西武4000系 川越鉄道開業130周年記念特別臨時列車を撮影する

4月12日の撮影記です。

2025年は、西武新宿線・国分寺線のルーツにあたる川越鉄道が開業130周年を迎える節目の年。西武鉄道は、川越鉄道開業130周年を記念し、4000系を使用した特別臨時列車の旅「家族で130年の軌跡を刻む特別な日」が開催された。

普段は飯能~西武秩父間を中心に活躍する4000系が新宿線・国分寺線などを走行する。昨年も4000系を使用した団体臨時列車が、新宿線や国分寺線を走行し撮影しているが、通常運行では入線しない区間での運転だけに、今回もしっかり撮影しておきたい。特別臨時列車は、本川越駅を11時50分頃に発車し、まずは南入曽車両基地を目指すとのこと。

この日、最初の撮影地として選んだのは、本川越駅から一駅目となる南大塚駅。11時40分頃、現地に着くと、下りホームの方が多く集まっていたが、私が撮影場所として選んだのは上りホームの本川越方先端。この時間帯は、上りホームから撮影した方が、光線状態も良い。

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南大塚駅を通過する4000系の特別臨時列車。

11時53分、4000系を使用した川越鉄道開業130周年記念特別臨時列車がやって来た。この特別臨時列車に充当されたのは、4000系のラストナンバー編成である4023F。車体に影も掛からず、綺麗に撮ることが出来た。

特別臨時列車は、この後、南入曽車両基地内へ向かうが、入換体験運転などを行った後、12時50分頃南入曽車両基地を出発し、小平駅へ向かうとのこと。私も、この40分間を利用し、所沢駅の狭山そばで昼食を摂った後、小平駅へ先回りすることに。

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小平駅に入線する特別臨時列車。

13時12分、4023Fによる川越鉄道開業130周年記念特別臨時列車が小平駅にやって来た。この後は、拝島線へ入線するため、小平駅の西武新宿方にある折り返し線に入線するのだが・・・

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小平駅の駅名票と4023F。

この時点で折り返し線には、玉川上水行きとなる2000系が入線しており、この車両が1番ホームに入線するまでの間、4023Fの特別臨時列車は、4番ホームで待つことになる。私は、その停車時間を利用し、下りホーム上を西武新宿方へ移動。折り返し線へ向かう4023Fの撮影に臨んだのだが・・・

タイミング悪く、新宿線の下り列車に被られてしまった。

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拝島線へ入線するため、小平駅折り返し線に入線した4023F。

気を取り直して、ホームの先端から折り返し線に停車中の4023Fを撮影する。この後、特別臨時列車は、小川経由で国分寺線の鷹の台駅へ向かうため、私も鷹の台へ先回り。折り返し線の4023Fを撮影後、1番ホームに停車中の玉川上水行きに乗り込んだ。

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西武多摩湖線と桜

4月6日の撮影記です。

桜の開花が遅く、西武多摩湖線沿線の桜(ソメイヨシノ)も、ようやく見頃を迎えた。3月27日には、「52席の至福 お花見トレイン」が運転され、撮影に出掛けたが、多摩湖線沿線のソメイヨシノは、まだまだ3分咲きと言う事で、桜と列車の組み合わせだけは、後日、改めて撮影したいと思っていた。

4月最初の日曜日となった6日朝、西武線アプリで車両運用をチェックしていると、多摩湖線に直通する2本目の急行列車が、川越鉄道130周年記念ヘッドマークを掲出した2000系で運転されることが判明した。3月15日に実施されたダイヤ改正で、多摩湖線に直通する不定急行列車は、朝の下りの2本が残され、南入曽車両基地から出庫となる2本目に関しては、どうやら2000系で運行されることが基本となっている模様。更に、この日は、ヘッドマーク付き電車で運転されるとなれば、桜と合わせて、こちらもしっかり記録しておきたい。

時間に合わせて自転車で外出。向かった先は、武蔵大和駅にも近い八坂4号踏切。ここで2本目の急行多摩湖行きを待つことにした。

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多摩湖線、八坂~武蔵大和間を行く2079F。

この日2本目の多摩湖線直通急行に使用されていたのは2079F。今年は、西武新宿線、国分寺線の前身である、川越鉄道開業130周年の節目の年。西武鉄道は、沿線6市(国分寺市、小平市、東村山市、所沢市、狭山市、川越市)との共同企画として、3月21日より、各市による公募デザインを使用した川越鉄道開業130周年記念ヘッドマークの掲出を開始。2079Fに掲出されたのは、所沢市の公募デザインである。

