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模型 名鉄2000系ミュースカイ入線

グリーンマックスから待望の新製品、名鉄2000系ミュースカイが発売になった。

私も実車を見て、名鉄らしからぬデザインが気に入り、あの日車夢工房との共同企画ということで、製品化発表の頃から気になっていた。ただ、基本セットが税込みで定価17640円ととんでもない値段。少しでも安いところで買いたいと思い、秋葉原の激安店タムタムへ行った。ここは35パーセント引きという懐にやさしいお店なのだが、ジーエムの完成品はどう言う訳か30パーセント引きで、その条件はこの製品でも一緒だった。それでも、今日は秋葉原に用もあったし、ここで買うのが一番安いと言う結論だった。

さて、値段のことばかり書いているだけでは、ここを御覧の皆さんに怒られてしまうので、そろそろ本題に入ります。

まず、製品の出来ですが、日車夢工房との共同企画ということで、無難な仕上がりと言えそうです。しかし、細かいところを見ると、色々と不満点も残ります。気がついたところを挙げてみると・・・

1.前面の黒い部分、運転席下辺りにやすりでこすった様な傷(これは光を当てなければ目立ちません)が各製品に必ずある。
2.スカートの黒帯がステッカーでの再現であること。
3.部品に全く予備品が含まれていない。
4.中間車のモーター車が、動力装置が歪んでセットされていたり、屋根もうまくはまっていない。

特に4ですが、店に飾っていた物も同様でしたので、殆どの製品がこの状態で出荷されているようです。動力装置はしっかりはめませんと、車体に歪みが生じてくる恐れもあるので、購入した方はすぐに点検してください。一度車体から外してセットし直せば、しっかりとはまります。

で、私自身も、早速パーツだけは取り付けてみました。予備部品がないので慎重に作業を進め、何とか全ての部品を取り付け終えました。その時点で、中間車の屋根がうまくはまっていないことに気づき、一旦車体を外して裏返し。改めて屋根を付け直し、これで完了と思い組みなおすと、あれ、何か変だ。そう、中間車の屋根上に2つ付けた筈の臭気抜きが1つ取れているではないか。部屋中全てを探したんですが、結局見つかりませんでした。製品の説明書によれば、秋葉原のジーエムショップで対応しているようなので、電話で問い合わせてみるが、発売直後だけに、まだ予備部品の確保は出来ていないかも。ちょっと不安。

とりあえず、途中経過と言う意味で、パーツ取付を終了した、いや終了した筈のミュースカイの画像をアップします。

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当社にとって初の名鉄車両。初の18メートル級電車は波乱のスタートとなりそう。

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JR東海 ユーロライナー 浜松工場へ帰らぬ旅に出る!

つい先程知ったことだが、JR東海のジョイフルトレイン「ユーロライナー」が廃車となり、浜松工場へ帰らぬ旅に出たと言う。それも1週間近く前に・・・

この「ユーロライナー」がまもなく引退と報じられてから1年。首都圏在住のJR東海ファンである私は、この「ユーロライナー」が上京してくる度に、これが最後かなと思いながらカメラを向けていた。当ブログでも3月には「ユーロライナー」の追跡記事を取り上げている。

関連記事1:JR東海 ユーロライナー上京 尾久で停泊
関連記事2:JR東海 ユーロライナー 首都圏を走る

「ユーロライナー」の最後の営業運転は、4月10日の東京大学鉄道研究会主宰による団臨。しかも首都圏発着でありながら、私は旅行途中のため東京を離れており撮影できなかった。最後の運転に立ち会えなかったことだけが心残りである。

尾久駅構内で発車を待つ「ユーロライナー」↓

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1985年に12系を改造して誕生した同車は、今、20年間の活躍を終えて、ひっそりと浜松工場へ旅立っていった。20年間、ご苦労様でした。

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TWRからJRへ 209系3100番台登場!

ウグイス色の103系が最後の活躍を続けている八高線と川越線。

当初の計画では、山手線へのE231系投入で捻出された205系を改造した、205系3000番台で、103系を置き換える筈だった。この計画が予定通り進行していれば、八高線電化開業時に投入された209系3000番台(下の画像左側)と、205系3000番台(下の画像右側)の2種類が同線の主力になる筈であった。

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しかし、「予定は未定」とはよく言ったもの。埼京線と直通運転をしている、東京臨海高速鉄道(TWR)りんかい線の70-000系電車が全車両10両化の上、埼京線との直通運転を拡大することになった。この際、TWR側は、中間車を新製して既存編成を10両に組み直したが、先頭車4両と中間電動車2両が余ることになった。この車両にJR東日本が目を付け、TWRから購入。さらに中間電動車2両をJR東日本が新製。209系3100番台として再デビューさせ、同線に残る103系を、この車両で置き換えることになった。

その209系3100番台が、ようやく完成し、この度営業運転に入った。既にKaz-Tさんのブログでも取り上げられており、私自身も記事を拝見したら、急に実車が見たくなった。そこで、今日の夕方、西武線で拝島へと向かい、八高線に乗ってみることにした。

