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205系運行終了 世代交代が進む八高線・川越線

三連休の中日、7月15日のお話です。

「青梅線へ自然を探しに行こう!」ラッピング列車、青465編成を古里駅で撮影した後は、再び拝島駅へ戻って来た。

山手線へのE235系投入により、玉突で転用されている209系やE231系により、世代交代が進む八高線と川越線。先日、弊ブログで取り上げた205系ハエ81編成は、一足早く運行を終え、同線に残る205系は、ハエ83編成のみとなっていた。そのハエ83編成の編成番号札がラストランの特別仕様になり、69運行で走っているとのこと。拝島駅には、ハエ83編成が到着する約25分前に戻ってこれたので、その間に、駅構内の吉野家で昼食を摂り、この後の撮影に備える事にした。

お腹も満たされた後、八高線が発着する4番線へ。ハエ83編成の到着を待った。

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拝島駅に到着した、205系ハエ83編成。

14時30分、ハエ83編成による川越行きが、拝島駅に到着した。停車時間は1分しかない。まずは、到着後、正面から撮影。

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ラストランを伝える特別仕様の編成札。

ちょっと左端が切れてしまったが、205系をイメージしたキャラクターと、「ご乗車ありがとうございます」「ラストラン」と書かれた特別仕様の編成札である。なお、惜別の編成札は、八王子方の先頭車、クハ204-3003にも、別のデザインのものがあると言う。そこで、この電車に乗車し、拝島駅以外の駅で、もう一つの編成札を撮影する事にした。

撮影後、一番近いドアから乗車。車内を移動し、最後部車両へ向かう。乗車した川越行きは、この先、金子駅で八王子行きと交換する。そこで、金子駅の一駅手前である箱根ヶ崎駅まで、この列車に乗車。箱根ヶ崎駅発車時に、クハ204側の編成札を撮影する事にした。

ハエ83編成は、淡々と走り続け、およそ8分で箱根ヶ崎駅に到着。私はここで下車し、惜別編成札を撮影する事に。

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クハ204側の編成番号札を撮ってみたが・・・

走り去るハエ83編成。編成番号札だけ撮影してみたが、撮影時の立ち位置が悪かったのか、編成札の右側が切れてしまった。切れてしまった右側には、花束が描かれていると言うが、この画像からは花束が確認できず、撮影失敗。それでも、「ラストラン」の5文字だけは、はっきり写っているので、良しとしよう。

撮影後、私は改札口を出場。その後、再入場して、八王子行きに乗り込む事に。ハエ83編成の走行写真を撮るのだが、この日は、北八王子~小宮間の有名撮影ポイントである、石川踏切を目指す事にした。箱根ヶ崎駅から乗車したのは、八高線の新しい主役となりつつある、E231系3000番台。もちろん、私自身も初乗車なのだが、普段から、西荻窪で、中央・総武緩行線用のE231系を見ているせいか、車内に入ると、見慣れた光景で、新鮮味は薄れてしまう。

列車は、およそ15分で、石川踏切の最寄り駅である小宮駅に到着する。ここで、撮影地での水分補給用に、自販機でお茶を補充する。そして、スマートフォンのGoogleマップで石川踏切までのナビを設定して、現地へ向かう。石川踏切、私自身は、今回が二回目の訪問なのだが、前回訪れたのは、20年近く前の話。しかも、これまでの人生で、三回しか経験した事が無い、二日酔いが酷い日で、撮影結果はご想像の通り、散々な結果であった。ある意味、今回の訪問は、その時のリベンジとも言えるかもしれない。

ナビを頼りにしながら歩く事、約15分。石川踏切に到着。この時点で先客がお一人。ここで、ハエ83編成が戻って来るまで撮影を続けるが、先客の方とは、自然と「暑いですね。」という言葉が出るくらい、撮影地はとても暑く、列車が来るまでの時間は、踏切を渡った反対側にある日陰で過ごす事にした。

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E231系3000番台ハエ42編成による八王子行き。

現地到着後、最初にやって来たのは、E231系3000番台車、ハエ42編成による八王子行き。撮影日である7月15日現在、E231系3000番台は2編成が在籍しており、このハエ42編成は、2018年3月23日から営業運転に就いているとのこと。