この後、多摩湖から折り返してくる小平行きを撮影するため、武蔵大和駅を見渡すことが出来る線路沿いの道へ移動する。

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武蔵大和駅を発車する2079F。

沿線のソメイヨシノの枝の伐採が続く中、武蔵大和駅のソメイヨシノは健在。今年も綺麗な花を咲かせてくれた。

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上信電鉄線 烏川橋梁を訪ねる

4月5日の撮影記です。

祖父母の墓参りのため、高崎へ出かけていた私。約1年ぶりに訪れた祖父母の墓は、雑草がかなり生えており、草取りや清掃に1時間以上かかってしまった。その後、近くにある大叔父の墓にも立ち寄ったりして、高崎駅へバスで戻って来た時には16時を過ぎていた。

せっかく来たんだから、もう少し、この辺りを散策したい。少しだけ上信電鉄に乗って撮影してみよう。そう思い、上信電鉄線ホームへと向かい、16時33分発の下仁田行きに乗車し、2駅目、佐野のわたし駅で下車。駅周辺で暫く撮影することにした。

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佐野のわたし駅を発車。烏川橋梁を渡る下仁田行き。

まずは、駅前広場から、ここまで乗車してきた下仁田行きを撮影する。走り去る下仁田行きは、元JR東日本の107系を譲受けた700形の703F。この編成は、群馬サファリパークのラッピング電車となっている。バスで、高崎駅へ戻ってきた直後、上信電鉄の車庫を覗いてみたのだが、元西武101系を譲受けた500形は、2編成とも入庫。更に新型の7000系や自社発注車両の6000系も入庫。1000形は、パンタグラフを外されて休車中と言う事で、この時点で、本線上にいるのは、700形とデハ252+クハ1301のみと言う状況だった。

と言う事で、日没までの約1時間少々の撮影となるが、どう見ても700形ばかりと言う事になりそう。下仁田行き撮影後は、烏川に架かる木橋、佐野橋へ移動し、上り列車を待つことにした。

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烏川橋梁を行く700形704F。

橋の上で待つことおよそ10分。704Fによる高崎行きがやって来た。この編成は、ご覧のように、JR107系のリバイバルカラーとなっている。列車の背後に写る、満開の桜との相性もばっちり。良い車両が来てくれた。

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新型車両導入へ向けて・・・ 2両編成に統一された八高線のキハ110系

4月5日の撮影記です。

祖父母の墓参りで高崎へ。武蔵野線新小平駅から、大宮行きの「むさしの号」に乗車し大宮へ。大宮から高崎線の普通列車のグリーン車に乗車しで高崎へ。列車が高崎駅に到着する際、3番線に八高線のキハ110系が停車していたので、5番線へ移動。3番線に停車中の八高線キハ110系へカメラを向けてみた。

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高崎駅3番線に停車中の八高線キハ110系。

3番線に停車していたのは、高崎駅10時58分発の児玉行き2288D。この列車に充当されていたのは、キハ111・112の2両固定編成である。

八高線にキハ110系が初めて導入されたのは、1993年のこと。この時点では、まだ全線非電化であり、3ドア、ロングシートのキハ35系が主力車両であり、2ドア、セミクロスシートのキハ110系は、高崎~児玉・寄居間の列車に充当されていた。その後、1996年3月のダイヤ改正に合わせて、八王子~高麗川間が電化され、電化区間は川越線と直通運転を開始。非電化区間は、ダイヤ改正に合わせてキハ110系が増備され、先行投入された車両と合わせて、全列車キハ110系での運転となった。

あれから約30年。キハ110系も、置き替えられる立場となった。新たに導入される車両は、HBーE220系。形式名の「HB」が示すようにハイブリッド車両となり、2両編成8本が導入される予定で、車内の座席はロングシートとなる。2025年度下半期から導入予定とのこと。

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八高線で1往復運転されていた単行列車もダイヤ改正で見納めに。(2023年11月11日撮影)

3月15日に実施されたダイヤ改正で、八高線の非電化区間は、新型車両導入を見越して、全列車2両編成のワンマン運転に統一。

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3両編成の列車も見納めに。(2010年2月28日撮影)

その為、キハ110系による単行列車と3両編成の列車が見納めとなった。その一方で、朝の通勤時間帯の混雑対策なのか、新たに群馬藤岡発着の列車が1往復増発された。八高線で群馬県内のみの運転となる列車は、初登場とのこと。キハ110系による群馬藤岡行きが見られるのは、半年から10か月ぐらいと言う事になるのだろうか・・・

