カテゴリー「鉄道:JR東日本」の878件の記事

しなの鉄道 115系リバイバルカラー編成を撮影する その1

7月29日のお話です。

北陸新幹線の開業に伴い、JR東日本から並行在来線として経営移管されることとなった、信越本線の軽井沢~篠ノ井間、長野~妙高高原間を運営する、しなの鉄道。今年7月1日から9月30日に開催される、信州デスティネーションキャンペーンに合わせて、しなの鉄道を走る115系のうち、3編成を懐かしいカラーに塗り替えて運行する事になった。

懐かしいカラーに塗り替えられた115系。4月8日から、第一弾となる初代長野色が登場。第二弾となる湘南色が5月20日に登場。そして、第三弾としてスカ色が、7月29日から登場し、3編成が出そろう事になった。115系等、国鉄近郊型車両が大好きな私は、3編成出揃った時点で、一刻も早く、しなの鉄道に行こうと考えていた。スカ色が走り出す7月29日は、直前まで、非鉄の予定が入る可能性があったが、この予定がキャンセルとなった事から、スカ色初日に、しなの鉄道沿線へ出掛ける事にした。

今回、しなの鉄道沿線を訪れる際に、実は115系以外に、もう一つ、狙いたいものがあった。それは、長野駅と長野総合車両センター間で、回送列車担当の乗務員を輸送する列車を受け持つ、クモユニ143。今や、貴重な荷物電車の生き残り。色々と調べてみると、クモユニ143は、朝8時30頃、長野駅に入って来ると言う。では、この日の、初代長野色、湘南色の運用は・・・と思い、しなの鉄道のホームページに発表されている運用表を確認すると、初代長野色のS7編成は、長野駅7時55分発の小諸行きに入る他、日中も運転されている。一方、湘南色となったS3編成は、長野駅8時06分発の戸倉行きの後、夕方まで運用が無い。

となると、長野駅に7時40分頃までに着けば、115系とクモユニ143の両方が撮影可能となる。時刻表を調べてみると、東京からの北陸新幹線一番列車である「かがやき501号」に乗れば、間に合う事が判明。早速、モバイルSuicaを使って、「かがやき501号」の指定席券を購入した。

7月29日朝、5時20分頃、自宅を出発。萩山駅から多摩湖線に乗り込み、青梅街道駅~新小平駅への徒歩連絡を経て、武蔵野線・京浜東北線と乗り継ぎ大宮へ。10分の乗り継ぎ時間内に、朝食のお弁当も買って、無事に「かかやき501号」に乗り継ぐ事が出来た。「かがやき号」と言う事もあり、乗ってしまえば長野までノンストップ。7時38分、大宮駅から僅か56分、自宅を出てから約2時間20分で、長野駅に到着した。

さて、115系の撮影に・・・と行きたいところではあるが、外は雨。ここで有る事を思い出す。長野駅から約1キロ、裾花川に架かる橋梁が有名な撮影地となっている。しかし、この撮影地で上り列車を撮る場合、順光状態になるのは、夕方になってから。でも、この日は雨。であれば、この時間帯に行っても問題ない。早速、スマートフォンのナビで現地を特定。急いで、現地へ向かった。

7時55分、現地に到着。急いでカメラを取り出して、撮影準備に入る。そして、およそ1分後・・・

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初代長野色に塗り替えられたS7編成による、しなの鉄道の普通列車小諸行き6624M。

手元の時計で、7時56分。初代長野色になった115系S7編成による、小諸行き普通列車が裾花川の橋梁を通過して行った。初代長野色、このカラーが登場したのは、JRになってからの事。リバイバルカラーと言うのは、時代が・・・と思ったが、気付けば、このカラーが消滅してから既に20年以上経過しており、それだけ、自分も歳をとったのかと実感した。改めて、初代長野色を見てみるが、これはこれで、高原のさわやかなイメージも感じられ、良い色である。