拝島に着くと、まず最初にやって来た電車は205系の高麗川行だった。とりあえず高麗川まで乗ってみようと思い乗り込んだ。途中駅での列車交換が無いまま東飯能に着くと、交換相手の八王子行に209系3000番台が入っていた。慌てて下車し、まずは軽く撮影。

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4両とも元TWR車である72番編成だった。先に挙げた209系3000番台車の画像と比較してもらうと解るが、正面のデザインにも種車の面影を残している。

参考:TWR70-000系↓

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とりあえず、ここで折り返し、30分後の八王子行で拝島へ向かうことにした。先程出て行った八王子行の折り返し列車を撮影するためである。そして拝島へ戻るために八王子行に乗り込むと、反対側にもう1本の3100番台車が入ってきた。ここで欲が出てきた。旨くすれば、撮影と乗り比べが出来るのではないかと。そこで時刻表と睨めっこをすると、今から拝島で72番編成の高麗川行を撮影してから乗り込み金子で下車。15分ほどすると、今度は71番編成の八王子行が来る事が解った。これは効率が良い。実行へ移す。

拝島へ着くと、雲行きが怪しくなってきた。明るさは大丈夫だろうか。心配しながら青梅線3番線ホームで待っていると、先程の72番編成が4番線に入線してきた。何とか撮影できた。

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撮影を終えて足早に4番線へ移動。車内に入る。外観は八高線車両に変身しているが、車内はりんかい線時代そのままの姿であったが、所々に改造編入車である証が見つけられた。

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うっすらとTWRの文字が↓

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この後、予定通り金子で下車し、折り返し乗車のため一旦出場。再入場の後、下りホームで八王子行の入線を待つ。もう辺りは暗くなってきた。もう走行撮影は不可能だろう。停車を待って撮ることにした。

中間車は新製車を組み込んだ71番編成↓

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新製された2両中の1両、モハ209-3101。↓

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手短に撮影を終えて、モハ209-3101に乗り込む。すると、先程の72番編成とはいくつか違う点を発見した。まず、扉付近の座席との仕切り板が、完全に209系と同一の物であること。そして、座席間のスタンションポールが209系と同じく2本であることである。これは完全に209系であって、座席だけが、元りんかい車と同じ水色系のものになっていると思っていただければ結構である。ドアも、転用車は内装と同じく裏側をクリーム系にしているが、新製車はステンレス地向き出しである。

転用車6両のドア付近を見る。↓

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新製車2両のドア付近を見る。↓

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拝島で下車し、それらの違いを撮影してから同編成を見送った。改めてユニークな車両がやってきたなと思いつつ、同線の103系の終焉がやってきたなと実感した瞬間でもあった。


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芝桜を見た後は・・・

いつものように、鉄ヲタに戻ります。(笑)

まず、西武秩父駅の入場券を購入し、駅構内へ。15時40分頃、2番ホームに2000系が入ってきた。先日の撮影時は、LED表示の2087Fだったのだが、今日は幕車の2069Fだったので、しっかりと撮影したかったのである。なんとか武甲山をバックに2000系の快速急行を撮ることが出来た。

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今度は、改札を出て、仲見世通りを御花畑駅方向へ。御花畑駅近くの駐車場から、秩父鉄道の急行芝桜号を撮ることにする。

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やって来た3000系は、AU12形クーラーを搭載する3001F。前後で違うヘッドマークを付け、さらに出場直後だったようで大変美しい姿であった。

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これで本日の撮影も終了。西武秩父駅へと戻り、16時30分発の飯能行で帰宅した。帰りはロングシート車の301系であった。

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芝桜を見に行く

今日は、駅のポスターに刺激されて、秩父の羊山公園へ芝桜を見に行ってきた。

朝のんびりしたかったので、家を出たのは10時過ぎ。途中、所沢で特急の指定席発売状況を見ると満席だった。急行と言っても各駅停車だが、飯能へ向かい、飯能から臨時の西武秩父行に乗り換えた。この電車はボックス席の4000系。まあ、特急に乗るよりも4000系の方が個人的には気に入っている。

先週の芝桜臨撮影時に、「芝桜見物は横瀬駅が便利」と言う掲示を何回か見た。去年のゴールデンウィークに行った時は、西武秩父駅から歩いていったが、今回はこの言葉を信じ横瀬で下車した。

横瀬駅からは、羊山公園までのコースが何種類か用意されていた。一番近いルートを選んで行ってみると、これが意外にも近くて大正解。確かに便利だった。もうすぐ芝桜の丘という所で、こんな人形を見つけた。

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しばぞう君とたけちゃんを見届け、真っ直ぐ進むと、そこは芝桜の丘だった。

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これで七部咲きだそうだ。昨年は見頃を過ぎてから見に来たので、これだけ咲いていれば満足だ。

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武甲山と芝桜を見る。

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このあと、公園内の出店で、もろきゅうと山菜そばを食べた。新鮮なきゅうりで美味しかった。

