カテゴリー「鉄道:JR貨物」の278件の記事

相鉄21000系 東急電鉄貸出に伴う甲種輸送を撮影する

2022年度下期の開業を目指して、工事が進められている相鉄・東急直通線。

相鉄・東急直通線は、羽沢横浜国大駅から新横浜駅を経て、東急東横線・目黒線の日吉駅までを結ぶ連絡線で、この連絡線の開業により、相鉄は、既に開業しているJR埼京線との直通ルートに次ぐ、第二の都心直通ルートが誕生する。そして、新横浜駅へ乗り入れることにより、相鉄沿線及び東急沿線からの東海道新幹線へのアクセスが、大幅に向上する。

連絡線開業まで、残り1年少々。ついに、大きな動きが・・・ 相鉄の車両が、東急に貸し出されることになった。既に多くの鉄道会社と相互乗り入れを行っている東急でも、相鉄の車両を操るのは、今回が初。当然の事ながら、開業までの間に、覚えなくてはいけないことが沢山ある。2013年3月、東急東横線の渋谷駅が地下化され、東京メトロ副都心線との相互乗り入れを開始した時も、それより前に、地下化により相互乗り入れを行うことになった、東京メトロ副都心線の10000系や7000系、東武鉄道の50070系や9000系、西武鉄道の6000系と言った車両が、事前に東急電鉄に貸し出され、中には先行して営業運転を行った車両もあった。今回も、相互乗り入れ前の準備の一環での貸し出しであるが、ここで一つ問題が・・・ それは、まだ相鉄の車両が、東急電鉄の線内に直接入れないことである。渋谷駅の地下化に関しては、東京メトロ副都心線と同じ車両を使用している東京メトロ有楽町線が、東急目黒線と相互乗り入れをしている東京メトロ南北線と、連絡線で繋がっていることから、有楽町線・南北線・東急目黒線と経由して車両を送り込んでいたが、相鉄と東急とでは、東京メトロの線路を経由した、自力運転による回送が出来ない。

そこで、実施されたのが、JRの線路を利用した送り込み。相鉄は厚木駅(貨物専用)で、東急は長津田駅で、JRの線路と繋がっているため、甲種輸送により送り込むこととなった。厚木から長津田まで、それほど遠い距離ではないのだが、厚木駅と長津田駅の有効長の関係から、8両編成を一度に運ぶことが出来ず、厚木~相模貨物間と、八王子~長津田間は、4両ずつに分割して輸送するため、厚木駅を9月21日に出発し、最後の車両が長津田駅に到着するのは、9月24日と計4日間の長丁場となる。

制約の多い、相鉄21000系の甲種輸送。相模貨物駅で再び8両編成となって八王子駅までの輸送が、なんと祝日の9月23日の日中に行われることになった。これは是非とも記録しておきたい。9月23日、私は、中央本線の多摩川橋梁へ向かった。日野駅から徒歩で多摩川の河川敷へ。現地に到着したのは、甲種輸送の通過1時間前だが、既に多くの鉄道ファンが集まっていた。先行列車を撮影しながら、河川敷でのんびりと相鉄21000系の甲種輸送を待つことにした。

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中央本線多摩川橋梁を通過する、相鉄21000系の甲種輸送。

10時59分、相鉄21000系の甲種輸送が、多摩川橋梁を通過した。この日、相鉄21000系の甲種輸送を牽引してきたのは、新鶴見機関区に所属するDE10 1666号機。長津田駅での入替の都合で、普段行われている東急電鉄の甲種輸送でも、八王子~長津田間は、ディーゼル機関車での牽引となっており、機関車の送込みを兼ねて、ディーゼル機関車牽引での運転となった模様。JR貨物のDE10は、新型のDD200形への置き換えが決定しており、相鉄の新型車両を牽引して、中央本線を走る姿は、ある意味、貴重なシーンと言えるかもしれない。

