西武 低運101系、ついに本線最終日
12月19日(日)の出来事。
ついに、この日がやってきた。長年、西武鉄道を支えてきた、101系低運転台車も、いよいよ本線からは、さよなら運転を以て姿を消す。私は、朝から、このさよなら列車を先回りする形で撮影してきた。
まず、朝の西武園への送り込み回送を、西武園線の東村山3号踏切から撮影した。光線状態の関係で、ここは後追い撮影のみとなる。9時30分ごろ、ゆっくりと低運車が通過していったが、撮影後にデジカメの画面を見てびっくり。連結器カバーが黄色く塗られていた。
新宿線で活躍していた101系の場合、以前は、701系や401系との併結運用があった。この時、701系などに合わせてブレーキ方式を変更していたため、池袋線の101系とは併結が出来なかった。その為、区別をつけるために、電連カバーを黄色く塗った時期が合った。今では701系もとっくに廃車になっていることから、そんな事はしなくなったが、黄色の電連カバーは何とも懐かしい。
続いて、私は、西武新宿線の南大塚駅へ。光線状態から考えて、この駅がベストだろうと判断した。通過30分前に到着すると、ファンの数は少なかった。そこで、この南大塚周辺に住む友人を呼ぶと、1歳半の息子を連れて喜んで撮影に来た。友人宅のホームビデオに私も友情出演。1歳半の息子も合わせて、101系を見送った。
南大塚駅では、老若男女、みんなで101系を見送った。↓
南大塚駅での撮影後は、再び電車で池袋線へと進む。ちょうど狭山線内を1往復すると言う時間にほぼ一致したため、西所沢で下車。狭山線を行く、低運車を撮影した。この列車、西武球場前方の先頭車は「臨時」と言う方向幕だった。
最後に、秩父線内でもどこかで撮影しておこうと悩んだ結果、吾野駅で撮影することにした。この駅も、ホームの無い3番線を通過していった。高麗も側線入線だったようだし、あえて待避線や中線を通過すると言う、ファン向けの演出が随所に見受けられた。
さて、今回さよなら運転を行った197Fと193Fだが、21日現在、横瀬車両基地内で解体に向けた準備が進んでいると言う。197Fに関しては、既にパンタグラフ・クーラーの撤去が終了していると言う。このままでは、年内には8両全車の解体が終わってしまうかもしれない。
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コメント
トラックバックさせていただきました。
また、当日はお疲れ様でした。
オフ会では101系の思い出など楽しく語らう事ができて良かったと思います。
この193+197Fはたくさんのファンに見送ってもらって、幸せな車両ですね。
残るワンマン車5編成にはこれからも頑張って頂きたいと思います。
投稿: r104 | 2004/12/22 18:57
私もこのイベントに行ってきました。
残念ながらこのイベント列車に乗ることはできませんでしたが、西武園の出発と西武球場前の展示に行ってきて、展示中の西所沢までの1往復の臨時運転にも乗車しました。
西武鉄道の通勤型車でも代表的でかつ、親しまれてきた車両だけあって、多くの方が訪れていたのが印象的でした。
さて西武球場前の様子については、自分のblogにも記事としてアップし、こちらにも前日の記事にトラックバックを送りました。ご理解ください。
投稿: Kaz-T | 2004/12/23 17:55