カテゴリー「鉄道:小田急」の30件の記事

鉄道のまち大宮 鉄道ふれあいフェア会場へ その2

閉場まで残り15分。どうしても見ておきたいものが有った私は、急いでお目当ての場所へ。

向かった先は、ある検修庫。211系電車を使用した車掌体験、台車組み立ての実演や輪軸削正の実演等を行っていた事から、自由に出入りが出来る場所で、近くには、入場中の車両も置かれており、普段は見る事が出来ない光景を見られるのは有り難い。この日、大宮総合車両センター内には、珍客が入場しており、一瞬、ここは何処?と、思わず尋ねたくなる光景が目の前に広がっていた。

Simg_7d52417

大宮総合車両センターに入場していた、小田急4000形電車。

珍客とは、小田急電鉄の4000形電車である。この車両は、2007年にデビューした小田急の通勤車で、JR東日本のE233系電車をベースにしている。小田急線内の優等列車の他、東京メトロ千代田線との相互乗り入れ運用にも使用されていたが、2013年からは、東京メトロ千代田線のもう一つの乗り入れ先となる、JR常磐緩行線への乗り入れに対応した改造工事を開始。2016年3月26日からは、常磐緩行線への乗り入れも開始された。

Simg_7d52418

クハ4061号車。

小田急の車両が、なぜJR東日本の工場に入場したのか。ネットを検索してみると、常磐緩行線への導入が予定されている無線式列車制御システムCBTC(Communications-Based Train Control System)に関連した工事が行われているようで、2016年11月以降、小田急4000形が、順次、大宮総合車両センターへ入場している。

続きを読む "鉄道のまち大宮 鉄道ふれあいフェア会場へ その2"

| | コメント (1) | トラックバック (0)

御殿場線山北駅を訪ねる

では、引き続き4月8日のお話です。

小田原駅で、箱根登山鉄道の新型車両を見た後は、小田急線で新松田へ。駅前の松田駅から御殿場線に乗り換え、向かった先は、この時期、桜の名所として有名な山北駅。

これまで、弊ブログでは、山北駅の桜を、2006年2007年2009年2010年2012年と、過去5回取り上げているが、2012年を最後に、ご無沙汰していた。今回、慰安旅行で近くまで行っていたと言う事も有り、5年ぶりに、山北駅を訪れる事にした。

松田駅を14時56分発の沼津行き2545Mに乗り、いざ山北へ。3両編成、車掌乗務ありの列車だ。私は、先頭車両に乗車していたが、山北到着前、車掌から「乗車券の回収にご協力をお願いします」とアナウンスが有った為、先頭車両に乗っていたが、到着後、最後尾に車掌のところへ。車掌に乗車券を渡したが、この時、山北駅で下車予定の5人のグループが、横浜方面からICカードで乗車して来てしまったようで、これからICカードの処理をするという。以前、弊ブログでも触れた事がある御殿場線のICカード処理問題。とは言え、まだしばらく停車すると言う事は、諦めていた、ホーム沼津方での桜をバックにした撮影が可能となる。私は、ホームの沼津方へ移動する。

Simg_7d50909

山北駅に停車中の2545M(左)と留置中の313系。

ホームを沼津方に歩いて行くと、留置線に313系3000番台車のトップナンバーが。この車両は、私が乗車した2545Mの1本前、山北行き2543Gとして運転された車両で、山北到着後は、再び国府津行き2548Mとなるのだが、折り返しまでの間に、沼津からの上り列車が1本ある為、いったん、この留置線に入線させている。

と言う事は、後で、この電車の入換も見る事が出来るのか・・・そんな事を考えていると、ようやく2545Mが動き出した。

Simg_7d50914

山北駅を発車し、一路、沼津へ向かう313系N8編成による2545M。

桜のトンネルへ向かう313系N8編成。このN編成は、発電ブレーキを搭載した番台車で、115系が活躍していた御殿場線や身延線を中心に活躍を続けている。デビューから、既に10年以上経過。御殿場線や身延線で走る姿も、すっかり定着した。