このハエ42編成は、八王子到着後、すぐに下り列車として折り返して来たのだが、踏切を渡って反対側の木陰で涼んでいる最中に来てしまい、撮影に失敗してしまった。

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209系3100番台ハエ72編成による八王子行き。

続いてやって来た上り列車は、209系3100番台、ハエ72編成。この車両は、ちょっと変わった経歴の持ち主である。

209系3100番台は、2005年に八高線・川越線用として投入されたもので、4両編成2本が在籍している。この車両が登場するきっかけとなったのは、前年の2004年10月のダイヤ改正で、埼京線と東京臨海高速鉄道りんかい線との相互直通運転の拡大が実施され、JR東日本からは、205系が10両編成1本、増備する必要があった。しかし、ほぼ同時期に、八高線・川越線で運行されていた103系3000番台車及び3500番台車の置き換えも進んでおり、本来は、この103系を置き換え用とする予定だった205系を、そのまま埼京線へ投入する事になってしまった。一方、東京臨海高速鉄道では、70-000形の全編成10両化が進められ、編成の組み換えを行った結果、6両が余剰となってしまった。

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参考:東京臨海高速鉄道70-000形。

この余剰となった先頭車4両、中間車2両をJR東日本が購入。更に、不足するモハユニットを2両新製し、4両編成2本を構成。八高線・川越線用としたのが、209系3100番台車である。ちなみに、この日撮影したハエ72編成は、全車両が、東京臨海高速鉄道70-000形を編入した編成である。

さて、このハエ72編成による八王子行きが過ぎ去ると、すぐに下りの川越行きがやって来る。日中、八王子駅構内で留置されていた車両なので、これまでに私自身が目撃していない編成が来る事は間違いない。どんな車両が来るのか、ワクワクしながら待っていると・・・・

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209系3000番台ハエ63編成による川越行き。

やって来たのは、209系3000番台ハエ63編成だった。八高線・川越線用として1996年に新製配置された車両であるが、このタイプの車両に関しては、特に機器更新もされていない為、この先、置き換えの対象となる可能性もあることから、しっかり記録しておきたい車両である。

この頃から、太陽に雲が掛るようになり、暗くなってきてしまった。列車を待っているには、陽が当らない分、涼しくなってくるので有り難いのだが、撮影時には陽が出てもらいたい。そう思いながら列車を待つようになった。

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209系3100番台ハエ72編成による箱根ヶ崎行き。

手元の時計で16時33分、209系3100番台ハエ72編成が、箱根ヶ崎行きとして折り返してきた。2本しかない、東京臨海高速鉄道からの編入車が、レアな箱根ヶ崎行きで戻ってきたという事で、ここはしっかり撮影しておいた。

そして、この箱根ヶ崎行きが、小宮駅で、205系ハエ83編成の八王子行きと交換となるのだが、列車がやって来る気配が全くない。おかしいと思い、Twitterで調べてみると、なんとハエ83編成は、途中でドア故障を起こし、15分ほど遅れて運転しているとのこと。その間に、少しでも雲が動いて陽が出てこないかどうか、上空を眺めながら待つことに。

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205系3000番台ハエ83編成による八王子行き。

手元の時計で16時48分頃のこと。205系3000番台ハエ83編成による八王子行きが、石川踏切を通過して行った。約12分遅れでの通過だったが、その間に、雲が切れる事はなく、曇り空の下を205系は通過して行った。

この撮影を以て、石川踏切から撤収・・・と思ったが、調べてみると、この後の八王子行きが、新顔の209系3500番台車での運転とのこと。まだ撮影していない車両だったので、この八王子行きまで待つ事にした。

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ハエ83編成、折り返しは約8分遅れ。

209系3500番台車を待っている間、ハエ83編成が川越行きとして折り返してきた。八王子駅では、すぐに折り返してきたようだが、それでも、この時点で8分ほど遅れていた。

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209系3500番台ハエ52編成による八王子行き。

遅れていたハエ83編成と小宮駅で交換と言う形で、209系3500番台車ハエ52編成の八王子行きがやって来た。この209系3500番台車は、中央・総武緩行線を走る209系500番台車を、短編成化した上で、八高線・川越線用に転用改造したもの。ここでも、中央・総武緩行線時代と同じく、前面の色がE231系3000番台では銀だったのに対して、209系3500番台は白である。

この撮影を以て、石川踏切から撤収。小宮駅へ戻る事に。およそ15分ほど歩いて駅に到着すると、再び陽が出てきた。1時間前に、この状態だったら良かったのに。そう考えてしまった。

ハエ83編成は、この日を以て運用を離脱。パンタグラフを外され、7月23日午後、先に運用離脱していたハエ81編成と共に、双頭連結器付きのEF64 1030号機に牽引され、長野総合車両センターへ向かった。なお、八高線・川越線用の205系のうち、既に廃車回送されたハエ85編成は、長野総合車両センターで、何やら改造が行われているようで、どうやら、どこかへ譲渡される模様。今回廃車回送されたハエ81編成と83編成には、どのような運命が待ち受けているのだろうか。

なお、209系3100番台については、弊ブログ2005年4月25日付記事TWRからJRへ 209系3100番台登場!も合わせてご覧ください。

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