八高線のキハ110系、引退までの間に、もう一度、しっかり撮っておきたいなぁ。

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西武多摩湖線 「52席の至福 お花見トレイン」を撮影する

3月27日の撮影記です。

2016年4月17日より運行を開始した、西武鉄道のレストラン列車「52席の至福」。週末を中心に、西武新宿~西武秩父間などで運行されているが、この日は特別企画として、西武線沿線の桜の名所を巡りながら、お花見気分で「52席の至福」を楽しめる「52席の至福 お花見トレイン」を運行した。

「52席の至福」を使用したお花見トレインは、昨年に引き続き、今回が2回目の開催で、今年は西武新宿~多摩湖間を2往復運行。途中、新宿線の武蔵関~東伏見間、多摩湖線の八坂~武蔵大和間など、桜並木が楽しめる区間では徐行運転を行い、乗客が春の景色を堪能できるように配慮されるとのこと。多摩湖線沿線住民としては、久しぶりに多摩湖線を走る「52席の至福」をしっかり記録しておきたい。ちょうど仕事も一段落している事から、当日は、休日出勤した3月16日の代休を取ることにして、この列車の撮影に出掛けた。

当日。私は自転車で撮影地へ。まずは武蔵大和駅付近まで、多摩湖自転車道を走ってみた。多摩湖線沿線は、ようやくソメイヨシノが咲き始めたが、まだ2~3分咲きと言ったところ。更に、以前より多摩湖線の桜の定番ポイントとされていた、八坂3号踏切付近のソメイヨシノは、昨年あたりから枝を伐採しており、全く花が目立たない状態。そこで、「お花見トレイン」ではありながら、ソメイヨシノとの組み合わせは諦め、東村山中央公園へ。「お花見トレイン」一発目の撮影は、公園と多摩湖自転車道を結ぶ歩道橋の公園側から撮影することにした。

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八坂~武蔵大和間を行く「52席の至福 お花見トレイン」

12時10分、「52席の至福 お花見トレイン」が徐行運転でやって来た。通過直前のこと。ふと、線路の反対側を見ると、早咲きの桜(ソメイヨシノとは違う種類の桜)が目に留まり、やや強引ではあるが、この桜と合わせて撮影してみた。

「52席の至福 お花見トレイン」は、多摩湖駅で少々停車した後、折り返し西武新宿行きとなる。当初の予定では、上り列車を、新青梅街道の美住陸橋 から撮影する予定だったが、ソメイヨシノの花が目立たないため、予定を変更し、上り列車も、この歩道橋から撮影することに。

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折り返し西武新宿へ向かう「52席の至福 お花見トレイン」

12時38分、西武新宿行き「52席の至福 お花見トレイン」がやって来た。下り列車同様、上り列車も、この区間では徐行運転。一瞬、下り多摩湖行きに被られるのではないかと心配したが、徐行運転のおかげで被られることなく撮影出来た。ここでも、早咲きの桜を強引に入れて撮影してみた。

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球春到来! 西武40152F 四代目L-TRAIN運行開始

プロ野球もいよいよ開幕。弊ブログをご覧の皆様の中にも、贔屓にされているチームの勝敗が気になる。と言う日々が始まると言い方も多いかと思います。

西武鉄道は、埼玉西武ライオンズの2025年シーズン開幕戦に先立ち、3月15日より四代目L-TRAINの運行を開始した。四代目のL-TRAINとなったのは、池袋線で運行中の40000系40152F。池袋線の優等列車から、東京メトロ有楽町線・副都心線、東急東横線、みなとみらい線への相互乗り入れにも使用される、まさに池袋線のエース形式のラッピング車両となるだけに、四代目は他社線にも乗り入れることになるのかと思いきや、運行区間は池袋線・狭山線・新宿線・拝島線とのこと。

とりあえず、旬な話題なので早い段階で撮影しておこうと思っていたところ、3月20日午後、撮影することが出来た。

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所沢駅に進入する四代目L-TRAIN40152F。

12時51分、40152Fによる準急池袋行き4212列車が、所沢駅に到着した。四代目L-TRAINは、歴代L-TRAINの踏襲しつつ、正面には球団のシンボルマークである「レオマーク」を施したデザイン。現在は、中日ドラゴンズを応援しているが、子供のころは西武ライオンズを応援していた。この「レオマーク」は、まさに私が応援していた頃の西武ライオンズのイメージそのもので、私自身、四代目L-TRAINのデザインには、グッとくるものがあった。

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八王子駅構内に留置中の205系富士山麓電気鉄道向け譲渡車両

