カテゴリー「鉄道:JR東日本」の903件の記事

さよなら189系M51編成 ラストランで長野へ旅立つ

今年3月のダイヤ改正により、定期運用を失ってしまった、豊田車両センターに所属する189系電車。1月25日には、ラストランツアー列車によりM50編成が、4月25日には、M52編成が廃車回送で長野へと旅立ってしまい、残るは国鉄特急色を纏うM51編成のみとなってしまっていたが、そのM51編成も、4月27日、ラストラン団臨で、長野へ旅立ってしまった。

ラストラン団臨が運転された4月27日は、月末、しかも連休前の最後の出勤日と言う事もあって、仕事を抜け出す事が出来ない事から、M52編成に続き、M51編成もラストランを見送る事が出来なかった。

そこで、今回は、M51編成の惜別企画として、昨年から今年にかけて撮影した、M51編成の未公開画像を取り上げたいと思います。

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立川~西立川間、青梅短絡線を行く189系M51編成による臨時快速「鎌倉あじさい号」(2017年6月24日撮影)

2017年6月10日から25日までの土曜・日曜、青梅~鎌倉間に、豊田車両センターの189系による臨時快速列車「鎌倉あじさい号」が運転された。この列車、西立川~立川間は、通称「青梅短絡線」を経由するため、短絡線を走る光景を撮影しに出かけた。この短絡線は、中央線や南武線と青梅線とを結ぶ直通列車が使用しているが、ここを通過する列車は、青梅線内が下り列車となるものが圧倒的に多く、青梅線内から短絡線を経由して、立川・東京・川崎方面へ向かう列車は、普段だと、弊ブログでも何度か取り上げている、米軍横田基地の燃料輸送列車、通称「米タン」ぐらい。従って、この短絡線を立川方面へ向かう列車は、そんなに多くない為、ここで撮影する事にした。

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さよなら189系M52編成 長野総合車両センターへ廃車回送される

3月のダイヤ改正を機に、運用を離脱してしまった、豊田車両センターに所属する189系。1月に長野へのラストランを以て引退したM50編成に続き、グレードアップあずさ色を纏っていたM52編成が、4月25日深夜から26日早朝にかけて、長野総合車両センターへ廃車回送されてしまった。

M52編成は、4月22日、最後の営業運転として、豊田~甲府間を1往復する団体列車が運転された。しかし、当日は、私の職場の慰安旅行の為、撮影に行けず、そして廃車回送も、気付けば25日深夜に旅立ってしまった為、同編成の最後の運転には一切立ち会えなかった。

そこで、今回は、M52編成の惜別企画として、2014年12月の塗装変更以降に撮影した画像をご紹介しながら、同編成の活躍を振り返ってみたいと思います。

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約20年ぶりに復活したグレードアップあずさ色。塗装変更後、最初の営業列車となった団体列車を、多摩川橋梁で撮影した。(2014年12月6日撮影)

グレードアップあずさ色は、国鉄の民営化直後となる1987年から1993年頃まで見られたカラーで、この時、約20年ぶりの復活となった。塗装変更後、最初の営業列車は、立川~松本間に運転された団体列車で、この列車を撮影しようと、通過1時間半前から、多摩川の河川敷で待っていた。とても寒い日だったが、M52編成を見た時は、寒さも忘れてしまうぐらい感激した。

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伊豆急2100系リゾート21 キンメ電車と黒船電車に遭遇する

さて、前の記事でも触れたように、4月22日から23日にかけて、職場の慰安旅行で、熱海と三島に行ってきました。           

4月22日の夕方、宿泊先のホテルに向かう為、三島から東海道本線の普通列車で熱海へ。17時04分頃、熱海駅3番線に到着すると、向かい側の1番線には、伊豆急行線の伊豆高原へ向かう、綺麗な赤い電車が停車していた。

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熱海駅1番線に停車中の伊豆急リゾート21キンメ電車。

綺麗な赤い電車の正体は、伊豆急2100系、リゾート21の第3編成、キンメ電車。伊豆急2100系は、1985年7月から営業運転を開始した。観光客に特化した車両で、先頭車には展望席を、海側の景色を視認しやすくした座席配置など、各駅停車用車両としては、かなり豪華な造りで注目され、1986年の鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞している。