帰りは、西武秩父駅を目指した。こちらの方が帰るときに間違いなく座れるからである。羊山公園内をのんびりと歩き、公園の入口まで来ると、2000系の西武秩父行が頭上を通過した。西武秩父駅前に着いたのが15時10分。先週の調べで2000系の運用は、16時発の快速急行になる事は解っていたから、まだ時間がある。仲見世通り内で、煮込みこんにゃくと缶ビールを買い、ちょっと休憩することにした。この煮込みこんにゃくは210円。大盛は320円だが、私が買ったのは普通盛。それでもこれだけの量がある。

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西武秩父へ来るとつい食べたくなる一品である。でも、缶ビールを屋外で飲むには、まだ少し風が冷たかった。

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いつもと違う

4月21日の帰り道の出来事。

いつものように、国分寺駅の乗り換え改札口を通ると、目の前にある西武線の発車案内機の表示がいつもと違うことに気がついた。

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この時間帯の多摩湖線は、毎時10・30・50分に出発する列車が西武遊園地までの直通運転になっている。ところが今日は萩山行き。おかしいと思い、19時30分発の列車まで待つことにした。すると、小平駅で人身事故が発生したために直通運転を取りやめていると言う駅のアナウンスが入った。どうも、中央線が三鷹~国分寺間で高架工事を始めてから、西武線内での人身事故が増えたような気がする。困ったことだ。

19時30分発の列車で萩山に到着すると、拝島線・多摩湖線とも下り列車が暫く来ていないことが解った。ホームの電光掲示によれば、次の列車は19時24分発の玉川上水行きとなっている。既に15分以上遅れていた。所定では急行拝島行になる列車で、この列車が玉川上水で打ち切りと言うことは、玉川上水~拝島間では、かなり列車が来ていないことになる。拝島方面へ帰られる方はお気の毒だった。

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さて、この玉川上水行き、入ってきたのは2000系の10両編成だった。LED式の行先表示車だった。2000系の側面方向幕は「急行玉川上水」と表示できないため、「急行」と言う表示だった。

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一応、最後部車両を後追いで撮影してみた。思いっきりぶれてしまっているが、急行玉川上水行であることは、何となく解ってもらえるだろう。

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2ドア車の宿命 117系の現状を追う!

続いても旅行中に見かけた車両の話。

1月にJR東海 117系が輝く列車と言う記事を書いた。今回は、この続編とも言えるようなお話である。

117系は、以前にもお話したが、京阪神地区に投入されたのが始まりである。関西は、言わば117系発祥の地なのだが、発祥の地である関西でも、JR化後に登場した221系や223系に主役を譲り、福知山線や湖西線、草津線、和歌山線や岡山地区などへ転用された。言わば都落ちである。最近では、転用先でも2ドアと言う点がネックになり、活躍の場が狭くなっているケースもある。

今回の旅行中、福知山線と湖西線用の117系を見ることが出来た。まずは、福知山線仕様の6両編成。これは現在でも快速中心の運用で、御覧のように大阪駅にも現れるので、かつて主役として君臨していた頃の面影を残してはいるものの、運用は朝夕が主体で、昼間は殆ど見ることが出来ないようだ。

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続いて、湖西線・草津線用の117系。こちらも6両編成である。さらに嬉しいことに、新快速としてデビューした頃からの塗装で残されている。一番、往年の姿に近いのかもしれないが・・・

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昼間は御覧のように京都駅構内で昼寝である。この車両、窓に注目。一段下降式窓になっている。これは国鉄最後のダイヤ改正を前に新製された車両で、100番台と名乗っている。台車にも改良が加えられていて、乗り心地もアップしている。湖西線での運用に備えて、3号車には霜取り用パンタを増設しているのも特徴である。

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こう言う車両が昼寝と言うのは勿体無い。しかし、117系にはもう一つ足の遅さと言うのも問題点になっている。ただでさえ2ドアで乗降時間がかかるのに、その上120キロ運転が出来ないとなれば、昼間は昼寝しかないのだろう。

さて、同じ様に、昼間は昼寝専門であるJR東海の117系も、この旅行期間中、名古屋駅で撮影することが出来た。以前にもご紹介した夕方の新快速である。

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これは4月10日の夕方に名古屋駅の7番線で撮影したもの。この列車は6番線到着なのだが、所定ならば7番線に18時2分発のエキスポシャトルが止まっている。これが邪魔になるので7番線からは撮影できないのだが、この日は所定ダイヤより4分ほど遅れて運転していたことから、このように7番線側からの撮影が可能になった。足の遅い117系では回復運転も難しいのだろう。

117系に合った転用先を探すのは至難の業なのかも。

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エキナカ 京都駅でジューサーバーを見つける

それでは、再び旅行中に見つけた話。

先日の職場の慰安旅行中、京都駅を利用したら、中央線の沿線などでお馴染みのジューサーバーを見つけた。

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私はよく国分寺駅のジューサーバーを利用していて、多摩湖線への乗り換えの合間に、ジュースを楽しんでいる。この時、東京でお馴染みの店が関西にもあるんだなあと思っていたが、ジューサーバーの公式サイトを見ると、関西の会社だったのだ。主な株主を見ても、京阪レストランと京阪電鉄となっているから、京阪グループの企業である。なるほど、京阪沿線に店が多いわけだ。

