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西武40000系40153Fの甲種輸送を撮影する

およそ三週間前。8月22日から23日にかけてのお話です。

新型コロナウイルスの影響か、西武鉄道からは、未だに2020年度の鉄道事業投資設備計画が発表されていないが、今年度の新製車両第1弾となる40000系ロングシート車、40153Fが製造メーカーである川崎重工業の兵庫工場で落成し、8月20日から23日にかけて甲種輸送が実施された。

今年度最初の新製車両という事で、8月22日と23日の2日間、40153Fの甲種輸送の撮影に臨むことに。まずは22日であるが、この日は横浜羽沢駅までの輸送という事で、午前中が勝負となる。

8月22日朝、6時40分頃に自宅を出発。萩山駅から国分寺・新宿・戸塚と経由し茅ケ崎へ。ここから平塚駅行きのバスに乗り込み、目指したのは、これまでに40000系の甲種輸送の撮影では何度か訪れている馬入橋。出来るだけ密を避ける場所は、ここしか思い付かなかった。9時15分頃、馬入橋に到着。この時点で撮り鉄さんの姿はそれほど多くなく、安心して撮影場所を確保することが出来た。

現地到着から約25分。9時40分頃になるが、40153Fの甲種輸送列車が、相模川の鉄橋に差し掛かった。

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相模川を渡るEF210-105号機+40153F。

この日、40153Fの甲種輸送の牽引を担当したのは、吹田機関区に所属するEF210-105号機。EF210の100番台車は、新鶴見機関区にも配属されており、首都圏でもよく目にする機関車であるが、100番台車のうち、初期に製造された108号機までは、パンタグラフが下枠交差型を採用しており、この106号機も、御覧のように下枠交差型のパンタグラフが搭載されている。

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近付いてきたところで、更にもう一度。

下枠交差型パンタグラフ搭載の100番台車という事で、若干気をよくした私は、更に近付いてきたところで、もう1枚撮影してみた。

馬入橋での滞在時間は約30分で終了。この後は、バスで平塚駅へ出て、いったん、甲種輸送の撮影から離れることに。そして昼過ぎ。横浜羽沢駅に停車している40153Fを撮るため、相模鉄道とJR東日本との直通列車に乗り込んで、羽沢横浜国大駅へ向かう。昨年11月、JR東日本と相模鉄道との相互乗り入れ運転が開始され、横浜羽沢駅に隣接した場所に。JR東日本と相模鉄道との共同駅となる羽沢横浜国大駅が開業。横浜羽沢駅へ行き易くなった。

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荷物列車用のホームに横付けされた40153F。

炎天下の下、横浜羽沢駅を跨ぐ跨線橋を歩いていくと、お目当ての40153Fが荷物列車用のホームに横付けされているのを確認。柵越しにカメラを構える。既にEF210の姿はなく、明日は違う機関車の出番となりそう。この日の甲種輸送の観察は、横浜羽沢駅で終了。隣接する、羽沢横浜国大駅から、埼京線直通の列車に乗り込み、次の目的地へ向かった。

翌日。いよいよ40153Fが西武線の線内へ入線する。朝6時半に起床し、Twitterで情報を収集する。すると、横浜羽沢駅からは「カラシ」の愛称で親しまれている、EF65 2127号機が牽引しているとの書き込みを発見。ネタガマの登板という事で、沿線の各撮影地の混雑は目に見えている。そこで、予定を変更し、武蔵野線の線内での撮影はせずに新秋津へ直行することにした。

自宅を7時50分頃出発。久米川駅まで歩いた後、久米川駅北口から西武バスの新秋津駅行きに乗り込み、約15分。秋津文化センターと言うバス停で下車。バス停近くの陸橋には、40153Fの到着を待つ、撮り鉄さん達の姿が、この時点でも数名確認できた。早速、私も陸橋上へと向かい、撮影場所を確保。最初は、余裕が有ったこの場所も、時間の経過とともに、人が増えてきたので、次のバスでは、撮影場所を確保できなかったかもしれない。8時50分頃、トンネルの出口からEF65 2127号機の姿を確認。近付いてきたところを待って撮影を開始する。

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新秋津の受渡線へ入線するEF65 2127号機+40153F。

まずは、受渡線へゆっくりと入線するシーンを撮影。その後、陸橋上から40153Fが過ぎ去るのを、肉眼でじっくりと眺めた。



この後、いつもの観察場所へ徒歩で移動する。牽引機がネタガマだったという事。そして、今年度最初の新製車両の到着と言う事もあり、人出が多いように感じられた。

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40153Fから切り離されたEF65 2127号機。

入線シーンを撮影した陸橋から、急いで移動したのだが、横浜羽沢から牽引を担当してきたEF65 2127号機は、速やかに切り離され、機関車の切り離しシーンを見ることは出来なかった。そこで、今度は、西武線線内の牽引を担当する263Fと、EF65との並びを撮ろうと企んだのだが、季節柄、草が伸び放題となっており、なかなか撮影出来そうな場所を見付けられない。

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EF65 2127号機と263Fとの並び。

試行錯誤を繰り返しながら、どうにか良い場所を発見。263FとEF65 2127号機。EF65が一旦移動したことで、両者の頭がピッタリ揃ってくれたので、この並びが撮れたのは嬉しかった。