春分の日、3月20日の撮影記です。

野暮用で八王子へ。拝島駅から八高線の電車で八王子駅に到着すると、駅構内に205系の富士山麓電気鉄道向け譲渡車両が留置されているのを姿発見。改札を出場後、南口へ向かい、富士山麓電気鉄道向け譲渡車両を見に行ってみた。

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八王子駅構内に留置中の205系富士山麓電気鉄道向け譲渡車両。

富士山麓電気鉄道(富士急行)は、2012年より、1000形・1200形(旧京王電鉄5000系)等の老朽化した車両の置き換え用として、旧JR東日本205系を譲受けた6000系の導入を進めており、今や同鉄道の主力車両に成長した。この度、鶴見線で活躍していた205系1200番台車を譲り受け、大宮総合車両センターで改造を進めていたが、改造工事が終了し、3月18日、現地へ向け甲種輸送が実施されたが、山梨県内の降雪により、八王子駅で打ち切りとなり、この場所に留置されている。

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旧T15編成(左)と旧T17編成(右)

今回、富士山麓電気鉄道に譲渡されたのは、鶴見線で活躍していた205系のうち、T15編成とT17編成の2編成で、旧T15編成は帯も剥がされ、半自動扉のドアスイッチが取り付けられるなど、転用改造が施されているが、一方の旧T17編成の方は、鶴見線時代の帯もそのままであり、改造された様子はない。

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旧T17編成は鶴見線時代そのまま。

この状況から判断すると、実際に富士山麓電気鉄道で運用されるのは、旧T15編成のみで、旧T17編成に関しては、部品取り用車両となる可能性が高そう。旧T15編成は、現地到着後、ラッピングが施されることになるのだろう。

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鶴見線で運用に就いていた頃のT15編成。(2024年1月6日撮影)

 
新天地への旅立ちが雪のために足止めとなってしまった、富士山麓電気鉄道向け譲渡車両。この場所での足止めが、いつまで続くことになるのだろうか・・・

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西武2000系 2527Fが横瀬車両基地へ廃車回送される

X(旧Twitter)やFacebookからの情報となりますが、3月18日、新宿線系統で運用されていた2000系の2527Fが、横瀬車両基地へ廃車回送されました。

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横瀬車両基地へ廃車回送された2527F(前4両)(2023年6月17日撮影)

前面の貫通扉の窓が大窓で、扉の窓が小窓のタイプの4両編成は、元々、2521Fから2529Fまでの5編成しかなく、これまでに2521Fと2529Fが既に廃車となっており、このタイプの4両編成は、2527Fの廃車に伴い、2523Fと2525Fの2編成のみとなってしまいました。

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狭山線の折り返し運転に充当中の2527F。(2023年9月12日撮影)

デビュー以来、新宿線一筋で活躍してきた2527F。しかし、2023年9月9日から10日にかけて実施された、西武多摩川線の甲種輸送の際、不足する101系ワンマン車両の穴埋めのため、1週間ほど小手指車両基地に貸し出され、狭山線の線内折返し運用に充当されました。

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多摩湖線直通急行に充当された2527F。(後4両)(2024年9月21日撮影)

未更新、行先表示幕式、更には検査期限が近いことから、最近は去就が注目されていた2527F。私も出来るだけ多く撮影しておこうと心掛けていたのですが、手元のストック画像を見てみると、どうやら昨年9月21日に撮影した分が最後だったようです。

2527F、長きに亘る活躍、お疲れ様でした。

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西武多摩湖線 うっすら雪化粧

昨夜から降り始めた雪は雨に変わり、心配されていた交通機関への影響も、西武線に関しては、ほぼダイヤ通りの運転でホッと一息。

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自宅を少し早めに出て、最寄りの八坂駅で、下り多摩湖行きと上り国分寺行きを1本ずつ撮影。

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うっすら雪化粧した、八坂駅周辺の光景を記録に残しました。

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復活!チョコバナナ編成 西武2000系2463F+2069Fが拝島線を走行

2月23日、天皇誕生日の撮影記です。

西武鉄道は、現役駅係員発案企画のイベント「復活!チョコバナナ編成を堪能しよう!」を玉川上水車両基地で開催した。2023年1月から「西武鉄道創立110周年記念トレイン」として茶色を纏い、池袋線で運行中の2069Fが、10両編成を組むため、2両編成の2000系と連結した際、茶色と黄色の混色となり、その組み合わせから「チョコバナナ」と呼ばれ親しまれていた。しかし、40000系の増備に伴い、池袋線からは急速に2000系が姿を消し、2023年3月のダイヤ改正を機に、2両編成の2000系が池袋線から消滅。池袋線で2000系の10両編成も見納めとなったことから、チョコバナナ編成は、僅か2か月で消滅となり、私自身は、スケジュールの都合から、チョコバナナ編成を全く撮影できなかった。