今日も西武新宿線高田馬場駅構内のジューサーバーを利用した。この店、乗り換えの合間に、つい使ってみたくなる位置にある。この辺りは出店計画時に客の心理を研究しているのだろう。

ちなみに、この画像の店は、地下鉄京都駅店となっていて、京都駅にはもう一つ、JRの構内にも出店していた。どちらも終日お客さんで賑わっていて、大盛況であった。

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西武 秩父線の芝桜輸送を観察する

当ブログの定番メニューともなった、西武の臨時ダイヤ観察シリーズ。今日は暖かな陽気に誘われて、羊山公園の芝桜を見に行く人で賑わう西武秩父線へ出かけた。

昨年の今頃は、まだ101系の低運車も残っていたから、この芝桜臨に入るのではないかと言うような楽しみもあったが、今年の芝桜臨はとても地味。午前中の目玉は、池袋から運転される3本の西武秩父行準急。飯能行準急の飯能での乗換えを解消し直通化したものだ。

朝、家を出るのが遅くなったため、1本目の直通は見逃してしまったが、どうも101系だったみだいだ。2本目となる4123列車を撮るため、飯能駅で待機。やってきたのは101系の8両固定バージョン、309Fだった。

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続いて3本目の直通準急である4125列車の到着を待つ。これもどこかで撮ろうかと思ったが、結局飯能駅となった。この列車も101系。元秩父鉄道直通用編成である227F+229Fがやってきた。まあ1番ホームからの出発だったので、さっきとは変化があった。

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さて、朝出るのが遅かったため、芝桜ダイヤも、3本目の直通準急を見送ると、そろそろ戻りの列車が始まる頃となった。上りの直通準急1本目は12時7分に西武秩父を発車する。この列車を途中駅で撮ろうと、飯能12時4分発の西武秩父行に乗車した。この列車も101系の8両。どこで降りようか悩みつつ、武蔵横手で下車した。ここでは上下列車の交換があるのだが、私の乗車した西武秩父行は、なぜか右側を通行。

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これは交換相手の飯能行が、さらに下り特急と待ち合わせをするためのもの。1時間に1度だけ、上下列車が所定とは逆に入線するのだ。普段は4000系によるワンマン運転の秩父線、今日のように101系同士の交換というのも、今では貴重な光景になってしまった。

武蔵横手駅で下車し、駅飯能寄りにある踏切へと向かう。ここで、上り準急池袋行を待つことにした。前日は、所沢駅の表示で4ドアと出ていたはずだったので期待していたのだが、やって来たのは、またも101系。235F+237Fだった。

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撮影後、食事のため一旦飯能へ戻ることにする。武蔵横手にはちょうど1時間滞在したことから、乗車する飯能行も、来た時と同様、右側通行だった。私が乗車する飯能行は4000系。今日は8両に増結されている。

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昼食休憩後、再び飯能駅へ。飯能駅14時4分発の西武秩父行のチェックから、芝桜臨チェック第二弾の開始である。気分を一新し、ホームへ降りると、そこに待ち構えていたのは、何と2000系だった。

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LED行先表示の2087Fである。撮影に夢中になってしまったため、乗車する予定が乗り遅れてしまった。そこで、急遽、特急で横瀬へ先回り。まあ、このお蔭で2000系の横瀬駅進入を一眼レフカメラで撮影できたのだが・・・

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横瀬の駅前は、今日の芝桜まつりに合わせて、出店が出ていた。暫く観察しながら時間調整をしていると、先程、西武秩父へ向かっていった2000系が回送として帰ってきた。どうやら西武秩父駅のホームが一杯で、客扱いを終えて引き上げてきたらしい。

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この2000系は、再び西武秩父へ回送された後、西武秩父16時発の快速急行池袋行へ充当されるらしい。時刻表で追っていくと、東吾野駅で下り列車との交換があるようだ。2000系と101系や4000系との並びが見られるだろう。そう信じて、今度は横瀬から4000系の快速急行で東吾野へ先回り。山間の小駅と言った感じの東吾野駅は、私のお気に入りの駅の一つ。駅飯能方の踏切横でスタンバイ。20分ぐらい待って、予定通り2000系がやって来た。ところが・・・

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芝桜ダイヤによる時刻変更で、この駅での上下列車交換はなかった。従って、御覧のような山間の小駅を2000系が出発していくと言うような写真になってしまった。まあ、仕方ない。その代わりに駅へ戻ると、10000系の下り回送がやってきた。西武秩父からの臨時特急への送り込みなのだろうか。この東吾野で上り特急の通過を待つらしいので、特急車同士の並びがある。これはラッキー。怪我の功名といったところだろう。

