西武 101系更新車261F 多摩湖線で営業運転開始
5月2日(月)の出来事。
朝の通勤時、多摩湖線ワンマン運転区間で、101系非ワンマン車による代走運転があった。多摩湖線で何か動きがあるのではないかという予感が朝からしていた。
午後から夕方にかけて、私は小平・東村山方面へ仕事で出かけた。夕方、東村山税務署に立ち寄った後、鷹の台へ行く事になっていたので、ちょうど夕方の多摩湖線車両の出庫時間と重なる。小川駅で下車し、この回送をチェックすることにした。16時25分頃、小川駅1番ホームで待機する。やって来た車両は、更新工事を終えてから出場後、営業運転に就いていなかった261Fだった。
この時点では仕事中なので、撮影はここで一旦終了。
仕事を終えて、今度は実際に261Fに乗ってみることにする。まず国分寺19時10分発の西武遊園地行で青梅街道駅へ先回りした。ここで次にやって来る国分寺行261Fを待つ。5分ほど待ってやって来た261Fは、とても明るい感じで、一瞬「新車」と見間違えるほどであった。早速乗り込むと、車内には新車特有の匂いが充満していた。多摩湖線でこの匂いを感じたのは初めてである。そのまま国分寺まで乗り通して、一旦下車し撮影をした。
撮影終了後、今度は折り返し19時30分発の西武遊園地行で終点まで乗り通す事にする。先程の乗車では気がつかなかったが、車内アナウンスの声が6000系や20000系と同タイプの物になっており、また種別幕が廃止になったことにより、車内アナウンスの中に「この電車はワンマン運転です」と言う一言が付け加えられていた。西武遊園地までの間に色々と観察し、更新工事での変更点を調べてみた。とりあえず挙げてみるとこんな感じである。
1.種別幕(ワンマン表示)の廃止。
2.行先方向幕を手動幕から自動幕に変更。
3.側面方向幕を取付。
4.車内座席をバケットシートに取替え。
5.扉間の座席に1箇所ずつスタンションポールを取付。
6.自動放送を20000系と同タイプの物に変更。
7.先頭車乗務員室後ろに車椅子スペース設置。(進行方向右側)
8.車内ドア上にLED車内表示機と扉開閉案内機とドア開閉チャイムを取付。
9.パンタグラフのシングルアーム化。
10.枕木方向へつり革の増設。
大体こんな感じだろうか。武蔵大和を過ぎると、車内はガラガラになってしまったので、そろそろ車内の撮影を始めることにした。まず、運転台付近。マスコンの左隣にあるマイクは、4000系タイプの物になった。
先頭車、乗務員室後部(進行方向右側)に設置された車椅子スペース。↓
更新工事のプレート。↓
車内の様子。ブルー系の座席がまぶしい。↓
優先席座席。↓
ドア上に設置された車内表示機(千鳥配置)↓
新設された側面方向幕。↓
20000系と同タイプになった車両番号表記。↓
西武遊園地到着を以て、私の261F体験乗車は終了した。折り返し国分寺行となる261Fの発車まで見送り、一度改札を出て、再入場の後、後続の小平行で帰宅した。101系らしからぬ261Fの今後の活躍に期待しつつ、残る2本の新101系ワンマン編成(257F・259F)の原型の姿も記録しておかなくてはと思った。
| 固定リンク | 0
「鉄道:西武」カテゴリの記事
- 西武30000系 32101F+32102Fの貸切列車が運転される(2024.09.14)
- 西武2000系 2047F+2419Fが多摩湖線直通急行に充当される(2024.09.08)
- 防災週間 9月2日正午の都立家政駅と鷺ノ宮駅(2024.09.05)
- 西武新宿線 2000系2047F+2419Fが土曜・休日ダイヤの優等列車運用に入る(2024.09.01)
コメント