この時点で時刻は9時を10分ほど過ぎていた。過去の例で行くと、新秋津までの牽引を担当してきた機関車は、9時25分頃に、新座貨物ターミナル方面へ向けて走り去ることになっており、このシーンを動画で撮っておこうと考えていた。そこで、陸橋の歩道へ移動し、その瞬間を待つことにした。


新座貨物ターミナル方面へ走り去るEF65 2127号機。(注:動画なので音が出ます)

9時26分。役目を終えたEF65 2127号機が、新座貨物ターミナル方面へ向けて走り去った。それから5分後のこと。

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263Fの入替がスタート。

40153Fの1~5号車までの輸送に備えて、263Fの入替がスタート。いったん、新秋津駅方向に引き上げる263Fを撮影した後、私は、40153Fが見える位置へ移動。連結作業を動画で撮影することにした。


40153Fと連結する263F。(注:動画なので音が出ます)

9時40分頃のこと。263Fがゆっくりと40153Fに近付き連結された。

この後、1回目の輸送に向けて、5号車と6号車との間の切り離し作業が行われた。そして、10時25分頃、40153fの1~5号車までの5両が、263Fに牽引されて、小手指車両基地へ向かった。

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263Fに牽引され、小手指車両基地へ向かう40153Fの1~5号車。

40153Fの1~5号車を見送った私は、徒歩で秋津駅へ移動。下り列車に乗り込み所沢方面へ向かう。タイミング良くやって来た飯能行きに乗り込むと、所沢駅で263F+40153Fの1~5号車を追い越すことが出来た。次の西所沢駅で下車し、甲種輸送の通過を待つことに。

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西所沢駅に進入する263F+40153Fの1~5号車。

11時00分頃のこと。263Fに牽引された40153Fの1~5号車が西所沢駅に差し掛かった。私は3番ホームの中程から、まずは進入シーンを撮影。

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走り去る後ろ姿も撮影。

その後、ホーム上を歩いて、走り去る後ろ姿も撮影。5号車の連結面が本線上で見られるのも、甲種輸送時ならではの光景。ここはしっかりと撮っておきたかった。

撮影後、後続の飯能行きで小手指へ向かうと、263F+40153Fの1~5号車は、なんと上りホームの1番ホームに停車していた。小手指到着時に、渡り線をクネクネと曲がって1番ホームに入ったことになり、西所沢ではなく、小手指で出迎えれば良かったと少しだけ後悔した。せめて、車両基地に入っていく姿だけでも撮っておきたいと思ったのだが、生憎、上り列車に被られてしまった。

この後、ある車両を撮影するため、いったん稲荷山公園まで往復。そして、午後の2回目の輸送に備えて新秋津へ向かう263Fを撮影するため、小手指駅で待機することに。以前、40101Fの甲種輸送の際に、小手指駅で出庫してくる263Fを撮影したときは、12時25分頃の入線だったのだが、その時間になっても263Fは現れない。

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午後の輸送に備えて、新秋津へ向かうために小手指車両基地から出庫してきた263F。

ホームの端で更に待つこと10分。12時35分頃になるが、263Fが小手指車両基地から出庫。1番ホームに入線してきた。私は263Fを見送った後、後続の準急電車で秋津へ移動。いつも、多摩川線の甲種輸送の時に訪れる、魚がしというお店へ向かい、お刺身定食を堪能した。

午後の撮影に備えて、お腹も満たされた私は、再び秋津駅から池袋線の下り列車に乗り込み所沢駅へ。午後の輸送は、まず、所沢駅の入線シーンを動画で撮ることにした。


所沢駅に進入する263F+40153Fの6~10号車。(注:動画なので音が出ます)

14時07分、263Fに牽引された40153Fの6~10号車が所沢駅に到着した。動画を撮り終えた後、私は、5番ホームの池袋方へ移動。ここで、40153Fと5番ホームに入線してしてきた車両との並びを撮ることにした。

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東京メトロ10000系による小手指行きと、40153Fの並び。

所沢駅では、何本か並びを撮影したかったのだが、午前中の便が小手指駅1番ホーム入線だったこともあり、午後の便の小手指駅の到着ホームを見届けるため、所沢駅での撮影は早めに切り上げて、小手指駅へ先回りすることに。

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小手指駅1番ホームへ進入する263F+40153Fの6~10号車。

小手指駅で待つことおよそ40分。15時06分頃のこと。263Fに牽引された40153Fの6~10号車が、小手指駅1番ホームに到着した。

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小手指駅1番ホームに到着。

製造メーカーからの長旅を終えた40153Fの5両。小手指駅1番ホームには3分間ほど停車した後、小手指車両基地へ入っていった。

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小手指車両基地へ。

2020年度の40000系増備車第1弾として到着した40153Fは、9月8日より池袋線で営業運転を開始した。昨年度に登場した40151Fと40152Fが、相次いでラッピング車両となっているので、ラッピングが施されていない、40000系のロングシート車両を、まだ撮ったことが無いので、出来るだけ早く、40153Fを撮りに行かなくては・・・

そして、40153Fの牽引と言う大役を果たした263Fは、この後、横瀬車両基地へ向かい、9000系や10000系譲渡予定車両を牽引することとなります。そのお話は、後日お伝えいたします。

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