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湘南色S3編成による、長野行き快速601M。

S7編成通過からおよそ1分後。小諸からの長野行き快速601Mが背後からやって来た。御覧のように、この列車は、リバイバルカラー第二弾、湘南色になったS3編成である。当初撮影を予定していた、戸倉行きの事しか考えていなかったので、ちょっと油断していたため、慌ててシャッターを切ったが、どうにか撮れた。

そして、雨が降り続く中、S3編成の折り返しを待つ事に。

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折り返し1626Mとして戸倉へ向かうS3編成。

8時07分頃のこと。S3編成が戸倉行き普通列車として折り返して来た。この撮影を以て、裾花川橋梁から撤収。今度は、クモユニ143を撮る為に、長野駅へ引き返す事に。

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鉄道のまち大宮 鉄道ふれあいフェア会場へ その2

閉場まで残り15分。どうしても見ておきたいものが有った私は、急いでお目当ての場所へ。

向かった先は、ある検修庫。211系電車を使用した車掌体験、台車組み立ての実演や輪軸削正の実演等を行っていた事から、自由に出入りが出来る場所で、近くには、入場中の車両も置かれており、普段は見る事が出来ない光景を見られるのは有り難い。この日、大宮総合車両センター内には、珍客が入場しており、一瞬、ここは何処?と、思わず尋ねたくなる光景が目の前に広がっていた。

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大宮総合車両センターに入場していた、小田急4000形電車。

珍客とは、小田急電鉄の4000形電車である。この車両は、2007年にデビューした小田急の通勤車で、JR東日本のE233系電車をベースにしている。小田急線内の優等列車の他、東京メトロ千代田線との相互乗り入れ運用にも使用されていたが、2013年からは、東京メトロ千代田線のもう一つの乗り入れ先となる、JR常磐緩行線への乗り入れに対応した改造工事を開始。2016年3月26日からは、常磐緩行線への乗り入れも開始された。

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クハ4061号車。

小田急の車両が、なぜJR東日本の工場に入場したのか。ネットを検索してみると、常磐緩行線への導入が予定されている無線式列車制御システムCBTC(Communications-Based Train Control System)に関連した工事が行われているようで、2016年11月以降、小田急4000形が、順次、大宮総合車両センターへ入場している。

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鉄道のまち大宮 鉄道ふれあいフェア会場へ その1

5月27日のお話を続けます。1ヶ月以上前のお話となりますが、備忘録としてお付き合いいただければ幸いです。

熊谷駅から高崎線に乗り換えた私。ここから向かうのは大宮。この日、大宮駅周辺では、「鉄道のまち大宮 鉄道ふれあいフェア」と言うイベントを開催していた。メインとなるのは、JR東日本の大宮総合車両センター及びJR貨物の大宮車両所の公開。このイベントに合わせて、私は、どうしても、ある車両が撮りたかった。それは、かつて、飯田線で活躍をしていたED62形電気機関車である。

ED62は、飯田線北部で活躍していた、旧型の輸入電気機関車などを置き換える目的で、中央本線で活躍していたED61を改造したもの。中央本線と比べて、低規格な飯田線には、そのままでは入線できない為、軸重軽減を目的に、従輪の増設工事等が行われた。全部で18両が改造され、飯田線の他、大糸線でも運用されたが、最終的には、全車両が飯田線に集結したが、飯田線の貨物列車の廃止に伴い、2002年までに全車両が廃車となった。引退後のED62は、1号機がJR東日本の長野総合車両センターに、14号機がJR東海の佐久間レールパークに、そして17号機が、JR貨物大宮車両所に保存されていたが、14号機が2010年に佐久間レールパークの閉園に合わせて解体。また1号機も2016年に解体されてしまい、大宮にいる17号機が、国内に残る唯一のED62となってしまった。