今回のイベントは、玉川上水車両基地内での撮影会を中心とした有料イベントだが、復活したチョコバナナ編成が11時40分頃より玉川上水車両基地を出庫。拝島線を走行し、小川駅で折り返すことが発表されていた。本線を走るチョコバナナ編成は是非押さえておきたい。拝島線沿線へ撮影に出掛けた。

私は、萩山駅を10時36分に発車する玉川上水行きに乗り込み、まずは東大和市駅へ。車中で小川~東大和市間の様子を見てみたが、小川駅、東大和市駅から近い場所は、もう既にチョコバナナ編成を撮影しようとする人たちで埋まっていた。とりあえず、東大和市駅から少しずつ小川駅方向に歩き出し、各踏切に立ち寄ってみるも人が多く、なかなか撮影場所が決められないまま、両駅間のほぼ中間地点まで来てしまった。それでも、ようやく撮影場所を確保。先に来ていた人たちに混ざってカメラを構えた時点で、既に11時40分を迎えていた。

実は、イベントのリリースを読んでみると、11時40分頃に玉川上水車両基地を出て拝島線を走行。小川駅で折り返し、玉川上水車両基地で解散としか書かれていない。解散まで約1時間あり、もしかしたら一旦拝島へ向かうのでは・・・そう思っていたのだが、西武線アプリの列車位置情報を見ると、茶色い2000系は拝島を目指していた。これは拝島方面へ向かうべきだったなあ。と思ったときにはどうする箏も出来ない。先行列車で練習をしながら待つことにした。

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小川~東大和市間を行く2463F+2069F。

12時24分、2463F+2069Fによる臨時列車がやって来た。ライブビュー機能を使っての撮影となったが、まずは良い感じに写ってくれた。

撮影後、この撮影地に集まっていた人たちに手短にお礼を伝え先を急ぐ。小川駅では、上りホームの1番ホームで折り返すため、後続の上り列車への影響を考えると、小川駅では5分ほどでの停車時間で折り返してくる可能性が高い。下り列車用として目を付けていた撮影地に駆け足で移動。なんとか間に合った。

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小川駅1番ホームで折り返し、玉川上水車両基地へ向かう臨時列車。

12時33分、チョコバナナ編成の臨時列車がやって来た。柵を交わすため、脚立を使って撮影する人の前に入れさせていただき、何とか撮ることが出来たが、よく見たら、モハ2369のパンタグラフが架線柱に隠れてしまっている。もう少し、手前まで引き付けるべきだった。

復活チョコバナナ編成の臨時列車の撮影は無事に終了。私は再び東大和市駅まで歩いた後、次の目的地へ向かった。

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西武8000系 8103Fが池袋線で試運転 池袋駅に入線

本年5月末からの国分寺線での営業運転開始に向けて準備が進む、サステナ車両第一弾、小田急8000形改め、西武鉄道8000系8103F。

2月20日の新宿線(田無以西)、拝島線、多摩湖線に続き、2月21日には池袋線・豊島線・狭山線で試運転を実施。池袋駅にも入線しました。前日の多摩湖線同様、営業運転開始後は、まず池袋に入線することは無いと思いますので、大変貴重な光景と言えます。本業多忙なシーズンに着き、私は撮影できませんでしたが、弊ブログと相互リンクを組んでおりますブログ、ひがしむらやま551//を執筆されているKUSUさんからお写真を提供いただきましたので、弊ブログで取り上げたいと思います。

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練馬駅急行線を通過する8103Fの試運転列車。

練馬駅を通過した後、8103Fの試運転列車は東長崎駅に停車。その後、池袋駅へと向かいました。

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西武8000系 8103Fが試運転で多摩湖線に入線

本年5月末からの国分寺線での営業運転開始に向けて準備が進む、サステナ車両第一弾、小田急8000形改め、西武鉄道8000系8103F。

X(旧Twitter)やFacebookからの情報となりますが、本日、試運転で多摩湖線(萩山~多摩湖間)と拝島線に入線しました。多摩湖線は、営業運転開始後、まず入線する機会はないものと思われますので、大変貴重な光景と言えます。地元の路線ですので、私も撮影したいところではありますが、本業多忙なシーズンですので、流石に撮影は出来ませんが、弊ブログの匿名の読者様より、多摩湖駅に停車中の8000系の画像をお送りいただきましたので、お写真を使わせていただきます。