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西武40000系40156Fの甲種輸送を撮影する

9月19日の撮影記です。

西武鉄道は、今年度、40000系ロングシート車を3編成製造することになっているが、今年度の40000系新製車両第2弾となる、40156Fが製造メーカーである川崎重工業の兵庫工場で落成し、9月16日から19日にかけて甲種輸送が実施された。

今回の甲種輸送は、近畿車輛で製造された、東京メトロの17000系の甲種輸送とスジが重なる部分があることから、いつものダイヤとは異なり、静岡県内や神奈川県内でも撮影チャンスが多いことから、新秋津に到着する前日の9月18日も、撮影に出かけることを検討したものの、台風が接近していたこともあり、甲種輸送の撮影は、新秋津に到着する9月19日のみに留めることとした。

9月19日、40156Fが西武線の線内に入線する。朝、7時に起床。この時点では曇り空であったが、天気は順調に回復し、外出する頃には、雲一つない好天になった。この日、最初の撮影地として選んだのは、西武国分寺線、恋ヶ窪駅からも近い、武蔵野線の線路を超える歩道橋。この場所、上り列車(府中本町方面)の撮影は何度か経験があるが、下り列車(西船橋方面)の撮影は、今回が初めて。自宅から小川駅まで徒歩で移動し、小川駅から西武国分寺線に乗り込み恋ヶ窪駅へ。駅から歩くこと約7分ほど。甲種輸送通過の20分ほど前に現地へ着くと、この時点で先客は僅か1名。先行列車を撮影しながら、40156Fの甲種輸送を待つが、この場所、街灯をどう交わすかがポイント。問題なく撮影できるのは1人だけと言う、なかなか撮影条件の厳しい場所であった。

9時20分、お目当ての40156Fの甲種輸送がやって来た。

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EF210-326号機が牽引し新秋津を目指す40156F。

この日、40156Fの甲種輸送を担当したのは、新鶴見機関区に所属するEF210-326号機。山陽本線、瀬野~八本松間、通称、瀬野八の勾配後押し運用にも対応できるオールマイティーな機関車で、老朽化したEF65を置き換えるべく、増備が進んでいる。私自身、この300番台車を撮影したのは、今年2月23日、天皇誕生日に撮影した米タン 以来のことで、300番台の西武甲種への充当も、今回が初となる。

ちなみに、前日までは、EF65 2092号機が牽引を担当したとのこと。40155Fの甲種輸送の時は、横浜羽沢からも前日までと同じ機関車が担当していたので、そのままEF65が来るかとも思ったのだが、昨年までと同じ、横浜羽沢からは違う機関車と言うパターンに戻った。

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東芝府中事業所の保存車両を撮影する

引き続き、9月17日の撮影記です。

西国分寺駅で、相模線用E131系の配給列車を撮影した後は、武蔵野線の電車に乗り込み、お隣の北府中へ移動する。

東芝府中事業所に隣接した北府中駅。駅の西側に通じる通路は、東芝府中事業所の従業員が使用する東芝専用口となっている。東芝府中事業所は、電気機関車の製造も行っており、最近では、JR貨物が所有するEH200やEH500、名鉄のEL100形等が、この事業所で誕生している。

東芝府中事業所では、かつて、この事業所で誕生し、2008年に引退した、EF65 535号機が引き取られ、更に、2020年には、ED31 3号機を近江鉄道から引き取っていた。

EF65 535号機とED31 3号機。共に貴重な電気機関車が、最近になって、武蔵野線の電車からも見やすい場所に移動してきたという情報をTwitterで確認していた。EF65 535号機に関しては、これまでにも何度か目撃したことがあるが、ED31 3号機に関しては、東芝入りしてから見たことがなく、元の場所に移動する前に見ておきたい。そう思い、北府中へ向かうことにした。

駅到着前に、車内から2両の留置場所を確認。北府中到着後、改札を出場し、少しでも近づけないかと府中街道を歩いてみたものの、道路からは、撮れる場所が殆どないような状態。結局、武蔵野線の電車の車内から撮影するのが一番と言う結論に達した。駅へ戻り、武蔵野線の下り電車に乗車。最後部車両の車内より、保存車両を撮影することにした。

