カテゴリー「鉄道:JR東海」の209件の記事

JR東海の現役最古参車両 211系0番台車を撮影する

さて、三岐鉄道三岐線の撮影及び乗車を終えた私は、近鉄富田駅から、近鉄名古屋線の急行電車に乗り換えて弥富へ移動した。

弥富は、近鉄名古屋線の駅から3分ほど歩いたところに、JRと名鉄の弥富駅がある。前日、Twitterを見ていたら、弥富駅近くに、関西本線の下り列車を順光で撮れる場所がある事を発見。東京へ帰る前に、DD51が牽引する貨物列車を撮影したことは、既に弊ブログでも取り上げいるが、ここ弥富では、もう一つ、撮影しておきたい車両が有った。それは、211系0番台車である。

JR東海が所有する211系0番台車は、4両編成2本。今から32年前。1986年11月1日に実施された、国鉄最後のダイヤ改正で、東海道本線及び中央本線の快速列車増発用として製造された。当時は、西武鉄道の6000系が纏っているような青+白の帯であり、関東の211系とは、イメージが大きく異なる外観だった。青帯の211系は、私が中学三年生の時、修学旅行の為に京都へ向かう際に乗車した、東海道新幹線の車内から偶然にも目撃したが、青帯の211系は、当時のTOMO少年の目に、とても新鮮に見えた事は、今でもはっきりと覚えている。

あれから30年以上が経過。JR東海では、国鉄形車両の置き換えが進み、今では、この211系0番台車が、新幹線車両も含めても、現役最古参車両となってしまった。そして、国鉄を知る最後の車両とも言える。

211系0番台車、現在は、神領車両区に配属され、朝と夜のみ、関西本線の運用に就いている。まさに「余生を過ごす」と言う言葉が相応しい使われ方である。いつ313系に変わってしまっても不思議ではない状況だけに、DD51の貨物列車を撮影した後、211系0番台車が現れるまで、弥富で待つ事にした。

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弥富駅を発車。一路、桑名へ向かう211系0番台車K51編成。

この日、撮影出来た211系0番台車は、K51編成。「51」と言う編成番号からして、トップナンバーではないかと思いたくなるが、先頭車は、クモハ211-2。理由は解らないが、何故か、トップナンバーの方が、K52編成を名乗っている。

ちなみに、この列車は桑名行きと言う事で、すぐに折り返してくる。幸いなことに、名古屋方面へ戻る次の列車が、桑名から折り返してくるK51編成だったので、この編成で、名古屋へ戻る事にした。最後部車両である、クモハ211-2に乗車するが、車内はガラガラ。

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車内には、懐かしいシートが並ぶ。

空いていたボックス席に腰を下ろす。車内の座席は、懐かしいエンジ色の座席で、このシートはデビュー当時のまま。関東でも211系は、数を減らしたとは言え、まだまだ現役であり、乗車する機会もあるが、座席は変わっており、この色の座席は、本当に久しぶり。

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化粧板のネジの正体は・・・

そして、窓の下。化粧板には、複数のネジが・・・この車両が登場した頃は、4両編成のうち、タバコが吸えない禁煙車は1両しかなく、残り3両は、車内でタバコを吸う事が出来た。その為、この位置には灰皿が設置されていた。しかし、JRに移行した後、普通列車の全面禁煙化が実施され、灰皿が撤去された。こんな所にも、国鉄の匂いを感じる事が出来る。

国鉄時代を思い出しながら、私は名古屋駅へ。この車両が引退する時には、デビュー当時の青帯姿にしてくれたら・・・そんな事を考えながら、新幹線で東京へ向かった。

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311系の特別快速・新快速を撮影する

ゴールデンウィーク、5月4日のお話です。

名古屋遠征2日目。宿泊した東横イン名古屋桜通口新館からのスタートとなる。久々の名古屋泊まりなので、何かJR東海の在来線ネタを撮影出来ないか。前夜、就寝する前に、持参したパソコンを使って調べてみる。すると、朝8時台に、311系を使用した特別快速と新快速が運転されている事を発見した。

