JR東日本 三鷹イベント展示車両の回送を追う
続いては、三鷹電車区75周年記念一般公開で展示された車両の回送風景の話題。撮影会の会場に入れない分、回送風景は出来る限り追跡しました。
まず最初は、25日朝に見られたE351系の回送。中央本線の現役特急車両として展示されたE351系とE257系は、当日の朝、配属先の松本車両センターから、わざわざ回送されてきた。そのうち注目なのはE351系。展示された車両は8両の基本編成のみ。と言うことは、中間に連結されている貫通型先頭車が先頭に立つ。大糸線では日常的に見られるが、首都圏で、この顔はなかなかお目にかかれないのだ。
いつもと違う顔のE351系が国分寺を通過。
E351系通過の約30分後、E257系も回送されてきた。
これもイベントで展示されるACトレイン。立川駅で目撃。
この他に、豊田電車区から201系「四季彩」も三鷹へ向けて出庫しているが、こちらは前記事を参照して欲しい。
さて、イベントが終わった後、今度は各地から集結した車両たちの返却回送が始まる。鉄道ダイヤ情報を見ると、これらの返却回送の殆どの列車が、東小金井駅の中線に暫く停車する。私もそれらの撮影のため東小金井へ移動した。まず、最初にやってきたのが201系の「四季彩」だった。
続いてやってきたのが、三鷹~高尾間記念電車に充当された103系。この車両は、もう翌日にはホームグラウンドの武蔵野線で営業運転に入っていた。
103系の後にやってきたのは、E351系。いつもなら素通りの東小金井駅で、なんと201系の快速に抜かれていた。
辺りが真っ暗になってからやってきたのが、勝田車両センター所属の485系訓練車編成。みんな、これを待っていたのだ。
当日の夜、485系ボンネット車は、所属区へ帰らずに豊田電車区へ回送された。そして、本日午後、所属区へと戻っていった。この編成は、近々引退の予定で、引退後は大宮に新しく出来る鉄道博物館へ行くと言う説もある。いずれにしても、本線を走る機会はどんどん狭まれて行くことだろう。そこで、本日は仕事の合間に、ちょっとだけ足を伸ばして八王子にて撮影してきた。滞在時間8分の間に撮ったので、あまり良い仕上がりではないかもしれない。
平日の午後とは言え、八王子駅や豊田駅には多数のファンが駆けつけていた。ボンネット車の人気を改めて実感した。あと何回、こんな走行シーンを撮ることが出来るだろうか。
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コメント
こんばんは。TOMOさん。
中央快速線は色々な列車が走っていて楽しいですね。貫通型の顔は頂けないE351系(笑)や、一段とキレイになった「四季彩」など、うらやましい限りです。
投稿: 快速特急INAJI | 2005/06/29 21:47
快速特急INAJIさん、コメント有難うございます。
仰るとおり、確かに中央快速線は車両が賑やかかもしれません。しかし、これは今回のようなイベント開催時だけであって、普段は201系が中心となります。それだけに、今回のようなイベント開催時は、鉄道ファンが殺到するほど車種も増えますね。
まあ、こう言う日がたまにあるから、ファンとしては楽しいんですよね。
投稿: TOMO | 2005/06/30 00:08