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武蔵野線の車内から撮影した、東芝府中事業所の保存車両。

電車が保存車両に近付いたところで撮影を開始する。まずは、EF65 535号機側から。色褪せた車体は、長い間、屋外に置かれているのだろうと感じさせる。

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ED31側からも撮影。

振り向いて、今度はED31を中心に撮影してみる。台風対策なのか。ED31の窓ガラスには、養生テープが張られていた。

どちらも大変貴重な車両。末永く保存していただける事を願います。

最後に、東芝府中事業所へ来る前のEF65 535号機とED31 3号機の写真をご紹介して、この記事を締めたいと思います。

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大宮駅に進入するEF65 535号機。(2006年8月5日撮影)

2004年の入場時に、JRマークが剝がされ、国鉄時代の姿に近い、美しい状態になったEF65 535号機。ネタガマという事で、当時も、535号機の目撃情報を入手したら、積極的に撮影していたと思うのだが、535号機が撮れたことだけで満足していたのか、良好な光線状態で撮影したことが少なく、この写真は、数少ない順光で撮影した535号機の写真の1枚。

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近江鉄道ミュージアムで保存されていた頃のED31 3号機。(2017年12月16日撮影)

近江鉄道での引退後、長年、彦根駅構内に整備された近江鉄道ミュージアムで保存されていたED31 3号機。この機関車を含め、10両の機関車が保存されていたが、老朽化により、順次解体されることとなり、2017年12月16日、機関車のお別れイベントが開催された。このED31 3号機は、同じくこの地で保存されていたED14 1号機と共に、再塗装され、美しい姿で展示された。伊那電気鉄道デキ1形として、芝浦製作所(機械部分の製造は石川島造船所)で誕生したED31 3号機は、解体を免れ、東芝府中事業所へ里帰りを果たした。彦根で最後の雄姿を撮影した時は、まさか府中で見ることができるとは、夢にも思わなかった。

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海の日 米タンを撮る

7月22日、海の日の撮影記です。

東京オリンピック開催に伴い、今年の海の日は、7月19日から22日へ変更。木曜日が祝日となった。

弊ブログでは、火曜日と木曜日が祝日と重なった場合、祝日の恒例企画として、米軍横田基地への燃料輸送列車(通称:米タン)の観察を行っている。日頃は、なかなか撮影出来ないこの列車。果たして、今回は、上手くいくだろうか。

自宅から徒歩で萩山駅へ。ここから西武拝島線の列車に乗り込み、拝島に到着したのは10時08分のこと。早速、駅前の横田1号踏切へ向かう。玉川上水を渡った先にある横田2号踏切付近に、カメラを持った方が数名待機しており、米タンが運転されることは間違いなさそう。早速、撮影場所を確保し待機する。

待つことおよそ15分。踏切が鳴り出した。

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横田基地専用線を行く、米タン返空列車。 

10時25分、DE11 2004号機が牽引する米タンの返空列車がやって来た。DE10及びDE11については、JR貨物の新型ディーゼル機関車、DD200形への置き換えが決定しており、米タンも、鶴見線の安善駅から先の区間については、新型のDD200形が入線しており、いずれは、この区間にも・・・ 最近は、そんな事を考えながら撮影するようにしている。

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後追い。

振り向いて、走り去るタキ1000を撮影してみる。この日は、最後部車両にも、入替を担当する職員さんが乗っていた。

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西武多摩川線 101系247Fの甲種輸送を撮影する

7月4日から11日にかけての撮影記です。

前の記事でも触れたように、伊豆箱根鉄道カラーの241Fが多摩川線へ向かったが、その入れ替わりとして、多摩川線からは、赤電カラーの247Fが、本線側に戻ってくることとなった。

甲種輸送の撮影記をお伝えする前に、西武多摩川線の話題を一つお伝えしておきたいと思います。

西武鉄道は、7月1日から9月30日までの3か月間、多摩川線で、自転車をそのまま車内に持ち込むことができる「サイクルトレイン」の実証実験を行うことになった。対象列車は、下記の通り。