311系は、1989年、金山総合駅開業に合わせて、東海道本線の新快速電車用にデビューした車両。211系5000番台をベースに、120キロ運転対応、車内にカード式公衆電話を設置する等、当時としては画期的な車両だった。しかし、1999年に、313系がデビューすると、徐々に各駅停車の運用にシフトしていった。しかし、ダイヤ改正の都度、僅かではあるが、特別快速・新快速運用が残され、かつて、この車両が花形だった事を彷彿とさせている。

せっかく見つけた311系の特別快速・新快速運用。しかも、名古屋駅の発車時刻が8時14分、29分と、15分おきに続けてやって来るとなれば、これは撮りたくなる。そこで、まずは1本目、8時14分発の特別快速を、名古屋駅で撮影する事にした。この特別快速は、名古屋駅3番線からの発車なので、時間に合わせて2番線へ。ここで、まずは進入シーンを撮る事にした。

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名古屋駅3番線に到着する、311系の特別快速浜松行き5100F。

名古屋駅では、2018年3月17日のダイヤ改正より、2番線の使用を停止している。これは、現在建設中のリニア中央新幹線の工事によるもので、使用停止は約1年間を予定しているとのこと。その為、この特別快速は、3番線へ入線している。311系の背後には、工事用の重機が写っており、工事中である事がお解りいただけるかと思う。撮影条件は、決して良い場所ではないが、リニアの工事の記録も兼ねて、1発目は、ここで撮る事にした。

それにしても、リニア中央新幹線の工事が、ここまで具体化してきたとは・・・まだまだ先の事だと思っていたので、ちょっと驚いた。

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名古屋駅3番線に停車中の特別快速浜松行き5100F。

この後、私は1番線に停車していた各駅停車に乗り込み、熱田駅へ移動。ここで、後続の新快速を待つ事にした。熱田駅のホームには、既に先客が4人待機されていた。先客の皆様の邪魔にならない位置から、カメラを構える事に。

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熱田駅を通過する新快速浜松行き5312F。

待つ事およそ10分。311系8両編成による、新快速浜松行き5312Fが、熱田駅を颯爽と通過して行った。新快速としてデビューした車両だけに、やっぱり311系には新快速が良く似合う。久しぶりに、311系の新快速を見て、改めて、そう感じた。

この撮影を以て、この日の朝練は終了。本来の目的地である、三岐鉄道三岐線へ向けて移動を開始した。

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雪晴れの篠ノ井線を走る383系特急「しなの」

長野遠征特集も、今回が最終章となります。もう少しだけお付き合いください。

クモユニ143の撮影の為に立ち寄った長野駅、そして、長野総合車両センター付近、更には、189系M50編成を撮影するために立ち寄った、篠ノ井線の西条駅付近。この日の行く先々で、必ず遭遇したのが、JR東海が所有する特急型電車、383系電車である。

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長野総合車両センターから出庫し、長野駅へ向かう、JR東海383系電車。

383系は、名古屋と長野を結ぶ特急「しなの」用として、1972年から運行され、老朽化が進んだ381を置き換える目的で、1994年にデビューした特急型電車。先代の381系同様、振り子式電車であるが、曲線通過時の車体傾斜に、コンピュータ制御を取り入れた制御付き自然振り子方式を採用している為、自然振り子方式の381系とは、乗り心地も大幅に改善されている。私も、実際に、383系には何度か乗車しているが、その乗り心地は、本当に振り子電車なのか?と疑うほど、快適だった。

この383系は、6両編成の基本編成の他、増結用に2両編成と4両編成が用意され、それぞれを組み合わせる事により、4両編成から10両編成まで、需要に合わせたきめ細かい運用が組まれている。

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増結用の4両編成と2両編成を組み合わせた、6両編成で運転中の「しなの7号」

M50編成を撮影するために訪れた、篠ノ井線、西条駅付近の撮影ポイント。私が、この場所に辿り着いてから、およそ10分後に、下り特急列車「しなの7号」が通過した。この「しなの7号」だが、御覧のように、貫通型のグリーン車が先頭となる、増結用の4両編成と2両編成を組み合わせた、6両編成での運転となっており、383系のきめ細やかな運用を、象徴したかのような編成での運転だった。

