JR東海 新春こだま&ワイドビューフリーきっぷを利用する
1月1日(土)の出来事。
JR東海では、「新春こだま&ワイドビューフリーきっぷ」を発売した。これは、1月1日のみの有効で、JR東海全線が利用可能。東海道新幹線の「こだま」と在来線の「ワイドビュー特急シリーズ」が乗車可能となっている。
それぞれ自由席用とグリーン車用があり、自由席用が13,000円。グリーン車用が15,000円と大変お得なきっぷだ。私は、今回このきっぷを初めて購入し、名古屋方面へ出かけた。
元日の朝、西武新宿線の初電から、東京メトロ東西線を経由して大手町へ。大手町駅から東海道新幹線の一番近い改札口である東京駅の日本橋口へ向かう。ここはいつも空いている改札口だ。駅員に切符を渡すと、「行ってらっしゃいませ」と言いながら、改札印を押してくれた。
「こだま」の1番列車である「こだま441号」が出発する19番線ホームへ向かうと、既に300系が停車していた。もう入線しているのかと思い乗ろうとすると、おっと、危ない。これは臨時「のぞみ」だった。最近では、「こだま」がメインとなってしまった300系も、元々は「のぞみ型」として開発された車両だ。まだまだ臨時列車では「のぞみ」の出番もある。300系に対して失礼だった。気を取り直して自由席車両の列に行くと、フリーきっぷ効果か、結構並んでいる。まあ、それでも座れないということは無さそうだ。10分ほど待って「こだま441号」が入線。車内に入る。
こだま441号でスタート↓
東京駅を出発。この時点で、私が乗車した3号車は、8割程度の乗車だったが、品川・新横浜と停車すると、満席になり、立ち客も出始めた。フリーきっぷ効果なのかとこの瞬間までは思っていた。次第に夜が明け始め、小田原の手前では初日の出を拝むことが出来た。そして熱海を過ぎ三島に到着すると、どっと乗客が降りた。どうやら、あの混雑はフリーきっぷ効果ではなく、三島大社までの初詣客の可能性も出てきた。その証拠を裏付けるかの如く、この日は、他にも静岡ー豊橋間で「こだま407号」、名古屋ー東京間で「こだま428号」に乗車したが、どれもガラガラだった。
さて、話を「こだま441号」に戻す。前日の大雪で天候が心配されたが、お天気は回復。初日の出に続いて、三島ー新富士間では美しい富士山を見ることが出来た。2005年のお正月、良いお正月を迎えることが出来たかな?
7時45分、静岡に到着。ここで最初の途中下車だ。駅員の「あけましておめでとうございます」と言うアナウンスに正月を感じた。
| 固定リンク | 0
「鉄道:JR東海」カテゴリの記事
- ブログ開設18周年(2022.09.06)
- 最後のロクニ ED62 17号機が姿を消す(2021.03.21)
- レール輸送車キヤE195系と遭遇する(2020.07.04)
- JR東海 在来線の新型車両315系の開発を開始へ(2020.01.02)
- 富士川駅にて(2019.03.01)
コメント