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西武40000系40156Fの甲種輸送を撮影する

9月19日の撮影記です。

西武鉄道は、今年度、40000系ロングシート車を3編成製造することになっているが、今年度の40000系新製車両第2弾となる、40156Fが製造メーカーである川崎重工業の兵庫工場で落成し、9月16日から19日にかけて甲種輸送が実施された。

今回の甲種輸送は、近畿車輛で製造された、東京メトロの17000系の甲種輸送とスジが重なる部分があることから、いつものダイヤとは異なり、静岡県内や神奈川県内でも撮影チャンスが多いことから、新秋津に到着する前日の9月18日も、撮影に出かけることを検討したものの、台風が接近していたこともあり、甲種輸送の撮影は、新秋津に到着する9月19日のみに留めることとした。

9月19日、40156Fが西武線の線内に入線する。朝、7時に起床。この時点では曇り空であったが、天気は順調に回復し、外出する頃には、雲一つない好天になった。この日、最初の撮影地として選んだのは、西武国分寺線、恋ヶ窪駅からも近い、武蔵野線の線路を超える歩道橋。この場所、上り列車(府中本町方面)の撮影は何度か経験があるが、下り列車(西船橋方面)の撮影は、今回が初めて。自宅から小川駅まで徒歩で移動し、小川駅から西武国分寺線に乗り込み恋ヶ窪駅へ。駅から歩くこと約7分ほど。甲種輸送通過の20分ほど前に現地へ着くと、この時点で先客は僅か1名。先行列車を撮影しながら、40156Fの甲種輸送を待つが、この場所、街灯をどう交わすかがポイント。問題なく撮影できるのは1人だけと言う、なかなか撮影条件の厳しい場所であった。

9時20分、お目当ての40156Fの甲種輸送がやって来た。

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EF210-326号機が牽引し新秋津を目指す40156F。

この日、40156Fの甲種輸送を担当したのは、新鶴見機関区に所属するEF210-326号機。山陽本線、瀬野~八本松間、通称、瀬野八の勾配後押し運用にも対応できるオールマイティーな機関車で、老朽化したEF65を置き換えるべく、増備が進んでいる。私自身、この300番台車を撮影したのは、今年2月23日、天皇誕生日に撮影した米タン 以来のことで、300番台の西武甲種への充当も、今回が初となる。

ちなみに、前日までは、EF65 2092号機が牽引を担当したとのこと。40155Fの甲種輸送の時は、横浜羽沢からも前日までと同じ機関車が担当していたので、そのままEF65が来るかとも思ったのだが、昨年までと同じ、横浜羽沢からは違う機関車と言うパターンに戻った。

この後、私は、線路に沿って歩き西国分寺駅へ。武蔵野線の電車に乗り込み、新秋津へ。いつものように受渡線へ向かう。

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横浜羽沢から40156Fを牽引してきたEF210-326号機。

まずは、いつもの陸橋から、西武甲種初充当となった通称「押太郎」こと、EF210の300番台車を撮影する。既に40156Fからは切り離されているものの、今回は停止位置が程よく、西武線内の牽引を担当する263Fと上手く並んでいた。

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EF210-326号機と263F。

そこで、今度は草をかき分けて、EF210-326号機と263Fの並びを撮ることにした。この後、反対側からも撮影しようと思ったのだが、EF210-326号機が動き出してしまったため、再び陸橋上へ。

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役目を終えて、新座貨物ターミナル方面へ走り去るEF210-326号機。

10時27分、役目を終えたEF210-326号機が、新津貨物ターミナル方面へ向けて走り出した。走り去るEF210を見送る、西武鉄道の職員さんの姿が、とても印象的に見えた。

この後、西武線内の牽引を担当する263Fの入替作業が始まる。

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一旦引き上げる263F。

10時32分、西武線の線内を牽引する263Fが入換のため、いったん新秋津駅方へ引き上げる。そして、この直後、40156Fが停車している線に転線となるのだが、私は、この間に陸橋の反対側へ移動し、40156Fを撮影することに。

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263Fに連結される前の40156F。

そして、263Fの動きに合わせて、私も連結作業を見届けるため、側道を移動する。

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40156Fに近付く263F。

10時37分、263Fがゆっくりと40156Fに近付いてきた。そして・・・

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関係者が見守る中、263Fと40156Fの連結作業が進む。