続きを読む "御殿場線山北駅を訪ねる"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

箱根登山鉄道3100形の甲種輸送に遭遇する

4月8日のお話です。

前日の7日から8日にかけて、職場の慰安旅行で、静岡県の初島へ。その帰り道、今回は小田原で解散となった為、久しぶりに山北駅の桜を見に行く事に。まずは、小田原から小田急で新松田へ。改札を入場し、ホームへ向かうと、こんな車両が側線に停車していた。

Simg_7d50891

箱根登山鉄道の新型車両3100形。

小田原駅の側線に停車していたのは、箱根登山鉄道の新型車両3100形。この3100形は、2014年に導入された3000形「アレグラ号」を2両固定編成にしたもので、4月6日に、製造元である川崎重工業を出発。小田急電鉄の新型車両の搬入経路と同じく、終電後に、御殿場線の松田駅にある小田急との連絡線を経由して、新松田からは小田急1000形にバトンタッチ。ここ小田原までやって来た。

Simg_x7019

小田急1000形との連結面。

3100形は2両固定編成であるが、箱根登山鉄道への搬入に際して、1両ずつに分けて搬入。私が見たのは、2両目の搬入途中だった。

続きを読む "箱根登山鉄道3100形の甲種輸送に遭遇する"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

さようなら371系 急行「御殿場線開業80周年371号」を撮影する

11月22日のお話です。

今年で開業80周年を迎えるJR東海の御殿場線。JR東海は、同線の節目の年を記念して、様々なイベントを企画している。

華やかなイベントの裏側では、かつて特急「あさぎり」として颯爽と御殿場線を駆け抜けていた、JR東海の371系電車が、11月22日から30日までの土曜・休日に運転される、臨時急行列車「御殿場線開業80周年371系号」の運転を以て、現役を引退する事が発表されており、371系の最後の雄姿を押えるべく、御殿場線開業80周年371系号」の撮影の為、御殿場線沿線へ出かける事にした。

私にとって最後の371系の撮影。さて、どこへ行こうか。最後に撮影するのであれば、あの有名撮影地へ行きたい。そう考えるようになった。それならば・・・と言う事で、前日の21日夜に、仕事を終えてから、御殿場へ移動し、駅近くのビジネスホテルで一泊。翌朝、8時頃、ホテルを出発する。天気は快晴。富士山もしっかり見えている。目指すは、有名な狩屋踏切。約20分ほど歩いて現地に着くと、ざっと200人はいるんじゃないかと思うくらい、大勢の鉄道ファンが、カメラを構えて待機していた。とりあえず、地元のおばさん2人組の後ろから撮影させてもらう事にした。

現地到着から、およそ1時間30分後の事。371系が軽やかに狩屋踏切を通過して行った。

Simg_7d31575

富士山をバックに、一路、松田へ向かう臨時急行「御殿場線80周年371号」

御殿場線へ撮影に出かける度に、一度は撮りたかった371系と富士山のコラボ。現地に着くと、いつも富士山は雲の中に隠れているというパターンが多く、これまで、371系と富士山のコラボは、殆ど撮れていなかったのだが、最後の最後で、ようやく、納得出来る写真を撮る事が出来た。

続きを読む "さようなら371系 急行「御殿場線開業80周年371号」を撮影する"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

臨時急行「富士山トレイン371号」を撮影する 御殿場線編

さて、武蔵野線の多摩川橋梁で、E6系甲種を撮影した後は、南武線の南多摩駅より青春18きっぷを使用してお出かけ。向かった先は御殿場線である。

2012年3月まで、小田急新宿駅と沼津駅とを結んでいた特急「あさぎり」に使用されていたJR東海の371系電車。この度、7月20日より8月4日までの土曜・休日に、浜松~御殿場間で臨時急行列車「富士山トレイン371号」として運転されることになり、運転初日の模様は、先日、弊ブログでも取り上げたばかり。あの時は、東海道本線の豊田町駅での撮影だったが、出来れば、かつてのホームグランドである御殿場線を走る姿も撮りたい。午後からの出撃となるが、日の長いこの季節、御殿場から浜松へ向かう下り列車なら十分に撮影が可能と判断し、出かけることにした。