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この撮影を以て、本日の芝桜臨観察は終了。飯能行に乗り込み帰宅した。飯能からはVVVF化改造された9000系の9107Fに乗り換え。後ろの方まで歩いて何とか座れた。

おまけ。

昨年の芝桜臨の光景。

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この画像は、高麗駅にて携帯電話内臓のカメラで撮影したもの。昨年は20000系も1日だけ入った。3000系は土曜休日になると必ず入っていたようである。


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ありがとう!山手線の205系

日付が変わり、いよいよ山手線205系の最終日を迎えた。

最終日を前に16日、山手線205系の最後の撮影をしようと、午後から都心へ出かけた。事前の調べによると、本日は外回りの運用に就いているという事は解っていたが、この時点で運行番号までは解らなかった。池袋駅から山手線に乗車したのが14時頃のことだった。最後の撮影は、やはり綺麗に撮れるところが良いと思い、考えたのは西日暮里。ただ、私が想像するぐらいだから、当然の事ながら現地は混んでいた。そこで、西日暮里駅で一番綺麗に撮れる外回りホーム田端方を諦め、内回りホームの日暮里方で待機。こちら側は4人しかいなかった。さらに運が良かったのか、3本ぐらい待っただけで205系がやって来た。今日の運用は01Gだ。

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ここで、後追いも撮る事にする。しかし、内回り電車が既に日暮里を発車。こっちへ向かって来ている。一瞬あせったが、思いのほか内回り電車のスピードが速く、何とか回避することが出来、後追いの撮影も成功した。

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内回り電車の女性車掌さんも、ここで205系とすれ違い、我々が無事に撮影出来たことに気がついたようで、少し微笑んでくれた。

ここまではデジカメのみの撮影。次は一眼レフで撮影しようと、今度は先程撮れなかった外回りホームの田端方へ移動する。さすがに205系が行ったばっかりなので人が少ないだろうと思ったら、高校生を含め既に5人が陣取っていた。私も彼らと共に50分近く待つことにした。最初は長いと思った待ち時間だが、実際に待ってみると、新幹線も含め次々と電車がやってくるために飽きることは無かった。さすがに10分前ぐらいになると、ホームの先端は人でいっぱいになった。そして、205系がやって来る。何とか無事に撮影成功。

ところが、この撮影場所は、車掌さんが発車ベルを鳴らしたり、ドアを閉めたりする大事な場所の近く。205系から降りてきたのは若い女性車掌さんだった。待ち構えていたマニアさんの集団に、かなり引き気味であった。先程の内回り電車の車掌さんとは対照的。マニアの思わぬ行動に冷や冷やする場面もあるだろう。ちょっと車掌さんに同情してしまった。

この時点で205系の撮影は終了する予定だったが、知人より、これから撮影するとの連絡が入り、再び西日暮里駅へ。最初の撮影と同じく、内回り電車のホームで撮影。無事に撮り終えると、また今度は違うところで撮りたくなった。とりあえず、内回り電車に飛び乗って行ける所まで行こうと言う事で、辿り着いたのが代々木。ここは中央線下りホームが新宿方に飛び出ているので、山手線も楽に撮影できる。この飛び出た地点で再び205系を待つ。10分ほどでやって来たが、今度は内回り電車と並んでしまった。

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この時点で時刻は17時を過ぎている。もう撮るのは、あと1回が限度だろう。今度は中央緩行線の電車を捕まえて秋葉原へ向かった。ここで5分ほど待つと再び205系がやって来るのだ。急いでホームの先端に向かうと、マニアさんが集まっていた。最後の撮影は、このマニアさんたちも少し入れることにした。

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これが私にとって山手線205系最後の写真。

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20年間走り続けた山手線の205系。最後まで残ったのが、量産先行車のラストナンバーであるトウ4編成で、本当に20年間走り続けた車両が最後に山手線を去ることになったのも変わった現象である。まあ、これには転用先の事情もあるようだが・・・

20年間本当にありがとう。お疲れ様でした。


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あと3日!山手線の205系

ついに山手線の205系が4月17日にラストランとなった。

本日(15日)を含めてあと3日。昨日、14日は14Gの運用に入っていることが夕方判明した。事務所のパソコンで時刻を調べると、仕事を終えてから新宿へ行くと、丁度いい時間帯であることもわかり、急遽、新宿へ向かった。

日中の京浜東北線の人身事故の影響で7分ほど遅れていたが、18時34分頃、トウ4編成が新宿駅に到着した。

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撮影後、クハ205-4に乗車。とりあえず、恵比寿まで乗車する。恵比寿駅でもう一度撮影。

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このあと、一旦新宿へ戻り所用を済ませて、1時間後の14Gを今度は代々木で撮影。ここで違うマークをつけたクハ204-4側の撮影した。

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平日の夜とあって、同じ様な撮影者は新宿駅に一人いたのみ。特に大きな混乱もなく無事に撮ることが出来た。この週末も撮影に行くつもりでいるが、最後の土日だけに沿線はカメラを持った人が多いことだろう。


