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JR東日本 宇都宮線で115系に乗る

宇都宮餃子オフから3日が過ぎようとしていますが、もう一つだけ宇都宮ネタを書きます。

昨年12月のダイヤ改正で、宇都宮線からは消えた筈の115系であるが、実は、ある区間では今でもその姿を見ることが出来る。その区間とは小山~宇都宮間。実は、この区間には両毛線からの直通列車が1日数本存在するが、この中に115系の運用が存在する。本来の宇都宮線の運用では消滅した115系も、両毛線からの直通列車としては生き残ったわけである。

今回、宇都宮で開催のオフに参加と言うことで、どうせなら115系で宇都宮入りしたい。集合時間は17時と言う事で時刻表を見ると、宇都宮16時56分着の両毛線からの直通列車がある。では、この列車に小山から乗ることにしよう。訳あって久喜から乗車した湘南新宿ライン小金井行きを小山で下車。両毛線からの宇都宮行き発車まで14分。ちょうどホリデーパスで乗っていたこともあり、ここで一度下車してSuicaで再入場した。再入場後、宇都宮線下りホームへ向かうと、両毛線からの115系が入ってきた。

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御覧の通り、両毛線開業110周年記念ヘッドマークをつけた新前橋電車区の車両。4両編成で乗客は大半が小山で下車したためガラガラ。とりあえず、モハ車のボックス席に座ることにした。

小山を出発。4両編成で所定の宇都宮線車両とは向きが逆向きという、本来の宇都宮線とは趣が若干違う物の、小山以遠ののどかな風景の中を115系で進むと、何処か懐かしさもあり、何となく落ち着いた気持ちになる。やっぱり私は国鉄世代なのだろう。小山から僅か26分の乗車時間であったが、どこか本来の宇都宮線に乗ったような気持ちになれた。

さて、宇都宮に到着すると、駅構内の留置線には、嬉しいことに小山車両センター所属の115系が止まっているのが見えた。集合時間が迫っているが、その車両が一番近くに見える位置まで走っていった。

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最初は、何か乗務員訓練用なのかとも思ったのだが、側面方向幕のほうに目を向けてみると、なんと「日光」を表示していた。

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そういえば、どこかの掲示板で、宇都宮線を引退した115系の一部車両が、107系に代わって日光線で営業に入っているという話を聞いたことがある。おそらく、この車両は107系の代走なのかもしれない。話には聞いていたが、まさか遭遇できるとは。115系で宇都宮入りして良かったと改めて実感した。

両毛線からの直通の115系も、実は両毛線自体が211系に統一されると言う説も出ている。今現在では115系の宇都宮乗り入れが残ってはいるものの、E231系の増備が進めば、211系の両毛線への転用も進むことになる。この時、115系が撤退することにより、ようやく宇都宮線から115系が消えることになるのだろう。いずれにしても、両毛線115系の宇都宮線への乗り入れは、そう長くないと思うので、撮影したい方は早いうちに記録された方が良いでしょう。


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宇都宮餃子オフに参加する

大宮の工場公開のあとは、宇都宮線を北上。宇都宮で開かれた餃子を食べるオフ会に参加してきました。

宇都宮と言えば、何と言っても餃子で有名。と言うことで、宇都宮駅東口の駅前には、なんと「餃子の像」なるものが置いてあります。

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この餃子の像を見ながら、歩くこと5分ほど。宇都宮餃子館総本店へと向かいました。メニューは勿論餃子がメイン。様々な餃子がありました。

これは4種盛り。これだけ餃子が並ぶと迫力満点。ちなみに最初は6種盛りも頼みました。↓

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こちらは、おむすび餃子。天むすの餃子版と思っていただければ良いでしょう。↓

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締めはラーメン。ここではラーメンが脇役です。↓

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さて、おなか一杯になったところで、まだお時間に余裕があります。オフ参加者の皆さんは近くのカラオケボックスへ行くということで、少々風邪気味ではありますがお付き合いすることに。飲み放題を付けてもらったので、唄わなくても鱈腹飲めば元が取れますが、メニューを見て面白い物を発見。

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この店のオリジナルカクテルとして、「あやや」とか「矢田亜希子」なんていうメニューが。ちょっと前の記事を御覧の方はピンと来たと思いますが、私、矢田亜希子ファンでもありまして、それならばと、このカクテルを注文してみました。

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向かって右側のカクテルが、問題の「矢田亜希子」であります。左側は「あやや」です。早速飲んでみましたら、甘い味の奥にちょっぴり大人の味と言った感じの苦味も感じ、イメージにピッタリ。ちなみに、「あやや」の方を飲んだ人に感想を聞いたところ、桃の味がしたそうで、こちらもイメージ通りなのかも。このカクテルが効いたのか、私も負けじと2曲歌ってしまいました。

この後、会はまだまだ続いたのですが、私は途中で失礼して、宇都宮21時36分発の普通列車上野行のグリーン車で帰宅しました。酔い冷ましに買ったのは、もちろん爽健美茶であります。赤羽で下車すると、いきなり「夢空間」の団臨が目の前を通過。埼京線ホームへ行くと、今度は「北陸」が通過。さらに池袋駅では「ムーンライトえちご」を見てしまいました。


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JRおおみや鉄道ふれあいフェアに行く

前の記事でお伝えしたとおり、27日は、JR東日本大宮総合車両センター及びJR貨物大宮車両所共催の「JRおおみや鉄道ふれあいフェア」を見に行った。

毎年、この時期に開催される恒例行事なのだが、私の職業柄、5月と言うのは本業も忙しく、月末の土曜日は出勤になることが多いことから、ここ最近は行けなかった事もあったが、幸いなことに去年も午後から見学することが出来た。そして、今年は奇跡的に仕事が休みになったのだが、次の予定があり、見学できたのは午後の1時間弱だけだった。

まず会場に入り、一番最初に目に付いた車両は、このACトレインである。次世代車両を目指し、JR東日本が開発した試験車両。一部車両は連接方式になっているのが特徴である。

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休憩広場を抜け、車両展示広場に行くと、昔懐かしい車両たちが並んでいる。ただ非常に残念なのが、電車・電気機関車もののパンタグラフが上がっていないことだ。実際に上げることが不可能なら仕方ないのだが、これでは魅力も半減状態だ。それでも貴重な車両が並んでいるのはありがたい。今回は初出演の車両もあった。

昔懐かしいクモハ40。しっかりとサボが刺さっているのは嬉しい。↓

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戦後を代表する花形電気機関車のEF58も大宮総合車両センターでは2両が保存されている。青塗装の89号機は、JR化後も活躍していた。現役時代は茶色に塗られていたが、引退後は元の青い塗装に戻されている。右側の車両は、通称「青大将」と呼ばれるカラーで、東海道新幹線開業前の東海道本線で特急「つばめ」や「はと」で実際に存在した色である。

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こちらは日章旗つきで展示されたDD51 842号機。私の記憶では大宮イベント初出演車両である。この車両は、何度もお召し列車を牽引したことのある由緒ある車両である。↓

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常磐線で活躍したEF80 36号機と、青梅線で活躍したED16 10号機。↓

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こう言った車両工場の公開時には、どう言った車両が入場しているかと言うのも見所の一つ。今回は山手線を引退したばかりの205系の姿も目立った。↓

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こちらは、普段首都圏で見ることの出来ないJR貨物のED75。黒磯以北で活躍中の同車もJR貨物大宮車両所が検査を担当している。↓

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一見すると解体中かと思うが、これも全般検査中のひとこま。↓

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華やかなイベント会場から、ちょっと目を違うところへ向けると、そこでは先日引退したばかりの103系3500番台車が解体作業中だった。↓

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その他、構内試運転線を使って、宇都宮線を引退した115系による体験乗車列車が運転されていたが、こちらはうまく撮影できなかった。

古くから車両工場が開設され、鉄道の街として発展してきた大宮。再来年の2007年には鉄道博物館も開設され、JR東日本の大宮総合車両センターで保存されている車両も、ここで展示されることになる。その時には、この工場公開も、今とは違った形になっていくのかもしれない。