平日 是政10時09分発から15時45分発、武蔵境10時06分発から15時42分発
休日 是政 8時09分発から17時45分発、武蔵境 8時06分発から17時42分発

持ち込める台数は1人1台までで、多磨駅を除く多摩川線全駅で利用が可能。自転車を持ち込む車両は、武蔵境方の1号車が指定されており、車内には、自転車を固定するバンドが用意され、更に窓ガラスには「サイクルトレイン」のステッカーが貼られている。

3か月間の実正実験期間中、7月10日から11日にかけて、甲種輸送が計画されている。今回、甲種輸送で本線側に戻る赤電カラーの247Fも、甲種輸送が行われる週の水曜日からは準備が始まるため運用を離脱するが、ギリギリのタイミングまでは運用に就いているため、5日間程ではあるが、247Fもサイクルトレイン仕様になっている。

そこで、7月4日の夕方、浅草まで出かけた帰りに、武蔵境で下車し、多摩川線へ。タイミング良く、サイクルトレインの最終である、武蔵境17時42分発の是政行きに乗車。この日は、小雨が降ると言う、生憎の空模様であったが、偶然にも、この列車には、自転車を持ち込んだ乗客がお一人いらっしゃったので、私も最後尾車両に乗車。西武線の車内に自転車と言う、今まで目にしなかった光景を目にしながら、一駅目、新小金井で下車し、ここで247Fを待つことにした。

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新小金井駅に到着した、247Fの武蔵境行き。

新小金井駅で待つこと約10分。247Fによる武蔵境行きがやって来た。まず最初に、新小金井駅での撮影を選択したのは、先頭の1号車、クハ1247の窓に「サイクルトレイン」のステッカーが貼られた状態での編成写真を撮りたかったため。交換の是政行きが到着するわずかな時間を利用して、撮影を済ませた後、急いで上りホームへ。折り返し乗車に備えて、新小金井到着後、一度改札は出場し、再入場をしてあるため、そのまま乗り込むことが可能。なんとか最後尾車両に乗車し、武蔵境へ戻ることに。到着後、クハ1247を中心に撮影を進めていく。

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クハ1247の車番とサイクルトレインのステッカーを撮影。

まずは、クハ1247の車番とサイクルトレインのステッカーを合わせて撮影するため、こんな角度で撮影してみた。自転車を固定させるためのバンドも確認できる。

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クハ1247側から編成全体を撮影。

そして、今度は、クハ1247側から編成全体を撮影してみる。この位置からでも、車内に設置された自転車を固定するためのバンドは確認できた。

最後に、ホーム上を歩いて4号車側へ移動。

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クハ1248側から編成全体を撮影するが・・・

是政方先頭のクハ1248。正面の向かって左側の上の方、塗装の修復跡が目立つ。赤電カラーの非冷房車が現役バリバリで走っていたころと比べると、検査周期も長くなり、その分、塗装作業の周期も長くなっている。私が子供のころは、ここまで退色した赤電を、本線上で見た記憶はない。247Fが赤電カラーとして出場してから3年半。今年中には、再塗装されるのではないかと思われる。

247Fの発車を見送った後、多摩川線から撤収。帰宅した。

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西武多摩川線へ向かう101系241Fの甲種輸送を撮影する

約三か月に一度のペースで実施されている、西武多摩川線の車両交換に伴う甲種輸送。7月10日から11日にかけて、甲種輸送が計画された。今年は、1回目の甲種輸送が、降雪予報のため、途中で打ち切りとなり、仕切り直しの甲種輸送が2月27日から28日にかけて実施されているため、早くも4回目の甲種輸送となる。

今回の甲種輸送では、多摩川線から赤電カラーの247Fが本線側に戻ることとなり、逆に、本線側からは、伊豆箱根鉄道カラーの241Fが送り込まれることになった。241Fは、2019年10月19日から20日にかけて実施された甲種輸送 により、本線側に戻ってきてからは、今年2月まで、多摩湖線で活躍。多摩湖線撤退後は、武蔵丘検修場に入場した後、狭山線で使用されてきたが、この度、1年9か月ぶりに、多摩川線へ送り込まれることになった。

