« 東急池上線で7700系と出会う | トップページ | 西武101系259Fが赤電カラーとなって出場 »

秩父鉄道 ELパレオエクスプレスを撮影する

東京から一番近いSL列車と言われている、SL列車「パレオエクスプレス」を運行している秩父鉄道。

週末を中心に、C58 363号機が12系客車4両を牽引し、熊谷~三峰口間を、およそ2時間半で結んでいるが、C58 363号機が、故障を起こし、9月28日から、SL列車としての運行が不可能となってしまった。

秩父鉄道は、9月28日から30日までの「パレオエクスプレス」を、電気機関車が牽引する「ELパレオエクスプレス」として運行する事を発表。既に発売された指定席料金は、払い戻しをする事で、特別料金不要の客車列車として運行する事になった。SLも嫌いではないが、個人的には、SLよりも電気機関車の方が好き。代走はいつまで続くか解らない。そう思ったら、撮影に行きたくなってしまった。

台風24号が近付いている、9月29日のこと。天気は良くなかったが、秩父鉄道沿線へ出向き、「ELパレオエクスプレス」を撮影する事にした。向かったのは、熊谷に程近い武川駅周辺。天候が悪化する前に、撮影を済ませてしまうという作戦である。駅から歩いておよそ10分ほど。武川~永田間の有名撮影地へ向かう。線路沿いの道を歩いていると、草が伸び放題。これは撮れないんじゃないかと不安に思いながら歩いていると、突然、草が100メートルぐらい刈られている場所を発見。これだけ刈られていれば、撮影には全く支障ない。しかも、悪天候だったからか、有名撮影地でありながら、誰も来ていなかった。有り難い事である。

Simg_7d65362_1

武川~永田間を行く「ELパレオエクスプレス」

手元の時計で10時35分頃のこと、デキ504が牽引する「ELパレオエクスプレス」が、ゆっくりした速度で、この地点にやって来た。デキ504は、今年5月に、御覧のようなピンク色に塗装変更され、広瀬川原車両基地の公開イベント「わくわく鉄道フェスタ」で初お披露目となって以来の撮影となったが、このような悪天候でも、このカラーは、とても良く目立つ。

Simg_7d65365

最後尾には、デキ201を連結。

そして、すぐ背後にある踏切まで移動して、後追いも撮影。最後尾には、広瀬川原車両基地~熊谷間の回送列車を牽引したデキ201が、そのまま連結されており、この事からも、折り返しの上り列車は、デキ201が牽引するのは確定的で、こちらも魅力的ではあるのだが、この日は午後から別の予定が入っており、上り列車の撮影はせず、このまま秩父鉄道沿線から撤収と言う事にしたのだが、せっかく、熊谷貨物ターミナルへ通じる三ヶ尻線が分岐する武川まで来たので、貨物列車も一緒に撮りたいと、可能な限り、撮影地に留まったのだが、どうやら、太平洋セメント熊谷工場の定期点検と重なってしまったようで、貨物列車は、石炭列車も含め運休とのこと。そんな事も知らず、この日は、武川駅の一駅手前、明戸駅から歩いて、三ヶ尻線の様子を見ながら移動したのだが、貨物列車とは出会う事はなかった。しかし、石炭列車のスジを利用し、熊谷貨物ターミナル方面へデキが向かったのは見ていたので、お昼過ぎに武川駅に到着する石炭列車の到着まで待ってみたところ・・・

Simg_7d65392

熊谷貨物ターミナルから戻って来たデキ301。

12時19分頃のこと。三ヶ尻線の線路上を、デキ301がやって来たのだが、御覧のように、貨車は連結されておらず、機関車のみ。

Simg_7d65396

後追い。このまま武川駅へ。

デキ301は、武川駅に到着した後、すぐに三ヶ尻線の線路上まで引き上げてきたが、そのまま構内の機関車留置線へ入庫してしまった。

撮影後、ふと、カメラのモニターを見ていると、違和感を感じた。それは、機関車のパンタグラフである。この時期、秩父鉄道の機関車のパンタグラフは、片側のみを使用しているのだが、通常は、羽生方のパンタグラフを使用している。しかし、このデキ301は、三峰口方のパンタグラフを上げている。

後日、この事を、西武秩父駅近くにある鉄分の濃い焼鳥店、やきとり「省松」のご主人にお聞きしたところ、単機の回送列車や入替の時は、どちらのパンタグラフを上げるか決まっていないそうで、その時の都合で、使いやすい方を上げるんだとか。そう言われてみると、2012年5月に撮影した重単も、三峰口方のパンタグラフを上げていた。

この撮影を以て、この日の秩父鉄道の撮影は終了。武川駅から上り列車に乗り込み、次の目的地へ向かった。

さて、10月に入り、秩父鉄道から、「パレオエクスプレス」に関する続報が入って来た。C58の修理には、相当な時間がかかるとのことで、10月と11月の「パレオエクスプレス」は、全て電気機関車での牽引が決定した。そして、Twitterの書き込みを見ると、いずれはヘッドマークも用意されるようにも見えた。

10月最初の週末は三連休。日本海側は台風25号が接近していたが、幸いな事に関東地方は、晴天に恵まれた。そこで、三連休初日の10月6日に、もう一度、秩父鉄道沿線を訪れ、「ELパレオエクスプレス」を撮影してみた。

Simg_7d65519

御花畑~影森間を行く「ELパレオエクスプレス」

下り列車は、私が西武秩父駅に到着した時点で、御花畑駅からの下り列車が、30分以上無い時間帯だった事もあり、影森駅方面を目指して歩き、適当に見つけた場所で撮影。牽引機は、前回同様、デキ504とデキ201で、今回、走行中のデキ504を、初めて、順光で撮る事が出来た。

Simg_7d65538_1

波久礼駅を通過する「ELパレオエクスプレス」

折り返しの上り列車は、順光で撮れる場所が、波久礼駅しか知らない事もあり、波久礼駅へ。元国鉄101系を譲り受けた1000系が、懐かしいカラーとなって走っていた頃は、この場所にも多くの撮り鉄さんが訪れていたのだが、この日、この場所で「ELパレオエクスプレス」を撮影したのは、私一人だけであった。かつての賑わいを知っているだけに、ちょっとビックリしてしまったが、のんびり撮影出来たことは有り難かった。

|

« 東急池上線で7700系と出会う | トップページ | 西武101系259Fが赤電カラーとなって出場 »

鉄道」カテゴリの記事

鉄道:秩父」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/52372/67254013

この記事へのトラックバック一覧です: 秩父鉄道 ELパレオエクスプレスを撮影する:

« 東急池上線で7700系と出会う | トップページ | 西武101系259Fが赤電カラーとなって出場 »