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JR東日本 新津車両製作所製E231系近郊型に乗る

5月27日(土)は、JR東日本、大宮総合車両センターで「鉄道ふれあいフェア」が開催された。

私は、このイベントを見学するために、新宿駅から湘南新宿ライン籠原行き2670E(新宿駅12時46分発)に乗車し大宮へと向かった。新宿駅4番線で電車を待っていると、入ってきたのは付属編成の横コツS-10編成が先頭だった。私が待っていた位置からだと、先頭より6両目からの基本編成の方になる。つい先日、新津車両製作所でもE231系近郊型の製造が始まり、第1号編成は既に配給列車として回送されたと聞き、当たれば良いなと思っていたら、6両目の前面ガラスに付けられていた編成番号表記は、なんとK-23である。そこで車内に入ってみると、車端部の車両番号表記には、しっかりと「新津車両製作所」の文字が入っていた。

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運良く基本編成の新津製1号編成に当たったのである。せっかくなので、色々と観察することにした。まず、車内の内装に関しては特に変化はない。6・7号車のサハは、グリーン車組み込みで余剰となっている、小山車両センター所属だった車両が転用されている。今回組み込まれていたサハは1095と1096だった。そして、これまでの車両との大きな違いが一つだけ存在した。それは先頭車の正面にあるスカートの形状である。従来のものよりも大型化されており、これは踏切事故対策で強化したのではないかと思われる。

今回乗車したE231系近郊型バージョン新津製1号編成↓

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こちらは同じ東海道線で活躍中の従来車。こちらの方が若干スカートが小さい。↓

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この車両が本格的に運用に入ったことにより、東海道線の113系の置き換えが急ピッチに進むものと思われる。東京駅でE231系に出会う回数も増えてくることだろう。

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JR東海 さよなら14系客車。四国へ旅立つ

先日の「ユーロライナー」の廃車で、ますます客車の数が減ってしまったJR東海だが、今度は14系客車4両がJR四国へ譲渡されることになり、先日、四国へ回送されたらしい。

JR東海に最後まで残った14系客車は4両。うち3両はスハフ14・オハ14・オハフ15のトップナンバー。もちろんブルーに白帯の原色スタイルだ。あと1両はスハフ14 5で、この車両は「ユーロライナー」の増結用として塗装を「ユーロライナー」カラーに変更した車両だ。いずれにしても、かなりの若番の車両で、これらの車両が最後まで残ったことが意外である。JR四国では、現在、SLの復活計画があり、どうやらそのSL列車用に使われるのではないかと言う噂も出ているが、いずれにしても新天地での新たな活躍を期待したい。

思えば、昨年10月のF1臨。そして11月の御殿場線イベント列車が、私にとっては最後の14系客車撮影だった。特にF1臨は赤いDD51との組み合わせが美しく、まだ痛む足を引きずりながら、列車に向かって思わず走ってしまったのも思い出になってしまった。

足の痛みをこらえて撮影。津駅にて。↓

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これでJR東海に残る客車は、旧型のオハフ46の3両、飯田線のトロッコファミリー号用のスハフ12が2両、同トロッコ車のオハフ17の2両、合計7両のみとなってしまった。

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模型 キハ58冷房準備車

先週末、秋葉原ラオックスのホビー館で鉄道模型フェアが開催されていた。特価品もあったので、金曜日の夜、秋葉原へ向かった。

会場では、お馴染みの特価品アイテムが並んでいた。最初に私の目に留まったのは、マイクロの185系試案塗装。80%引きになっていた。以前から「試案塗装のオレンジは、もしもJR東海に185系が引き継がれていたらこんな色かしら?」と言う発想で見ていたのだ。でも、いざ買うとなると、マイクロ製品と言うことで手が止まってしまう。続いて気になったのが、50%引きのカトー183系「中央ライナー」である。既に1本あるのだが、最近、実車が赤帯の太さを統一している編成があり、それを再現するのも手かと思ったのだが、結局、赤の色が合わない可能性があるので、この計画も見合わせ。

で、結局買ったのがこちら。

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トミックスのキハ58冷房準備車2両。M車T車とも50%引きになっていた。以前から冷房準備車を作りたかったので冷房準備用蓋の部品だけは購入してあったのだが、完成品が半額であればこちらを買ったほうがいいという結論である。

とりあえず、列車無線アンテナまでは取り付けた。実車は、最近になって盛岡地区の車両が国鉄急行色に復元された。それを再現するには、前面・側面のHゴムを黒くする必要がある。分売パーツを探しているのだが、今のところ見つからない。盛岡地区のほかには、大糸線の非電化区間でもこのタイプの車両が走っていた筈だから、115系なんかと並べても似合いそう。ただ、大糸線の車両は後に専用色に塗られてしまったので、JR化後の国鉄急行色は短かったと記憶している。

鉄道模型を始めて今年で21年。思えば、最初に買ってもらった旅客用動力車はトミックスのキハ58だった。当時の製品も前面窓はパノラマタイプの後期形で、動力台車は113系と共通のDT21だった。あの当時の製品と比べると、さすがにハイグレード商品の出来はいい。この製品を見て実感した。

それにしても、ここのオーナーは何を考えているんだ? この前の新車といい、非冷房車ばかり増備している。乗客から苦情来るぞ(笑)

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疲れ気味・・・

今月は、仕事も忙しくて、このところちょっと疲れ気味。昨日からは風邪をひいたようで、喉が痛いです。そんな事から、今週は更新がスローペースになっています。

さて、今日の午後は、仕事で東久留米市へ行ったんですが、とんでもない経験をしました。バスを降りて、目的地へ向かうため、歩道橋を渡ったときのこと。橋の真ん中を歩いていたら、後頭部辺りを何かに蹴られたような感じがしました。とても痛い。何があったんだろうと思ったら、なんとカラスの仕業でした。カラスの足で蹴飛ばされるとは・・・

目的地に着いて、会社の人に話を聞いたら、この辺りはカラスが多く、やはり同じ様な被害に遭う人が多発しているとか。怪我をしなかっただけまともなんですって。都心部では東京都がカラス駆除を進めたので、いくらか少なくなったけど、その分、郊外ではカラスが我が物顔。カラスも生きていくので必死なんだろうけど、人間にも被害が出るようでは、何らかの対策が必要ではないか・・・

石原さん、東久留米市もお願いしますよ!

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西武 狭山線に特急車両入線

今、インボイス西武ドームでは、第7回国際バラとガーデニングショウが開催されている。

もともと、西武鉄道では野球開催日に特別ダイヤを設定して対応しているが、このバラとガーデニングショウも特別なダイヤを組んで対応している。野球ダイヤとの違いは、新宿線からの直通を設定しないことと、池袋から10000系車両による特急列車を3往復設定していることだ。

「花より鉄道」である私は、当然、このバラ展ダイヤも観察に行く。今回もこの土日の二回に分けて撮影を行った。

単線の狭山線を走る「むさし85号」(22日撮影)↓

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西武球場前駅に到着する「むさし85号」(21日撮影)↓

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御覧のように正面の表示は「臨時」である。これは側面方向幕に「特急むさし 西武球場前」が無いため、どうしてもこうなってしまうのだ。通常なら、狭山線に乗り入れないだけに仕方ない。この「むさし85号」は、西武球場前駅5番ホームに到着となるが、折り返しの上り「むさし82号」の出発までは、暫くの間、特急車両同士が並ぶ。

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このバラ展関連で運転される特急列車は、ツアー客用に設定されているため、往復共に練馬駅に停車する。通常は特急列車が通過する練馬駅はどんな状況だったのか。21日の夕方立ち寄ってみた。まず、ホームの発車案内機に驚いた。しっかりと「特急池袋 7両2ドア」と出ていた。

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自動放送も「特急池袋行きが7両編成でまいります」と流れた。しかし、練馬駅からの乗車は出来ないため、駅員氏より「当駅からのご乗車は出来ません」と言う肉声アナウンスも入った。

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練馬駅は複々線区間の駅。特急列車は上下ともホームの無い外側の急行線を通過するため、ホームのある線路を特急車両が走行するのも珍しいので貴重なシーンと言える。

さて、今回のバラとガーデニングショウ輸送、主役は特急車ばかりのように見えてしまうが、通勤車も主役を張っているといっても良い。今回は午前中にも東京メトロ有楽町線からの直通列車が設定されている。通常はメトロ車による運行の列車を延長しているようで、運行番号も末尾が「S」だが、車両は御覧のように西武の6000系。単線区間を新木場行が通過する。

