JR東海 313系増備再開へ
タイトルを見て、私の模型の話と思う方もいるかもしれないが、今回は実物の話。
JR東海の7月27日付リリースによると、平成18年秋以降、在来線車両の置き換えのため、313系を204両新製し在来車を234両廃車することになった。実に久しぶりに新製される313系、今回の増備車はバリアフリー設備をより充実させる。この辺りは、現在の各社新型車両のレベルに合わせるのだろう。
さて、増備される313系は、東海道本線全線・中央本線・身延線・御殿場線などに投入されることになっているらしい。となると、今回はワンマン運転対応の3000番台(下の写真)が中心となるのか・・・
313系の増備による置き換え対象の車両だが、やはり113系・115系だろう。今年4月1日現在で管内に配属されている113系・115系の総数は、113系が203両、115系が63両の計266両。313系の新製両数よりも多い。しかし、113系に関しては万博が終了すれば20両は余剰車になる。となると置き換え対象車総数は246両。JR東海が発表している廃車総数と12両しか差が無くなる。
この12両だが、私は115系が残るんじゃないかと思っている。と言うのも、飯田線にはJR東日本の長野まで直通する運用もあり、これには静岡車両区の115系が使用されている。となると、今回の新車投入計画に飯田線が含まれていないとなれば、この為に115系を残すことも十分に考えられる。その場合は、身延線・御殿場線用として活躍している2000番台車の方が状態も良いので、残るとすればこのグループかな。と勝手に予想している。
4本が残るのではと予想した115系↓
久しぶりに増備されることになった313系。実に5年ぶりの増備となる。置き換え対象車の所属を考えると、今回は静岡地区への投入が多くなるだろう。静岡だと、転換クロスは難しそう。よくてボックスかな。いや、もしかしたらロングだったりして・・・東海道本線には4連バージョンも入るだろう。新番台区分の登場も予想される。これから1年、113系・115系も交えて、静岡地区へ観察に行く回数が増えそうだ。
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