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近江鉄道彦根駅

では、琵琶湖繋がりと言うことで、順番を少しだけ変えて近江鉄道ネタで行きます。

4月10日、新大阪から名古屋までの青春18きっぷでの移動中、彦根駅に立ち寄った。この駅には、西武鉄道グループの近江鉄道が乗り入れている。近江鉄道へは、西武鉄道から401系などが譲渡されているが、彦根駅構内にある車両基地には、怪しい車両が多数停まっていて、それらがJRのホームからも容易に撮影できるのだ。

彦根駅に立ち寄ったのは、12時ごろ。ちょうど列車がやって来た。

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この列車は、比較的原形を留めた車両が来たが、彦根駅で交換した反対方向の列車は、旧401系をパノラマ車風に改造した特別車両だった。

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さて、上下列車を慌しく撮影した後で、今度は彦根駅構内に停められている車両を取り上げていこう。

まずは、この車両から。西武鉄道から近江鉄道へ譲渡される際、西武鉄道側では特に何も改造せず、そのままの状態で現地へ輸送された。車両が現地入りしてから近江鉄道が独自に改造をしたのだが、中には改造をしないで部品取り用になった車両や、改造が保留になったのか、原型を留めたままの状態で留置されている車両がいた。この車両は旧411Fである。

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この車両も旧401系なのだが、こちらは前面のデザインを変更し、さらに塗装をライオンズカラーとしている。

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この車両は、足回り部品は在来車を流用し、車体は西武からの譲渡車を元に改造。小型車で単行運転が出来るようにしている。

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かつては貨物輸送もこなしていた鉄道。構内には旧型電気機関車も。

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彦根駅構内には、使用していない車両を含めると、本当に沢山の車両が置かれている。これらの車両を一つずつ追っていったら、どれだけ時間がかかることだろうか。

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旅行中に

しばらく更新が途絶えましたが、何とか生きています。(笑)

実は、旅先で体調を崩しまして、どうやら水あたりになったようです。エクシブ琵琶湖へ宿泊した日の深夜から腹痛に悩まされました。翌日は京都見物でしたが、見物の合間にはトイレに駆け込む始末でして・・・ 東京へ帰ってきた今でも、まだ体調が優れません。ようやく少しずつブログを書く気になりました。

では、これから少しずつ書いていきます。

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エクシブ琵琶湖

エクシブ琵琶湖

今夜のお宿、エクシブ琵琶湖に到着しました。部屋から見た琵琶湖です。

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万博会場

万博会場

万博会場に来ました。事前予約状況から判断して無理だと思っていたJR東海館に入ることができました。超電導リニア3Dシアター、迫力ありました。

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関西方面へ

関西方面へ

今日から職場の慰安旅行。只今から、のぞみ211号に乗りまして、まずは名古屋へ向かいます。

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お花見

お花見

仕事中ですが、あまりに桜がきれいなので、ちょっとだけお花見しちゃいました。

ちなみに、ここは荻窪税務署です。用紙を貰いに来たのですが、足が止まってしまいました。

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続報 西武多摩湖南線に2000系入線

モブログにて速報記事をお伝えしたが、4月4日、通常では101系ワンマン対応車しか入線しない、西武多摩湖線国分寺~萩山間に2000系が入線した。

これは、101系ワンマン車(259F)の故障による代走で、午前中は2519Fが充当。6420列車~6417列車~6424列車~6421列車~6428列車~6425列車~6432列車~6431列車と運用されて入庫したようだ。私は6428列車で出勤したので、この2000系充当列車に当たった。朝から本当にビックリした。急遽2000系を充当したため、国分寺駅の発車案内機は4ドアに対応しておらず、3ドアのままの表示であった。

ホームの表示は3ドア↓

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でも車両は2000系。ワンマン対応になっていないので車掌が乗務。↓

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そして帰宅時間帯、知人より多摩湖線に2523Fが入線し、国分寺~西武遊園地間の直通運転に使用されているとの連絡を貰ったので、再び多摩湖線沿線で撮影する事にした。

国分寺駅7番ホームに停車中の2523F。↓

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朝と違って夕方はしっかりと「4ドア」を表示していた。↓

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一橋学園駅の構内踏切より。↓

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青梅街道駅にて。↓

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萩山駅1番ホームに停車中の西武遊園地行。↓

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萩山駅3番ホームに停車中の国分寺行。画面右隅は225Fによる西武遊園地行。↓

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萩山駅3番ホームの発車案内機も4ドアを表示。↓

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2000系による代走は、国分寺20時10分発の西武遊園地行きで終了した。今回は朝夕共に代走が手配された事を考えると、259Fの状態は深刻なのだろうか。5日朝の車両運用が気になる。

なお、多摩湖線ワンマン運転区間への2000系充当だが、手元の資料を調べたところ、2000年12月4日、2001年1月31日と過去2回あった。ワンマン運転開始後、今回が解っているだけで3回目。さらに、1999年12月28日には、2000系ではなく101系非ワンマン車の245Fが入線している。