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パノラマグリーン車を先頭に、堂々の10両編成での運転となった「しなの9号」。

そして、「しなの7号」通過から、およそ1時間後、後続の「しなの9号」は、パノラマグリーン車が先頭となる、6両編成の基本編成に、増結用の2両編成を2本つないだ10両編成だった。ちなみに、「しなの7号」に運用されていた、増結用の4両編成も、多客期には基本編成と併結される事もあり、その際には、グリーン車が2両連結される事になる。

量産先行車の登場から、早いもので24年。ほぼ同時期にデビューした、JR東日本のE351系が、まもなく引退となるため、JR東海の383系も、そろそろ、後継車種の話が出てきても、おかしくない時期に近付いてしまった。JR東海では、高山本線の特急「ひだ」等に運用されている、キハ85系を置き換えるべく、新型特急気動車の開発が予定されているので、「しなの」用の383系に関しては、今のところは、キハ85の置き換えが完了した後と言う事になるのかもしれない。

キハ85、そして、383系、今から少しずつ撮っておくか・・・

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御殿場線山北駅を訪ねる

では、引き続き4月8日のお話です。

小田原駅で、箱根登山鉄道の新型車両を見た後は、小田急線で新松田へ。駅前の松田駅から御殿場線に乗り換え、向かった先は、この時期、桜の名所として有名な山北駅。

これまで、弊ブログでは、山北駅の桜を、2006年2007年2009年2010年2012年と、過去5回取り上げているが、2012年を最後に、ご無沙汰していた。今回、慰安旅行で近くまで行っていたと言う事も有り、5年ぶりに、山北駅を訪れる事にした。

松田駅を14時56分発の沼津行き2545Mに乗り、いざ山北へ。3両編成、車掌乗務ありの列車だ。私は、先頭車両に乗車していたが、山北到着前、車掌から「乗車券の回収にご協力をお願いします」とアナウンスが有った為、先頭車両に乗っていたが、到着後、最後尾に車掌のところへ。車掌に乗車券を渡したが、この時、山北駅で下車予定の5人のグループが、横浜方面からICカードで乗車して来てしまったようで、これからICカードの処理をするという。以前、弊ブログでも触れた事がある御殿場線のICカード処理問題。とは言え、まだしばらく停車すると言う事は、諦めていた、ホーム沼津方での桜をバックにした撮影が可能となる。私は、ホームの沼津方へ移動する。

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山北駅に停車中の2545M(左)と留置中の313系。

ホームを沼津方に歩いて行くと、留置線に313系3000番台車のトップナンバーが。この車両は、私が乗車した2545Mの1本前、山北行き2543Gとして運転された車両で、山北到着後は、再び国府津行き2548Mとなるのだが、折り返しまでの間に、沼津からの上り列車が1本ある為、いったん、この留置線に入線させている。

と言う事は、後で、この電車の入換も見る事が出来るのか・・・そんな事を考えていると、ようやく2545Mが動き出した。

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山北駅を発車し、一路、沼津へ向かう313系N8編成による2545M。

桜のトンネルへ向かう313系N8編成。このN編成は、発電ブレーキを搭載しており、115系が活躍していた御殿場線や身延線を中心に活躍を続けている。デビューから、既に10年以上経過。御殿場線や身延線で走る姿も、すっかり定着した。

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御殿場線から富士急行線へ転身 営業運転を開始した「富士山ビュー特急」を撮影する

189系の撮影の為、大月方面へ出かけた5月3日午後のお話。

大月駅近くのうどん店、吉田屋さんで、吉田うどんを堪能した後は、富士急行線へ転線した。

2016年2月、惜しまれながらも引退した、初代フジサン特急2000系。この2000系の代替として選ばれたのは、かつて特急「あさぎり」で活躍した、JR東海の371系だった。富士急行線には、同じく「あさぎり」で活躍していた、小田急電鉄20000形も3両編成化した上で、フジサン特急として運用に就いており、この両者の並びが、今度は富士急行線で見られるようになる事から、鉄道ファンの注目を集める事となった。

