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西武多摩川線 競艇場前駅ホーム片面化

西武鉄道の今年度の事業計画には、多摩川線競艇場前駅へのエレベーター設置工事が含まれている。

年々、駅構内のバリアフリー化が進み、お年寄りや体の不自由な人への配慮も進んできた。しかし、その一方では、メンテナンス費用など、今までに無かった経費も発生してくる。そんな中、今回の競艇場前駅では、エレベーター工事に伴い新たな動きが出てきた。競艇場前駅は、交換設備がある対面式の2面2線の駅だが、現行ダイヤでは列車交換を行わないことから、ホームを2番ホーム側に統一し、エレベーター取り付けを1箇所少なくしようと言う考えに出たのだ。その切替を8月6日終電後に行うことになり、1番ホーム最終日の6日と、切替後の9日に同駅を訪れてみた。

まず6日の様子から。

既に窓口にはこのように上りホームが廃止になると言う貼紙が貼られ、何となく寂しさを感じた。↓

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このホーム案内板もお役御免になる。↓

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2番ホーム武蔵境方には上り列車用設備が準備されている。↓

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1番ホームに到着した武蔵境行き上り列車。↓

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続いて切替後、9日夕方の様子。

旧2番ホーム側のみでの営業にするために設けられた次発列車行先表示機。既に6日には設置されていた。↓

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旧1番ホームへは御覧のように黄色い柵で覆われて行けなくなっている。↓

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新しく設けられた上り列車用停止位置目標。↓

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使用停止した旧上りホームを見る。↓

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その他、旧下り線是政方にあった安全側線が撤去されているようで、どうやら交換設備そのものも撤去するようである。旧上り線の線路も時間の問題になりつつあるようだ。

ホーム切替工事が完了した競艇場前駅は、今後、エレベーター取付工事が本格化するものと思われる。多摩川線では一番寂しい駅と言えそうな競艇場前駅が、これから大きく変身して行く事になるであろう。これからも時々、同駅を訪れて観察してみようと思っている。

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