201系に乗った筈が・・・
先日、ちょっと変わった201系に乗車した。まずはこの画像を見ていただきたい。
これは、ある日、中央線で乗車した201系の車端部を撮影したものである。一見するとごく普通の光景に見えるのだが、実は1箇所だけおかしな所がある。真ん中の貫通扉に注目してほしい。色が他の201系の扉より白っぽいのがお解かりいただけるだろう。実は、この貫通扉、常磐線から地下鉄千代田線との直通運転用の203系車両のものを流用しているのだ。
203系はアルミの車両。貫通扉などにもアルミ合金特有の若干白っぽいものを使っている。では、なぜこの201系に203系の扉が使われてしまったのだろうか。201系も203系も入場する工場は東京総合車両センター(旧大井工場)である。何らかの手違いなのか解らないが、この201系と203系が同時に入場して、お互いの部品を付ける時に入れ替わってしまったのだろうか。この状態になっているのを最初に確認したのは、もう4~5年は前のことだったと思う。
この変な201系、画像でお解かりのとおり豊田電車区H21編成に連結されているモハ200-85。同車の2号車との連結面で見ることが出来る。同編成を見かけたときは、ぜひ3号車を覗いてみてほしい。
| 固定リンク | 0
「鉄道:JR東日本」カテゴリの記事
- E491系 中央快速線を検測(2024.09.27)
- 上越線 旧型客車の回送列車を撮影する(2024.07.11)
- 定期運用終了目前 255系を撮影する(2024.06.29)
- 秩父鉄道 旧型客車特別運行の「パレオエクスプレス」を撮影する(2024.05.06)
コメント
この記事を見ていたので、TK公開の帰りにちょうど乗り合わせたので確認することができました。でも、お客さんがたくさん乗っていて撮影はできませんでした。
今後の動向が気になります。
投稿: ONDA201 | 2005/08/29 20:45
ONDA201さん、コメント有難うございます。
このモハ200-85ですが、私はTX初乗り(開業初日)の帰りに東京駅から乗った各駅停車豊田行きで遭遇しました。各駅停車と言うことでお客さんも少なめでしたから、何とかこのアングルで撮影が出来ました。
この車両に乗る度に思うんですが、なぜここだけこの扉なんでしょうね。
投稿: TOMO | 2005/08/29 23:22