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多摩湖駅2番ホームに入線した8103F。(匿名の読者様撮影)

8103Fの試運転列車、多摩湖駅では、日中あまり使用されていない2番ホームに入線しました。

なお、8103Fの両先頭車の台車にはPQ軸を装着しているとのことで、営業運転開始を目指して、明日以降も様々な場所で試運転が行われることと思われます。

匿名の読者様、お写真、ありがとうございました。

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西武2000系 2083Fが横瀬車両基地へ廃車回送される

X(旧Twitter)やFacebookからの情報となりますが、2月17日、新宿線系統で運用されていた2000系の2083Fが、横瀬車両基地へ廃車回送されました。

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横瀬車両基地へ廃車回送された2083F。(2024年11月24日撮影)

2083Fは、1991年に東急車輛で製造されました。新製配置は池袋線で、長年、池袋線で活躍を続けてきましたが、2014年、30000系の増備に伴う玉突きで新宿線へ転属し、3ドア車の淘汰に貢献。

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多摩湖線に入線した2083F(2024年12月1日撮影)

以後、廃車となるまでの間、新宿線や拝島線、多摩湖線で活躍してきました。

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がんばれ受験生! 関東バスの東京女子大学受験生輸送

久々にリアルタイムのお話。本日、2月4日の撮影記です。

いつものように、中央線の快速電車で西荻窪へ出勤。駅の改札口を出ると、真正面に、「東京女子大学」のプラカードを持った方が受験生の誘導をしていた。2月3日と4日の2日間、東京女子大学の入学試験日だった。

と言う訳で、駅の北口側へ移動し、関東バスの東京女子大学受験生輸送を観察することに。

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1番乗り場に停車中の吉祥寺駅行き。

時刻は8時27分。タイミング良く、吉祥寺駅行きが1番乗り場に停車していた。そして、1番乗り場には、次の吉祥寺駅行きに乗車するための列が出来始めていた。

とりあえず、停車中の吉祥寺駅行きを見送った後、後続の便の様子を見ることにした。

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吉祥寺駅行きの到着を待つ受験生の皆様。

先行の吉祥寺駅行きが出て僅か3分後には、受験生の皆様がS字を描くように整列していた。そして・・・

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到着した吉祥寺駅行き増発便。

8時33分、後続の吉祥寺行きが到着した。このバスは増発便。ご覧のように、「増発便」札を掲出しての運転。S字を描くように整列していた受験生の皆様が、順序良く乗り込んで行く。

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更に別の角度から。

私自身、関東バスの受験生輸送の観察は2022年以来3年ぶり。実は前日も少しだけ観察したのだが、タイミングが悪く増発便は確認できなかった。もう少し観察したいところではあったが、朝の出勤途中の観察と言う事もあり、あまり時間を割くことは出来ないので、増発便を撮り終えたところで、観察を終了とした。

このバスに乗り合わせた受験生の皆様にとって、吉祥寺や西荻窪が、青春の思い出の町となれるよう、心よりお祈り申し上げます。

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西武 奥むさし駅伝開催に伴う臨時列車を観察する

1月26日の撮影記です。

1月最後の日曜日。恒例行事、奥むさし駅伝が開催された。西武鉄道は、この駅伝大会開催に合わせて、駅伝のコースと重なる飯能~西吾野間に、臨時列車を2往復増発。更に飯能~西吾野間が1日乗り放題となる「奥むさし駅伝応援きっぷ」を販売して対応している。

弊ブログでは、この奥むさし駅伝開催に合わせて運転される臨時列車の観察記を、以前より、可能な限り取り上げている。しかし、新型コロナウイルスの影響により、2021年と2022年は大会自体が中止。2023年は3年ぶりに開催されたものの、私自身がコロナに感染し療養期間中により観察できず、昨年は、2020年以来4年ぶりの観察となり、気合十分で臨むも、急遽仕事の連絡が入り、観察を早めに切り上げることになってしまった。

奥むさし駅伝開催に伴う臨時列車は、飯能~西吾野間に2往復設定され、1本目の西吾野行きは、飯能駅を7時38分に発車する。1本目の臨時列車に合わせて、いざ現地へ。今年は、1本目の臨時列車を、東飯能~高麗間、東飯能4号踏切で狙う事にした。7時35分、現地に到着すると、完全に逆光状態。時間的に、他の撮影地へ向かう事も出来ないので、予定通り、ここで撮影に臨むことに。

