« 西武6000系 6152Fが玉川上水車両基地へ回送される | トップページ | しなの鉄道の115系を撮影する 2021師走 その2 »

しなの鉄道の115系を撮影する 2021師走 その1

北陸新幹線の開業により、JR東日本から経営分離された長野県内の並行在来線を経営しているしなの鉄道は、1997年の開業時から運行されてきた115系の老朽化に伴い、新型車両のSR1系への置き換えが少しずつ進行しているが、この度、長野色のS15編成が、12月10日を以て引退することになった。

長野色とは、1998年の長野オリンピック開催に合わせたイメージアップのため、1992年から登場。1997年までには、JR東日本長野支社管内に所属する115系の全編成が、このカラーに統一されたほか、しなの鉄道が譲り受けた115系も、1997年の開業当初は、殆どの車両が、長野色を纏っていた。爽やかなカラーリングで、私自身も、この長野色は好きなカラーの一つ。最後の1編成が引退するのであれば、引退前に、一目見ておきたい。12月2日、しなの鉄道のホームページ上に公開されている115系の運用を確認。すると、引退前、最後の日曜日になるであろう12月5日なら、S15編成が効率よく撮れそうなことを確認。更に、早朝の6両編成の運用が、初代長野色のS7編成と、台鉄色のS9編成の組み合わせであることも確認。翌日、西荻窪駅の指定券券売機で、週末パスと12月5日の北陸新幹線「かがやき501号」の指定席券を購入。当日は、朝から115系をたっぷり堪能しよう。この時、現地で運用変更が発生していることを、まだ知らなかった。

12月5日。私は、朝4時45分に起床。約15分で支度をした後、萩山駅から、多摩湖線、国分寺行きの初電で出発。国分寺・西国分寺・武蔵浦和を経由して、大宮駅から、北陸新幹線の一番列車「かがやき501号」に乗り込み、一路長野へ。7時37分、長野駅に到着する。

長野駅到着後、早速、在来線の3番線へ移動する。ここから、7時56分発のしなの鉄道線小諸行き普通列車に乗り込み、お隣の安茂里駅へ移動するのだが、その直前、7時54分に、軽井沢からの普通列車が2番線に到着する。これが初代長野色のS7編成と台鉄号色のS9編成による6両編成での運転。小諸行きの列車に乗車する前に、この列車を撮影する。

Img_6d30097s
長野駅に進入する軽井沢からの普通列車2619M。

初代長野色のS7編成を先頭に、台鉄色のS9編成をつないだ6両編成の115系による、軽井沢からの普通列車2619M。後ろ3両、台鉄色のS9編成は、しなの鉄道と台湾鉄路管理局との友好協定、さらに台湾鉄路管理局の田中駅と、しなの鉄道の田中駅との友好協定の締結に合わせて、2018年12月1日より、このカラーでの運行を開始している。当初は、パンタグラフも菱形のものであったが、今年7月の検査入場時に、シングルアームパンタに載せ替えられており、パンタグラフ交換後は、今回が初の撮影となった。

撮影後、停車していた小諸行き624Mに乗り込み、安茂里へ移動。安茂里駅からは、スマホのナビを頼りに、通称「安茂里カーブ」と呼ばれる撮影地へ移動する。この撮影地を訪れるのは、今回が初めて。スマホのナビのおかげで、特に迷う事もなく、およそ15分ほどで辿り着くことができた。先客の方が1名いらっしゃったので、軽くご挨拶をした後、撮影を開始する。

Img_6d30116s
長野総合車両センター211系N309編成による篠ノ井線松本行き1236M。

現地到着から約5分。8時22分頃になるが、篠ノ井線の普通列車松本行き1236Mがやって来た。この列車に充当されていたのは、長野総合車両センターに所属する211系N309編成。高崎線・宇都宮線(東北本線)へのE231系及びE233系投入により捻出された一部の211系が、長野へやって来て早8年。115系から継承された長野色の帯は、211系にも良く似合っている。

Img_6d30122_1s
台鉄色S9編成+初代長野色S15編成による戸倉行き1628M。

211系の松本行き通過から約6分後。しなの鉄道線の戸倉行き普通列車1628Mがやって来た。折り返しは、台鉄色のS9編成が先頭。架線柱とパンタグラフの処理をややミスってしまった。

そして、この直後、下り線を5両編成の115系が長野へ向かっていった。この列車、確か長野色のS15編成が連結されている筈で、この場所で待っていれば、この日最初のS15編成の撮影が出来ると思っていたのだが、充当されていたのは、S15編成ではなく、湘南色のS3編成。まさかと思い、しなの鉄道のホームページを確認してみると、一部車両の運用が変更になっていることが12月3日付で発表されており、なんと、S15編成は、この日、全く走らないことを知る。これはショック。

仕方ない。逆に湘南色のS3編成に関しては、撮影チャンスが大幅に増えることだし、ここは開き直って、美味しい蕎麦と115系を堪能することにしよう。

Img_6d30126s
湘南色S3編成に2両編成を繋げた軽井沢行き2630M。

8時47分、湘南色S3編成他による軽井沢行き普通列車2630Mがやってきた。この列車、戸倉駅で後ろ2両を切り離し、S3編成のみが軽井沢へ。日中は、軽井沢~小諸間の折り返し運用に入ることになっている。これがS15編成だったら・・・