そのED62、近年は、鉄道ふれあいフェアの会場で展示される事は無く、構内に放置されたままとなっている。この車両を撮影するには、鉄道ふれあいフェア開催時に、大宮総合車両センターの試運転線の体験乗車に乗車し、車内から撮影するのが一番とのこと。しかし、先に会場入りしているTwitterのフォロワーさん等に状況を問い合わせても、既に時間が遅く、今から会場入りしても。構内体験乗車には間に合わないとのこと。そこで、高崎線の車内から、ED62を撮影する事にした。幸いなことに、ED62が放置されている場所は、高崎線の車内からでも見る事が出来る。私は、二駅手前である上尾駅到着前より、進行方向右側、ドア付近に移動し、撮影場所を確保。そして、宮原を発車した後から、カメラを準備し、鉄道博物館が見えてきた頃からカメラを構えた。そして・・・

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JR貨物大宮車両所構内に留置中のED62 17号機。(高崎線車内より撮影)

手前のフェンスが多少邪魔ではあるものの、高崎線の車内から、留置中のED62 17号機を撮影する事が出来た。同機が、この場所に置かれてから、既に長い年月が経過している為、御覧のように、車体には錆が目立っており、保存状態はあまり良くない。この車両も、他の保存車と同様に、気が付けば、解体されていた。なんて事になってしまうかもしれない。

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2008年5月の公開時。いつの日か、このように間近で見る事が出来るだろうか。

再掲となるが、2008年5月の公開時の写真と比べてみる。この時も、少し退色しているものの、まだまだ耐えられるレベル。貴重な車両だけに、またいつか、間近に見る事が出来ると良いのだが・・・

この後、列車は大宮駅に到着。急いで、総合車両センターへ向かう事にした。

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高崎車両センター107系 R6編成・R17編成・R10編成・R11編成が廃車回送される

6月22日のお話です。

夕方、何気なくTwitterを眺めていると、運用を離脱していた107系のうち、R6編成・R17編成・R10編成・R11編成の4本が、EF64 1032号機に牽引され、長野総合車両センターへ帰らぬ旅へ旅立ってしまったとのこと。

115系と合わせて、置き換えが進む107系。長年見慣れてきた車両だけに、ここ2年ほどは、機会が有れば、107系も撮影しており、今回廃車回送された4編成のうち、R10編成を除く3編成については、2年以内に一度は撮影していた。

そこで、今回は、廃車回送された4編成のうち、R6編成・R17編成・R11編成の写真を取り上げたいと思います。一部は再掲となりますが、お付き合いいただければ幸いです。

まずは、R6編成から。

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上越線 井野~新前橋間を行く107系R6編成(前2両)。(2015年3月28日撮影:再掲)

R6編成を最後に撮ったのは、2015年3月28日。この日は、墓参りで高崎へ出掛けており、夕方、SLレトロみなかみ号を撮影した後、この場所に暫く留まり、115系や107系を撮影していた。

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常磐線から羽越本線・信越本線へ転用されたE653系

ゴールデンウィークの新潟ネタも、今回が最終回となります。

越後線の信濃川橋梁での撮影を終えた私は、越後線の普通列車に乗って、新潟駅へ戻った。晩飯を食べる前に、もう暫く、駅で撮影を続けよう。そして、東京へ帰る前に、この車両はどうしても撮っておこうと言う車両が有った。その車両はと言うと・・・

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羽越本線の特急「いなほ」として、新潟駅で出発を待つE653系。

新潟から白新線・羽越本線を経由し、酒田・秋田方面へ向かう特急「いなほ」に使用されているE653系電車。E653系は、1997年に登場した交直流両用の特急型電車。常磐線の特急「ひたち」に運用されていた485系の置き換え用として増備が進められた車両で、勝田車両センターに所属し、2013年3月16日のダイヤ改正で、E657系に置き換えられるまで、常磐線の特急「フレッシュひたち」に使用されていた。

