東急・都営 臨時急行「みなとみらい号」運転
みなとみらい線が開通してから2年目の夏を迎える。
東急では、相互直通運転をしている東京メトロ日比谷線・南北線・埼玉高速鉄道線・都営地下鉄三田線から東急目黒線・東横線を経由して、みなとみらい線の元町中華街までの直通電車「みなとみらい号」を季節毎に運転している。これらの相互直通運転を実施している路線の車両は、普段だと日吉以遠(日比谷線の車両は菊名以遠)では見る機会が少ないため、直通運転を実施する時は色々と注目される。
レールファン東急によると、16日は三田線高島平発の「みなとみらい号」が運転されると言う。ちょうど「伊豆のなつ号」を撮りに行くし、この直通列車を見てみようと思ったら、午前中の元町中華街行きは、私のスケジュールと合わなかった。そこで「伊豆のなつ号」を撮影した後、どこかで時間調整をして、夕方の高島平行きを撮ることにした。
時刻は17時。私は綱島駅にやって来た。ここで「みなとみらい号」の時刻を確認。17時19分発だと言う。では、下りホームから撮ろうと思ったら、同時刻に下り電車がやって来る事が解り、上りホームの横浜方で撮ることにした。ここなら撮影した後、乗ることも可能かも。少し欲が出てきた。
やがて時刻となり、横浜方面より「みなとみらい号」が到着。車両は都営の6300系だった。
通常の運転区間と違うと言う事もあり、最後部車両には御覧のように車掌も乗務。後ろは東京メトロの03系が停まっている。
慌しく撮影した後、「みなとみらい号」に乗り込んだ。最後部車両は、何人か鉄道ファンの姿も見られた。東横線内は急行運転とのことだったが、臨時列車と言う事もありスピードも遅く、さらに次の日吉では渋谷行き特急の通過待ちもした。そのお蔭で日吉駅でも撮影することが出来たのだが・・・
車内ドア上の表示機は、正面の表示同様、「臨時」を表示。
日吉発車後も徐行運転は続く。元住吉なんかは停まりそうなスピードでの通過だった。これならば停車させた方が良いだろう。武蔵小杉の手前でも停められた。
武蔵小杉からは目黒線へと入る。この車両にとっては走りなれた区間への突入となる。ここからはワンマン運転で車掌も降りるのかと思ったら、ワンマン運転ではあるが、臨時列車ということからなのか、車掌は引き続き目黒まで乗車していった。ワンマン運転突入と言うことで、ドア上の表示機も正常に戻り、車内放送も自動放送に切り替わった。スピードもようやく正常に戻った。これは当たり前か・・・
私は、この列車に白金高輪まで乗車した。同駅からは南北線に乗り換えるつもりだった。通常ならば、同一ホームの反対側に白金高輪始発の南北線が入線している筈だが、臨時列車ということで、その辺りは調整されていなかった。と言っても3分後には入ってくるから特に問題はないのだが・・・
「みなとみらい号」だが、日付が変わって本日17日も高島平からの運転があるらしい。来週は浦和美園発として運転されるらしい。せっかくのアイデア列車なのだから、もう少しスピードアップが図られると、より利用客も増えるのではないだろうか。そう思うのは私だけだろうか・・・
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