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数日前に新宿線へ貸し出されていた様子をお伝えした20104Fも、いつの間にか池袋線に復帰。早速狭山線に入線してきた。

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いつもは101系2連×2の4連が往復するだけの地味なローカル線である狭山線。野球やイベント開催時には、こうやって最新鋭の通勤車や特急車もやってくると言うのも、この線の大きな特徴と言えるだろう。野球開催日には、新宿線車両も加わるので、見れば見るほど面白い路線である。

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489系ボンネット車に遭遇する

5月21日(土)の出来事。

今日は午後から、東十条駅付近で宇都宮線・高崎線を走る211系の撮影をしていたのだが、その合間にとんでもない物を撮影してしまった。

時刻は14時38分、上野方面からやってきたのは、なんとボンネット型の489系車両だ。

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この車両、JR西日本の金沢総合車両所に所属する489系電車で、上野~金沢間を走る夜行急行「能登」に充当されている。平日だと、この「能登」の間合いで、夕方のみ「ホームライナー」に使用されるのだが、土曜休日ダイヤでは、その「ホームライナー」運用も無く、折り返し時間帯まで尾久に留置されている筈だ。ところが、こんな真昼間に回送が運転されたとなると、ただ事ではない。この車両、いったいどこへ行ったのだろうか? 

この場所は、ファンの間では絶好の撮影ポイントとして有名なところであり、順光の時間帯に、この489系を撮ったのは私一人と言うことで、撮影終了後には、自然にガッツポーズをしてしまった。

そうそう、肝心な211系の撮影。近々グリーン車が組み込まれるために、平屋車両だけの15両編成をどうしても撮っておきたかったのだが、その目的もしっかりと達成できた。

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中央・総武緩行線 線路リフレッシュ工事行われる

5月19日(木)は、先週に引き続き、中央・総武緩行線の中野~三鷹間で線路リフレッシュ工事が行われた。

例によって、昼休みに駅へと行ったのだが、今回の工事、どうも西荻窪界隈は、昼休み時間帯に大きな作業は行わないようで、駅のホームからは、はるか先の方に作業用車両が見えただけだった。

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とりあえず、荻窪まで往復したが、荻窪で撮れたのは、この架線をチェックしているところだけ。

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荻窪の箱根そばで昼飯として、西荻窪へ戻り、誰もいない緩行線ホームのベンチを撮って終わりとした。

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工事ウォッチャーの私にとっては、ちょっぴり物足りない結果となった。


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西武 ここ最近の新宿線の動き

最近、西武新宿線では車両の動きが慌しくなっている。まとめてご紹介していこう。

1.6105Fにヘッドマーク

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この夏にインボイス西武ドームで開催される渡辺美里のコンサートが20回目を迎える事を記念して、V20のヘッドマークをつけて運転している。ヘッドマーク取り付けは今月一杯の予定。

2.2083Fが来ています

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2000系か20000系の8連に入場車があったのか、池袋線所属の2083Fが応援に来ている。行先表示機もLEDにしているから簡単に応援に来れるのかも。

3.20104Fも新宿線に

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昨日の夕方確認。6000系に入場車があったために応援に来たようだ。で、気になるのが最後部車両の女性専用車のステッカーだ。

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これでは見難いと思うが、なんと池袋線仕様のままである。そこで、池袋線の女性専用車が新宿線を走っている証拠写真を押さえた。とりあえずこんな感じ。

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今後も新宿線で車両が不足した時は、こんな光景が見られるかもしれない。

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JR東海 最後の原型ライト車クハ115-188に乗る

5月15日(日)の帰りのこと。

夕方、東海道本線の安倍川駅で17時39分発の熱海行き列車を待っていた。やって来たのは115系の6連。先頭から4両目に乗り込んだのだが、クモハ115-1523と言う車番を見て「あれ?」と思った。そこで最後部車両へ行くと、なんとJR東海最後の原型ライト車、クハ115-188であった。

これまで、私が静岡方面へ撮影に行くと、この車両に遭遇することは多く、その都度撮影はしていたが、乗車するチャンスには恵まれていなかった。初めてこの車両に乗車すると、色々と発見も多かった。

静岡駅停車中に撮影。↓

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まず、ドアが昔懐かしい鋼鉄製のものであった。車内から見たドアが若草色に塗られていると言う車両も今では少なくなった。

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さらに扇風機を見る。なんと「JNR」の文字が見えた。

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この車両、新製配置は三鷹電車区。長らく中央本線の普通列車に使われていて、国鉄時代末期に沼津へやって来た。当時はクモハ115-3+モハ114-803と組んでいたが、途中から現在の車両と組むようになり、一緒に三鷹から転属してきた車両たちは、廃車になっている。現存する115系の先頭車の中では、最も原型に近い車両ではないだろうか。私はこの列車に三島まで乗車。ゆっくりとボックス席に座り、夕日に照らされていた富士山を眺めた。


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荷物車から旅客車へ華麗なる転身? クモハ123を沼津駅で観察する

その昔、国鉄時代には荷物だけを運ぶ、荷物専用電車があった。これらの電車は「クモニ」と言う名称が付けられていた。中には、郵便物も運ぶとして「クモユ」とか「クモユニ」と言うのもあったが、国鉄末期に千葉県の一部地域を除き、荷物輸送を廃止したため、これらの電車が失業してしまった。

しかし、当時の国鉄は財政難状態。新車を入れるにも予算的に厳しいが、民営化を控えていたこともあり、低予算で地域輸送に徹した車両を作る必要があった。そこで目を付けられたのが失業車両の再活用である。運用を離脱していた荷物電車を営業用電車に改造する工事が進められた。荷物電車を種車にすると、1両での運転が可能となり、利用客の少ない路線では、利用実態に合った車両が投入できると言うことで大いに期待された。最初に投入されたのが中央本線の辰野~塩尻間。続けて身延・阪和・可部の3線に同様の車両が投入されていった。今回ご紹介するのが、身延線に投入されたクモハ123型である。

この車両は、飯田線で活躍していたクモユニ147と言う荷物電車を改造して誕生した。改造当初は40番台と名乗っていた。ただ、この40番台車には他の地域の車両とは大きな違いがあった。他の地域の車両は、最初から荷物電車として新製された車両からの改造だが、この車両は、種車であるクモユニ147も言わば改造車(車体のみ新製)であり、元はと言えば中央線などでも活躍した101系通勤電車なのである。つまり、この改造が2度目の改造になる。当初5両が誕生したが、後に身延線内での混雑緩和や増発などから2両が増備されている。このとき、荷物電車の調達が不可能だったことから、自社内の牽引車と呼ばれる事業用車両のクモヤ145型を改造することになった。この車両はドアが片側3箇所となり、600番台となった。さらに冷房化・ワンマン対応化を経て、現在に至っている。

身延線の車両は、起点である東海道本線富士駅近くにある、富士運輸区を拠点に活躍していたが、数年前に御殿場線車両と一部共通運用を組むことにより沼津運輸区を拠点とすることになった。クモハ123型の御殿場線での営業運転は無いが、この車両も1日数回、沼津で見られることになったのである。確か平成11年ごろからの話。入替運転とはいえ、沼津駅構内では123系だけの3両編成も見ることが出来るのだ。今回は、沼津駅でのクモハ123の様子を見るため、11時頃に沼津駅に入った。

11時30分ごろ、沼津駅2番線に回送編成が入線する。運輸区からゆっくりとやって来たのは、クモハ123-5043を先頭にした3両だ。

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3両のうち、前1両、後ろ2両とに切り離しが行われる。前1両は、11時37分頃に富士へ向けて回送列車として出発していく。

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残る2両は、11時50分発の身延線直通身延行となる。先頭車両は、クモヤ145より改造されたクモハ123-602である。前面が貫通できる構造になっているのを生かし、ワンマン化の際には2両編成ワンマン運転用となった。

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2両編成の後部車両は、クモハ123-5145である。この車両は、クモユニ147を改造し、当初はクモハ123-45として落成。12345と数字が並ぶ人気車両であったが、冷房化の際に5045に改番され、さらに2両ワンマン運転の予備車として前面貫通工事が行われ、5145に再度改番された。