371系も、小田急20000形と同様に、富士急行線入線に際しては、7両編成から3両編成への短縮化が行われた。今回は、この改造を、JR東日本の長野総合車両センター内で行う事になり、7両編成のまま、甲種輸送で長野へ。特徴ある2階建て車両を含む4両が、不要となり、同車両センター内で解体された。元JR東海の車両が、JR東日本の車両センターで解体されると言う前代未聞のシーンが見られたのも、話題となった。残る3両は、富士急行8500系として、2015年9月30日に同車両センターを出場。暫くの間、白一色の車体のまま、河口湖駅構内に留置されていたが、この度、水戸岡鋭冶氏がデザインを担当した「富士山ビュー特急」として、4月23日より運行を開始した。

吉田屋さんを出て、大月駅へ向かう途中、中央本線と富士急行線を跨ぐ歩道橋上から、「富士山ビュー特急」の姿を確認する事が出来た。そこで、まずは駅に向かう前に、駅に隣接する踏切へ立ち寄り、停車中の「富士山ビュー特急」を撮影してみた。

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大月駅で出発を待つ「富士山ビュー特急」

JR東日本の205系を改造した、富士急行の新しい主力車両、6000系と並ぶ8500系「富士山ビュー特急」。JR東海時代の新幹線をイメージさせるようなデザインから、水戸岡デザインでお馴染みのカラーに塗り替えられ、イメージはだいぶ変わった。

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参考 JR東海371系。(2012年6月24日撮影)

しかし、良く見ると、正面のガラスの左隅や、側面の乗務員室扉窓ガラスに、JR東海時代の編成番号「X1」のステッカーが貼られたままとなっており、イメチェンをしながらも、こんな所に、JR東海時代の面影を感じる事が出来たのは、371系ファンとして嬉しかった。

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20周年を迎えた特急「ふじかわ」

では、再び10月17日のお話です。

今から20年前、1995年10月1日、JR東海の身延線に初の特急列車となる「ふじかわ」が走り始めた。特急「ふじかわ」は、それまで静岡・三島~甲府間に運転されていた急行「富士川」を特急列車に格上げしたもので、当時、急行列車に使用された165系を、373系特急型電車で置き換えた為に、新たな特急が誕生した。この373系は、その後も増備が続き、翌年、1996年3月のダイヤ改正では、JR東海管内で165系を使用した急行列車「東海」と「伊那路」、更に165系を使用した東京~大垣間の夜行普通列車を、373系に置き換え、「東海」と「伊那路」は、「ふじかわ」と同様、特急化。大垣夜行は、全車座席指定の快速「ムーンライトながら」になった。

あれから20年。「東海」は廃止になったが、「ふじかわ」は身延線の看板列車として成長。10月1日には、運行開始20周年を記念して、静岡駅で「ふじかわ3号」を対象列車として出発式典が行われた。同列車には、20周年を記念した特別なヘッドマークが掲出された373系F1編成が充当された。

この20周年記念ヘッドマークは、今年いっぱい、一部の「ふじかわ」で掲出されるとのこと。調べてみると、トップナンバーのF1編成の他、F8編成にも、20周年ヘッドマークが入っている都の事で、F1編成とF8編成が充当されれば、どうやら20周年記念の「ふじかわ」が撮影できそう。西武鉄道30000系の甲種輸送の撮影と絡めて、記念ヘッドマークだけでも撮れないだろうか。安倍川駅で、都営大江戸線新型車両の甲種輸送を撮影いした後、静岡へ向かう普通列車の車内でTwitterを眺めていると、「ふじかわ8号」に、F8編成が入っているとの情報を入手。乗車中の静岡行きの静岡到着は14時51分。「ふじかわ8号」の静岡駅到着は14時56分。その差5分とは、まさに好都合。静岡到着後、早速3・4番線の東京方に向かって待機する。

そして、14時56分、定刻通り「ふじかわ8号」が静岡駅に到着した。

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静岡駅3番線に入線する「ふじかわ8号」

甲府から2時間15分かけて、静岡駅に到着した「ふじかわ8号」。まずは、Twitterの情報通り、20周年の特別ヘッドマークを掲出したF8編成だった事に、ほっと一安心。