南多摩駅から、南武線に1本だけ存在する209系0番台車で川崎へ。川崎からは、東海道本線に2本しかないE217系と、レアもの同士の乗り継ぎで茅ヶ崎へ。ここで昼食休憩を摂った後、再び東海道本線に乗り国府津へ。国府津駅より御殿場線に入る事にした。御殿場線へは、沼津から入るか国府津から入るかで悩んだが、結局は、国府津から入る事を選択した。

国府津駅14時41分発の沼津行き2545Mに乗車する。この列車は、元々車掌乗務のある列車で、車両も313系のロングシート車。富士山の世界遺産登録効果か、こんな時間帯でも、富士山へ向かうと思われる女性客の姿も有った。国府津を出発すると、すぐに車掌が車内改札に入った。たまたまなのか、当初からそう言う設定だったのか、この列車は2人乗務で、1人が車内改札を担当と言う感じだった。御殿場線には、ICカード問題も有り、今回のような対応には評価できる。

15時29分、御殿場に到着する。ここまで乗車してきた2541Mは、御殿場駅で9分間停車する。この停車時間を利用すると、こんな並びを撮る事が出来る。

Img_7d19384s

御殿場駅で並んだ313系・371系・小田急60000形。

「富士山トレイン371号」として浜松からやって来た371系は、折り返しまでの間、御殿場駅の留置線で過ごす事になっていた。そこへ、土曜・休日のみ追加運転される、特急「あさぎり11号」が、「あさぎり12号」として折り返す間、やはり御殿場駅の留置線で過ごす事になっており、JR東海の371系と、小田急60000形MSEと言う、新旧「あさぎり」の並びを見る事が出来る。御殿場線へ入るのを、沼津からではなく、御殿場からにしたのは、この並びを撮りたかったからであった。

続きを読む "臨時急行「富士山トレイン371号」を撮影する 御殿場線編"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

御殿場線山北駅を訪ねる

4月7日のお話。

前日6日より、職場の慰安旅行があり、1泊2日で伊豆高原へ行って来た。現地では、ゆっくり温泉に浸かって、さらに美味しい海の幸を堪能。身も心もリフレッシュする事が出来た。

そんな帰り道。伊豆高原から「スーパービュー踊り子」に乗り込むが、慰安旅行の一行と熱海で別れて、E233系の普通列車に乗り換え。まずは国府津へ。ここから最後の1回分だけ残されていた青春18きっぷに日付を入れて、御殿場線の山北駅へ向かう事にした。

弊ブログを御覧の皆様には、「また今年もか」と思われる方も多い事だろう。振り返ってみると、弊ブログでは、これまでに、2006年2007年2009年2010年と、過去4回、山北駅の桜を取り上げている。そして、今年は、これまでの年と異なり、どうしても、山北駅を訪ねたかった、その理由の一つには、J-WAVEの番組で取り上げた事と言う事もあるのだが、もう一つの理由として、今年3月のダイヤ改正を機に、山北駅が無人化された事が挙げられる。無人化された山北駅を、この目で確かめておきたかったのだ。

実は、4月1日にも、この山北駅は通過している。しかし、この時は、桜も開花したばかりで、まだ3分咲きと行ったところだったため、6日後の土曜日に再度訪問と言う事を決めていた。国府津駅から乗車した御殿場線の沼津行き2549Mは、数少ない313系3100番台のV14編成。2006年、静岡に残っていた国鉄形車両を一掃する前に先立って増備された車両。外観上は、3000番台車と大差はないが、トイレが車いす対応の為に大型化されている他、行先表示もフルカラーLED化されているのが特徴。2編成のみの存在と言う少数派の遭遇で、幸先よいスタートと言えるだろう。