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さて、ここまで来て、指をくわえて撮影するだけでは勿体無い。ちょうど静岡方面へ向かうことだし、途中の富士まで、この改造電車に乗っていくことにしよう。撮影場所の3番線から2番線へと向かう。まず最初に目に付いたのは、この車体に貼られた改造履歴を表すプレートの山だ。

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続いて車内の様子。これは2ドア車であるクモハ123-5145の車内だ。文字通りのロングシートが並ぶ。

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どちらに乗ろうか迷った挙句、先頭車両のクモハ123-602に乗車した。発車すると、身軽な2両編成は大幹線の東海道本線をかっ飛ばしている。日頃は身延線でのんびり走っている車両も、東海道本線では全く別の車両のようだ。富士までのちょっと変わった車両の乗車体験はあっという間に終わってしまった。乗車体験も面白いが、大幹線である東海道本線を1両又は2両で走る姿を撮影するのも面白そう。この次は、東海道本線を走る姿も撮影してみたい。

改造当初は身延線全線で活躍していたクモハ123だが、トイレが無いことが致命傷となり、313系登場後は、甲府口での運用が無くなり、現在では沼津~富士~身延間のみの運用となっている。123系も足回りは古いだけに、いつ置き換え対象となってもおかしくはない。皆さんも機会があれば、この珍車123系を追い掛けてみてはいかがでしょうか。


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模型 静岡ホビーショウに行ってきた

5月15日(日)の出来事。

12日より、静岡で模型のイベント「静岡ホビーショウ」が開催されている。この中には、勿論、鉄道模型も出展しており、各社、新製品の発表が行われている。

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と言う事で、JR東海の車両撮影のついでに、この静岡ホビーショウへ行ってきた。会場の模様を一部紹介していこう。

1.KATO

やはり注目なのは、まもなく発売となるキハ82。完全新規製作製品で、かなりリアルな物となりそうだ。

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パノラマエクスプレス改め富士急「フジサン特急」も試作品が展示されていた。

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他に目新しいところでは、かつての名車を再現するという新シリーズで、国鉄101系や151系、2階建て新幹線E4系や、ラウンドハウスブランドで仙石線205系2WAYシートタイプの予告があった。

2.TOMIX

こちらは、何と言っても2階建て新幹線E4系の成型サンプルが展示してあったのが目玉だろうか。

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他には、JR北海道のキハ130とJR東日本の209系500番台の試作品が塗装済みの状態で、小田急LSEの試作品が未塗装の状態で展示してあったのが目立った。レール関係では自動運転システムというのも気になった。

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3.マイクロエース

予定品発表がいっぱいありすぎて、何が何だかさっぱりわからないメーカーである。新たに参入したHOゲージのキハ183が会場内のレイアウトを走り回っていた。他には、小田急NSEの試作品、塗装済みのものが会場内で走行しており、これが目立った。なかなかの仕上がりらしい。

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会場内では発表されていなかったが、10月にはトロッコ列車シリーズが発売になることになっていて、JR東海の飯田線「トロッコファミリー号」もEF58 122(茶)+オハフ46(茶)+トラの状態で発売になる。これはちょっと気になっている。

4.グリーンマックス

やはり注目はJR西日本の125系。未塗装状態ながら試作品が展示されていた。他にJR西日本103系播但線が限定での発売になるほか、阪神の通勤車5500系と9300系が出るらしい。103系、限定とはいえ型を新規に作るとなると、いずれは西日本独自のリニューアル103系を製品化するつもりだろうか。

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他には、RMモデルズとの合同企画による新製品も予告されていた。5月21日発売のRMモデルズで車種を発表するらしい。

5.モデモ

地元静岡県から出展のモデモ。旧型客車シリーズで久々に新製品が出るようだ。好評の小型電車シリーズは、箱根登山のモ1型の塗装変更バージョンが出るらしい。

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ホビーショウのレポートはこれにて終了。今回は、トミックスのブースでイベント限定のコンテナを買うのが目的だったが、残念ながら品切れであった。

おまけ。プラレール編。

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最近のプラレールは、かなりマニアックな物が多いようだ。

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西武 再びノンストップトレイン運転

5月14日(土)の出来事。

前日の13日より、インボイス西武ドームでは、プロ野球セパ交流試合、西武×巨人の3連戦が開催されている。さすがに巨人戦と言う事もあって、インボイス西武ドームへ向かう人が多かった。その交流試合を盛り上げようと、開幕戦に続いて、池袋駅から西武球場前駅まで、ノンストップで走る特別列車が運転された。この列車には、池袋線唯一の8連20000系である20151Fが充当され、車内ではテレビ朝日のアナウンサーと元西武ライオンズの選手で野球解説者の大塚氏によるトークショーが行われた。

私は、前回の開幕戦の時のノンストップ号も撮影しているので、今回は回送区間と池袋駅での光景を中心に撮影してきた。萩山から所沢周りで池袋へ向かうと、石神井公園駅4番線(上り本線横の側線)に20151Fの回送が停車しているのを見つけた。

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撮影を終えて、後続の快速に乗り池袋へ向かうと、再び江古田でこの回送を追い抜いた。ノンストップトレインも、その送り込み回送は、かなりのんびりした物だった。

池袋へ先回りして、今度は7番ホームで20151Fの入線を待つ。このノンストップ列車を待ち構えている乗客も意外と多く、到着後、座席はすぐに埋まってしまった。

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撮影を終え、足早に先頭へ向かう。大塚氏がトークショーをやる車両は先頭車両だ。この車両はどんな感じなのだろう。そう思いながら行くと、先頭車両は見事に半分に分けられ、前側はトークショー会場。後側半分は乗客に解放されていた。車内はトークショーの模様を一目見ようという乗客で混み合っていた。

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ここまで撮り終えたところで、もう出発時刻となった。足早に先頭部分を撮って、西武球場前へと向かうノンストップトレインを見送った。

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この後、西所沢へ野球ダイヤの観察に行ったが、思わぬところで20151Fの返却回送を見た。なんと所沢駅6番線で折り返して小手指へと向かったのだ。こんな事ならば所沢で観察すればよかったと後悔した。


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駅前グルメシリーズ4 ラーメン「笑顔」

久々の駅前グルメシリーズ。第4回目は、西武新宿線久米川駅近くのお店です。

この店、笑顔と書いて「にこ」と読みます。まだ久米川に進出してからは日が浅い店ではありますが、雑誌にも紹介されており、根強いファンも多いようです。

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お奨めは・・・と言っても、私もまだ言った回数が少ないので、あんまり大きな事は言えませんが、今日のお昼は、海鮮タンメン(750円)を注文してみました。

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御覧の通り、具もたっぷりで、あっさりした塩味のスープとピッタリ。お奨めの一品です。ここのメニューでちょっと変わっているのが味噌ラーメン。鉄鍋風の器に入れられてくるので、最初見たときは鍋焼きうどんかと思うほどですが、その分冷めにくく、寒い日にはありがたい一品。他には坦々麺もお奨めのようです。

このラーメン店「笑顔」は、久米川駅南口下車、徒歩1分。線路に沿って下り方向に伸びる道を入るとすぐです。

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201系四季彩 東京総合車両センターへ入場

ちょっと多忙で報告が遅くなりましたが、12日の話。

5月12日、中央・総武緩行線は、中野~三鷹間で線路リフレッシュ工事が行われた。同日の昼休み、私はその工事の様子を見ようと、西荻窪駅へ向かった。快速線ホーム下り方へ行くと、何やら変わった色の電車がこっちへやってくる。四季彩だ!