現地到着からおよそ5分。西吾野行き臨時列車がやって来た。

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奥むさし駅伝 1本目の西吾野行きは38107F。

西吾野行き1本目の臨時列車に使用されたのは、30000系38107F。カメラの設定を調整して撮影に臨んだものの、逆光のため散々な結果に。すぐに振り向いて後追いも撮影。障害物はあるものの、どうにか皆様にお見せできる状態で写ってくれました。

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西武多摩湖線 「駅係員が教える!電車の乗り方を覚えよう!電車安全教室」実施に伴う臨時列車を撮影する

1月18日の撮影記です。

西武鉄道は、多摩湖線管理所の現役駅係員が発案した冬の特別イベント「駅係員が教える!電車の乗り方を覚えよう!電車安全教室」を開催した。このイベントは、春から初めて電車を利用するお子様が増えるタイミングに合わせて、電車を安全・安心に利用できるように、自動改札機の使い方やホームでの電車の待ち方などを、現役の駅係員が教えるというもの。4歳から6歳以下の未就学のお子様とその保護者が対象となる、親子参加型のイベントである。このイベントでは、萩山駅の多摩湖方にある電留線も会場となっており、萩山駅から電留線までの約500メートルほどの短い距離ではあるが、臨時列車が運転される。地元民として、これは是非撮っておきたい。

1月の三連休も終了し、多摩湖線は閑散期に突入。昨年3月から運転されていた休日の不定期列車の運転も終了し、休日ダイヤでは、忙しく走り回っていた9000系も、春までの2か月間、ゆとりが出来る。このイベントの臨時列車には、萩山駅に8時41分に到着した後、夕方まで電留線で昼寝となる車両を有効活用する。朝、自宅にて西武線アプリで調べてみると、この日、この運用には9103Fが充当されていた。真っ赤な9000系の登場は、イベントに参加する子供達も喜ぶ事だろう。

自宅を10時頃に出発し、萩山駅へと向かう。改札口の前では、イベント参加者に向けて駅係員が色々と説明をしている最中だった。その光景を目にしながら、私は1・2番ホームへ移動。ホームの多摩湖方先端で、臨時列車の入線を待つことにした。

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電留線を出発する9103Fの回送列車。

10時21分、電留線からこの日の主役である9103Fが出庫。イベント参加者が待つ萩山駅2番ホームに向けて動き出した。

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萩山駅2番ホームに入線。

電留線から出庫してきた9103F。この時点で、前面及び側面の方向幕は「回送」となっていた。

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西武山口線 2025年度末から新型車両導入へ

西武鉄道は、1月22日、2025年度から2027年度にかけて、山口線レオライナーに新型車両を導入し、全3編成を順次更新することを発表した。

新たに導入される車両は、車内の座席をクロスシートからロングシートに変更。プロ野球公式戦開催日やイベント開催時の輸送力を向上する。発表された新型車両のイメージを見てみると、ゆりかもめの新型車両と似ている。

新型車両の第1編成は、ベルーナドームを本拠地とする埼玉西武ライオンズをイメージしたデザインとなり、2025年度末運行開始予定とのこと。

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開業時から運行されている8500系。

西武山口線レオライナーは、1985年4月25日に開業し、今年は開業40周年の節目の年。開業以来、8500系が運用されていたが、ついに新型車両へ更新されることになった。

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第2編成は「SDGs×Lions GREEN UP!プロジェクトトレイン」として運行中。

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第3編成は西武園ゆうえんちのリニューアルオープンを記念し、1960年代の西武線をイメージしたラッピングが施されていたが、現在は入場に伴い解除。


ここ数年、8500系にはラッピングが施され、1編成ずつデザインが異なるという状況となっていたため、今後導入される新型車両も、1編成ずつデザインが異なる事も考えられます。

引退へのカウントダウンが始まった8500系。今年は、出来るだけ8500系の活躍を記録していきたいと思います。

参考
8500系の後継として山口線(レオライナー)に新型車両を導入します:西武鉄道webサイト

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秩父鉄道 2025開運特別ヘッドマーク掲出編成を撮影する

2025年の撮り初め。1月3日の撮影記です。

秩父鉄道は、新年を祝し、1月1日から13日まで、通勤用車両2編成に開運特別ヘッドマークを掲出して運転している。以前は、急行用車両2編成にヘッドマークを掲出し、急行列車を「開運号」として運転していたが、2023年の正月からは、通勤用車両への掲出に変更となった。

2025年の開運特別ヘッドマークは、7000系と7500系に1編成ずつ掲出され、7500系に関しては、フルラッピングトレイン「秩父三社トレイン」に掲出されるとのこと。上手く遭遇できるだろうか・・・