2100系は、5編成が製造されたが、第1編成と第2編成は、伊豆急開業当初から運行されていた100系の部品を流用して作られた事もあり、足回りの老朽化等で、既に引退している。また、第5編成は、水戸岡鋭冶氏デザインの観光列車「THE ROYAL EXPRESS」として生まれ変わり、横浜~伊豆急下田間で運行されている為、熱海発着の伊豆急行線直通普通列車として使用されているのは、第3編成と第4編成のみと言う事になっている。

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側面にも金目鯛の模様が・・・

この日目撃した第3編成は、2017年2月から、伊豆を代表する特産品である金目鯛をPRする電車に生まれ変わり、「Izukyuu KINME Train」として運行されている。この仕様になってから、既に1年以上経過しているが、これまで撮影する機会に恵まれず、ようやく、遭遇する事が出来た。熱海駅での駅撮りではあるが、遭遇出来た事に感謝し、有り難く撮影させてもらった。

そして、翌日。

13時30分頃、熱海駅で解散となった。私は三島方面へ向かう為、東海道本線の普通列車に乗り込む。車内で出発を待っていると、1番線に、再び伊豆急のリゾート21が入線してきた。

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伊豆急リゾート21黒船電車。

この日、遭遇出来たのは、第4編成の黒船電車。幕末に下田に来航した黒船に見立てた電車で、2006年、下田開港150周年を記念して走り始めているが、当時は第1編成が黒船電車となっていた。第1編成が老朽化により廃車となった為、第4編成が二代目黒船電車となり、走り続けている。2009年5月には、立川~伊豆急下田間を南武線経由で運転された、臨時特急「リゾート踊り子号」にも使用されており、その時の模様は、弊ブログ、2009年5月17日付記事で取り上げている。

時刻表も確認しないで遭遇する事が出来た、リゾート21。第3編成、第4編成共に、かつては、特急列車として東京駅まで乗り入れた実績もあるだけに、いつかまた、熱海より東側でも、活躍ぶりが見てみたい。そう思っている鉄道ファンは、私だけだろうか・・・

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快速「SLレトロみなかみ号」を撮影する

3月31日のお話です。

朝から母と二人で、高崎市へお墓参りに出かけた。墓参り後、親戚との食事会を経て、15時頃、高崎駅へ。ここで母と別れて、私は一人、撮影に出かける事に。

この日、上越線では、D51 498号機+旧型客車5両による、臨時快速列車「SLレトロみなかみ号」が運転されていた。お天気も良かったので、D51と旧型客車と言う渋い組み合わせを、是非撮って帰りたい。しかし、この時間帯からとなると、行ける撮影地も限られてくる。

そこで、向かったのが、井野~新前橋間、お馴染みの第二江田踏切。高崎駅16時07分発の両毛線桐生行きに乗り込み、新前橋へ。駅からのんびり歩いて、第二江田踏切に着いたのは、「SLレトロみなかみ号」の通過およそ20分前。良いお天気で、光線状態も良好なのだが、この場所で待機していた、撮り鉄さんの姿は全くなく、私が一番乗り。まあ、D51 498号機も旧型客車も、この地では、特別珍しいものでもないし、115系も運用を離脱した今となっては、SLだけでは撮り鉄さんも集まらないのかもしれない。通過直前に、撮り鉄さんが1人やって来て、最終的に、撮影者は2人となったが、それでも予想外の人の少なさ。


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D51 498号機+旧型客車5両による「SLレトロみなかみ号」

手元の時計で、17時04分頃、「SLレトロみなかみ号」が、第二江田踏切を通過した。D51 498号機が5両の旧型客車を牽引。夕陽を浴びて走るD51。煙の量も多く、良い写真が撮れた。 

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惜別 高崎車両センター115系 ラストラン団臨を撮影する

