JR東海 改正後の113系T編成
10月20日(水)の出来事。
「トカゲ」と名付けられた、超大型の台風23号が接近してくる中、勤務終了後に東京駅へと向かった。ダイヤ改正後の東海道線113系の様子が気になっていたからだ。既に台風の影響で、雨も強くなっており、乗車していた中央快速線も、所々で徐行運転が実施されていたので、東京駅へ到着したのは19時近くになっていた。
到着後、東海道線の7・8番線ホームへ行くと、19時5分発の小田原行にT6編成が連結されていた。この編成は、4両とも2000番台車がベースとなっている。JR東海の2000番台車は、化粧板の変更などを行っている車両が多いが、この編成は4両ともオリジナルのまま。車内にも入ってみたが、どこか懐かしい感じがした。
さらに、この小田原行の発車直前、となりの7番線には、後続の13分発沼津行が入線してきた。この列車にも、T3編成が連結されていた。ほんの一瞬だが、7番線と8番線でT編成同士が並んだ。改正後に、こんな光景が見られるとは、ちょっぴり嬉しかった。
東京口での残留が確認されたT3編成。↓(但し、この写真は17日撮影。)
なお、友人の話によると、他にもT11編成が東京口で活躍しているらしい。少なくとも、この3本は、東京口での増結運用に使われていることになる。
とりあえずは、改正後も東京口での使用が確認できたT編成だが、彼等の東京口での活躍もそう長くはないだろう。ダイヤ改正では、東海道線にも本格的にE231系が投入された。しかし、宇都宮線・高崎線のE231系へのグリーン車組み込みが遅れていることが原因で、現在では湘南新宿ライン主体の運用となっている。しかし、この宇都宮線・高崎線用のE231系へのグリーン車組み込みが完了すれば、いよいよ本来の活躍舞台である東海道線への進出が始まるだろう。東京駅でE231系が頻繁に見られるようになれば、T編成の出稼ぎ運用も終了してしまうだろう。
東海道線にも本格的にデビューしたE231系。但し、今は湘南新宿ライン主体の運用。↓
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