16時41分、山北駅に到着。車掌に青春18きっぷを見せた後、ホームの沼津方先端へ移動。2549Mと交換する2552Gの入線シーンを撮る為である。2552Gと言えば、4月1日、駿河小山から乗車した列車。16時45分頃の事、前方より313系のライトを確認。桜のトンネルを抜けて、駅構内に入って来たところで撮影を開始する。

Img_7d9424s

山北駅に進入する国府津行き2552G。

桜のトンネルを抜けて、山北駅に進入する国府津行き2552G。この日は、313系3000番台車V11編成での運転だった。

2552Gと入れ替わりに、今度は、私が山北まで乗車してきた2549Mが沼津に向けて山北駅を出発する。

Img_7d9426s

山北駅を出発し、一路沼津へと向かう313系V14編成による2549M。

これから桜のトンネルへと向かう313系V14編成。313系としては少数派に当たる3100番台車と、山北の桜との組み合わせは、これまでに撮った事が無かった為、ちょっと得した気分になった。

続きを読む "御殿場線山北駅を訪ねる"

| | コメント (3) | トラックバック (0)

御殿場線駿河小山駅で「あさぎり」の並びを見る

では、引き続き4月1日のお話です。

伊豆箱根鉄道駿豆線の貸切列車から降りた後は、そのまま三島で東海道線に乗り継ぎ沼津へ。ここから御殿場線に乗り換えて、向かったのは駿河小山駅。

3月17日のダイヤ改正より、運転区間が新宿~御殿場間に短縮された特急「あさぎり」。運転区間短縮と合わせて、車両も小田急60000形MSEに統一され、平日に関しては3往復に減ってしまった。MSE化された「あさぎり」は、御殿場到着後、すぐに折り返す為、以前のように、御殿場線内での「あさぎり」同士の交換は、平日は見る事が出来ない。しかし、土曜・休日は、1往復増発される為、増発される「あさぎり12号」が、駿河小山駅停車中に、定期列車の「あさぎり5号」が通過することになっており、「あさぎり」同士の並びが見られる事になる。

この「あさぎり」の並びを見る為、沼津駅から国府津行き2550Mで、駿河小山を目指す。伊豆箱根鉄道の貸切列車の中でビールを飲んだせいか、座ると眠くなり、うとうととしてしまっていた。途中の御殿場で目を覚ますと、構内に60000形MSEが停車しているのを見たが、見慣れないせいか、まだ違和感があった。

15時47分、駿河小山駅に到着。無人駅の為、車掌に青春18きっぷを見せて下車。そして、ホーム上で「あさぎり12号」の到着を待つ事に。光線状態等を考慮し、撮影場所は、ホームの御殿場方と決める。

16時11分頃の事、「あさぎり12号」が駿河小山駅に到着。それからおよそ2分後の事。御殿場行き「あさぎり5号」が軽やかに駿河小山駅を通過していく。

Img_7d9360s

駿河小山駅を通過する「あさぎり5号」(右)と新宿行き「あさぎり12号」(左)

MSE同士の並びは、まさに一瞬の出来事だった。まあ、「あさぎり5号」は、停車しない訳だから仕方ないか・・・

この撮影を以て、駿河小山駅での撮影を終了とした。この後は、後続の国府津行き2552Gで国府津を目指す事に。2552Gと言う列車番号が表すように、この列車はワンマン運転だった。2両編成、ワンマン運転の2552Gは、行楽客などで混雑していた。私は、先頭車両に乗車し、ワンマン運転の実態を見て行く事にした。

御殿場線のワンマン運転は、1999年12月より開始された。ワンマン運転区間は、御殿場線全線。もちろん、当初から全列車がワンマン化されている訳ではなく、313系化された一部の列車が対象であった。御殿場線でのワンマン運転の歴史は、既に12年以上と言う事になるが、私自身は、御殿場線のワンマン運転には反対である。まあ、理由は後程触れるとして、まずは、この日の2552Gで起きた出来事を触れておく事にする。