この軽井沢行きの通過を以て、この場所からは撤収。安茂里駅方向に少し戻った開沖踏切へ。ここでも先客がお一人。ご挨拶をした後、暫くの間、ご一緒させていただくことに。

Img_6d30132s
S10編成による小諸発長野行き627M。

9時14分、小諸からの長野行き627Mがやって来た。この列車に充当されていたのは、しなの鉄道オリジナル色を纏うS10編成。この色も、走り始めてから20年以上が経過。沿線の風景にも、すっかり溶け込んできた。

Img_6d30134s
佐久地域星空トレイン「晴星」として運行中のS2編成による快速軽井沢行き2602M。

9時31分、S2編成による快速軽井沢行き2602Mがやって来た。このS2編成は、9月26日より、佐久地域星空トレイン「晴星」として運行されている。この色、何となく、私の地元、西武多摩湖線を走る9108Fにも通じるところがありそうな感じで、光線状態により、色の感じが大きく変わりそう。実は、この運用、本来は湘南色のS3編成が入る予定だった運用で、この後も撮影チャンスがあるので、光線状態の良い場所で、何度か撮影しておきたい。

Img_6d30140s
E127系A6編成による篠ノ井線松本行き2234M。

S2編成の快速軽井沢行き通過から、およそ10分後のこと。篠ノ井線の普通列車松本行き2234Mがやって来た。この列車は、E127系によるワンマン運転。そもそもは大糸線用として登場したE127系だが、篠ノ井線の一部普通列車ワンマン化により、運用区間が拡大。篠ノ井線でも頻繁に見かけるようになった。

Img_6d30144s
S4編成による小諸発長野行き629M。

9時39分、S4編成による小諸発長野行き629Mがやって来た。この列車の撮影を以て、開沖踏切から撤収。安茂里駅へ戻り、しなの鉄道線に乗り込み、戸倉方面へ移動することにした。

安茂里駅から乗車したのは、9時54分発の戸倉行き1632M。この日動いていなかったS15編成が、戸倉の車両基地内の良い場所に留置されていれば、戸倉駅で下車して、S15編成を撮影するつもりだった。しかし、1632Mが戸倉駅に到着すると、この時点で、S15編成は検修庫から顔を出しているのは確認できた。1632Mは、戸倉駅で始発の軽井沢行き2732Mと接続しており、待機していたのは、115系2両編成のS21編成。2両編成自体、数を減らしてきていることもあり、このまま先を目指し、軽井沢から折り返してくるS21編成を撮影した方が良いと判断。そのまま戸倉駅で下車せず、S21編成の軽井沢行き2732Mに乗り換え、先を目指すことにした。

S21編成に乗り続けること約40分。辿り着いたのは平原駅。駅周辺は何もない。逆に撮影できる場所が無数に有るともいえるので、暫くの間、平原駅周辺で撮影を続けることに。まずは、駅から3分ほど歩いた場所で、下り列車を狙う。ちょうど、軽井沢へ向かった湘南色のS3編成が、5分ほどで戻って来る。

Img_6d30150s
S3編成による軽井沢発小諸行き761M。

11時09分、S3編成による小諸行き761Mがやって来た。まだ、この時間だと、正面には陽が回っていない。S3編成は、この後も小諸と軽井沢の間を往復するので、次の下り列車では、順光で捉えることが出来そう。お天気も良くなってきたので、ここは焦らずじっくり撮影を続けることにした。

その2へ続きます。

|

« 西武6000系 6152Fが玉川上水車両基地へ回送される | トップページ | しなの鉄道の115系を撮影する 2021師走 その2 »

鉄道」カテゴリの記事

鉄道:JR東日本」カテゴリの記事

鉄道:しなの」カテゴリの記事

コメント

先日は踏切で家内がお世話になりましたm(_ _)m
アメーバブログやインスタグラムでは野鳥屋(仮)として少し写真を出していますが鉄道写真の世界は初心者なので、踏切で家内がご迷惑をお掛けしたのでは、と心配しながら帰途に着きました。12日の日曜日にも踏切近くに行きましたが、湘南色と星空色?と信州色の115だけでした。
また八王子より西側で撮影目的が重なる様な日が有りましたら我が家の自家用車をご利用下さい(笑)
あの日もあの後駅まで歩かれたと聞いたので送って差し上げれば、と二人で軽く口論でした(笑)
またお会い出来る日を!(私は初ですね)

投稿: 野鳥屋(仮) | 2021/12/14 21:31

野鳥屋(仮) さん、コメントありがとうございます。

コメント返しが大幅に遅れてしまって、申し訳ございません。当日は、私の方から奥様にお声を掛けさせていただきました。ご迷惑だなんて、とんでもないです。奥様の方が、先にいらしていたのですから、私は、後ろから撮らせていただきました。

当日は、まず、安茂里のカーブを目指しておりましたが、次の目的地への移動を考慮し、駅から近い、あの踏切へ移動し、ギリギリまで、撮影を続けておりました。あの場所は、安茂里駅まで歩いても5分少々ですから、車でお送りいただいたら、却って申し訳ないです。

八王子より西側へは、最近ですと、すっかりご無沙汰してしまっておりますが、また撮影地でお会いするようなことがありましたら、どうぞよろしくお願いいたします。

投稿: TOMO | 2021/12/31 21:56

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 西武6000系 6152Fが玉川上水車両基地へ回送される | トップページ | しなの鉄道の115系を撮影する 2021師走 その2 »