到着した「ふじかわ8号」は、静岡到着後、静岡車両区へ回送される為、少々停車時間が有る。そこで、ホームの中ほどへ移動。20周年記念ヘッドマークを撮影してみた。

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ふじかわ号20周年記念ヘッドマーク。

特急「ふじかわ」の20周年記念企画は、「徳川家康公顕彰四百年祭」とのコラボ企画の為、御覧のように、ヘッドマークには、徳川家の三つ葉葵の家紋が描かれている。

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西武 30000系30106Fの甲種輸送を撮影する その1

10月17日のお話です。

西武鉄道は、今年度30000系を28両新製し、既に今年度増備車第1弾となる30105Fが、10月14日から営業運転に就いているが、10月16日から18日にかけて、今年度増備車第二弾となる、30106Fの甲種輸送が実施されることになった。今回も、30105Fの時と同じように、撮影に出かけようと思っていたのだが、下松に送り込まれた機関車が、今や貴重となったEF66の0番台車、EF66 33号機であると知り、これは前回のように、武蔵野線からの撮影ではなく、もっと先まで行かなくてはと言う思いになり、17日、静岡県内まで遠征する事にした。

当日の朝。私は、国分寺駅8時09分発の青梅特快に乗り、まずは東京駅へと向かう。東京駅から東海道新幹線「ひかり465号」に乗り込み、一気に浜松へ。更に、浜松から東海道本線の下り普通列車に乗り換えて3駅。降り立ったのは、浜名湖に程近い弁天島駅。ここから新居町方面へ15分ほど歩いたところにある、西浜名橋へと向かった。

この日、東海道本線には、西武鉄道30000系の甲種輸送の他に、日本車輛で落成した、都営地下鉄大江戸線の新型車両の甲種輸送が行われる事になっており、途中の静岡貨物駅までは、西武鉄道30000系の甲種輸送と10分ほどの時間差で続行運転となる事が解っていた。せっかくだから、こちらも合わせて撮影しようと思い、思い切って弁天島まで駆け付けたのであった。駅から浜名湖を眺めながらのんびり歩いて、撮影地の西浜名橋に到着したのは、11時15分頃の事。この時点で、橋の袂には、既に撮影者が5人ほど集まっていた。私は、ご挨拶した後、邪魔にならない場所で30106Fの甲種輸送の通過を待つ事に。集まっていた方達とお話をしていると、この場所には、首都圏や関西、そして愛知県からと、実に様々な場所からこの地を目指して来られている事が解った。

時間の経過とともに、この場所にも、続々と人が集まり、最終的には20名近くに膨れ上がっただろうか。現地到着からおよそ1時間後。快晴だった撮影地は曇り空となってしまったが、EF66に牽引された30106Fの甲種輸送列車がやって来た。

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EF66 33号機に牽引され、浜名湖を渡る西武30106F。新秋津までの道のりは、まだ長い。

山口県の日立製作所を旅立ち、一路、新秋津へ向かう西武30000系。これまで、30000系の甲種輸送は、何度も撮影してきたが、30000系の増備も、次世代通勤車両40000系の計画が発表されたことから、この30106Fと8両編成の38117Fの増備を以て終了となる可能性が高い。浜名湖を渡るシーンは、これまで一度も撮影した事が無く、初めての浜名湖での撮影が、今や数少なくなったEF66の0番台車牽引と言う事で、思い切って、浜名湖までやってきて本当に良かった。撮影を終えた時、改めてそう感じた。

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湊線デビューに向けて整備中 元JR東海キハ11形気動車

さて、キハ2004の単行運転を撮影すべく訪れた、ひたちなか海浜鉄道湊線。私にとって、旧型気動車と合わせて気になっていたのが、JR東海から譲り受けたキハ11形気動車の整備状況である。

那珂湊到着時に、下り列車の車内から機関区を見ていると、早速、整備中と思われるキハ11の姿を確認。車内から撮影してみた。

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湊線でのデビューに向けて整備が進む、元JR東海のキハ11形気動車。