7月10日、多摩川線へ向かう241Fの甲種輸送を撮影するため外出する。241Fは、前日の池袋線上り終電後に、263Fに牽引され、所沢駅へ移動。ここで朝を迎えていた。11時30分頃、所沢駅に到着した私は、所沢陸橋へ向かうことに。駅東口に降り立つと、ちょうど東所沢駅行きのバスが発車するところであった。朝から気温が上昇し、既に30度以上ありそうな感じ。歩いても10分程度の距離ではあるが、目の前に停車していたバスに乗ってしまった。2つ目の茨原前で下車。ここまで運賃100円とのことで、これからもタイミングが合えば利用してしまいそう。

バス停から歩くこと4分ほど。所沢陸橋に到着。この時点で、先客は4名と少なめ。一瞬、もう通過してしまったのではないかと疑ってしまったが、263F+241Fは、まだ通過していないとのこと。

現地到着から約10分。11時53分頃になるが、263F+241Fが、所沢陸橋付近を通過した。

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263Fに牽引され、新秋津へ向かう241F。

これまで、多摩川線に向かう甲種輸送は、12時頃に所沢駅を発車していた。しかし、前回、251Fの甲種輸送では、レッドアロークラシックの撮影を優先し、所沢駅に11時58分に到着したのだが、この時、既に251Fの甲種輸送は出発しており、撮影できなかった。今回、所沢陸橋を11時53分に通過したとなると、所沢駅の発車時刻が10分早くなったと見て間違いない。

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西武40000系40155Fの甲種輸送を撮影する

6月12日から13日にかけての撮影記です。

西武鉄道は、今年度、40000系ロングシート車を3編成製造することになっているが、今年度の40000系新製車両第1弾となる、40155Fが製造メーカーである川崎重工業の兵庫工場で落成し、6月10日から13日にかけて甲種輸送が実施された。

今年度最初の40000系の甲種輸送という事で、首都圏エリアに突入する6月12日から13日にかけて、甲種輸送の撮影に出かけた。

6月12日朝、6時10分頃に自宅を出発。萩山駅から国分寺・新宿・藤沢と経由し茅ケ崎へ。ここから平塚駅行きのバスに乗り込み、目指したのは、これまでに40000系の甲種輸送の撮影では何度か訪れている馬入橋。コロナ禍での撮影という事で、出来るだけ密を避ける場所は、ここしか思い付かなかった。8時54分頃、馬入橋に到着。この時点で撮り鉄さんの姿はそれほど多くなく、安心して撮影場所を確保することが出来た。

現地到着から約10分。こんな列車がやって来た。

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EF210-151号機が牽引する福山レールエクスプレス。

東福山発、東京貨物ターミナル行き54列車。福山通運と提携した「福山レールエクスプレス」である。福山通運のコンテナだけで統一されているのは、いつ見てもお見事。甲種輸送列車の撮影前の準備にはちょうど良い列車である。

そして、福山レールエクスプレス通過から、およそ35分。お目当ての甲種輸送列車がやって来た。

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EF65 2139号機が牽引する40155Fの甲種輸送列車。

この日、40155Fの甲種輸送の牽引を担当していたのは、新鶴見機関区に所属するEF65 2139号機。40000系の甲種輸送としては、2017年10月に増備された40103F の甲種輸送の牽引を担当しており、その時も同じ場所で撮影している。あれから3年半が経過。国鉄色、そしてJRマークなしと言うネタガマであることは変わりないが、やや薄汚れた感じになっていた。

この後、一旦鎌倉方面に寄り道した後、40155F甲種輸送のこの日の終点である横浜羽沢駅へ向かうことに。横浜羽沢駅最寄りである羽沢横浜国大駅への接続が悪く、今回は、保土ヶ谷駅から新横浜駅行きのバスで向かうことに。

