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模型 グリーンマックス JR西日本125系を購入

先日、グリーンマックスの新製品、JR西日本の125系(小浜線)2両セットが発売になった。

私は、この車両が敦賀駅に停まっている所だけを見ただけで、乗った事はないのだが、この1両で走れると言うのが気に入り、買ってしまったのだ。たまたま秋葉原の模型屋さんで、期間限定の特別価格で売っていたのも、購入するきっかけになったのだが・・・

今回の125系も完成品。一つ前の新製品である名鉄ミュースカイ同様、ユーザーによるパーツ取り付けが何箇所かある。JRの車両と言うことで、いざとなれば部品は他の製品からの使い回しが出来るので、幾らか気分が楽であったが、この製品もミュースカイ同様、部品の予備が少なすぎる。失敗しないように慎重に作業を進め、さらに前面の行先表示までは貼り、御覧のような感じにまで仕上がった。

PIC_0051

一見すると、申し分ない仕上がりではあるが、実はいくつか不満点もある。

まず、動力車のTNカプラーだが、これが実に問題である。そのまま取り付けると、動力台車の金具にぶつかってしまうことから、動力台車の構造に合わせてTNカプラーを部分的にカットしてある。その結果、連結器部分を支えるバネの部分が外されてしまっているため、常に連結器が首振り状態になってしまうのだ。これは何とか改善しないと、単行運転の時は不恰好になってしまう。それと、2両で運転した際、両車の高さが微妙に違っている。これは僅かな高さの違いだから、走らせてしまえば気にならないかもしれないが、こう言う段差は出来るだけ無くして欲しいものである。そして、最後は側面の行先表示。行先表示には号車表示も付くのだが、小浜線って、どっち側から1号車になるのだろうか。種別幕のところは黒いシールを貼ればいいのか。この辺も説明不足で解り辛いのは何とかしていただきたい。

なお、この製品は、小浜線仕様となっているが、製品に付随するステッカーは加古川線仕様にも対応している。いずれは加古川線仕様も発売になるのだろうか。


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コメント

 こんにちは。
 グリーンマックスの製品は塗装済みキットのキハ110系と
70系新潟色だけでうちには完成品はないのですが、パーツ
取付が多いのは大変そうですね(塗装済みキットよりはすぐ
に走らせることができますが)。
 TOMIXでもアンテナなどが別パーツになっていますが、
付けていないパーツも結構あります。

 うちのキハ110系もよくTNカプラーが横を向いています
が、構造が同じなのかもしれませんね。

投稿: GO | 2005/07/21 23:45

GOさん、こんにちは。コメント有難うございます。

グリーンマックスのキハ110系も同じだと思います。うちにもあるんですが、動力台車の金具の一部を削って、TNカプラーの裏側の部分と接触しないように加工しました。今回の125系も、この加工をすれば、そのまま組み込めるんだと思うんですが、新動力になっていますので、動力台車を外すことに若干の不安があります。聞くところによると、名鉄ミュースカイの動力台車を破損したケースが多いとか。理由はTNカプラーに交換する際に、動力台車を外したら、元に戻らなくなったようです。

投稿: TOMO | 2005/07/23 10:45

単行で走らせられるECが欲しいなぁと思っているところなので、食指をそそられる車なのですが、走りは如何ですか?
買おうかなぁ・・・どうしようかなぁ

投稿: mac | 2005/07/24 22:08

 こんにちは。
 やはり原因は同じようですね。

 グリーンマックスの新動力機構も複雑なようですね。ご存知かも
しれませんが、マイクロエースの動力機構というか動力台車も複雑で、
キハ281系の動力台車を汚れ取りのために外したら復元できなくなり
ました。パーツもほとんど手に入らないようなので要注意ですね。

投稿: GO | 2005/07/24 22:21

皆さんなかなか二流企業に振り回されて大変ですね。このメーカー、キハ22の時もそうでしたが、塗装済みキットにも非常に高度なテクニックを平気で要求します。今回なんかまだマシなほうで、キハ22の時なんて、ボディより全長が長いキハ23用の動力を流用させていて、さらにボディマウントTNカプラーを取り付けるように指示していました。これはどうがんばっても全長を合わすことが出来ず、完全にカプラーがはみ出してしまい、まるで顎の出た「北京原人」を彷彿させるに十分な出来でした。何とかボディに収めようとTNを切り込んでいくうちに、とうとうTNを破壊してしまい、これには温厚な私も激怒!メーカーに電話(当時はそれを売る店員でした・・・)し、「何の為の塗装済みキットなんだ?初心者でも簡単に組み立てられることがセールスポイントじゃないのか?こんな設計じゃ、初めてキットを買ったユーザーが組めるわけないじゃないか!」と怒鳴りました。
すると、「こっちに送ってもらえば組み立てます。」との返事に送付して待つこと1週間・・・
帰ってきたのは、案の定TNのジャンパ栓モールドが北京原人になり、復元バネ受けがカットされ、カプラーがカタカタになったシロモノが梱包されていました。その後の私の行動は皆様のご想像にお任せするとして・・・
まあ、このメーカーの製品は、価格の割にこんなもんだということです。
最近の完成品等に搭載されている「新動力ユニット」も自社の社員も認める欠陥商品ですから、もう如何しようもありません。
ちなみにどう欠陥かと言うと・・・
同社の新動力ユニットは、わざわざ前後の台車を1個ずつのモーターで駆動する2モーター方式にしたものの、前後のモーターが同調していない為、数回周回させると金属が擦れた様な異音がし始めたり、下手をすると脱線の原因になるのです。
カトーやトミーみたいに、モールドや塗装云々と言った高等な話題すら振れない状況では全く話になりませんね。

投稿: 痛勤形酷電 | 2005/07/25 19:37

痛勤形酷電さん、コメント有難うございます。

なるほど。どうもジーエム自体に色々と問題がありそうですな。新動力もそれだけ欠陥があると解っていながら発売を継続すると言うのは困った物ですね。

うちの125系は、今のところ試験走行は問題ありませんが、コメントを呼んでいたら、月日が経つとどうなっていくんだろうと心配になってきました。

投稿: TOMO | 2005/07/27 00:56

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