構内に整備中の状態で留置されていたのは、キハ11-203。城北線を運営する東海交通事業に所属し、美濃太田車両区に貸し出されていた車両だ。今回、ひたちなか海浜鉄道へは、美濃太田車両区に在籍していた、キハ11-123と、東海交通事業に所属し、JR東海に貸し出されていた、キハ11-203と204の3両が、4月30日、トレーラーによる陸送で、那珂湊へやって来た。この整備中のキハ11-203を見ると、今のところ、JR時代の列車無線アンテナを外し、正面のJRマークを外し、更に側面にサボさしが設置された状態となっている。この後、どのような姿になっていくのか気になる。

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ブログ開設11周年

いつも「TOMOの鉄日誌」をご覧頂きまして有難うございます。

2004年9月6日に誕生した「TOMOの鉄日誌」は、おがげさまで、本日9月6日で、開設11周年を迎える事になりました。

そこで、今回は、11周年にちなみまして、この車両のお話をしたいと思います。

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TOMIX製キハ11形気動車(2015年9月4日 所沢市電気鉄道にて撮影)

JR東海のキハ11形気動車ではなく、国鉄のキハ11形気動車のお話。キハ11形は、1953年に開発したキハ10系一般型気動車のグループの中の一形式で、1955年から登場した便所付き両運転台車両。登場時は、キハ48000形を名乗り、1957年までの3年間で、74両が製造されましたが、国鉄の線路上からは、1980年までに全車が引退。しかし、青森県の津軽鉄道に2両、茨城県の茨城交通(現:ひたちなか海浜鉄道)に3両が譲渡され、このうち、茨城交通に譲渡された3両は、20世紀の終わりまで使用され、廃車後は、このうちの2両が、さいたま市の鉄道博物館と、名古屋市のリニア鉄道館に引き取られ、国鉄時代の車号に戻した上で、保存されています。

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鉄道博物館で展示されているキハ11 25 (2008年10月25日撮影)

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現在はリニア鉄道館で保存されているキハ11 26は、旧車号キハ48036を名乗る。(2009年5月4日撮影)

昨年は、10周年と言う節目を迎え、次の10年に向けて、新たな気持ちで臨んだ1年もあっという間に過ぎ去ったような気もします。弊ブログは、本日より12年目に突入しますが、引き続き、ブログを御覧の多くの皆様に楽しんでいただけるよう、頑張ってまいります。今後とも、どうぞ宜しくお願いいたします。

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JR東海 キハ11形0・100番台車 定期運用終了

8月1日、朝起きて何気なくTwitterを眺めていたら、JR東海のキハ25形2次車の伊勢車両区向け車両が営業運転を開始し、入れ替わりに、キハ11形気動車の0・100番台車両が、7月31日を以て、定期運用を終了した事を知った。

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7月31日を以て定期運用を終了した、JR東海のキハ11形気動車0・100番台車。(2015年5月4日 津駅にて撮影)

JR東海のキハ11形気動車は、1988年に、新潟鉄工所とJR東海名古屋工場で製造した、在来線向け軽快気動車。暖地向けの0番台車は伊勢車両区に、100番台車は美濃太田車両区を中心に配属され、主に紀勢本線・参宮線・高山本線・太多線等で使用されてきたが、今年3月ダイヤ改正を機に、キハ25形気動車2次車への置き換えが開始。まず、美濃太田車両区の車両から置き換えが始まった。

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増備が進められているキハ25形2次車。(2015年5月3日 岐阜駅にて撮影)

運用を離脱した、美濃太田車両区のキハ11形は、一部車両が伊勢車両区に転属したものの、残る車両は、ミャンマー鉄道省へ譲渡された他、キハ11-123と、東海交通事業所有で、美濃太田車両区に貸し出し扱いとなっていたキハ11-203と204の合計3両が、ひたちなか海浜鉄道に譲渡された。

そして、この度、伊勢車両区に残っていたキハ11形も、キハ25形気動車2次車の増備が進み、置き換えが開始。国鉄形気動車よりも先に、キハ11形から運用を離脱する事となった。

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