3月21日のお話です。

別れの春。3月16日を以て定期運行を終了した、高崎車両センターに所属する115系電車。この日、「ありがとう115系」と称した団体臨時列車が運転される事になっていた。長年、北関東の地域輸送を支えてきた、高崎車両センターの115系にとって、団体臨時列車ではあるが、さよなら運転と言える。

「ありがとう115系」と称する団体臨時列車は、午前中に、信越本線高崎~横川間を往復する、信越本線コースと、午後から、上越線高崎~水上間を往復する、上越線コースと計2コースが企画されていた。115系のラストラン。早朝から出動して、信越本線コースから撮影する事にしたのだが・・・

今年は春の訪れも早く、既に桜も開花した場所もあると言うタイミングでありながら、なんと、この日の天候は行きの予報が出ていた。それでも、115系は今日が最後だからと自分に言い聞かせて、家を出発。朝のうちは、曇りだったので、なんとか午前中だけでも天気が持ってくれれば…と思いながら、高崎線の普通列車で北上を続けるが、高崎市内に入ると、ついに雪が降り出して来た。とりあえず、115系の団臨に20分ほど先行する普通列車横川行きに乗り込む。途中、群馬八幡~安中間の超有名な撮影スポットに集まった、大勢の撮り鉄さんの姿に圧倒されながらも、予定していた磯部駅で下車。以前、EF55のさよなら列車を撮影するために訪れた、駅から徒歩10分ほどの場所にある畑の畔へと向かった。この場所は、安中の有名撮影地に比べたら、遥かに人は少なかったが、それでも駅から近いと言う事もあってか、20名ほどの撮り鉄さんが集まっていた。

現地到着から、およそ8分。手元の時計で10時02分頃になるが、115系の団臨がやって来た。

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信越本線安中~磯部間を行く、115系の団臨。

この日、「ありがとう115系」と称された団臨に使用されたのは、高崎車両センターに所属する115系T1032編成+T1022編成。高崎方に連結されたT1022編成は、3月16日、115系の最終列車となった、吾妻線の538Mに使用されていた車両だ。T1032編成、T1022編成、どちらの編成にも、側面には「ありがとう115系」と書かれたステッカーが貼られている車両で、更に、両先頭車の正面には、「ありがとう115系」と書かれたヘッドマークも掲出いしているが、雪の影響もあり、この時点では、ヘッドマークが掲出されている事が、辛うじて解る程度だった。

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高崎車両センター115系 T1038編成とT1039編成が廃車回送される

3月16日を以て、定期運行を終了した、高崎車両センターに所属する115系電車。

「ありがとう115系」と称した、団体臨時列車の運転も終えて、今後の処遇がどうなるか気になっていたが、本日昼休み、Twitterを眺めていたところ、T1038編成とT1039編成が、新潟車両センターへ向けて廃車回送されたとの情報をキャッチ。115系が2編成、帰らぬ旅に旅立ってしまった。

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4月10日に廃車回送された、高崎車両センター115系T1038編成。(2017年8月13日撮影)

今回廃車回送された、T1038編成とT1039編成は、共に、3月16日の定期運行終了まで運用に就いていた車両。リニューアル工事を受けており、高崎車両センターに所属する115系リニューアル車の中では、この2編成が初の廃車となった。

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惜別 高崎車両センター115系 定期運行最終日の記録

別れの春。3月17日に実施されたダイヤ改正では、北関東の地域輸送を支えてきた、高崎車両センターの115系も、E233系の増備に伴いねん出された、211系に置き換わり、定期運行を終える事になった。

ダイヤ改正の1日前である3月16日、私は休暇を申請し、ダイヤ改正を機に引退する車両を記録する事に。まず、E351系の「中央ライナー」を国分寺で撮影した後、西国分寺駅周辺で朝食を食べ、むさしの号で大宮へ。そこから高崎線の普通列車で一気に高崎へ向かった。