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こちら側は露出失敗(泣)↓

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営業運転で付けられていたヘッドマークは外され、何となく物足りなさを感じる。この場所で目撃したとなると、東京総合車両センターへの入場回送と見て間違いない。正真正銘、この列車が四季彩のこのカラーによる最後の列車と言えるだろう。今度見るときは、新塗装になっていることになる。6月25日に三鷹電車区で開催される撮影会が新塗装でのお披露目となるようだ。

さて、肝心の線路リフレッシュ工事の様子だが、今回は時間帯が悪かったのか、西荻窪駅からは殆ど工事の様子が伺えなかった。これではつまらないので、快速電車で荻窪まで往復してきた。

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線路リフレッシュ工事は、来週19日にも実施される。今回の工事では、緩行上り線西荻窪駅前後の線路が交換されたようだ。同区間を行く緩行線電車の走行音が若干変わった。


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プロ野球 セパ交流試合を見に行く

5月10日(火)の出来事。

今年からプロ野球の改革の一環で設けれれたセパ交流試合。文字通り、セリーグのチームとパリーグがチームが対決をする。実は、この日より、私の自宅から30分以内で行けると言う立地条件であるインボイス西武ドームで、西武ライオンズ×中日ドラゴンズの3連戦が開催されている。中日ドラゴンズファンの私としては、自宅から近い場所でもあるし、去年の日本シリーズの雪辱を晴らすためにも選手たちを激励したくなり、仕事帰りに、そのままインボイス西武ドームへと向かったのだ。

私がインボイス西武ドームに着いたのは19時20分近くのこと。早速、外野の自由席券(1600円)を購入し、3塁側へ入場する。既に外野の自由席は、大勢の中日ファンで埋め尽くされていた。よって立ち見。私も中日ファンの皆さんに混じって、選手たちへ声援を送った。

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西武先発帆足、中日先発山本昌、どちらも好投で試合は投手戦。山本昌のワイルドピッチが残念だったが、外野席で見守っていても本当に白熱した投手戦といった感じだった。

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試合は、9回裏。西武ライオンズ先頭打者のカブレラが、中日2番手ピッチャー、岡本から見事なサヨナラホームランを放ち、西武ファンにとってはたまらない劇的な幕切れであったが、中日ファンの私にとっては大変残念な結果であった。足早に西武球場前駅へと戻ることにした。

西武球場前駅に戻ると、駅の発車案内機に面白い列車を見つけた。

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通常だと、21時16分発の清瀬行は設定されていない。また25分発も普段は西所沢行。交流試合で、普段の試合よりも観客が多いだろうと言う判断からか、とにかく、何が何でも所沢までは繋ごうと言う意図が読めるような列車設定であった。同行した友人も清瀬行が面白そうだと言うので、6番ホームへ移動した。

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この清瀬行、車両は301F充当。乗務員室内の列車番号表示機によると8054列車だそうだ。タイミングが良かったのか、車内はまだガラガラ。先頭車両から3両目の位置まで行っていた為、発車してからも、この位置はガラガラだった。8054列車の車内から確認できたのは、21時11分頃に旧2000系による西武球場前行きが西武球場前駅に到着。折り返し、21時18分発の西武新宿行きになったことと、21時25分発のひばりヶ丘行は3000系による運転だったと言うこと。交流試合期間中は、このダイヤでの運転になるだろうから、なかなか面白い列車も走るかもしれない。機会があれば、野球臨の観察もしてみたいと思う。

このあと、我々は所沢で下車し、駅近くの居酒屋で一杯やって帰宅した。中日ファンとしては、試合に負けてしまったことは残念だったが、久々に球場で観戦し、応援団と共に中日ドラゴンズの応援歌を唄ったりして、気分的にはすっきりしたので、その後のお酒も清清しい気持ちで飲むことができた。交流試合、中日ドラゴンズは苦戦している。そろそろ会心の勝利と言うのを見てみたい。頑張れ!中日ドラゴンズ!

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エキナカ 青梅想い出そば

「四季彩」の撮影の際、青梅駅構内の立ち食いそば屋に立ち寄った。

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御覧の通り、かなりレトロな感じのお店。早速食券を買う。券売機の一番最初が「想い出そば」なる品であった。天ぷらそばより高く、天玉そばより安いと言う想い出そばは、いったいどんな物だろうか。怖い物見たさで注文してみることにした。

そして出てきた品はこちら。(注:いなりずしは別売です)↓

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想い出そばとは、けんちんそばの事であった。食べてみると、麺は立川駅などで出店している「小竹林」のものに似ていた。そばよりもインパクトがあったのは店内の様子。極力、昭和30年頃のイメージに近づけているようで、ガラスもウェザリングのように汚してあったり、昔ながらのチャンネルを回す白黒テレビを置いて、戦後の鉄道風景を流すなど演出が目立つ。

昭和の光景を演出しているのは、このそば店だけではない。駅の地下通路を「映画看板ゾーン」としたり、駅全体を昭和30年代後半~40年代の駅舎や雰囲気を再現した「レトロステーション」としている。さら発車メロディーも昭和を代表する漫画家、赤塚不二夫先生原作の「ひみつのアッコちゃん」のテーマソングに変更し、「昭和の街、青梅」の玄関駅に相応しい姿に模様替えをしていたのだ。

でも、発車メロディーの「ひみつのアッコちゃん」には、ちょっと違和感を感じた。これは私だけだろうか。

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暫しの別れ 青梅線201系「四季彩」お色直しで入場

東京の奥座敷、奥多摩を目指すJR青梅線に、「四季彩」と呼ばれる眺望電車が走っている。この車両は、以前走っていた103系を総武・中央緩行線で活躍していた201系を転用して置き換える際に、青梅線に観光目的の車両を走らせようと言う目的で改造された車両で、車内から多摩川の美しい流れを見られるように工夫されているのが特徴で、平成13年8月より、週末のみ青梅~奥多摩間を中心に運転されている。

その「四季彩」に、この度、新たな動きがあった。JR東日本八王子支社のリリースによると、デビュー4周年を前に外装を一新することになったのだ。現行カラーでの営業運転は5月8日が最後となり、7月2日からは新たな塗装での運転となる。週末の青梅線を彩る眺望電車とは、暫しの別れとなる。

そこで私は、5月5日と8日に、今の「四季彩」の最後の撮影に出かけた。沿線では、お色直しの事実を知ってか、ファンの姿も見られたが、このリリースの発表が5月2日と言うことで、知らない人も多いらしく、撮影している人の数は思ったより少なかった。

まずは、5月5日の撮影。この日は南武線の川崎から奥多摩まで直通する「川崎~奥多摩ハイキング号」の運転最終日でもあった。「四季彩」が南武線川崎まで直通となる。私は夕方の川崎行きを東中神駅で撮影した。

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この駅で撮影したのは、私一人であった。通常のダイヤだと、青梅~立川間で「四季彩」を見られるのは、早朝もしくは夜間帯なので、この場所での「四季彩」の撮影チャンスは少ない。

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続いて、現行塗装の最終日となる8日。昼近くに青梅~宮ノ平間の定番ポイントへ行って来た。ここは青梅駅からも徒歩で行ける事から、青梅線でイベント列車が走ると大変な混雑となるが、今日は私を含めて3人だった。青梅行きを撮影したのだが、この時点では既に方向幕が「奥多摩」になっていた。

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この後、青梅駅から青梅線の列車に乗り、沢井へ向かった。沢井駅手前の緩いカーブを走る「四季彩」を撮影するためである。ここも駅に近いポイントなので、人が多いかと思ったのだが、私を入れて2名であった。

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これで私にとっての現行カラー「四季彩」の撮影は最後となった。次に撮影するときは、白と青をベースにした新しい「四季彩」と言うことになる。約2ヶ月間、「四季彩」とはお別れになるが、生まれ変わった「四季彩」に出会える日を楽しみにしておくとしよう。

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明日から登場! 女性専用車

明日5月9日より、地元を走る西武鉄道にも女性専用車がデビューする。

西武鉄道では、池袋駅・西武新宿駅に平日の朝7時20分から9時20分までに到着する10両編成の電車に、女性専用車が連結されることになっている。池袋行きは最後部車両、西武新宿行きは最前部車両になる。対象となる車両や駅ホームには、女性専用車のステッカーを貼る作業が6日頃から続いていた。我が地元萩山駅も、昨日の夕方は貼られていなかったのだが、今日になって女性専用車のステッカーと看板が用意された。