順調に走っていた2552Gに異変が起きたのは、谷峨駅に差し掛かろうとした時だった。一人の乗客が、運賃箱にある両替機で両替をしようとした。しかし、お金を入れたものの、小銭が出てこない。そこで、停車中に運転士に申告し、運転士が対応に当たるが、運賃箱は反応しない。この時点で、既に遅延が発生しており、運転士も、ひとまず谷峨駅を出発する事に。そして、輸送指令室へ対応策を相談する。そのまま、先日のダイヤ改正で無人駅となった山北駅に到着するが、ここで、運転士が証明書を作成し、先程の乗客に対して、松田駅の駅係員に証明書を渡して、お金を返金してもらうように乗客に説明していた。まあ、先程の乗客も松田まで行く予定だったようだから、松田駅での対応と言う事になったのだろう。しかし、この時点で8分の遅れが発生している。列車は、そのまま山北駅を出発し、フルスピードで東山北へ。ここも無人駅なのだが、降りる客が先頭車前寄りのドアを開けた所、ホームで待機していた乗客が、開いたドアから乗車してしまう。ワンマン運転の列車なので、無人駅からの乗車の場合、本来は先頭車両後ろ寄りのドアから乗ることが前提である。それに対して、運転士も、注意していない。と言うか、運転士は集札業務もあり、これ以上の遅れを出さない為にも黙認しているような状態であった。

御殿場線の国府津~御殿場間は、都市部にも近く、更には、国府津からJR東海になっている事を知らない乗客も多く、横浜方面から、そのままSuicaで乗ってくるような客も多い為、ワンマン運転の運転士は、列車の運転以外にも、証明書発行等の業務をさせられる事が多い。その事からも、遅延が発生するケースが多く、必死に働く運転士がとても気の毒に感じてしまう。この日も、まさにそんなケースだった。私が御殿場線のワンマン運転を反対する最大の理由が、まさに、このICカード問題なのである。そして、ワンマン運転開始から12年にもなるのに、東山北駅のように、本来の乗車位置から乗ろうとしない客もいたり、JR東海の他のワンマン運転実施路線と比較すると、ワンマン運転の乗車方法も徹底していないようにも見える。これは、御殿場駅や松田駅等、沿線の主要駅で、モニター等で無人駅を監視し、乗客に対して、乗車位置を守るように注意放送を流す等の対策も必要なのではないかと思う。

結局、この遅れは、終点の国府津まで引きづる事になり、国府津には、およそ5分遅れでの到着となった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

御殿場線内で「あさぎり」を撮影する

このところ、疲労がたまっていたせいか、更新間隔が開いてしまいましたが、少しずつ書いていきたいと思います。お付き合いいただければ幸いです。

それでは、3月16日のお話のつつきです。

田町駅で「のぞみ329号」を撮影した後は、お隣の品川駅へと移動し、ここから東海道新幹線に乗り込み三島へ。運良く、三島停車の「ひかり」を捕まえる事が出来、僅か40分ほどで三島に到着した。

三島からは、東海道本線に乗り換えて岳南鉄道を目指す予定だった。しかし、時刻は、まだ12時前。東海道新幹線の300系同様、この日を以て「あさぎり」の運用から離脱するJR東海の371系を使用した「あさぎり3号」は、まだ沼津駅に到着していなかった。三島駅からは、御殿場線の下土狩駅まで2キロ以内と言う立地条件。そこで、「あさぎり」運用中の371系の最終日の様子も押さえておこうと思い、下土狩駅へと移動する。時間的な問題も有り、三島駅からはタクシーを利用した。下土狩駅までは、およそ5分ほどで到着。この時点で、「あさぎり3号」の通過まで、およそ10分ほど余裕がある。そこで、御殿場線の線路に沿って、隣駅の長泉なめり方向へ向けて歩いてみた。以前、撮影に使った長窪踏切は、6両編成が限界だった為、その一つ先、長泉町役場横の踏切へと行ってみた。しかし、この場所も、長窪踏切と似たような条件。それどころか、障害物も多く、これは大誤算。とは言え、長窪踏切へ戻る程の時間的余裕は無く、ここで撮るしかない。この場所で待機する事およそ5分後の事。やや遅れ気味の「あさぎり3号」が駆け抜けて行った。

