あおなみ線に乗る!
10月10日(日)の出来事。
鈴鹿で開催されているF1グランプリに伴う、JR東海の波動輸送と、開業したばかりのあおなみ線の乗りつぶしのため、日帰りで名古屋へ行ってきた。前日の台風22号の影響で、東海道新幹線も運転見合わせがあったせいか、10日の東海道新幹線は大混雑。往復共に自由席利用となったが、経験と感を生かし、座って移動することができた。
私が、名古屋駅あおなみ線ホームに向かったのは、昼過ぎのこと。ちょうど12時15分発の電車が停車していた。4両編成の1000系と言う新型電車で、外観は小田急3000形を3ドア車にしたような感じだ。どうやらトップナンバーの車両に当たったらしい。何となく気分が良い。
発車時刻が来て、運転士が運転席に座りながら、発車ベルを押してドアを閉める。最近はこう言ったワンマン運転が多い。運転士が発車ベルまで鳴らすのは、東急池上線・多摩川線なんかでもやっている方式。都営地下鉄の三田線も駅ごとに発車メロディがなるから、これも同じだろう。一駅目のささしまライブ駅までは、先頭車でかぶりつきをした。元々は西名古屋港線と言う貨物専用線を旅客営業化したので、早速DD51の単機回送とすれ違う辺りは楽しい。DD51を見て満足したわけでもないが、モーター音が気になり2両目に移動。走行音は、外観と違って、ご当地名古屋を走るJR東海の主力電車、313系に良く似ているではないか。そう言えば、乗務員室のドア開閉装置(車掌用)の形も313系にそっくり。小田急3000形もJR東海313系も、ともに愛知県豊川市の日本車両で作られているから、部品や構造に似た部分が出来るのだろう。
元々が貨物線ということもあり、途中区間では貨物ターミナルも存在する。南荒子付近からは、しばらくの間、コンテナ車の行列を見ることになるが、コンテナ車に混じり、国鉄の名入替機DD13と同型車体の専用線ディーゼル機関車の姿も見られる。ここで見た機関車は、塗装までかつてのDD13と同じ物で、とても懐かしく感じた。貨物ターミナルを見た後は、だんだん景色も臨海工業地帯ぽくなってきて、最後はレインボーブリッジのような橋を見ながら、終点の金城ふ頭に到着。なかなか楽しい24分の旅だった。
帰りは、金城ふ頭から最前部に乗車し、荒子川公園で下車。この駅は、名古屋競馬場前から直線で、しかも、午後からは金城ふ頭行が順光で撮影できる。金城ふ頭行を撮影したあと、後続の電車で再び名古屋へ。ささしまライブ駅手前では、名古屋車両区に留置中のDE10や、検修庫から顔を出していた、ドクター東海こと、キヤ95を撮影した。
今回はF1臨撮影が控えていたので、駆け足で乗り潰してきたが、なかなか楽しい路線なので、年末ぐらいにもう一度行ってみようと思っている。最近、貨物列車にもはまっているので、大府・南荒子・富田・四日市・美濃赤坂と巡る貨車巡りも面白そう。さらに、あおなみ線と同じ日に開業した、日本地下鉄史上初の完全環状運転である、名古屋市営地下鉄名城線の初乗りも残っている。次回は、ぜひそちらも乗ってみたい。
荒子川公園駅にて撮影↓
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