高崎車両センターの115系は、最終日である3月16日の朝も、淡々と運用をこなしていた。しかし、明日からは、全ての列車が211系での運転となるため、どこかで115系から211系へ車両交換を行う事が充分に考えられる。既に、両毛線、上越線、信越本線、吾妻線と、どの線でも211系は運行されている為、簡単に車両交換は出来る。それだけに、この日の撮影は午前中が勝負となる。幸いなことに、10時台は、高崎から北へ向かう普通列車のうち、10時24分発の上越線水上行き、そして10時44分発の吾妻線大前行きと、2本続けて115系で運転される列車がある。最後に乗り納めもしたい。

そこで、上越線の水上行きに渋川まで乗車。そして、後続の吾妻線大前行きと、水上から戻って来る115系を、渋川駅から徒歩圏内の撮影ポイントで撮影しようと言う事にした。まずは、水上行きの入線シーンを撮るためにホームへ。水上行きは6番線からの発着なので、向かい側の7番線へ行くと、平日にもかかわらず、多くの撮り鉄さんが待機していた。

10時18分頃、6番線に115系が入線。早速撮影を開始するが・・・

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高崎車両センターの115系もついに定期運行終了。最終日、上越線731Mの運用に就く、T1039編成+T1038編成。

この日、上越線の水上行き731Mの運用に就いていたのは、T1039編成+T1038編成の6両編成。7番線には、115系を撮ろうとする撮り鉄さんが押し掛けており、特にスマートフォンで撮ろうとしている人が、前の方で黄色い線から出て撮影している為、なかなか上手く撮影出来ない。結局、前の人が入った状態で撮影したものをトリミングして対応した。

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惜別 E351系「スーパーあずさ」

春は出会いと別れの季節。

今年も、2月から3月にかけて、ダイヤ改正を実施する鉄道会社が多く、ダイヤ改正を機にデビューする車両・列車もあれば、入れ替わりに去りゆく車両、廃止となる列車がある。

別れの春。中央本線では、20年以上に亘って、看板列車である「スーパーあずさ」に使用されてきたE351系が、このダイヤ改正を機に引退する事になった。昨年12月には、一部の「スーパーあずさ」が後継車両であるE353系に置き換えられ、年が明けると、E351系で運転される「スーパーあずさ」に、カメラを向ける鉄道ファンを多く見かけるようになってきた。

2月に入り、本業多忙な時期となると、土曜日も出勤するようになる。休日出勤と言う事で、服装もラフな格好で出掛けていた為、デジタル一眼レフカメラも持参。昼休み、西荻窪駅へ向かい、E351系にカメラを向けていた。

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西荻窪駅を通過するE351系「スーパーあずさ」。(2018年2月10日撮影)

新宿駅を12時ちょうどに発車する「スーパーあずさ15号」。西荻窪駅で撮るには、2時間後の「スーパーあずさ19号」の方が、光線状態も良好なのだが、仕事の休憩時間を利用して撮影するんだから、それは無理な話。それでも、こうやって一眼レフを使って撮影すれば、気分転換にもなるのだが、西荻窪駅でも、この列車にカメラを向ける鉄道ファンが多く訪れるようになってきたので、ここで撮るのは、この日を最後にした方が良いかな・・・と思うようになった。

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雪晴れの篠ノ井線を走る383系特急「しなの」

長野遠征特集も、今回が最終章となります。もう少しだけお付き合いください。

クモユニ143の撮影の為に立ち寄った長野駅、そして、長野総合車両センター付近、更には、189系M50編成を撮影するために立ち寄った、篠ノ井線の西条駅付近。この日の行く先々で、必ず遭遇したのが、JR東海が所有する特急型電車、383系電車である。

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長野総合車両センターから出庫し、長野駅へ向かう、JR東海383系電車。

383系は、名古屋と長野を結ぶ特急「しなの」用として、1972年から運行され、老朽化が進んだ381を置き換える目的で、1994年にデビューした特急型電車。先代の381系同様、振り子式電車であるが、曲線通過時の車体傾斜に、コンピュータ制御を取り入れた制御付き自然振り子方式を採用している為、自然振り子方式の381系とは、乗り心地も大幅に改善されている。私も、実際に、383系には何度か乗車しているが、その乗り心地は、本当に振り子電車なのか?と疑うほど、快適だった。