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速報 西武多摩湖南線に2000系

今朝の出来事。

毎朝通勤で利用する西武多摩湖線萩山~国分寺間に、通常では入線しない2000系が入線した。ちょうど私の乗る列車でびっくりです。

帰宅後、詳細記事を書きます。pcm_05_04_04_0002.jpg

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高崎地区列車撮影記(JR編)

4月2日の出来事の続編。

高崎駅の駅ビル内で昼食後、高崎在住の友人と再会。色々と撮影を開始した。まず、この日最初に撮影したのが、両毛線開業115周年記念マークつきの115系。

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続いて、臨時快速「碓氷号」を撮影。こちらは新前橋電車区183系6連を使用。

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高崎駅には、八高線のディーゼルカーも乗り入れる。上野方に設けられた3番線からの発着。

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その後、「EL&SLお座敷ゆとり号」の撮影にあわせて、高崎駅の2駅となりである井野駅へ移動した。時間が早かったため、井野駅ホームにいたのは、我々2名のみ。待ち時間を利用して色々な列車を撮影した。

まもなくグリーン車が組み込まれる新前橋電車区の211系。↓

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高崎地区のローカル列車の主役115系。3連はリニューアル工事が進んでいる。↓

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リニューアル工事を受けた115系と受けていない115系では、クモハ115の幌枠の色が違っている。白いのがリニューアル車。灰色のは非リニューアル車である。↓

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編成は短いが貨物列車もやって来た。↓

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165系の部品を流用して製作された107系。↓

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お待ちかね。D51 498牽引の「EL&SLお座敷ゆとり」号。↓

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高崎~上野間は、EF60 19が牽引した。↓

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こうして見ると、高崎と言うところは、車両の種類が多く、鉄道ファンならば1日いても飽きないところだ。これら以外にも、まだまだ魅力のある車両が転がっている。皆さんも高崎へ行かれた時は、駅に出入りする車両を一通り撮影してみてはいかがでしょうか?

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青春18きっぷで群馬町へ

4月2日(土)の出来事。

青春18きっぷを使って、お墓参りに出かけた。目的地は、群馬県群馬郡群馬町と言うところだ。「これでもか!」というくらい、群馬が地名についている。場所は、高崎市と前橋市のちょうど中間地点というところ。どのルートで行こうかと考えたが、池袋から湘南新宿ラインのグリーン車を使うことにした。

青春18きっぷでもグリーン車に乗れるようになったのは大変ありがたい。事前購入で、池袋から高崎までグリーン券が750円。車内でグリーンアテンダントからコーヒーを購入したが、これを含めても1,050円。新幹線に乗るよりははるかに安く、時間はかかるものの、ゆったりとした気分で移動できるのはありがたい。高崎までの約2時間(各駅停車利用)は、とても快適だった。高崎からは107系へ乗り換え。新前橋駅で下車する。

高崎駅に停車中の湘南新宿ライン↓

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ここからお墓のあるお寺まではタクシー。女性の運転士さんだった。東京を出る時は少々寒かったけど、群馬県内はお天気もまずまずで風もなく暖かだった。この地区は名物になるほど風が強く、お墓参りの時にお線香に火が点き難いのが難点なのだが、これならば大丈夫そうだ。お寺の近くまでは普通に行ったのだが、目的地目前にして道が変わっていた。年に数回しか来ない場所だから私も解らなかったのだが、何でも新しい県道が出来るらしい。群馬町も変わっていくのだ。ちょっとヒヤッとしたがお寺に到着。

お寺に着くと、何か物足りなさを感じた。そうだ、桜が咲いていないのだ。毎年、お墓参りがてら、境内の桜を見るのが楽しみだったのだが、今年は、寒い日が多かったせいかまだ咲いていないのだ。残念。

住職の奥様に管理料の支払いをしてから、お墓参りをして新前橋駅へと戻った。新前橋駅からは再び電車に乗車し、高崎へ。ここで昼飯を食べ、午後は高崎在住の友人と逢い、色々と撮影をした。この件は別発言で。

そうそう、井野~新前橋間の車窓の風景に、一面菜の花畑という場所がある。桜は咲いていなかったが、菜の花はきれいに咲いていた。上越線や両毛線に乗る機会があれば、ぜひ、この菜の花畑を見ていただきたい。

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あと2本? 山手線の205系

1985年から運転されていた山手線の205系も、E231系の増備が順調に進み、残り2本となったらしい。

そんな中、山手線の205系1本に引退記念のヘッドマークをつけているという情報が入ってきた。今日3日は内回り14Gの運行に入っているという事を知り、夕方、慌てて家を飛び出した。代々木か恵比寿で撮影すべく、先行できるように西武新宿線に乗ったつもりだったが、高田馬場駅の山手線ホームへ行くと、なんとやって来た電車が14Gだった。私が時刻表を見間違えたらしい。