Img_7d9027s

沼津行き「あさぎり」、そして371系による「あさぎり」最終日。長泉町役場脇を高速で通過する371系「あさぎり3号」

撮影後、カメラの画面で画像を確認すると、最終日と言う事もあってか、先頭車乗務員室内には、便乗の乗務員が2名、更にスーツ姿の社員さんの姿も確認出来た。ちょうど、下土狩駅手前と言う事で、担当の運転士氏及びスーツ姿の社員さんが、揃って指差し確認をしている瞬間を撮ってしまったようだ。これはこれで良いかも。

この後、私は下土狩駅へと戻り、沼津経由で岳南鉄道の始発駅である吉原駅へと移動した。私にとって、御殿場線を行く371系の撮影は、これを以て終了となった。

続きを読む "御殿場線内で「あさぎり」を撮影する"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

小田急線内で「あさぎり」を撮影する

2月11日のお話。

土曜日だが、祝日と言う事で病院はお休み。久し振りに、病院に行かなくても良い土曜日。そして、これから3月にかけて本業が忙しくなるため、3月17日のダイヤ改正前、自由に動ける土曜日は、最後となる可能性が高い。撮りたいものはたくさんある。全部はとても撮りきれないから、無理をせずに撮れる範囲で動く事にしよう。そう思い、家を出発した。まず最初に向かったのは小田急線である。

小田急の新宿駅と、JRの沼津駅を結ぶ特急「あさぎり」。1日4往復運転されているこの列車は、1991年3月より、JR東海371系電車と、小田急20000形「RSE」が、それぞれ2往復ずつを担当する共同運行を維持してきたが、今回のダイヤ改正より、両形式共に「あさぎり」運用から引退し、小田急の新型ロマンスカー60000形「MSE」に置き換えられた上、運転区間が、新宿~御殿場間に短縮される事になった。そこで、最後の活躍を続ける、JR東海371系電車と、小田急20000形の雄姿を記録しようと言うのが今回の狙い。本来であれば、御殿場線沿線まで足を伸ばしたいところではあるが、前日までの疲れと、更には、この日の行動予定を考慮して、小田急線内での撮影とした。

新宿駅を10時20分に出発する「あさぎり3号」が、JR東海の371系充当と言う事で、まずは、この列車に間に合うように、和泉多摩川を目指す。地元の萩山から、西武多摩湖線・中央線・武蔵野線・南武線と乗り継ぎ登戸まで来ると、同駅の小田急線下りホームで撮影している人を発見する。ここで撮れるのか?そう思いながら、ホームの先端へ。障害物がやや気になるが、トリミングをすることを前提であれば撮れなくは無さそう。ちょうど急行電車が来たので撮影してみることにした。

Img_7d8719s

8000形10両編成による急行小田原行き。

アイボリーの車体にブルーのライン。3000形や4000形等のステンレス車の増備に伴い、昔ながらの小田急線のイメージを纏う車両は、今や8000形と、僅か1編成のみ残る5000形のみとなってしまった。1982年登場と、小田急の鋼製通勤車としては一番新しい8000形は、リニューアル工事を実施して、今後も使用される事になっており、暫くは活躍が続くものと思われる。また、2003年度以降の更新車は、足回りをVVVF制御方式に変更しており、この時撮影した8265FもVVVF制御になっている。

さて、ここで撮影した画像を見ると、手前にある車止めがやはり邪魔なので、多摩川を渡り、和泉多摩川へ移動しようと思ったところ、「あさぎり」通過に間に合う為の各停が無く、このまま、ここで「あさぎり」を撮ることになってしまった。まあ、人も少なく、落ち着いて撮れるから良しとしよう。

