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西武2000系 2003Fが横瀬車両基地へ廃車回送される

4月27日、長年に亘り西武新宿線で活躍してきた、2000系の2003Fが、横瀬車両基地へ廃車回送された。

9000系の多摩湖線への転用改造も一段落し、今年度は新車が入れば、再び2000系の置き換えが再開されるだろうと思っていたところ、新車の到着を待たずして、旅立ってしまった。今月に入ってからは、レッドアロークラシックの定期運行終了も発表があり、土日を中心に、レッドアロークラシックの撮影を続けていた。その際に、2000系にもカメラを向けており、2003Fについても、何度か撮影をすることができた。

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田無駅の引き上げ線に入線した2003Fと、西武新宿へ向かうレッドアロークラシック。(2021年4月18日撮影)

4月18日、私は、ラストランのロゴを掲出した、レッドアロークラシックを撮影するために田無駅へ出向くと、運良く、引き上げ線に2003Fが入線していた。初代レッドアロー5000系を彷彿とさせるカラーだけに、黄色い車両との並びは良く似合う。

この日は、他に2001F、2007F、2027Fが新宿線を走行しており、これらの編成も撮影することができたが、2003Fについては、レッドアロークラシックとの並びだけの撮影となってしまった。

それから6日後の4月24日。私は、この日もレッドアロークラシックの撮影に出かけた。しかし、その道中、驚きの情報を目にする。なんと、2003Fが本川越行きの快速急行の運用に入るとのこと。休日ダイヤの名物列車の一つとも言える本川越行きの快速急行。下り列車のみ2本運転されるが、この日、2003Fが入ったのは8両編成で運転される1本目の快速急行。スケジュールの都合から、花小金井駅で狙うことにしたのだが・・・

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快速急行に充当された2003F。(2021年4月24日撮影)

上り列車がやや遅れていたこともあり、ご覧のように被られてしまい、最後部車両が入らなくなってしまった。そして、行先表示が読めるように、シャッター速度を125分の1で撮影したのだが、「快速急行」と「本川越」の文字が辛うじて読める程度。三色LEDの行先表示を撮るのは難しい。

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新所沢駅に進入する2003F。(2021年4月24日撮影)

この日は、午後も撮影を続け、各停運用ではあるが順光で撮ることができた。

そして翌日。この日も午前中、急行運用に入った。そこで、地元の小平~久米川間で2003Fを狙うことに。

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急行本川越行きとして、小平~久米川間を行く2003F。(2021年4月25日撮影)

前日同様、この日も行先表示を写すため、シャッター速度を125分の1にして撮影に臨んだ。ご覧の通り、今回も、どうにか文字が読める程度と言う結果になってしまった。そして、この列車が、私にとって、2003Fの営業列車を撮影した最後の列車となってしまった。

そして運命の4月27日。2003Fは横瀬車両基地へ廃車回送された。

当日、私は、2003Fの最後の旅を記録するため西吾野駅へ。40年以上、西武新宿線及び隣接する支線区で活躍を続けてきた2003F。西武新宿線では見ることができなかった、トンネルを出てくるシーンを撮るのが狙いである。

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西吾野駅に進入する2003F。

11時02分、2003Fの回送列車が西吾野駅に到着。ここで、上り飯能行きと交換とのこと。進入シーンを撮影後、振り向いて、飯能行きとの並びを撮ることに。

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4000系の飯能行きと交換する2003F。

11時04分、4000系による飯能行き5026列車が到着。到着後、2003Fは横瀬に向けて再び走り出した。

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西吾野駅を発車する2003F。

この後、私は、後続の西武秩父行きに乗って横瀬へ。11時28分、横瀬駅に到着。ここまで乗車してきた西武秩父行きが発車した後、ホーム上から2003Fを撮影してみるが・・・

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横瀬駅に到着した2003F。

2003Fは、既にパンタグラフを下ろしていた。そして、職員さんたちが携行品などを下ろす作業を行っていた。以前、多摩湖線で活躍してきた101系ワンマン車261Fの廃車回送を撮影した時は、パンタグラフを下ろす瞬間がギリギリ間に合ったのだが、今回は間に合わなかった。

この後、ホームの飯能方へ移動し、2003Fの構内入替を動画で撮影する。


D16号機関車による入替が始まる。

まずは、横瀬車両基地構内の入替を担当するD16号機関車が連結され、一旦、車両基地の奥へ進んでいく。


アントに牽引され、戻ってきた2003F。

5分ほどすると、アントに牽引されて、2003Fが戻ってきた。この直後、D16号機関車は切り離され転線。そして・・・


アントにより解体線へ押し込まれる。

再びアントによって押し込まれた2003F。これで解体線へと進み、入替は終了となった。

午後、昼食を食べ終えてから、解体線が見渡せる場所へ。

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解体線に入った2003F。

つい2時間ほど前、最後の力走を撮影していただけに、この場所に入って最後の時を待っているというのが、なんだか信じられない気持ちもあるが、これが現実。長年、西武新宿線や拝島線でお世話になってきた車両だけあって、より一層寂しさを感じてしまう。

この後、車両基地の搬入口前へ移動し、違う角度から、解体線に入った2003Fを撮影してみる。

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車両基地の搬入口付近から、解体線の2003Fを撮影してみる。

8両編成でも編成全体を綺麗に撮ることができるのは、とても有り難い。

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4000系やラビューと絡めて・・・

2003Fと4000系、ラビューとの組み合わせを撮影して、横瀬車両基地での撮影を終了とした。

この後、西武秩父まで足を伸ばし、夕方、4000系の各駅停車で帰宅。その際に、もう一度、車内から2003Fを撮影してみた。

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さらば2003F!(飯能行き車内より撮影)


最後に、ちょっと前に撮影した2003Fの画像をご紹介して、この記事を締めたいと思います。

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池袋線に貸し出された2003F。(2014年10月18日撮影)

2014年10月16日から3日間ほど、2003Fが池袋線に貸し出されました。2003Fの前には2093Fも貸し出されており、池袋線の2000系が一時的に不足していたようです。宜しければ当時の記事 をご覧ください。

2003F、お疲れさまでした。

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コメント

ついにか…という気持ちです。57〜61, 95Fなども合わせ、特に8連は家族のような感覚で長年お世話になっていたので寂しい限りです。
今年度も30両の新車が増備されるようで、残る初期型もいよいよとどめを刺されるかもと覚悟をしています。

投稿: no name | 2021/05/13 22:05

no name さん、コメントありがとうございます。

2000系8連への熱い思いを感じました。私も、学生時代には、新宿線で毎日301系に乗車し、家族と言うか、相棒として使った思い出がありました。また、101系のワンマン車に関しましては、今年2月まで、毎日、通勤の足として使用していました。これらの車両が、廃車となり、横瀬車両基地へ回送された姿は、まさに、長年の相棒を無くした気持ちになり、現地で撮影していても、他の編成より辛かったので、お気持ちはとても良くわかります。

今回、廃車回送されました2003Fに関しましては、どうやら、多摩湖線から狭山線へ転用された101系ワンマン車により捻出された、新2000系の4連3編成により置き換えられた可能性が高そうです。となると、残る初期型に関しては、仰る通りの展開になるものと思われます。

投稿: TOMO | 2021/05/16 20:25

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