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西武101系257F 廃車回送前の5日間を追跡する その1

2月28日、西武多摩湖線で長年走り続けてきた101系257Fが、横瀬車両基地への帰らぬ旅に旅立ってしまった。

257Fは、1980年に所沢車両工場で製造され、当初は池袋線・西武秩父線で使用されてきたが、翌1981年には、新宿線の主力3ドア車である701系との併結改造を行った後、新宿線系統の路線で使用されてきた。1998年には、西武多摩湖線、国分寺~萩山間でのワンマン運転開始に合わせて、ワンマン運転対応工事が行われ、以降、2020年2月26日までの約21年間、ほぼ多摩湖線一筋で活躍してきた。多摩湖線沿線住民である私にとって、同時期にワンマン改造を受けた259F、261Fと合わせて、この20年間で一番多く乗車した西武鉄道の車両と言っても過言ではない。それだけに、今回の257Fの廃車の一報は、昨年秋頃からの動きを見ていると、予想はできていたのだが、いざ旅立ってしまうと、長年の相棒を失ったような気持ちになった。

計画的な休車をかけたり、モハ257の故障した側面方向幕が、修理されずにそのままだったり、運用が日々入れ替わったりと、入場中の263Fが戻ってくれば、いつ運用路離脱してもおかしくないと思うようになったこともあり、2月23日からは、可能な限り、257Fにカメラを向けていた。今回は、257Fの惜別企画として、廃車回送前、最後の5日間の記録を取り上げていきたいと思います。

まずは、2月23日。お天気も良く、温かな陽気に誘われて、私は自転車で外出。257Fにカメラを向けてみた。

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八坂~武蔵大和間を行く、101系257F。

この日、最初に向かったのは、八坂~武蔵大和間にある八坂3号踏切。自宅から自転車で10分少々。現地に到着すると、撮影者の姿はなく、落ち着いて撮影に臨むことができた。

定番撮影地での撮影後は、自転車を八坂方向へ走らせ、八坂駅との中間地点にある東村山中央公園へ向かう。この日の257Fは、午後から、萩山~西武遊園地間の折り返し運転に入ることが解っていたので、午後の運用に備えた、公園内での撮影地探しが狙いだった。適当に公園内を視察した後、多摩湖線の線路を跨ぐ歩道橋へ。ここで、折り返してきた257Fを動画で撮ってみた。


東村山中央公園の真横を通過する257F。(注:動画ですので音が出ます! )

八坂~武蔵大和間のほぼ中間地点だけに、場所柄、スピードも出ており、走り去る101系のモーター音を聞いていたら、ここは動画を録ることでモーター音も残したいと思い、スマートフォンのカメラを動画モードにして撮影してみた。

この後、私は、257Fの動きに合わせて萩山駅へ。

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萩山駅1番ホームに入線する257F。

本当は一橋学園~青梅街道間、小平市役所付近で撮影したいと思っていたのだが、実は私自身が列車の時刻を見間違っており、自転車では間に合わなくなってしまい、急遽、萩山駅へ。この列車の後、257Fは、暫くの間、萩山~西武遊園地間の折り返し運用に入ってしまう。

せっかく駅構内に入場したので、暫くの間、萩山駅で257Fを撮影することにした。

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2番ホームに入線する257Fの上り萩山止まり。

1・2番ホームの拝島・西武遊園地方の先端から、2番ホームに入線する257Fの萩山止まりにカメラを向けてみた。後方、留置線に停車している赤電は、1月の甲種輸送で多摩川線から戻ってきた253Fである。

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到着した257Fは、すぐに西武遊園地行きとなって折り返す。

入線シーンを撮り終えた後は、ホームを40メートルほど進んで、1番ホームに停車中の国分寺行きとの並びを撮る。タイミングよく、1番ホームに到着したのは、1998年の国分寺~萩山間のワンマン運転開始時にワンマン仕様に改造された259F。257F、更には261Fとともに、長年、多摩湖線を支えてきた車両だが、259Fは2018年10月、御覧のように赤電カラーとなって出場。デジタル列車無線の工事も受けており、もう少し、多摩湖線で活躍する姿を見ることが出来そうである。

この後、再び自転車で東村山中央公園へ。公園内から257Fを撮影することにした。

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東村山中央公園内から、走り去る257Fを撮影する。

公園の中央広場から近い場所で、午後の下り列車を撮るのに良い場所を発見。この場所で、今度は赤電も撮影してみたくなった。後日、この場所で狙ってみよう。

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同じ場所で、折り返しの萩山行きも撮影してみた。

西武遊園地から折り返してくる萩山行きも、この場所で撮影してみた。

公園での撮影を終えた私は、再び多摩湖自転車道を武蔵大和駅方向へ。空堀川沿いの遊歩道へ向かった。

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見頃を迎えていた河津桜と257Fの組み合わせを撮影してみた。

空堀川沿いの遊歩道の河津桜が見頃を迎えており、河津桜と257Fの組み合わせを撮影してみた。

この撮影を以て、いったん帰宅し、自宅で昼食を摂った。そして、夕方、今度は電車に乗って一橋学園駅へ。もう20年以上前のことになるが、小平市学園東町の職場で働いていた私にとって、一橋学園駅周辺も思い出の場所である。この駅の周辺で、257Fをもう一度撮りたいと思い、駅の周辺で何枚か撮影してみた。

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一橋学園駅に進入する257F。

この時間帯、257Fは、国分寺~萩山間の折り返し運用に入っていたので、日没後も、交換シーンなどを中心に撮影を続けた。

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259Fとの交換シーン。

何度か挑戦して、ようやく撮れたのが、赤電カラーを纏う259Fとの交換シーン。長年、多摩湖線を支えた両編成の並びを撮り終えた私は、国分寺から折り返してきた257Fで一橋学園を後に。タイミングよく、西武遊園地行きとして折り返してきたので、そのまま、自宅最寄り駅である八坂駅まで乗り通すことが出来たのは、有り難かった。

その2へ続きます。

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