カテゴリー「惜別 石炭輸送列車」の2件の記事

泉町陸橋で石炭輸送列車を撮影する

多摩川線甲種輸送の撮影に出かけた1月18日のお話です。

前の記事で触れたように、東所沢駅で多摩川線の甲種輸送を撮影した後は、中央線方面へ追跡せず、違う列車を撮影することにした。それは、先日、弊ブログでも触れた、3月のダイヤ改正で廃止となる、石炭輸送列車である。

鶴見線の扇町と、秩父鉄道の三ヶ尻とを結ぶ石炭輸送列車。扇町から三ヶ尻へ向かう5783レは、府中本町を16時ごろに通過するため、東所沢で甲種輸送を撮り終えてから撮影に向かうには、ちょうど良いタイミングである。実際に、東所沢駅で、甲種輸送の通過を待っていた鉄道ファンの中には、これが終わったら、5783レを撮りに行くと話していた人達もいた。とりあえず、ここから行くのであれば、武蔵野線の多摩川橋梁、府中本町駅、西国分寺駅辺りが定番の撮影ポイントとなる。しかし、この日は天気も悪いので、多摩川橋梁は、天気の良い日に行きたい。府中本町駅や西国分寺駅は、甲種輸送の撮影から流れる人が多そうなので、ここも出来れば避けたい。そう考えながら思い付いたのが、先日、西武鉄道の001系「Laview」G編成の甲種輸送の際に訪れた泉町陸橋だった。ここは、終日、光線状態が良くない。曇りの日がベストというような場所である。ならば、ここへ行こう。東所沢駅から、武蔵野線の電車に乗り込み、西国分寺駅へ。そこから、のんびり歩いて約10分。泉町陸橋には、15時40分ごろに到着したが、カメラを持った鉄道ファンの姿もなく一安心。陸橋の歩道部分は狭く、傘をさして立っていると、通行人の邪魔になることから、暫くの間、橋の下で待機。そして、15時50分頃から、階段付近で待機。そして、15時58分頃から、傘を差さずに、陸橋の歩道部分へ向かい、カメラを構えることに。Twitterを見ると、西国分寺16時06分頃の通過だと言うので、まだまだ時間に余裕があるだろうと思っていたのだが、この日は土曜日ということで、普段よりも5分程早いスジでの運転のようで、カメラを構えると、5783レは、すぐそこまで迫っていた。

Simg_7d74301
EF65 2094号機が牽引する5783レ。

この日、5783レを牽引してきたのは、新鶴見機関区に所属する、EF65 2094号機。最近、少しずつ、姿を消しつつある更新色を纏う機関車だが、この車両に関しては、更に、正面のナンバープレートが白色になっているのが特徴で、白プレートの車両は、この2094号機の他には、2050号機のみとのこと。貴重な車両に遭遇することができた。

Simg_7d74309
積荷の石炭も撮影。

せっかく、見下ろせる場所へ来ているのだからと、ホキ10000の積荷も撮影。石炭が積まれてるのが良く解る。

それにしても、この場所、休日ダイヤだと、上り電車に被られる可能性が高そう。この日も、5783レの通過が、あと少し早かったら、奇麗には撮れなかったかもしれない。

撮影を終えた私は、再び10分ほど歩いて西国分寺駅へ。すっかり体が冷え切ってしまった私。冷えた体を温めるため、改札口を入ったら、目の前にあった蕎麦屋さんに入ってしまった。

| | コメント (0)

消えゆく石炭輸送列車

JR鶴見線の扇町駅と、秩父鉄道の三ヶ尻駅とを結ぶ石炭輸送列車。弊ブログでは、これまでに、何度か、この列車のことを取り上げているが、2020年3月14日に実施されるダイヤ改正で廃止されることが、1月9日、神奈川新聞の報道により明らかとなった。

Simg_7d64405_1

2020年3月のダイヤ改正で、廃止されることが明らかとなった、国内最後の石炭輸送列車。(2018年9月6日撮影)

20両にも及ぶ黒い貨車を連ねた姿は、まさに圧巻で、2018年3月のダイヤ改正からは、扇町行き5764列車が、新鶴見~扇町間を、新鶴見機関区所属のDE10またはDE11がけん引するようになり、鉄道ファンからの注目度が更に上がった。

Simg_7d54294_1

秩父鉄道線内は10両ずつ、2回に分けて輸送される。(2017年9月11日撮影)

JR線内とは対照的に、秩父鉄道線内、熊谷貨物ターミナル~三ヶ尻間(三ヶ尻駅構内の構造上の都合により武川駅で折り返し)は、10両ずつ、2回に分けて運転されている。秩父鉄道が所有する、カラフルな電気機関車との組み合わせも、この列車の魅力の一つとなっていた。

廃止まで、残り2か月少々。国内最後となった石炭輸送列車を、出来る限り、記録していきたい。

続きを読む "消えゆく石炭輸送列車"

| | コメント (0)