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勝田車両センター所属時のE653系。

「フレッシュひたち」運用時は、車体の下部に、茨城県の観光資源をイメージしたカラーを採用し、7両編成が赤・青・黄色・緑、4両編成がオレンジと、全部で5種類のカラーが存在したが、新潟車両センターへの転属に際し、まず7両編成は、「いなほ」への転用改造が実施され、日本海に沈む夕日と稲穂をイメージしたカラーリングに変更。また、常磐線時代には設定されていなかったグリーン車を設定する為、クハE652形をグリーン車に改造。クロE652形と言う新形式が誕生。転用改造後は、1000番台を名乗る事になった。

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新潟地区ローカル列車の新しい主役 E129系

さて、ゴールデンウィークの新潟遠征の中で、最もお世話になった電車が、新潟地区の最新鋭車両、E129系電車だった。

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吉田駅に停車中のE129系電車による「弥彦お花見号」

E129系電車は、新潟地区の主力車両として運用されていた115系の置き換え、及び北陸新幹線開業に伴う、並行在来線となる、信越本線の新潟県内区間を受け持つ、えちごトキめき鉄道へ譲渡するE127系をねん出させる為に、2014年より登場した新型車両。中央快速線や埼京線などで活躍中のE233系をベースに、仙台地区で運用されているE721系と同等の短編成設備や耐寒耐雪構造を採用し、新潟地区での実績に合わせた新型車両として開発された。これまでに、2両編成の100番台車A編成が30本、4両編成の0番台車B編成が25本、計160両が、総合車両製作所新津事業所で新造された。

この日、初めてE129系電車に遭遇したのは、越後線と弥彦線が交わる吉田駅。燕三条駅で弥彦線に乗り換えたのだが、この日は、所定の弥彦行きが吉田行きに変更となっていた。これは、弥彦への行楽客を見込んで、白新線新発田駅から、越後線を経由し吉田まで運転される列車を、更に弥彦まで延長。乗り換えなしで直通する「弥彦お花見号」が運転するため。新潟方面から弥彦に向かうには、乗り換えなしで便利だが、燕三条駅で、新幹線から乗り換えて弥彦に向かうには、乗り換えが1回多くなってしまった。

私は、このE129系に乗り換えて、一駅、矢作駅で下車。弥彦神社の大鳥居が見える撮影ポイントへ移動する。その道中、弥彦線の踏切を渡ろうとすると、E129系の回送列車と遭遇した。

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弥彦線吉田~矢作間を行く、E129系の回送列車。

「弥彦お花見号」として弥彦に向かったE129系は、折り返し、回送列車として吉田方面へ戻る。その為、撮影地への移動中に遭遇した。E129系自体、弥彦線でも走っている為、車両自体は珍しい存在ではないが、「弥彦お花見号」に運用されていたのは、4両編成のB編成。吉田~弥彦間の定期列車は、全てワンマン運転の為、この区間を走るE129系は、2両編成のA編成が主体。それだけに、4両編成のB編成の走行シーンは、しっかり撮っておくべきだった。

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新潟車両センターの115系を撮影する

5月3日の新潟遠征記のお話を続けます。

今回の新潟遠征の最大の目的は、新潟車両センターの115系を撮影すること。今年1月、旧国鉄70系の塗装を再現した、N3編成使用による臨時列車の撮影記は、既にお伝えした通り。しかし、この日は、N3編成だけでなく、1本でも多くの115系を撮影したい。そう思っていた。

N3編成を使用した臨時列車で東三条に到着した私は、ここから信越本線の下り普通列車に乗り換え新津へ。信越本線、磐越西線、羽越本線が交わる新津は、鉄道の街として栄えた街。ここへ来た理由は、新潟から長岡、直江津を経由して新井まで向かう115系の快速列車を撮影する為。15時33分、新津駅に到着。お目当ての快速列車は、およそ5分後となる15時39分、2番線に到着する。私は急いで1番線へ向かった。ところが、実際にホーム上に立つと、光線状態はあまり良くない。少しでも良い条件で撮れる場所を…と思って立ち位置を考えていると、新井行きの快速列車が入線してきた。

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新津駅2番線に入線する新井行き快速3372M。

15時39分、新津駅2番線に入線した新井行き快速3372M。この列車に充当されていたのは、緑帯のN33編成。この編成は、長野地区の普通列車への211系投入に伴い、2015年3月、新潟車両センターへ転属して来た。

