撮影条件の中で撮影に臨んだが、また改めて、しなの鉄道を訪れて撮影したい。そんな事を考えながら、川中島駅まで歩いて移動し、しなの鉄道の普通列車で長野駅へ移動。晩飯を食べた後、北陸新幹線、埼京線、武蔵野線と乗り継いで帰宅した。

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