40156Fとの連結作業が完了。この後は、西武線内を2回に分けて輸送するため、5号車と6号車との間で切り離し作業が始まるが、その作業の観察は省略して、1回目の輸送を撮影するために先回りすることにした。向かった先は、西所沢駅。同駅の1番ホームからカメラを構えることにした。走り去る池袋線の列車を撮影しながら待つこと約30分。12時11分になるが、1番ホームに、西武球場前からの西所沢止まりが到着した。この日、午前中の狭山線線内折返し運用には、101系赤電カラーの247Fが充当されていた。メットライフドームで公式戦が行われない休日は、この12時11分着の列車を以て、101系ワンマン車は午前中の運用を終え、小手指車両基地へ回送される。この際に、西所沢駅の所沢方にある引上線へ入る。12時13分、247Fの回送列車が動き出し、いつものように、引上線へ向かうものと思ったのだが・・・

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247Fよ。どこへ行く。

247Fは、ポイントを幾つも渡り池袋線の上り本線へ。所沢方面へ向けて走り去っていった。これは意外な展開。247Fの行先はどこなのか? もし、所沢駅6番線であれば、入れ替わりとして、263F+40156Fの1~5号車が出て来るだろう。ところが、263F+40156Fの姿が見えてこない。そこで、西武線アプリを見てみると、247Fの回送列車の行先は清瀬であることが判明した。これは、後で247Fの方も追跡する必要がありそうだ。

そして、247Fが走り去ってから8分後。263F+40156Fの1~5号車がやって来た。

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西所沢駅に進入する263F+40156Fの1~5号車。

12時21分、263F+40156Fの1~5号車が、西所沢駅を通過した。この時は気付かなかったのだが、帰宅後に、狭山線の運用を終えた101系の回送列車の時刻を、過去の撮影データから調べたところ、引上線へ入った101系は、12時21分に、小手指車両基地へ向かうため、西所沢駅2番ホームに入線することが判明。つまり、40000系の甲種輸送では、1回目の輸送が、101系の入庫回送のスジとピッタリ重なっている。その為に、101系の入庫回送を、一旦清瀬に逃がしているものと思われる。では、もう少し、西所沢駅の引き上げ線に留めておけば良いじゃないかと思ってしまうが、後続の西所沢12時25分着の狭山線の列車が、引上線へ入れて折り返すため、長く留めておけない。

ちなみに、前回の40155Fの甲種輸送は、1回目の線内輸送を殆ど撮影していないため、西所沢での狭山線101系の動きを確認していないが、この日は、メットライフドームでのプロ野球公式戦が開催されていたため、101系の入庫のタイミングが早くなることから、このような疎開回送は設定されていなかったと思われる。

この後、私は、西所沢駅を12時29分に発車する、各駅停車池袋行き5106列車に乗車し、247Fを追跡することに。西武線アプリの列車位置情報を眺めながら、何とか秋津までは辿り着けないかと思っていたのだが・・・

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秋津駅を通過する247Fの回送列車。(5106列車の車内から撮影)

タッチの差で、247Fの通過の方が早く、5106列車の車内から撮影することになってしまった。鉄道ダイヤ情報10月号によると、今年度最終増備車となる40157Fは、10月17日に新秋津着。その日は、メットライフドームでの公式戦がないことから、101系の清瀬疎開回送があるかもしれない。この回送列車の撮影も行程に加えなくては・・・

この後、二度目の輸送の撮影に移るが、その前に腹ごしらえ。と言う事で、所沢へ折り返す。二度目の輸送に臨むために、263Fの回送の撮影から始めることになるのだが、263Fがいつ来るか解らないので、昼食は、所沢駅構内の狭山そばで済ませ、昼食後は、3番ホームの飯能方先端で、池袋線の上り列車を撮影しながら、263Fの回送を待つことにした。

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40156Fの6~10号車のお迎えのため、所沢駅に入線する263Fの回送列車。

14時07分、263Fの回送列車がやって来た。新秋津への連絡線とつながる6番線へ入るため、渡り線をクネクネと曲がりながら通過していく。

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所沢駅6番線へ入線。

263Fは、所沢駅6番線に2分ほど停車した後、14時10分、新秋津に向けて所沢駅を発車していった。

この後、私は、所沢駅を出場し、所沢陸橋へ移動。前回同様、陸橋下から263F+40156Fの6~10号車の輸送を撮影することにした。

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263Fに牽引され、武蔵野線との連絡線を行く。

15時15分、263F+40156Fの6~10号車の姿が見えてきた。

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後追い。上りの各停池袋行きと並ぶ。

40156Fの6~10号車の輸送は、40155Fの時とほぼ同じタイミングでやって来た。その為、振り向くと、30000系の各停池袋行きが迫っていたことも同じ。と言う事は、今回の40156Fの甲種輸送は、40155Fの時と同じスジで運転したと見て良さそうである。

40156Fの甲種輸送の撮影は、所沢陸橋下での撮影を以て終了。次の目的地へ向かうため、所沢駅へと戻った。

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