JR東日本 ふれあい鉄道フェスティバルを見に行く
12月4日(土)の出来事。
前夜の秩父夜祭ダイヤ観察で朝寝坊してしまった。今日は、JR東日本尾久車両センターで「第4回ふれあい鉄道フェスティバル」が開催されている。職場近くの西荻窪駅にもポスターが貼ってあり、行ってみようと思っていたので、慌てて支度をする。
なぜか知人と所沢駅で待ち合わせした関係から、西武池袋線で都心へ向かい、池袋から尾久へ行こうとするが、どのルートで行くか悩んでしまった。最寄である尾久駅へは、山手線で上野へ出るか、埼京線で赤羽へ出て、宇都宮線・高崎線の普通列車に乗ることになる。そこで、以前、尾久界隈を歩いた時に利用した京浜東北線の上中里駅の存在を思い出し、田端周りで上中里へ出た。すると、意外にもここは尾久車両センターの入口まで近く、この選択は正解だった。
会場に入ったのは13時30分ごろ。広い構内は、家族連れ・マニアで賑わっていた。私達も構内を歩き回ることにする。まず目に入ったのは、この渋い茶色の機関車。EF64の1001号機だ。高崎車両センター所属の機関車で、国鉄型の機関車では最新鋭になるのだが、イベント運転用に旧型電気機関車並みの茶色の塗装に変更された。↓
続いて、派手な赤い機関車は、EF65の1118号機。既に廃車になってしまったが、「スーパーエクスプレスレインボー」と言う客車ジョイフルトレインの専用機関車として特別塗装になった車両。同じ塗装でEF81の95号機もある。↓
こちらは、常磐線特急「フレッシュひたち」用のE653系。7両の基本編成には、青・赤・黄色・緑の4色があり、付属の4両編成はオレンジと色分けしてあるのが特徴。今日は青編成を展示していた。↓
昔ながらの旧型客車も展示されていた。↓
次世代通勤型電車試作車のACトレイン↓
連接台車が特徴↓
これは、「宴」と言う電車。485系電車の機能を流用して作られたお座敷電車。JR東日本の電化区間の殆どを走行可能。↓
お座敷客車の「ゆとり」。もともとは欧風客車「サロンエクスプレス東京」としてデビューしたが、後にお座敷客車に改造された。JR東日本に残る数少ない客車お座敷車である。↓
「ゆとり」の前に連結していたのは、EF81の133号機。この機関車は、前面の窓の上に「ひさし」が付く唯一の北斗星専用機。↓
「北斗星」用客車も一部展示されていた。↓
その形から「ムーミン」と言うニックネームが付いているEF55。JR東日本に1両残されている。折り返しの時は、このように転車台に乗る必要がある。↓
このEF81カシオペア専用機は、運転台見学ができると言うことで子供達には大人気。隣のDE10は、通常、尾久車両センター内で入替業務をしている。↓
終了が15時だった事もあり、駆け足気味で会場を回ってきた。尾久車両センターのイベントは、ここ最近だと毎年秋から冬にかけて行われている。また来年も開催していただきたいものである。
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