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新津駅を発車。一路、新井へ向かう115系N33編成。

転属後も、暫くは、長野色のまま活躍していたが、2015年12月、大宮総合車両センターに入場し、白地に緑の帯を纏う新潟色に改められた。新潟地区には、もう一つ、リニューアル工事を受けた115系が纏う、白地に紺と水色の帯の新潟色があるが、この編成は、長野総合車両センター所属時に、リニューアル工事を受けていなかった事から、緑帯の新潟色に塗り替えられた。

この緑帯の新潟色、以前は当たり前のように見られたカラーであるが、気付けば、このカラーで現役なのは、N33編成のみになってしまったとのこと。出会えただけでも、ラッキーと思わなくてはいけないのかもしれない。

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高崎車両センター115系 T1030編成とT1044編成が廃車回送される

ゴールデンウィーク中の新潟遠征記の執筆中でしたが、大変残念なニュースが飛び込んできましたので、本日は、この話題に触れておきたいと思います。

5月31日夕方、何気なくTwitterを眺めていると、高崎車両センターに所属する115系のうち、3両編成のT1030編成とT1044編成が、EF64 1030号機に牽引され、長野総合車両センターへ帰らぬ旅に出てしまったとの書き込みを見つけた。

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高崎駅に停車中のT1030編成。(2016年6月4日撮影)

T1030編成は、弊ブログ2007年4月11日付記事でも触れているように、今から20年前、1997年9月30日、長野新幹線(北陸新幹線)の開業に伴い廃線となった、信越本線の横川~軽井沢間を、最後に通った上り普通列車に使用された車両。高崎到着後、長野には戻れない為、当時の新前橋電車区(現:高崎車両センター)へ転属扱いとなった。

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クモハの1500番台車は先頭車改造の証。(2016年6月4日撮影)

高崎車両センターでは、唯一の先頭車改造車であるクモハ115の1500番台車を連結していると言う点でも、大きな特徴となっていがが、この度、残念ながら廃車となってしまった。

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弥彦線の専用車両となったE127系0番台車

115系「懐かしの新潟色」編成を撮影する為に訪れた弥彦線。

前回乗車したのは15年以上前のこと。この時、この線を走っていたのは、ワンマン運転対応工事を受けた115系だったが、新型車両の投入により、2015年3月に引退していた。では、今の弥彦線は、どんな車両が走っているのだろうか。

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弥彦線矢作駅に進入するE127系0番台車。

115系のワンマン運転対応車に代わり、弥彦線の主となったのは、このE127系0番台車。2015年3月のダイヤ改正から、弥彦線の運用に就いていると言う。

E127系0番台車は、1995年、急行列車の運用から外れ、新潟地区の普通列車に使用されていた、急行型電車の165系を置き換える為に製造された。新潟都市圏でのラッシュ対策と、2両編成によるワンマン運転を考慮しており、座席はロングシート。東北地方各地に投入された701系電車とよく似ている。E127系0番台車は、13編成が製造されたが、V3編成が、2008年、越後線での踏切傷害事故に伴う列車火災事故の為、クモハE127-3が焼損。復活する事もなく2014年に廃車となった他、2015年3月には、北陸新幹線開業に伴い、並行在来線として経営分離された信越本線の新潟県内区間、えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン用に、10本が譲渡され、現在、JR東日本に残るのは、V12編成とV13編成の2編成のみとなってしまった。

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弥彦駅に停車中のE127系。折り返しは新潟行き。

一気に少数派となってしまった、JR東日本所属のE127系0番台車。弥彦線では、現在も115系や新型車両のE129系による列車も存在するが、ワンマン運転を行う列車には、E127系が充当されている。出入庫の都合で、越後線を経由し、新潟まで直通する運用も存在するが、2編成しか存在しないと言う点からも、弥彦線専用車と言うイメージが強くなっている。