この383系は、6両編成の基本編成の他、増結用に2両編成と4両編成が用意され、それぞれを組み合わせる事により、4両編成から10両編成まで、需要に合わせたきめ細かい運用が組まれている。

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増結用の4両編成と2両編成を組み合わせた、6両編成で運転中の「しなの7号」

M50編成を撮影するために訪れた、篠ノ井線、西条駅付近の撮影ポイント。私が、この場所に辿り着いてから、およそ10分後に、下り特急列車「しなの7号」が通過した。この「しなの7号」だが、御覧のように、貫通型のグリーン車が先頭となる、増結用の4両編成と2両編成を組み合わせた、6両編成での運転となっており、383系のきめ細やかな運用を、象徴したかのような編成での運転だった。

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パノラマグリーン車を先頭に、堂々の10両編成での運転となった「しなの9号」。

そして、「しなの7号」通過から、およそ1時間後、後続の「しなの9号」は、パノラマグリーン車が先頭となる、6両編成の基本編成に、増結用の2両編成を2本つないだ10両編成だった。ちなみに、「しなの7号」に運用されていた、増結用の4両編成も、多客期には基本編成と併結される事もあり、その際には、グリーン車が2両連結される事になる。

量産先行車の登場から、早いもので24年。ほぼ同時期にデビューした、JR東日本のE351系が、まもなく引退となるため、JR東海の383系も、そろそろ、後継車種の話が出てきても、おかしくない時期に近付いてしまった。JR東海では、高山本線の特急「ひだ」等に運用されている、キハ85系を置き換えるべく、新型特急気動車の開発が予定されているので、「しなの」用の383系に関しては、今のところは、キハ85の置き換えが完了した後と言う事になるのかもしれない。

キハ85、そして、383系、今から少しずつ撮っておくか・・・

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篠ノ井線を走る小海線のキハ110系気動車

189系M50編成のラストラン列車を撮影するため訪れた、篠ノ井線、明科~西条間の撮影ポイント。

M50編成通過の約1時間前から待機していた為、待ち時間の間には、様々な列車を撮影する事が出来た。現地到着から、およそ40分経過した12時52分頃のこと。トンネル内に下り列車のヘッドライトの灯りを確認。ライトの形から、普通列車に使用されている、E127系電車ではないかと思ったのだが、西条駅の時刻表を見る限り、この時間帯に、下りの普通列車はない。いったい、どんな列車だろう。トンネルから出てくるのを待って、その列車を撮影してみた。すると・・・

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篠ノ井線、明科~西条間を走る、小海線用のキハ110系気動車。

なんと、現れたのは、E127系電車ではなく、小海線営業所所属のキハ110系気動車、キハ11Ⅰ-110+キハ112-110の2両編成。篠ノ井線には、小海線営業所のキハ110系を使用した定期列車はない。では、何故、この車両が、この場所を走っていたのだろうか。

小海線は、中央本線の小淵沢駅と、信越本線の小諸駅を結ぶローカル線。日本一標高が高い地点にある駅、野辺山駅を通る事でも知られている高原鉄道である。小海線で使用される車両は、沿線の中込駅に隣接した、小海線営業所に所属しているが、車両の重要部検査や全般検査は、長野総合車両センターで行うため、入場時には、回送列車を走らせる事になる。

しかし、信越本線は、1997年10月、長野(北陸)新幹線の長野開業に伴い、軽井沢~篠ノ井間が、第三セクターのしなの鉄道に生まれ変わり、その際に、小諸駅で小海線と信越本線の線路が切り離されてしまった。その為、長野総合車両センターへの入場時には、このように、小淵沢から中央本線、更に塩尻から篠ノ井線を経由して回送する。一見すると、効率が悪いようにも感じられるが、仮に、今でも小諸駅で線路がつながっていたとしても、小諸~篠ノ井間は、JRの路線ではない為、線路使用料の問題や、気動車を運転できる、甲種内燃車動力車操縦士運転免許を持った乗務員の手配等の問題もあり、どちらにしても、中央本線・篠ノ井線経由での運転となりそう。今回は、そんな珍しい光景を、待ち時間に撮る事が出来た。

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