JR東海 東京駅から消えるのか?113系静岡車
10月13日(水)の出来事。
夕方、仕事を終えた私は、いつものように西荻窪駅へ向かう。改札を入ってホームへ向かうと、東京行電車が入ってきた。ふと、ダイヤ改正が間近であることを思い出し、私は東京行電車に乗り込んだ。
今週末、10月16日は、JR東日本・東海・西日本でダイヤ改正が実施される。東京近郊では、湘南新宿ラインの大増発を中心に、ダイヤが改正されるが、その中で私が注目しているのが、東海道本線だ。国鉄がJRになって17年。東京駅から出発する東海道本線の昼間の普通列車には、浜松行と言うのもあったが、JRになってからは、一番遠くても静岡までになった。そのパターンが長く続いたが、ついに、今度の改正で、熱海以遠を直通する普通列車が大幅に減少。基本的には沼津までとし、静岡まで行く列車は早朝の下りと深夜の上りの1往復。つまり、「ムーンライトながら」に使用される373系の送り込み列車だけとなる。
私が、東京駅に着くと、ちょうど静岡行がまもなく出発すると言うところだった。ホームへ行って列車を撮るのは間に合わない。慌てて、通路にある発車案内機を撮ることにした。↓
続いて、東京駅の東海道本線ホームへと向かう。ちょうど夕方の通勤ラッシュの時間帯。主力の113系電車が次々とやってくる。既に、新聞などで発表されているが、JR東日本では、湘南電車として親しまれた113系電車を数年かけて置き換えることにしている。113系は、JR東日本の車両の他に、少数ではあるがJR東海が所有する車両も東京駅へやってくる。T編成と呼ばれる車両だ。東海道本線も熱海から西はJR東海になる。乗り入れの精算運用で、15両編成のうち増結用の4両編成数本にJR東海車が充当されているのだ。しかし、この113系JR東海車も、週末のダイヤ改正以後、東京駅から消えてしまう可能性がある。熱海以遠の直通列車が大幅に削減されること、新型車両E231系の投入が開始されることが原因である。そこで、東京駅から消えてしまうかもしれない113系T編成の最後の姿を撮る事にした。私がホームにいた時間帯、なんと4本もT編成が来てくれた。
グレーのスカートと東京方先頭車の貫通幌が特徴の113系JR東海車↓
今月から、ようやく「優先座席」になった。それまでは「シルバーシート」を維持。この辺も、JR東日本の113系とは違い、わが道を行くと言う感じがする。「シルバーシート」マークも未だ残っている。↓
東京駅でT編成同士が並ぶ。こんなシーンは、改正後でも見ることが出来るだろうか。↓
改正まで残り3日。113系T編成に、どんな運命が待っているのだろうか。
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