Img_7d8724s

沼津を目指す371系「あさぎり3号」

この後、小田急20000形による「あさぎり4号」を撮る事になるが、暫く時間があるので、どこで撮影するか、この後の行動予定とも照合しながら作戦を練る事に。ホームの中程で、スマートフォンを使って小田急のホームページにアクセスし、特急列車の時刻表とにらめっこ。そんな事をしている間に、20000形使用の「はこね」が、登戸を通過してしまった。これはノーマークだった。普段、小田急を撮っていないだけに、こう言うところに注意力が行かないのは痛い。

結局、「あさぎり4号」は、「箱根そば」で早めの昼食を摂った後、町田駅で撮る事にした。

Img_7d8733s

町田駅に進入する小田急20000形「RSE」による「あさぎり4号」

「あさぎり4号」の到着とほぼ同時刻に、下りの町田始発小田原行き急行と、新宿からの藤沢行き快速急行があり、どちらかに被られるのではないかと、冷や冷やしていたのだが、被られる事無く、無事に撮影する事が出来た。

この後、私は到着した藤沢行き快速急行に乗り込み一路藤沢へ。そのまま東海道線へと向かった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

JR東海371系 特急「あさぎり」運用から来春引退

新宿~沼津間を、JR東海と小田急電鉄が相互乗り入れをして運転している特急「あさぎり」。JR東海の371系と小田急電鉄20000形RSEが2往復ずつ担当し、計4往復運転されているが、このうち、JR東海の371系が、来年3月を以て、「あさぎり」の運用から引退。371系引退後は、全列車、小田急電鉄の車両により運転される事が発表された。

情報源1:共同通信2011/10/17/ 18:05 流線形の名物車両が引退へ JR東海「371系」
http://www.47news.jp/CN/201110/CN2011101701000650.html

JR東海の371系は、1991年3月16日より運行を開始した。小田急3000形SSE車により新宿~御殿場間で運転されていた連絡急行「あさぎり」の車両老朽化により、特急への格上げ、運転区間の沼津までの拡大に伴い、小田急電鉄とJR東海の共同運行となった事により誕生した。デビュー以来1編成のみの存在で、検査等で運用に就けない場合は、小田急電鉄の20000形RSEで代走していた。1編成しかない371系は、実に働き者で、「あさぎり」として沼津~新宿間を2往復する他、間合い運用で、東海道本線の「ホームライナー」にも充当されており、浜松や三島にも顔を出している。

Img_d61351s

桜満開の山北駅を通過する371系。(2009年4月5日撮影)

この共同通信の一報を読んだ時は、371系は、来年3月を以て「あさぎり」の運用から引退した後、そのまま廃車になると思ったのだが、どうやら、この車両には「あさぎり」からの引退後に、新たな任務が用意されているらしい。

情報源2:静岡新聞「アットエス」2011年10月18日
http://www.at-s.com/news/detail/100069491.html

静岡新聞「アットエス」が報じた情報によると、371系は、来年3月に「あさぎり」の運用から離脱した後、団体専用列車用に再改造され、来年秋に再デビューされるとの事。かつて、JR東海には、「ユーロライナー」や「ゆうゆう東海」、更にはお座敷客車など、団体専用列車用のジョイフルトレインが多数存在したが、いずれも全て廃車となっている。371系が、どのような形になって団体専用列車に使用されるのかも気になるところだ。

371系の「あさぎり」引退まで、残り半年。時期的に見て、もう山北駅の桜と371系「あさぎり」の組み合わせは見られない事になりそう。桜と371系のコラボは、これまでにも何度か撮影していたのだが、よくよく考えてみると、富士山とのコラボ写真は殆ど撮っていないかも。引退までに、富士山をバックに御殿場線を快走する371系の姿を記録しておきたい。そして、もう一度、改めて371系の「あさぎり」に乗っておきたい。今年の冬は、御殿場線へ通う事が多くなりそうだ。

| | コメント (2) | トラックバック (1)