11月16日(火)の出来事。
先週の土曜日、r104さんと一緒に千葉へ撮影に行ったという話は、このココログでも取り上げた。その中で、ちょっとしたトラブルがあったと書いたのだが、今日はその解決編である。
この撮影時、最初に四街道駅で下車した。そのあと、佐倉駅へと行ったのだが、このとき、私の三脚が無いことに気がついた。慌てて佐倉駅に遺失物の届出を出した。このとき、列車の中なのか、四街道駅に忘れたのかは解らなかったので、四街道まで乗車した列車のことと、四街道駅に立ち寄ったことを伝えた。しかし、乗車した列車が鹿島神宮行きだったという不運な結果から、鹿島神宮まで行かないと遺失物捜査が出来ないと言うのだ。仕方なく承諾して、見つかったら携帯へ連絡するように依頼した。ところが、実際に探してもらったところ見つからないと言うのだ。実は、その連絡の直前に、四街道駅にも立ち寄ったが、ここでも届出がないと言う。そのまま、その日はあきらめた。
翌日の夕方、教えてもらった千葉駅の忘れ物センターへ電話をした。ここは、毎日15時以降になると、前日までの管内全ての忘れ物の情報が解ると言う。やっと繋がったと思ったら、そんな届出はないと素っ気無く言った係員の態度に腹が立った。前日の佐倉駅も、結果を報告してこなかったこともあり、ついにこちらも堪忍袋の緒が切れてしまい、自分の不注意ではあるがと前置きした上で、千葉支社の対応の悪さを抗議した。その抗議が効いたのか、10分後に携帯へ連絡があった。なんと四街道駅に届出があると言う。しかし、四街道への届出があったのは17時だと言うのだ。私が立ち寄ったのは、朝の8時半頃なのだから、やはりおかしいのである。四街道駅に電話をすると、どうやら私の物のようだ。まあ見つかった訳だから、引き取りに行くことにした。
私の勤務先は、西荻窪であるが、ここから四街道はやはり遠い。何とかして楽に早く行ける方法がないかと時刻表を見ると、面白いことを発見した。なんと夕方になると、成田エクスプレスが四街道に停車するのだ。これなら新宿から乗れる。ちょっと高くつくが、成田エクスプレス自体、乗るのは久々だったし、こんな機会がないとなかなか乗れない列車なので、奮発することにした。
新宿駅に18時ごろ到着し、3番線ホームへ向かうと、18時11分発の成田エクスプレス43号は既に停車していた。デビューから13年。あの時は、成田エクスプレス専用ホームとして作られた、新宿駅3・4番線ホームも、今日では埼京線や湘南新宿ラインが幅を利かせており、成田エクスプレスは肩身が狭そうだ。しかし、この列車は12両と言う長大編成だった。デビュー当時は、新宿と横浜から3両ずつで出発し、東京駅で6両編成になるのが基本だったのだが、今では新宿・横浜発車時点でも、3両と言うのは僅かになってしまった。
新宿駅3番線に停車中の成田エクスプレス43号↓
早速車内へ入ってみよう。やはり乗客はスーツケースを持った海外旅行客が多いが、私が乗った7号車は、半分ぐらいしか乗っていなかった。この時期だとこんな物なのだろうか。しかし、最初の停車駅、東京に到着すると、あっという間に車内は満席。やはり東京からの利用客が多いのである。東京を発車し、総武本線に入り、地上へ出て錦糸町を通過すると、スピードは徐々に上がっていく。成田エクスプレスも登場から13年も経つと、そろそろ陳腐化が目立ってくる。窓のブラインドの金具が、台車から来る微振動に反応してガタガタと煩いのだ。先日、同じ区間で最新鋭のE257系にも乗車したが、乗り心地は全く違う。やはり253系も年月には勝てず、古さを感じてしまうのだ。後ろの6両は、ワールドカップ開催に合わせて増備された編成なので、いくらか違うだろうけど・・・
そのまま、列車は千葉に到着。若干の乗車はあった。千葉を出れば、あと数分で四街道である。果たして、どれだけの乗客が四街道に下車するのだろうか。気になってみてみることにした。するとどうだろう。降りる仕度を始める乗客がどんどん増えているではないか。ざっと見たところ、12両編成の車内から30人以上は降りたのではないだろうか?この列車を通勤ライナーの代わりに使っている人は多いのだろう。これには驚いた。
その後、四街道駅で三脚返却の手続きを済ませて、東京方面へ戻ることした。改札を入って正面の電光掲示を見ると、次の電車も成田エクスプレスだった。
千葉方面への列車はどうだろう。こちらの掲示を見ると、次の電車は4連。郊外の電車とはいえ、夕方のラッシュ時でこの両数というのもちょっと。↓
到着の千葉行きは、各ボックスに1~2人程度が座る程度の乗車率だった。千葉に到着したら、そのまま折り返してしまうのかと心配していたが、一旦回送になった。どうやら増結用に回ったようだ。
このあと、千葉でしばらく183系を撮影し、津田沼で知人と食事。西船橋から東京メトロ東西線を経由して帰宅した。仕事のあとの小さな旅、帰宅したのは0時ちょっと前だった。
なお、千葉駅での模様は「幕張の183系を追え!その3」としてお送りする予定です。
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