慌てて入線を撮ったのがこの写真↓

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せっかくなので一駅乗ってみることにする。車内は特に変化なく、乗客も、この電車がまもなく山手線から姿を消すとは殆どが思っていないだろう。新大久保に着くと、ホームの端の方で撮影している人が二人だけいた。私も走り去る205系を後ろからも撮影。

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ヘッドマークは前後でデザインが違っていた。出来れば、もう1度撮影したいところだが、今日はこの後の予定があるので、これで帰宅した。明日以降、撮影できるだろうか。205系の動きに注目することにしよう。

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名鉄 珍車1384F

3月20日の夕方、金山駅で珍車に遭遇した。

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この車両、地元のファンからは1384Fと言われているらしい。一見すると赤一色の通勤車のように見えるが、元は名古屋本線で活躍しているパノラマSuperの一般座席車だった車両だ。確か不幸にも踏切事故に遭遇して、特別車両側2両は廃車になった物の、比較的損傷の少なかった一般座席車4両の方は、一般車4両編成に改造しなおして使用する事になった。その際に、従来の紅白のカラーから赤一色に改められたのである。

パノラマSuperの一般座席車。↓

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しかし、その改造も決して容易ではない。もともと、この一般座席車は、特別車2両との間に運転台を挟まないタイプである固定編成を組んでいた。従って、この1384Fの現豊橋方先頭車は、先頭車改造を受けた車両なのだ。

事故車の残党と言うことで、1本のみの存在。その為に運用も固定されているようだ。実は翌日の夕方、ほぼ同じ時間帯に、JRの尾頭橋駅ホームで名鉄の撮影をしていたところ、やはり1384Fの犬山行が通過していった。完全に前日と同じ運用である。

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限定運用と言うのも、珍車ゆえの宿命なのだろうか・・・

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名鉄 空港線に乗る!

それでは、あと2つ、名鉄ネタを続けます。

3月20日、名鉄600V区間の乗車を終えた後は、名鉄岐阜駅から一気に中部国際空港を目指すことにした。慌しく昼食をとり、名鉄岐阜駅14時7分発の中部国際空港行特急に乗車することにする。やって来た車両は、空港線開業に合わせて投入された2200系と言う車両だ。

名鉄岐阜駅で発車を待つ2200系。(画像は13時7分発の列車)↓

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6両固定編成で、空港方2両が座席指定車両となっている。主に岐阜方面からの空港行一部座席指定特急に運用されている車両で、自由席車を連結しているところは、名古屋本線を走る1000系とよく似ている。

ところで、名鉄というと赤い電車と言うイメージが強い。今でも主力電車は赤である。しかし、最近では通勤車にステンレスの車両が出始めている。本線を走るステンレス車は、赤帯を入れることにより、今までの赤と言うイメージを残しているが、やはり、名鉄といえば赤一色の車体の車両が名鉄らしく感じる。中部国際空港行に乗り込む前に、名鉄岐阜駅のホームでステンレス車を見つけたとき、そう思った。

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ステンレス車を慌しく撮影し、空港行特急に乗り込む。私が使っていたフリーきっぷは、特急の特別車両(指定席車両)にフリー乗車(時間制限つき)することが出来るのだが、この制度は座席指定券がフリーパスになるわけではなく、指定席券を持っている人が来たら席を譲ることが条件となっている。それでは、途中で席を譲ることも考えられるので、名鉄岐阜駅から座席指定席券を確保することにした。

名鉄岐阜駅出発時の指定席車両はガラガラであった。ガラガラ状態は名鉄名古屋まで続く。しかし、名古屋からは指定席車も満席になった。中部国際空港は、飛行機に乗るだけではなく、空港自体、一つの街と考えて遊びに行く人も多いようだから、この満席状態は納得できる。金山までははっきりと覚えているのだが、この日は早朝から動き回っているせいか、眠気が襲ってきてしまい、目が覚めたのは、なんと空港線の橋の部分だった。せっかくの新車試乗も、全体の半分は「居眠り」で終わってしまった。まあ、それだけ快適だったということでお許しいただきたい。

中部国際空港駅では、乗車してきた2200系とは兄弟電車となる2000系と並んだ。こうして見ると、本当に色違いと言った感じに見えるが、微妙な場所がそれぞれ違うようだ。私自身は、青い2000系の方が気に入っている。

快速特急用の2000系と並ぶ。↓

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2200系の指定席車側。↓

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さて、せっかく中部国際空港に行ったので、私も空港内を一通り見物してみた。まあ、どこも人が多い。自慢の展望風呂も40分以上待たされるというので諦めてしまった。そんな中、東京で見慣れた「あの店」を発見。思わず撮影してしまった。

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1時間ほど見学した後、金山へ戻ることにした。乗車した特急は来た時と同じ2200系だった。帰りは一般座席車のほうに乗車したが、座れなかったので、一番前で被り付いていった。途中区間でミュージックフォーンをフルコーラスで鳴らしてくれたのは、ちょっとしびれてしまった。

JR尾頭橋駅から見た名鉄2000系。↓

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