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さよならタラコ色 塗装変更前のいすみ鉄道キハ52を撮影する その1

約1か月前、5月11日のお話です。

旧国鉄の特定地方交通線である、JR東日本の木原線を引き継いだ、第三セクターのいすみ鉄道。この路線の魅力は、なんと言っても、JR西日本から購入した、キハ52とキハ28を使った観光列車。のんびりと走る姿は、まさに昭和の世界と言っても過言ではない。

2両の国鉄形車両のうち、2011年4月から運行されているキハ52は、当初、国鉄気動車標準色で運行されていた。しかし、2014年3月に、首都圏色へのお色直しを実施。以後、このカラーで運行を続けてきたが、2020年に予定されている定期検査に必要な費用を、2018年6月12日の定時株主総会を以て、いすみ鉄道の社長を退任した、鳥塚亮氏が理事長を務めるNPO法人「おいしいローカル線を作る会」が、クラウドファンディングを使って募集したところ、約1週間で目標額が達成。そして、この度、キハ52が、国鉄気動車標準色に戻されることとなった。

首都圏色から再び気動車標準色へ。首都圏色(通称:タラコ)での運行は、5月12日が最後となる。そう言えば、首都圏色のキハ52が、キハ28と連結して走る姿は、撮っていなかったのではないか。後に撮影していた事が判明したものの、この時点では、撮っていなかったと思いこんでいた為、撮影に行くことに。5月11日、私は、いすみ鉄道沿線へ出掛ける事にした。

当日朝、私は東京駅八重洲口から、10時ちょうどに出発する、御宿・安房小湊行き高速バスに乗り込み大多喜を目指す。御宿・安房小湊行きの高速バスは、京成・小湊・鴨川日東の三社による共同運行で、御宿までは1日6往復の運行となっている。大多喜までは、東京駅から1時間20分。運賃は1850円で、鉄道より安く、そして早い。この日も、いすみ鉄道の城見ヶ丘駅に近い、大多喜のバス停には、定刻通り11時20分に到着した。

キハ52とキハ28による急行列車は、3月16日に実施されたダイヤ改正により、本数が削減され、この日1本目の急行は、大多喜11時50分に発車する、大原行きの急行2号。一発目の撮影は、大多喜バス停から、歩いて10分ほどのところにある、第三夷隅川橋梁。季節柄、草も伸びていたが、どうにか撮影出来そうな感じ。10分ほど待つと、急行列車がやって来た。

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第三夷隅川橋梁を行く、大原行き急行2号。

キハ28を先頭に、大原を目指す急行列車。塗装が変更される、タラコ色のキハ52は、2両目の車両であるが、先頭に立つキハ28にも、「祝 塗替」と書かれたヘッドマークが掲出されていた。

この後、大多喜バス停近くの「すき家」で昼食を摂った後、大原から折り返してくる急行1号を撮影する事に。列車に乗って移動するほど、時間的な余裕が無い為、「すき家」から、歩いて10分ほどのところにある、小さな踏切。ここで、大原から戻って来る、急行1号を待つ事にした。

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上総中野を目指す急行1号。

この踏切に辿り着いてから、およそ20分。13時02分頃になるが、大原からの急行1号がやって来た。この列車は、この日の主役でも有る、キハ52が先頭に立っている。ちなみに、キハ52には、御覧のように、かつての四国島内を走る急行列車を彷彿とさせるような、丸型のヘッドマークを掲出していた。

この後、私は、徒歩で城見ヶ丘駅へ移動。ここから、上り列車の大原行きに乗り込み、国吉駅へ移動する。

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城見ヶ丘駅に進入する、大原行き普通列車。

大原行きとして入線してきたのは、キハ20 1303号車。昔懐かしいカラーの車両であるが、実は、この車両が、いすみ鉄道の最新鋭車両。国鉄キハ20をモチーフにした、いすみ350形と、基本的には同型の車両である。

撮影後、急いでキハ20 1303号車に乗り込む。車内は、いすみ350形と同じ仕様であるが、元々、国鉄のキハ20形気動車をモチーフにしているだけに、座席のモケットも国鉄風。外観・車内共に、どこか懐かしさを感じさせる車両だった。

列車は、8分ほどで国吉駅に到着。ここで、下り列車との交換待ち合わせの為、3分間停車する。私は、構内踏切を渡って下りホームへ。

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国吉駅に到着した、キハ20 1303。

停車時間を利用して、下りホームから停車中のキハ20を撮影する。そして、その直後、下りの大多喜行きが到着した。

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いすみ350形による大多喜行きが到着。

入線してきた大多喜行きは、やはり、国鉄キハ20をモチーフにした、いすみ350形。よく見ると、先頭のいすみ352には、「急行ファイトネス」のヘッドマークが掲出されている。いすみ352は貸切車両のようだ。

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いすみ352+いすみ351の横を、キハ20 1303が通り過ぎる。

大多喜行きの到着と入れ替わりに、キハ20による大原行きが発車。ホームの大原方先端付近から、いすみ350形とキハ20と言う、国鉄キハ20顔同士の並びを撮影した。

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そして後追い。こちらは順光。

いすみ350形とキハ20と並びを撮影も終えたので、この後は、鉄道写真家、中井誠也先生お気に入りの第二 五之町踏切へ移動しようと思ったのだが、ここで、ある事に気付き、このまま国吉駅に留まる事に。

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国吉駅で保存中のキハ30 62。

とりあえず、国吉駅で保存中のキハ30を撮影した後、駅のホームでのんびり、その瞬間を待つ事にした。

その2へと続きます。

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