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萩山駅を発車する女性専用車の電車は、拝島・西武遊園地発の急行電車のうち、西武遊園地発の先頭車両になる。車両は2000系限定になるのだが、この2000系が曲者。新宿線を走る2000系は2両・4両・6両・8両と4タイプの編成があり、西武遊園地発の列車には4両編成が使用されるのだが、逆に拝島発の電車には6両編成なら何でもOKと言う事で、中には2両+4両での6両編成もある。そうなると、4両編成の電車の先頭に女性専用車のステッカーを貼ってしまうと、一つの列車に女性専用車が2両以上連結されると言うことになってしまう。その為、新宿線では、2000系への女性専用車ステッカーの貼り付けは行われていない。

では、新宿線の車両に女性専用車のステッカーは貼られないのか。僅かに存在する6000系と20000系の10両固定編成の上り方先頭車には、しっかりと女性専用車のステッカーが貼られていた。我が地元萩山駅には、運用の都合上、この時間帯にステッカー付きの車両は来ない事になっている。となると、ホーム上のステッカーと看板、そして駅係員による案内での対応になるのだろう。

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女性専用車は明日からが本番だが、色々と問題点が出てくることが予想される。西武新宿駅は、メインの改札口が一番前になるために、以前より先頭車両は混雑が激しいのだ。この点はうまくクリアーできるだろうか。そして、萩山駅の上りホームも気になる点が多い。拝島発の電車には、女性専用車が連結されていないので、萩山駅で西武遊園地発の電車と連結した後に、乗客の大移動と言う事も予想される。ホームが狭いだけに、朝の停車時間中にスムーズな乗換えが出来るのか。この点も気になるところ。明日の朝の出勤時には、国分寺行きに乗る前にちょっと観察してみるとするか・・・


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中央線で183系を追う

今日は、183系を追いかけてきた。

中央線は、夕方になると「ホリデー快速河口湖号」として183・189系が2本やって来る。1本目は国鉄特急色の大宮行き。2本目は旧あずさ色の新宿行きである。この時間帯は光線状態が良くないのが欠点なのだが、まあ仕方ない。

私はまず八王子へ向かい、16時31分発の大宮行き「ホリデー快速河口湖号」を撮影した。この駅では、後続の特急列車を先に通すのだ。かつての特急形車両も、今は特急に追い越されてしまうのである。

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大宮行きと言う事もあり車内はガラガラ。せっかくなので立川まで乗ってみた。この車両は田町車両センターのH61編成なのだが、中間のモハ車は全て元幕張車だった。座席の柄が違うのも出身地の違いの証拠でもあり、この辺りも面白い。

立川駅にて↓

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立川からは再び八王子へと戻る。今度は1時間後の新宿行き「ホリデー快速河口湖号」を撮る。この列車は、豊田電車区のM50編成だ。御覧の通り「あずさ」色のままで、ほぼ毎週末、中央本線を走る車両だ。「あずさ」で使用されていた車両の中では、一番幸せな車両かもしれない。

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多客臨の183系はこれが最後なのだが、今日は他に団臨があった。幕張電車区の8両編成なのだが、17時38分に豊田へやって来る事が解っていた。八王子での撮影を終えて、後続の快速電車で豊田へ向かう。10分ほど待って、幕張電車区の8両編成が豊田駅へやって来た。国鉄特急色で正面にシンボルマークもあるのが良い。

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このタイプの編成は、もともと房総半島の特急に使われていたが、ここもE257系の投入により置き換えが進んでしまった。今では「さざなみ」「わかしお」からは完全に撤退しており、8両編成も「しおさい」に使われる程度で運用に余裕があり、最近では団臨にも充当されている。この後、同編成は豊田電車区へと入っていった。

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今朝の多摩湖線

今朝の多摩湖線

今朝の多摩湖線6428列車は、更新車261Fだった。そこで普段は乗らない先頭車両で色々と観察してみた。

先頭車両の車いすスペースは、立ち席スペースとして朝の詰め込みには有効だった。多摩湖線は先頭車両がどうしても込み合う。一橋学園駅の出発時も大変なのだが、この車両だといくらか乗降がスムーズなようだ。一般客にはどう見えるのだろうか。そばにいた女性客からも「新車みたい」と言う声があり、好評の様子。あとは、停車中に「ポーン」と言う電子音のようなものが繰り返し聞こえたのが気になった。

新車のような新車じゃない車両。今日からが本番のようだ。

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大宮駅で「夢空間」を見る

御殿場線の後は、横浜を経由して、ホリデー快速鎌倉号で一気に大宮へ抜けた。

この列車の車内で、Kaz-Tさんに遭遇した。既にKaz-Tさんのブログをご覧になった方もいらっしゃるかと思うが、車内でこれから「夢空間」を撮りに大宮へ行くと私が告げると、Kaz-Tさんも同行することになり、現地では二人で「夢空間」を撮影することになった。

我々が大宮駅に到着したのは17時49分。ゆっくりと8番線へ移動すると、ちょうど隣の7番線には、赤地に大きくEF81と書かれた元スーパーエクスプレスレインボー専用機であるEF81 95号機を先頭に客車列車が入線してきた。この列車がJR東日本大宮支社が企画した団体列車「東日本一周トレインクルーズ号」である。

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この目立つ機関車、当然ながら一般客にもインパクトが強く、このホームでは若い女性を中心に一般客も携帯電話のカメラを使って撮影をしていた。私もその中に混ざってデジカメで撮影する。こう言う光景を見ると、本当にカメラ付き携帯電話の普及を実感する。

我々が撮影している後ろでは、昔ながらの光景も存在した。電車1両分ぐらい後ろでは、立派な三脚に一眼レフカメラをセットしているマニアさんたち。しかし、彼等の中には次々に現れる一般客に対し、邪魔だとばかり罵声を浴びさせている者がいる。昔から大宮駅ではよく耳にする光景だが、なぜあんなに騒ぐのだろうか。時刻は18時ごろ。この時期の18時ならば、手持ちでも十分撮影は可能だ。最近では携帯電話のカメラやデジカメが普及しているので、被写体に近付いて撮る人が増えている事も考えると、もう彼等のような撮影は通用しない。大宮駅で罵声を浴びさせている連中も、もう少し大人になってほしい。一般客や現場の職員へ迷惑を掛けるような行為は止めてもらいたいものだ。

さて、機関車の撮影だけでは本来の目的ではない。「夢空間」と呼ばれる客車は後ろ3両だ。一般客の邪魔にならないように、ホームを歩き後ろへと向かう。

まずは「デラックススリーパー」ことオロネ25 901。この車両は何と定員6名だ。↓

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続いてはラウンジカーことオハフ25 901。車内にはバーカウンターを中心にピアノまである。↓

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そして最後尾に連結される食堂車のオシ25 901。↓

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各車とも車号が試作車を表す901となっている。JR東日本が次世代の夜行列車の姿として平成元年に試作した3両の客車。その中身はまさに夢の空間である。これまで臨時の「北斗星」や団体列車で営業運転に入ったが、この「夢空間」の発想は、その後の「カシオペア」開発にも大きく影響していると思う。

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「東日本一周クルーズ号」は、4日間かけてJR東日本管内を一周してくる。このブログ記事を書いている瞬間も、きっと何処かを走り続けていることだろう。夢空間、いつかは乗ってみたいものだ。


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御殿場線でE231系に乗る

昨年10月のダイヤ改正より、東海道線にもE231系が投入され、湘南新宿ラインを中心に活躍している。その影でJR東海静岡車両区に所属し、首都圏へも顔を出していた113系T編成がひっそりと姿を消し地元へ帰ったのは、このブログでも取り上げている。

そんな中、E231系が御殿場線でも走るようになった。今のところ、昼間の国府津~山北間の1往復のみのようだ。この時間帯の御殿場線と言えば、115系の3連か313系の2連が中心。そんな時にE231系が5連で入っていく姿はどのようなものなのか。昨日、国府津~松田間で乗車してみた。

このE231系の使用列車は、国府津駅13時36分発である。同駅2番線からの出発となるが、この列車の発車9分前まで、同じE231系10連の熱海行が停車しているので、入線は発車時刻の約6分前ぐらいになる。既に2時間ほど前から東京方の留置線にE231系の5連が停車しており、この車両がそのまま御殿場線へ入るようだ。この画像では解り難いが、正面の表示は「御殿場線」となっている。

