JR東日本 中央線線路切替後の様子
11月8日(月)の出来事。
週明けの月曜日。新しくなった中央線での通勤1日目である。朝、国分寺駅からいつもの快速電車に乗り、西荻窪へ向かう。国分寺~三鷹間で、上り電車のすぐ隣を下り電車が駆け抜けていくと言う、実に当たり前のシーンは、1年以上ご無沙汰だった。それだけに、逆に新鮮に感じた。
帰り道。この新しい下り線の切替地点を観察することにした。まず立ち寄ったのが三鷹駅である。この駅には、いかにも切替間近と言うような物が一つ存在した。↓
これは、下りホームの発車メロディボタンの近くに貼られていた物だ。お隣の武蔵境は、線路切替でホームも移動し、出口が進行方向左側から右側に変わったためである。この事を乗務員へ促すために貼られている物だ。このような物は、線路切替をやった路線では、よく見かける光景である。
続いて、三鷹から一駅乗車して武蔵境へと向かう。私がたまたま乗車したのは、混雑の激しい青梅行。ここ数年で、夕方の中央線~青梅線への直通運転は大幅に増えた。その為、青梅直通列車は人気が高く、通勤快速・快速共に混雑が激しい。ホームが上下共用の島式になった武蔵境は、混雑の激しい青梅行だと、乗降にかなり手間取っていた。朝ラッシュ時は、階段の右側通行を促すアナウンスを入れていたし、しばらくは武蔵境の駅係員も気を使うことだろう。
ここ、武蔵境では、7日より西武多摩川線も乗り場を変更している。その為、構内の随所に、多摩川線の乗り場変更の案内が貼られていた。構内では、ガードマンも案内札を持って案内に当たっていた。↓
ここまで来たら、多摩川線の新しい改札口も見たくなった。とりあえず、新しい乗り場となる南口へ降りてみることにした。
切替前日に見たとき、自動券売機のところはシャッターが閉まった状態だった。新しい自動券売機は、タッチパネル式のものかと思っていたが、ふたを開けてみると、実際には旧式のものだった。タッチパネル式券売機導入で捻出された機械を転用した物かもしれない。↓
こちらは、西武多摩川線の改札口である。新規に改札を設けることから、もしかしたら自動改札かなと言う予想は見事に外れ、係員が改札印を押す、有人改札である。まあ、これも多摩川線らしい姿ではある。↓
このあと、私は東小金井でも下車した。中線を備えた駅に生まれ変わった東小金井は、形式写真も撮り易そうだ。明るい時間帯にカメラを持って試してみることにしよう。
武蔵境・東小金井とも、新ホームは、電車とホームとの段差がだいぶ緩和されていて乗り降りがし易かった。この点は、仮線への切替をして良かったことかもしれない。しかし、武蔵境駅の混雑状況を見ると、そう喜んでもいられない。ある程度は予想していたことだが、混雑による事故防止が、今後の課題になるかもしれない。
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コメント
丁寧なレポ、とても解りやすく良かったです。
武蔵境ですが、確かに混雑が目に付くようになりました。予想図によると、ここは高架後も島式1本になるみたいです。
投稿: r104 | 2004/11/10 01:21