西武 20158F搬入とE33+E34の活躍
6月26日(日)の朝、20000系の平成17年度増備車第一陣である、20158F(8連)が新秋津に到着した。
この20000系搬入の時は、今となっては殆ど活躍の場がなくなってしまった電気機関車、E31形が日中に走行する数少ない機会でもある。そこで、今回はE31形に目を向けつつ、20158Fの搬入の様子を取り上げることにする。
当日の朝、私はまず飯能駅を訪れた。新秋津へ20000系を迎えに行く、E31を撮るためである。8時23分に飯能駅に到着すると、1番ホームとなりの1番線には、E31形重連(E33+E34)が待機していた。
このE31形電気機関車は、国鉄の80系電車の台車などを再利用して出来た電気機関車で、通常は2両一組で運転されている。この日も御覧のように2両が仲良く手を繋いでの運転となっている。
やがて時間となり、1番線の出発信号機が青となった。E33+E34がゆっくりと出発する。
飯能からは、8時39分発の池袋行きで追跡することにする。重連単機回送列車も、定期列車の合間を縫うようにして運転されるため、何度か定期列車を退避して運転することになっている。この39分発の電車でも、すぐに仏子駅で追いついてしまった。
ここで、E33+E34の追跡は一旦終了。今度はJR線内を走る20158Fの甲種輸送の撮影に移る。いつもとは違う所でと思い、国分寺線の恋ヶ窪駅で下車。武蔵野線の線路を目指す。西武国分寺線との立体交差付近で撮ることにしたのだが、結局良い場所は殆どなく、歩道橋の真下で撮影した。ここは動画向きかも。前日の横浜羽沢まではEF66の牽引だったようだが、一晩横浜羽沢で過ごした後は、EF65 1002に交代していた。
さあ、今度は所沢でのお出迎え。恋ヶ窪へと戻り、国分寺線電車で東村山で下車。さらに所沢へと向かう。既にホームにも鉄ちゃんの姿が目立つようになっていた。私は、いつも通り、6番線が見渡せる東口側のエレベーター乗り場前から狙うことにする。既にビデオカメラを構えた少年が1人待機していた。私も仲間に入れてもらうことに。最終的には、もう一人同業者が現れ、三人での撮影となった。
甲種輸送列車が所沢駅に入線したのは11時56分ごろ。E34を先頭にゆっくりと入線。
この台車を見ると、とても電気機関車とは思えない。↓
所沢では7分ほど停車。12時3分には最終目的地である小手指へ向けて出発していった。いつもと趣向を変えて、南北連絡通路上から撮ることにした。ちょっと恥ずかしかったけどお構い無しだ。
これにて20000系甲種輸送+E31形の追跡撮影は終了とした。午後は浜松町へ行かなくてはならないからである。前日の三鷹のイベントの影響か、暑さと重なって体がだるくなってしまった。
この20000系の増備車、果たしてどちらの線に入るであろうか。8連だと新宿線なのかな?営業入りするまでは、毎日こんな事を考えながら楽しんでいる。
| 固定リンク | 0
| コメント (2)
| トラックバック (1)
最近のコメント