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慌しく撮影を終えて、2番線に停車中のE231系に乗り込む。5両編成の車内は東京寄りの2両のボックス車に乗客が集中しているように見えたが、それでも車内は空いている。この時間帯ならば5両も必要ないのだろう。

走り出すと、JR東海車掌による車内アナウンスが入った。国府津車両センター所属のE231系は、通常ならば自動放送なのだが、ここはJR東海の陣地。自動放送には対応していない。ドア上の車内案内機は作動しているが、途中で「この電車は御殿場線です」と言う表示が何度も流れた。また、何度か高崎線の人身事故による列車の遅れの情報が案内機に流れた。こう言う光景を見ると、JR東海の御殿場線というより、JR東日本の御殿場線のような感じがする。

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国府津車両センターのE231系は座席も改良されているため、ロングシートでも座り心地がよく、御殿場線でも快適であった。313系のようなボックス車の方が良いのは事実だが、ワンマン運転の列車によると、2両編成に制限されるために立たされることも多く、E231系のゆとりある列車の方が良く見えた。

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私は予定通り松田で下車し、E231系を見送った。こうして見ると、御殿場線がJR東日本の路線のように見えてしまった。そう言えば、国府津駅で購入した乗車券もJR東日本のものだった。

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幕張区183系 あずさ71号を撮る

この連休中、新宿駅を6時30分に出る臨時特急「あずさ」71号が運転されている。

通常、中央本線の特急列車は、新宿7時発の「スーパーあずさ」1号が一番列車となる。「あずさ」71号は、定期の一番列車よりも30分早く新宿を出発する。ところが、この列車は使用車両に秘密がある。MY LINE東京時刻表4月号によると、「一般型特急車両で運転」と言う注意書きがある。一般型特急車両とは、183系の事を指すのである。普段「中央ライナー」で使用されている、幕張電車区の183系C編成の晴れの舞台となる列車なのだ。

183系ファンでもある私は、この連休中に183系の雄姿を撮る事を決めた。ところが初日は思わぬ寝坊で断念。そして本日4日、この撮影を決行した。

とりあえず、綺麗に撮るとなれば、西荻窪や吉祥寺辺りが良いのだが、始発駅に向かって進んでいくため、6時頃には家を出ないと間に合わない。少しでもゆっくり出来る場所と言うことで、国分寺6時42分発の中央特快高尾行で豊田へ向かうことにした。この列車が「あずさ」71号の直前の列車となる。

早朝にも関わらず、豊田駅の上りホーム先端には、既に8人ぐらいのファンが183系の到着を待っていた。時間も無いので、私は橋上駅舎真下付近で待機。3分ほどして、183系がやって来た。

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今日は赤帯の高さが不揃いのC3編成だった。往年の車両とは、組み合わせも赤帯の幅も違ってはいるが、現時点では、グリーン車も健在と言う、最も特急形車両の貫禄を保っているように見える。「あずさ」のマークも健在で、国鉄型車両ファンとしては嬉しくなる。デジカメの画像を見たとき、早起きしてきて本当に良かったと思えるのであった。

このゴールデンウィーク中の「あずさ71号」は、本日4日が最終日である。C編成による「あずさ」が次に見られるのはお盆休みの頃だろうか。


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小田急 新型ロマンスカーVSEを見に行く

5月3日(火)の出来事。

三連休の初日。思いっきり朝寝坊してしまって、目が覚めたのは12時近かった。

この三連休中に、やりたい事がいくつかあった。とりあえず、今日出来る事をやろう。色々考えた末、まだデビューしてから一度も見たことが無い小田急の新型ロマンスカーVSEを見に行くことにした。時刻表を見ると、既に昼過ぎの下りは間に合わないので、新宿へ戻ってくる便を撮ることにした。

吉祥寺から井の頭線で下北沢へ出て、そのまま小田急線ホームへと行く。東北沢と世田谷代田で撮影場所を悩んだが、結局、世田谷代田へ行くことにした。この駅も複々線化工事に向けた工事が進んでいるが、まだまだ昔ながらの駅と言う感じを保っていた。

10分ほど待って、VSE特有の白いライトが見えて来た。後ろからは急行がやって来る。一瞬冷やりとしたが、VSEの通過が遅く、何とか間に合った。

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初めて見たVSEは、とても眩しかった。この駅では逆光なので、今度は順光の駅でも撮りたい。下り電車にそのまま乗車し、まずは経堂で下車。平日の昼間と休日の急行が停車するようになった経堂駅は、以前とは全く違った駅に生まれ変わった。この駅でも試してみたが、ちょっと撮り辛い。再び下りの各駅停車に乗り込み、隣の千歳船橋で降りた。ここなら何とか撮れそうだ。上りホームへ移動し、待つこと約20分ほど、VSEが見えて来た。

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この後、ダイヤ改正で誕生した区間準急に乗車して下北沢で下車。グリーンマックス下北沢店に立ち寄った後、再び小田急で新宿に出た。新宿駅に到着すると、JR東海の371系「あさぎり」が停車していた。斬新なデザインに見える371系も、今日のVSEを見た後では色褪せて見えた。

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子供の頃、海水浴に行くのに小田急ロマンスカーに乗せて貰った事がある。初めて見たロマンスカーは衝撃的で、一気に憧れの的となった。時代が平成になり、NSEの代替車として出てきたEXEを見たときは、あのロマンスカーの豪華さはどこへ行ったのだろうかと、ガッカリしてしまった。そして今年、久々に登場した新型特急車VSE。久しぶりにロマンスカーと言える特急車が出てきたと思う。このVSEに乗って箱根に行ってみたくなった。


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西武 101系更新車261F 多摩湖線で営業運転開始

5月2日(月)の出来事。

朝の通勤時、多摩湖線ワンマン運転区間で、101系非ワンマン車による代走運転があった。多摩湖線で何か動きがあるのではないかという予感が朝からしていた。

午後から夕方にかけて、私は小平・東村山方面へ仕事で出かけた。夕方、東村山税務署に立ち寄った後、鷹の台へ行く事になっていたので、ちょうど夕方の多摩湖線車両の出庫時間と重なる。小川駅で下車し、この回送をチェックすることにした。16時25分頃、小川駅1番ホームで待機する。やって来た車両は、更新工事を終えてから出場後、営業運転に就いていなかった261Fだった。

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この時点では仕事中なので、撮影はここで一旦終了。

仕事を終えて、今度は実際に261Fに乗ってみることにする。まず国分寺19時10分発の西武遊園地行で青梅街道駅へ先回りした。ここで次にやって来る国分寺行261Fを待つ。5分ほど待ってやって来た261Fは、とても明るい感じで、一瞬「新車」と見間違えるほどであった。早速乗り込むと、車内には新車特有の匂いが充満していた。多摩湖線でこの匂いを感じたのは初めてである。そのまま国分寺まで乗り通して、一旦下車し撮影をした。

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撮影終了後、今度は折り返し19時30分発の西武遊園地行で終点まで乗り通す事にする。先程の乗車では気がつかなかったが、車内アナウンスの声が6000系や20000系と同タイプの物になっており、また種別幕が廃止になったことにより、車内アナウンスの中に「この電車はワンマン運転です」と言う一言が付け加えられていた。西武遊園地までの間に色々と観察し、更新工事での変更点を調べてみた。とりあえず挙げてみるとこんな感じである。

1.種別幕(ワンマン表示)の廃止。
2.行先方向幕を手動幕から自動幕に変更。
3.側面方向幕を取付。
4.車内座席をバケットシートに取替え。
5.扉間の座席に1箇所ずつスタンションポールを取付。
6.自動放送を20000系と同タイプの物に変更。
7.先頭車乗務員室後ろに車椅子スペース設置。(進行方向右側)
8.車内ドア上にLED車内表示機と扉開閉案内機とドア開閉チャイムを取付。
9.パンタグラフのシングルアーム化。
10.枕木方向へつり革の増設。

大体こんな感じだろうか。武蔵大和を過ぎると、車内はガラガラになってしまったので、そろそろ車内の撮影を始めることにした。まず、運転台付近。マスコンの左隣にあるマイクは、4000系タイプの物になった。

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先頭車、乗務員室後部(進行方向右側)に設置された車椅子スペース。↓