早朝、最初に向かったのが、大野原駅近くの黒谷NO8踏切。カメラバックからカメラを取り出していると、踏切が鳴り出した。下り列車とのことで、試しにカメラを向けてみると・・・

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開運号のヘッドマークを掲出した7001F。

下り三峰口行きとしてやって来たのは、開運号のヘッドマークを掲出した7001F。現地に到着して僅か2分ほどで開運号が来るとは、幸先良いスタートと言える。

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後追い。

この後、10分後には上り列車がやって来る。カメラを向けてみると・・・

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大野原駅を発車した7505F。

なんと、もう1本の開運号である7505Fだった。と言う事は、秩父駅で7001Fと7505Fが並んだのか。それは見たかった。

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後追い。

大野原NO8踏切到着から僅か15分ほどで、開運号を2編成とも撮影できると言う快挙達成。更に三重単も無事に撮影出来て、正月早々、ここまでは最高の気分だった。その後、デキ105の動きに翻弄され、皆野から下り列車で秩父へ引き返し、大野原~秩父間の撮影ポイントへ。

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大野原~秩父間を行く7505F。

デキ105牽引の貨物が来るであろうと信じて待っていた時、7505Fによる影森行きがやって来た。結局、デキ105による貨物列車は来なかったが、ギリギリ順光で撮れる時間帯に、開運特別ヘッドマークを掲出した7505Fが来てくれたので、この撮影地へ来たことが無駄にならずに済んだことは有り難かった。

この後も、影森や小前田、ふかや花園と回って撮影を続けたが、各撮影地で、開運特別ヘッドマーク掲出編成に遭遇することは無く、7001Fに関しては、黒谷NO8踏切で撮影した分だけで終わってしまった。

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西武2000系 2095Fが横瀬車両基地へ廃車回送される

1月14日、新宿線系統などで活躍してきた、2000系の2095Fが、横瀬車両基地へ廃車回送されました。


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横瀬車両基地へ廃車回送された2095F。(2024年5月6日撮影)

2095Fは、1992年に東急車輛で製造され、東急車輛で製造された最後の2000系となります。新宿線に新製配置されましたが、2021年11月、池袋線で運用されていた2063Fの廃車に伴い、池袋線に転属。

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池袋線で運用されていた頃の2095F。(2022年7月17日 石神井公園駅にて撮影)

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飯能~西武秩父間の運用に就いた2095F。(2022年10月16日 芦ヶ久保~横瀬間で撮影)


しかし、池袋線での活躍はそう長くはなく、2023年2月、新宿線系統で運用されていた2061Fの廃車に伴い、再び新宿線に復帰。以後、廃車となるまで新宿線系統で活躍しました。

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小田急8000形改め西武8000系 サステナ車両第一弾8103Fが本線試運転 南入曽車両基地へ

2024年7月1日未明に武蔵丘検修場に入場した 、サステナ車両第一弾、元小田急8000形8261F。

国分寺線での営業運転投入に向けて、西武鉄道仕様への改造工事が進められていたが、半年に及ぶ改造工事を終え、1月7日に武蔵丘検修場を出場。隣接する武蔵丘車両基地へ移動し、5月末に運行開始されることが、西武鉄道の公式サイトでも発表されました。

検修場出場から1週間が経過した本日1月14日、X(旧Twitter)やFacebookからの情報によると、小田急8000形改め、西武鉄道8000系8103Fが、ついに始動。本線試運転を兼ねて、武蔵丘車両基地から南入曽車両基地へ回送されました。

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西武池袋線、東飯能~高麗間を行く8000系8103F。(撮影:rem様)

西武鉄道8000系として初の本線走行。歴史的な1日と言う事で、記事の執筆に際して、rem様より特別に画像をご提供いただきました。ありがとうございます。

形式が8000系に決まったという情報を目にした際、山口線レオライナー8500系と番号が被るのではないかと気になっていましたが、X(旧Twitter)からの情報によると・・・

←西武新宿・国分寺 
8103+8203+8303+8803+8903+8003

当然の事ですが、レオライナーとの番号被りは回避されています。

南入曽車両基地到着後は、検修庫に入ってしまったとのこと。一応、帰宅時に南入曽車両基地へ様子を見に行ってみましたが、公道から見える位置にはいませんでした。

西武鉄道の公式サイトに掲載されたリリースによると、サステナ車両8000系は、5月末の営業運転開始に備えて、今後は西武線各線での試運転が繰り返されるとのこと。試運転で西武新宿駅へ入線することがあれば見てみたいです。

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