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荷物列車用ホームに横付けされた40155Fを発見。

保土ヶ谷駅からバスで移動すること、およそ20分。羽沢横浜国大駅前バス停で降りると、目の前には横浜羽沢駅を横断する歩道橋が。このバス、私が初めて横浜羽沢駅を訪れた、2016年の40101Fの甲種輸送の際に歩道橋の反対側から見ていた新横浜駅行きのバスだったことに気づく。あの時も1時間に1本の運行だったが、今も全く一緒。偶然とは言え、タイミング良くバスを捕まえたものだ。

40155Fはご覧の通り、かつて運転されていた荷物列車用のホームに横付けされていたが、このホーム、よく見ると、緊急時には旅客列車を停車できるのではないかと思うほど、綺麗に整備されていた。

この日の40155Fの甲種輸送の撮影は、これにて終了。隣接する羽沢横浜国大駅から、武蔵小杉経由で横浜へ向かった。

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115系N37編成の出場回送を撮影する

引き続き、6月8日の撮影記です。

今やJR東日本では、新潟車両センターのみの配属となってしまった115系。3両編成7本が在籍しているが、湘南色や新潟色など、各編成、それぞれ色が異なるのも、新潟車両センターの115系の特徴となっている。新潟車両センターの115系の検査は、大宮総合車両センターが担当しており、5月13日に、一次新潟色を纏うN37編成が入場していたが、この日、検査を終えて、所属先である新潟車両センターまで、自力で回送されることになっていた。

東武8000系の南栗橋入場回送を撮り終えた私は、そのまま高崎線へ転線。向かった先は、吹上~行田間の撮影ポイント。実は、行田駅から10分ほど歩いた先にある、有名撮影地に向かっていたのだが、現地へ行ってみると、宅地開発が始まっており、まだ撮影は可能なのだが、ざっと見積もっても5名までとなってしまっており、私が到着した時点で、既に5名待機していたことから、ここでの撮影は諦め、少々行田駅方向へ戻ったところで、撮影できそうな場所を発見。既に多くの方が待機されていたが、何とか撮影できる場所を確保することができた。

現地到着から、およそ15分後。N37編成の回送列車がやって来た。

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新潟車両センターへ回送される115系N37編成。

大宮総合車両センターでの検査を終えて、所属先である新潟車両センターに向かう115系N37編成。一次新潟色と呼ばれるこのカラーは、国鉄からJRへの移行期に登場。雪を現す白いボディに日本海の青と雪椿の赤を現したカラーとのこと。115系に関しては、その後も、二次新潟色、三次新潟色が誕生し、このカラーは早々に消えてしまったが、キハ40系等の気動車では、最近まで、このカラーで運転されていた車両も存在していた。しかし、2017年に9月、信越本線の120周年記念ツアー列車の運転に合わせて、N37編成の塗装を一次新潟色に変更。今回は、4年前に塗装変更を担当した、大宮総合車両センターに入場したが、今回、一次新潟色のままの出場となった。

新潟も暫く行っていないなあ・・・ 

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西武多摩川線 101系251Fと253Fの甲種輸送を撮影する

およそ2週間前。4月17日から18日にかけての撮影記です。

約3ヶ月に一度の割合で実施されている、西武多摩川線の車両交換に伴う甲種輸送。4月17日から18日にかけて、甲種輸送が実施されたが、今年は、1回目の甲種輸送が、降雪予報のため、途中で打ち切りとなり、仕切り直しの甲種輸送が2月27日から28日にかけて実施されているため、早くも3回目の甲種輸送となった。

今回の甲種輸送では、多摩川線から赤電カラーの253Fが本線側に戻ることとなり、逆に、本線側からは、2月の仕切り直し甲種で、多摩川線から戻ってきた、近江鉄道カラーの251Fが送り込まれることになっていた。

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狭山線の運用に就いていた近江鉄道カラーの251F。(2021年3月2日撮影)

