秩父鉄道三輪線を訪ねる
7月30日の撮影記を続けます。
「SLガリガリ君エクスプレス」を撮影するために、影森駅を訪れた私。SL列車の撮影を影森駅付近としたのは、影森駅から分岐する、秩父鉄道三輪(みのわ)線を訪ねるのが目的であった。
三輪線は、影森駅から分岐し、太平洋セメント三輪(みのわ)鉱業所までを結ぶ構外側線。鉱業所での製品製造終了などにより、発着する列車の本数は減少傾向で、平日と土曜日の午前中から昼過ぎにかけての運転が主体となっている。
実は、私自身、三輪線に関しては、殆ど訪れたことが無く、今回が二度目の訪問。しかも、一度目も今年5月7日の事であった。
という事で、まずは、5月7日に訪問した三輪線の様子から取り上げたいと思います。この日、私は、御花畑駅の駅前にあるラーメン店で昼食を食べていた。食事中に、下りの鉱石列車が御花畑駅を通過したことを確認。後続の下り列車に乗り込んで、以前から気になっていた三輪線を見に行くことにした。影森駅から歩くこと約10分。上り「パレオエクスプレス」の撮影地の一つとして知られている跨線橋に到着。この跨線橋上では、影森駅から上り勾配を上がって来る三輪線の鉱石列車を撮影することが出来る。私は、この跨線橋上で、三輪鉱業所から戻って来る鉱石列車を待つことにした。
三輪鉱業所から出てきた7006列車。(2022年5月7日撮影)
跨線橋上で待つことおよそ20分。13時50分頃になるが、三輪鉱業所から鉱石列車がやって来た。この列車を牽引していたのは、緑色のデキ505。
影森駅へ下り勾配を進んでいく鉱石列車。(2022年5月7日撮影)
振り向いて走り去る鉱石列車を撮影。影森駅付近まで続く勾配区間。これは、是非とも、上り勾配を上がって来る鉱石列車を撮っておきたいところ。次の鉱業所行きはあるのかと思っていたところ、ご近所にお住まいの方から、この列車が最終だと聞かされ、この日の撮影は、これで終了となってしまった。
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