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一路、新潟へ向かうE127系0番台車。

弥彦線の運用に就いて2年。今や、弥彦線の主と言っても過言ではないE127系0番台車だが、この時撮影したV12編成が、現在、長野総合車両センターへ入場中とのことで、V13編成の孤軍奮闘が続いている事から、新型車両のE129系も、弥彦線のワンマン運転の列車に充当されているものと思われる。長野総合車両センターへ入場したV12編成は、入場ルートの関係上、中央本線を経由する為、パンタグラフを撤去し、EF64 1030号機に牽引されて向かったとのこと。廃車ではないと思われるが、2編成だけなら、今のJR東日本なら、新型車両へ置き換えることも充分に考えられる為、E127系0番台車の今後の行方も気になってしまう。単なる入場なのか。果たして真相は・・・

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115系「懐かしの新潟色」編成を撮影する

ゴールデンウィークの5連休初日、5月3日のお話です。

E233系等、次世代車両の登場により、急速に置き換えが進むJR東日本の115系電車。0番台等、古参メンバーが集まっていた新潟車両センターの車両も例外ではなく、新型電車の直接投入により、今や1000番台車が僅かに残るだけと言う状況にまで減ってしまった。

今年1月のこと、数少なくなった新潟車両センターの115系N3編成に、115系が投入される前、1960年代に活躍していた、旧型国電の70系電車に塗られていた、雪の多い地域でも目立つ赤と黄色の塗装を再現することになった。国鉄時代、「新潟色」と呼ばれたこのカラーは、115系に採用された事は無く、あくまでも、当時の雰囲気を味わうだけのカラーであるが、115系が好きな私にとって、一度は記録しておきたい車両。ゴールデンウィーク期間中に、新潟へ出向き、この編成を撮ろうと計画していた。しかし、新潟まで遠征する以上、「運用の都合で本日は走っていませんでした」では困る。確実に動いている時に撮りたい。鉄道ダイヤ情報誌を眺めていると、5連休初日の5月3日は、臨時列車「弥彦桜絵巻号」として弥彦線を走る事が判明。日帰りで、新潟へ向かう事となった。

当日、私は大宮から上越新幹線で、まずは燕三条へと向かう。乗車した「Maxとき305号」は、2日前まで、指定席は満席の状態だったが、前日朝、出勤途中にモバイルSuicaでアクセスしてみると、同列車の空席を発見。1階席ではあったが、指定席をゲットできた為、快適に移動する事が出来た。

燕三条からは、弥彦線に乗り換え。一路、矢作を目指す。この日は、臨時列車の関係で乗車した列車は、途中駅の吉田止まり。吉田からは、越後線からの直通の臨時列車に乗り換え。目的地の矢作に到着したのは、10時29分の事であった。

矢作駅。ホーム一面の無人駅である。目指すのは、ここから歩いて15分ほど吉田方向に戻ったところにある水田地帯。ここからは、弥彦神社の参道にある大鳥居をバックに走る列車を撮る事が出来る。弥彦村のシンボルともいえる弥彦神社の大鳥居を入れる事で、弥彦線らしさを出そうと言うのが、この場所を選んだ狙いである。駅から徒歩で現地に到着すると、流石に有名撮影地だけあり、既に先客が20人ほど集まっていたが、撮影には全く支障は無かった。とりあえず、この場所で、およそ40分後にやって来る、115系の「弥彦桜絵巻号」を待つ事に。そして、11時35分、「弥彦桜絵巻号」が背後からやって来た。

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弥彦線、吉田~矢作間を行く115系「懐かしの新潟色」編成。

弥彦神社の大鳥居をバックに、弥彦線を走る115系「懐かしの新潟色」編成。国鉄時代、雪の中でも目立つように選ばれたと言うカラーだけあり、広々とした水田地帯を走っていても、よく目立つ。また、大鳥居との組み合わせも、同系色同士と言う事もあり、この場所を選んで正解だったと、撮影後、改めて実感した。

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