国分寺駅へのホームドア設置に伴い、101系ワンマン車は、多摩湖線から追い出され、新たに狭山線で営業運転に就くこととなった。仕切り直しの甲種輸送で戻ってきた251Fも、3月2日から、狭山線で営業運転を開始。近いうちに時間を作って、日中の走行シーンを撮っておこうと思っていたのだが、今回の甲種輸送で、早くも多摩川線へ復帰することとなり、日中の撮り直しは1年先までお預けとなってしまった。

4月17日、私は、多摩川線へ向かう251Fの甲種輸送を撮影するために外出する。今年に入ってから、多摩川線へ向かう車両は、小手指~所沢間も、前日の上り終電後ではなく、日中の運転となっていた。今回も同様の措置を取るのだろうか。11時ごろ、所沢駅に行ってみると、263F+251Fは、既にホームのない6番線に停車していた。と言うことは、従来と同じ、前日の終電後に送り込まれていたのだろうか。

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所沢駅6番線で出発までの時間を過ごす251F。

とりあえず、5番ホームから251Fを撮影してみるが、ホームドアの設置に伴い、とても撮りづらくなってしまった。よって、最低限の撮影だけ行って、所沢駅を撤収。甲種輸送の出発までの時間を利用し、定期運行終了が迫っていたレッドアロークラシックを撮影するため、新所沢駅へ移動した。その後、撮影を終えて、11時58分に所沢駅へ戻って来たのだが、6番線には263F+251Fの姿はなく、出発してしまっていた。

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最後のロクニ ED62 17号機が姿を消す

ここ数日、Twitter上で、かつて飯田線で活躍をしていた、ED62形電気機関車の事が話題に上がっています。私自身、好きな電気機関車ですので、その動向について、とても気になっています。そこで、弊ブログでも、この事を記事にしておきたいと思います。

ED62は、飯田線北部で活躍していた、旧型の輸入電気機関車などを置き換える目的で、中央本線で活躍していたED61を改造したもの。中央本線と比べて、低規格な飯田線には、そのままでは入線できない為、軸重軽減を目的に、従輪の増設工事等が行われた。全部で18両が改造され、飯田線の他、大糸線でも運用されたが、最終的には、全車両が飯田線に集結したが、飯田線の貨物列車の廃止に伴い、2002年までに全車両が廃車となった。引退後のED62は、1号機がJR東日本の長野総合車両センターに、14号機がJR東海の佐久間レールパークに、そして17号機が、JR貨物大宮車両所に保存されていたが、14号機が2010年に佐久間レールパークの閉園に合わせて解体。また1号機も2016年に解体されてしまい、大宮にいる17号機が、国内に残る唯一のED62となってしまった。

そのED62 17号機が、ついに定位置から姿を消してしまった。同機は、ここ数年、大宮車両所の構内に放置されたままだった。

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長年、大宮車両所(大宮総合車両センター)構内に留置されていたED62 17号機が姿を消した。(2020年10月11日撮影)

私が、最後にED62 17号機を撮影したのは、昨年の10月11日。富山地鉄へ譲渡される、元西武鉄道の10000系NRAの甲種輸送を撮影した後の事であった。富山へ旅立つ元10000系を、高崎線の大宮~宮原間、大宮総合車両センター、大宮車両所が見える線路沿いの公道から撮影したので、その際に、このED62 17号機も撮影していた。

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大宮総合車両センターのイベントで公開された時のED62 17号機。

貴重な機関車なので、姿を消した理由が、今後のさらなる保存に向けた再整備と言う理由ならいいのだが、昨今の状況からすると、解体されてしまった可能性が高い。

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JR東海の佐久間レールパーク(閉園)には14号機が保存されていたが、この車両も解体済み。

なお、JR東日本の長野総合車両センターには、ED62の種車となったED61形電気機関車の兄弟形式にあたるED60形電気機関車が1両残されている。

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長野総合車両センターに残されているED60 1号機(2018年4月7日撮影)

私がED60 1号機を撮影したのは、今から3年前。2018年4月7日のこと。ご覧のように、この時点でも、車体はすっかり色褪せており、状態はあまり良くなかった。あれから3年。ED60 1号機は、今、どうなっているだろうか。

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