JR東日本 新津車両製作所製E231系近郊型に乗る
5月27日(土)は、JR東日本、大宮総合車両センターで「鉄道ふれあいフェア」が開催された。
私は、このイベントを見学するために、新宿駅から湘南新宿ライン籠原行き2670E(新宿駅12時46分発)に乗車し大宮へと向かった。新宿駅4番線で電車を待っていると、入ってきたのは付属編成の横コツS-10編成が先頭だった。私が待っていた位置からだと、先頭より6両目からの基本編成の方になる。つい先日、新津車両製作所でもE231系近郊型の製造が始まり、第1号編成は既に配給列車として回送されたと聞き、当たれば良いなと思っていたら、6両目の前面ガラスに付けられていた編成番号表記は、なんとK-23である。そこで車内に入ってみると、車端部の車両番号表記には、しっかりと「新津車両製作所」の文字が入っていた。
運良く基本編成の新津製1号編成に当たったのである。せっかくなので、色々と観察することにした。まず、車内の内装に関しては特に変化はない。6・7号車のサハは、グリーン車組み込みで余剰となっている、小山車両センター所属だった車両が転用されている。今回組み込まれていたサハは1095と1096だった。そして、これまでの車両との大きな違いが一つだけ存在した。それは先頭車の正面にあるスカートの形状である。従来のものよりも大型化されており、これは踏切事故対策で強化したのではないかと思われる。
今回乗車したE231系近郊型バージョン新津製1号編成↓
こちらは同じ東海道線で活躍中の従来車。こちらの方が若干スカートが小さい。↓
この車両が本格的に運用に入ったことにより、東海道線の113系の置き換えが急ピッチに進むものと思われる。東京駅でE231系に出会う回数も増えてくることだろう。
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