天皇誕生日 米タンを撮る
2月23日、天皇誕生日。
今年の天皇誕生日は火曜日。弊ブログでは、火曜日と木曜日が祝日と重なった場合、祝日の恒例企画として、米軍横田基地への燃料輸送列車(通称:米タン)の観察を行っている。日頃は、なかなか撮影出来ないこの列車。果たして、今回は、上手くいくだろうか。
今月は、既に2月11日の建国記念の日が木曜日となり、祝日の木曜日と言うことで、米タンが運転されることを期待していたが、残念ながら、この日は運休。その為、今日も、米タンが運転されるかどうか、正直不安であった。また、速報ブログ でも触れているように、米タンの返空列車が、横田基地専用線を走ってくる時間帯、西武球場前駅にいたこともあり、いつもと違って、米タンの撮影は途中参戦と言う形になる。幸いなことに、西武球場前駅での撮影を終えた後、Twitterで米タンについて確認してみると、運転しているとのこと。私は、南武線の西府駅へ向かった。
西武球場前駅から、秋津・府中本町経由で西府駅へ。11時40分、西府駅に到着すると、ホームの先端には、カメラ片手に米タンの返空列車を待っている方が数名待機されていた。先客の邪魔にならない場所で、後方から来る列車に気を付けながら待つことに。
EF210-327号機が牽引する米タン返空列車。
西府駅到着からおよそ10分。11時51分頃、米タンの返空列車がやって来た。この日、米タンの牽引を担当したのは、新鶴見機関区に所属するEF210-327号機。EF210の300番台車は、100番台車をベースに、山陽本線、瀬野~八本松間、通称、瀬野八の勾配後押機関車として2012年に登場。勾配区間の後押し運用以外に、本務機としても使用が可能な汎用性を持たせた設計となっていることから、増備が続き、2020年3月のダイヤ改正からは、関東地方にまで運用区間が拡大している。そして、2020年度に増備された車両のうち、326号機から329号機までの4両は、新鶴見機関区に新製配置となっており、今後も、新鶴見機関区に残るEF65の置き換え用として増備される可能性が高い。
ちなみに、私自身、EF210の300番台車を撮影したのは、今回が初めてである。
この後も、少しだけ西府駅に留まり、撮影を続けることに。
EF210-125号機が牽引する川崎貨物行き8460列車。
米タン通過から、およそ20分後。12時11分頃になるが、EF210-125号機が牽引する貨物列車がやって来た。貨物時刻表によると、この列車は、八王子発川崎貨物行き8460列車。6両のタンク車を牽引しているが、タキ1000とタキ43000の混結だった。貨車の両数も短く、鉄道模型で再現するのも、懐に優しそうだ。
この列車の撮影を以て、西府駅での撮影を終了。8460列車通過権、すぐにやって来た立川行きの電車に乗り込んで、西府駅を後にした。
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