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更新工事のプレート。↓

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車内の様子。ブルー系の座席がまぶしい。↓

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優先席座席。↓

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ドア上に設置された車内表示機(千鳥配置)↓

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新設された側面方向幕。↓

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20000系と同タイプになった車両番号表記。↓

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西武遊園地到着を以て、私の261F体験乗車は終了した。折り返し国分寺行となる261Fの発車まで見送り、一度改札を出て、再入場の後、後続の小平行で帰宅した。101系らしからぬ261Fの今後の活躍に期待しつつ、残る2本の新101系ワンマン編成(257F・259F)の原型の姿も記録しておかなくてはと思った。


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西武多摩湖線 今朝も代走

西武多摩湖線  <br />
 今朝も代走

先日2000系が代走した多摩湖線ワンマン区間に、今度は101系の非ワンマン車253Fが運用に入った。もちろん車掌さんが乗務していた。

前回同様、私が通勤時に乗る列車での遭遇。国分寺駅で撮影した。御覧の通り種別幕が白紙。行き先が単独表示ぐらいしかワンマン車との差がなく、乗っていても101系なので、2000系の時ほど違和感は無かった。

今回もワンマン車故障による代走と思われる。夕方はどうなるだろうか。

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模型 ちょっと変わった119系

今日(5月1日)は、1日家に篭って、ちょっと変わった119系を仕上げていた。

事の発端は4月29日。名鉄ミュースカイの模型を探しに秋葉原へ出かけた際、グリーンマックスの秋葉原店に立ち寄った。すると、119系の塗装済みボディ(ちょっと難あり)が、1両特価150円で販売されていた。とりあえず、レギュラー品は全てあるようなので、私は周りの目を気にせず、その箱をあさった。するとJR東海色の0番台車のクモハとクハのボディを見つけることが出来た。このボディ、ある事をするために以前から探していた。比較的塗装もきれいだったことから、迷わず購入した。

翌30日。午前中は仕事をしていたが、午後からは久喜のキングスホビー主催による「鉄道ぼろ市」に行ってきた。ボロ市開催と同時にキングスホビーでもセールを開催していた。そこで、グリーンマックスの119系旧塗装2両基本が半額で売っていた。私はこれを購入し、ある作戦を実行することにしたのだ。

その作戦とは、平成元年頃に1本だけ存在した119系のJR東海色非冷房編成を作ることだった。119系をJR東海色にする際、非冷房車には塗装変更と同時に冷房改造も実施していたのだが、どう言う訳か1本だけ非冷房のまま塗装変更のみで出場した編成がいたのだ。白井良和氏の写真集「サイドビュー国鉄(JR)飯田線電車」によると、該当車両はクモハ119-31+クハ118-23。これを作るには、旧塗装車のボディを新塗装の0番代のボディに取り替えれば再現できる。正確に言えば、車番と所属表記の変更、オレンジのJRマークを消す作業があるが、これらをやると、逆に汚くなる可能性もあり、これは省略した。その代わり、パンタグラフをPS23にして、実物のイメージに近づけた。

方向幕に「飯田」を貼って、非冷房新塗装編成タイプは、ほぼ完成。あとはシルバーシートマークと禁煙車マークを貼るだけ。↓

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このちょっと変わった119系には、初めて飯田線を訪れた時に乗車したと言う思い出がある。だからタイプになってもいいから、何となく作ってみたかったのだ。ちなみに、119系の場合、この塗装で冷房なしと言う変な組み合わせになったのは、他にも「するがシャトルカラー」で実在している。「するがシャトル」も国鉄末期に慌しく転用改造を受けており、中には冷房改造を省略して、先に塗装変更だけをしたという車両もあったのだ。さすがに「するがシャトル」は、模型が限定品なので、非冷房編成は作るつもりは無い。

おまけ。鉄道ボロ市での戦利品。

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トミックスのEF81ひさし付き赤。以前出した限定品である。これが3000円で出ていた。新品同様と言うことなので、購入してしまった。実は私、機関車ではEF81も好きな方である。この車両、136・139号機のように双頭連結器にして、配給列車用にするかどうか検討中である。

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常磐線 中距離電車はレアモノがいっぱい

4月30日(土)の夕方、ブログ仲間の人達と上野で飲み会があった。

飲み会終了後、マニア連中6人で、常磐線の電車を見に行こうと言うことになり、上野駅9・10番ホームへと向かった。常磐線は、6月に待望の新車E531系が営業運転を開始する。この時点で近郊型車両403系・415系の置き換えが始まるのだ。今、常磐線は、これら近郊型車両の全種類を撮る最後のチャンスとなっている。マニア6人が見守る中、どんな車両がやってくるのか。暫く観察することにした。

まず、ホームに上がると、最初に停車していたのが20時40分発土浦行。この列車の真ん中には、こんな車両が連結されていた。

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この車両は、「匠の道」と言う、水戸線の観光キャンペーン用にラッピングされた車両だ。水戸線と常磐線は車両運用が共通なので、この車両も上野まで顔を出すのだった。

続いてやってきたのは、究極のレアモノ。2階建て普通車ことクハ415-1901だ。混雑緩和の一環として、常磐線に1両だけ投入された試作車である。

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この画像は、ヘッドライトが片側のみ点灯となっているが、これは常磐線の近郊型車両の特徴である、直流電化区間と交流電化区間の両方を走行できるための「交直切替え装置」の試験を上野駅で折り返し時に実施するためである。切替区間をデットセクションと言うが、その区間内は無電流区間となるため、車内も含め電気が非常用以外消えてしまうのだ。これは折り返し駅とデットセクション区間でしか見られない光景である。このあと、せっかくなので反対側のホームから2階建て部分を撮ることにした。

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この2階建て普通車、8両編成の下り方に連結されていて、以前は8両ともステンレス車であった。ところが、最近になって、鋼製車体の車両2両と差し替えられてしまった。従って、ステンレス2階建て車両の隣が鋼製車体の車両と言う、さらにレアモノを強調させるような組み合わせになってしまった。結果的に常磐線では1両で終わってしまった2階建て普通車だが、この車両での試験結果が、東海道線で活躍しているオール2階建て車両215系に反映されたことは言うまでも無い。比較的新しい車両ではあるが、試験要素の強い車両なので、E531系投入後は置き換えの対象になってしまう可能性はある。

続いてはこの車両。

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ごく普通の415系に見えるが、実はこの車両が415系の第1編成。つまりトップナンバーの車両なのだ。先頭車両こそ301番なのだが・・・

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中間のモハはしっかりと1番である。

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この頃の車両は403系をベースにしているため、窓も丸みを帯びた形をしているのが特徴である。製造時期の長い415系には、この車両からステンレス車両まで沢山の種類があり見ていても飽きない。

さて、混雑の激しい常磐線には、取手から先の交流電化区間にも、以前から4ドア車両の乗り入れの要望が強かった。そこでJR東日本では、今から10年ほど前の平成7年に、当時の京浜東北線に投入が進められていた209系電車をベースに交直流対応にしたE501系と言う通勤形電車を開発している。平成9年までの3年間に10両編成と5両編成が4本ずつ新製されたが、トイレも無く415系などへの置き換えに向かない事や、コストが高くつくことから、これ以上は製作されなかった。そのE501系も我々が観察している間に2本やって来た。

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この車両は、10両編成の方のトップナンバー編成。デビュー当時は10両編成でも運用されていたが、現在では全て15両編成に固定されている。VVVFインバータ制御の電車だが、加速減速時に「ドレミファソラシド」と言うような音が聞こえてくることから、ドレミ電車とも呼ばれている。

最後にご紹介するのがこの車両。415系よりもさらに古い403系と言う車両だ。この車両は常磐線が交流電化された時に投入された401系電車の電動車をパワーアップした車両で、先頭車については401系と共通と言うことになっていた。

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403系は丸っこいベンチレーターになっているのが特徴で、この車両はJR化後に冷房改造されたため、AU712クーラーを2台積んでいる。

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この403系は今でも415系と混ざって常磐線で活躍を続けている。この列車は403系同士が連結されていた。こんな姿もいつまで見ることが出来るだろうか。

まもなくE531系の投入が始まる常磐線。その影で消えていく403系や415系をこれからも追って行きたいと思う。我々6人は、この403系同士の連結列車まで観察をして解散した。

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