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第三浜名橋梁を通過する東海道本線の普通列車を撮影する

10月27日のお話です。

この日、私は、西武鉄道の新型特急車両、001系の甲種輸送を撮影するため、東海道本線の第三浜名橋梁を臨む事が出来る、西浜名大橋を訪れていた。この西浜名大橋の最寄り駅となるのは、東海道本線の弁天島駅。浜松駅から東海道本線の普通列車に乗り込み、名古屋方面へ向かって3駅目の駅である。

JR東海が管理する東海道本線のうち、浜松~豊橋間は、静岡方面から来る列車と名古屋方面から来る列車が入り組み、静岡車両区、大垣車両区、どちらの車両も見る事が出来て、車両運用の面で見ても、とても面白い区間と言える。

私は、甲種輸送が通過する、およそ1時間半前から、西浜名大橋で待機していた。お目当ての車両が通過するまでの間、1時間以上待つのは辛い事も多いのだが、JR東海の在来線車両が好きな私にとって、この場所は、飽きることなく待つ事が出来た。

そこで、今回は、この待ち時間の間に撮影した、普通列車の写真(主に上り列車)をご紹介していきたいと思います。

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大垣車両区所属の311系G11編成による、普通浜松行き5936M。

現地に到着して、最初に通過した普通列車が、この浜松行き5936M。この列車は、豊橋始発浜松行きとして運転されているが、充当されていたのは、大垣車両区に所属する311系G11編成。弊ブログでは、これまでにも、311系の事は触れているが、改めて簡単に触れると、311系は、211系5000番台をベースに、1989年から1990年にかけて製造した近郊型車両で、金山総合駅開業に伴う、東海道本線豊橋~大垣間の快速列車増発用として製造されている。JR東海の近郊型車両として初となる、時速120キロでの運転が可能な車両で、1999年に313系が登場するまでは、新快速運用が中心の花型車両であった。今では、普通列車が主体の運用となっているが、それでも、細々と新快速運用が残されているのは、デビュー当時を知っているだけに嬉しくなる。

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静岡車両区所属の313系2500番台T16編成による、普通掛川行き938M。

続いてやって来た上りの普通列車は、掛川行き938M。この列車も、豊橋始発の列車であるが、静岡車両区に所属する313系2500番台、T16編成が充当されていた。この区間を走る、静岡車両区の車両は、211系、313系どちらもロングシート車で統一されており、所属車両のおよそ9割が転換クロスシート車両と言う、大垣車両区の車両とは対照的である。青春18きっぷ旅行者には、「修行」と呼ばれ嫌われがちなロングシート車であるが、混雑時に、ボックスシートで窮屈な思いをして座るよりは、ロングシート車両の方が良いかなと私自身は思っている。(意見には個人差があります)

ちなみに、静岡車両区に所属する313系のうち、3両編成は、2500番台のT編成と、2600番台のN編成があるが、外観上の違いは殆ど無く、2600番台のN編成は、列車本数が少ない身延線や御殿場線での運用に備えて、発電ブレーキが搭載されているのだが、運用の都合で、2500番台も御殿場線に入線したり、2600番台が東海道本線を走る事もある。

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静岡車両区所属の211系5600番台SS11編成による、普通浜松行き940M。

続いてやって来た上りの普通列車は、浜松行き940M。この列車も、豊橋始発の列車であるが、静岡車両区に所属する211系のうち、クモハが身延線の低断面トンネルに対応した5600番台車で構成されている、SS11編成。静岡車両区に所属する、3両編成の211系には、SS編成とLL編成があり、SS編成は、静岡地区用として新製したクモハ211とモハ210に、神領車両区から転用されてきたクハ210を繋げて構成されている。元々、211系5000番台車は、トイレなしで製造されたが、中央西線の快速列車に、トイレ設置を望む声が多くあった事から、トイレつきのクハが製造され、神領車両区に配属されていた既存の車両と差し替え、捻出されたクハが静岡地区用に新製された、クモハ211とモハ210に繋がれSS編成が誕生した。この車両も、ロングシートと言う事で、青春18きっぷ愛好家の皆さんには、「修行」と表現される事になるが、211系に関しては、更にトイレも設置されていない為、長距離を移動する時には、あまり乗りたくない車両と言えるかもしれない。

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静岡車両区所属の211系5000番台LL20編成による、普通豊橋行き5937M。

上り列車と比較すると、突然後ろから来るため、下り列車の後追いは、なかなか上手く撮れなかったが、ようやく下り列車の後追いで、この5937Mが上手く撮れた。先程の940Mと同じく、211系の3両編成であるが、こちらは、全車両5000番台車のLL20編成。LL編成は、静岡地区に残っていた113系・115系を置き換えるため、大垣車両区への313系投入により、捻出された211系を玉突で静岡車両区へ転属させたもの。身延線の低断面トンネルに対応していない為、クモハ211の車番に菱形のマークが付いていないのが、SS編成との外観上の大きな違いとなっている。

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大垣車両区所属の313系0番台Y11編成他による、普通浜松行き942M。

静岡の車両が続いていた上り列車だが、ここへ来て、再び大垣の車両が登場。1999年に登場した313系0番台を2本つないだ8両編成だが、この列車も豊橋始発浜松行き。311系に代わって、快速列車の主役として活躍した313系0番台車だが、6両固定編成の5000番台車が登場した今では、各駅停車主体の運用になっている。

この942Mが、甲種輸送通過直前の普通列車で、西武の新型特急001系とほぼ同じ長さである8両編成で来てくれたのは、とても有り難かった。

そして、甲種輸送通過後、私は足早に弁天島駅へ。001系の甲種輸送を更に追跡した。

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