西武 コンサート臨を観察する 特急編
8月6日と7日、インボイス西武ドームでは2日続けてコンサートが開かれた。
6日はお馴染みの渡辺美里。7日は人気バンドのSOPHIA。西武鉄道では、この2日間に臨時列車を運転し対応した。さらに2日間とも、池袋~西武球場前間に臨時特急「MISATO TRAIN」と「SORHIA TRAIN」(池袋15時発)を運転。それぞれの列車には特製のヘッドマーク(ステッカー)を付けて運転された。特に「MISATO TRAIN」に関しては、今年で最後の運転となること。そして久々のヘッドマーク取付ということで、沿線の各地では、鉄道ファン・渡辺美里ファンがカメラを向けていた。
今回は、この2日間の臨時列車の模様を、それぞれ特急編・その他列車編として取り上げていく。
まずは「MISATO TRAIN」から。
定期特急「ちちぶ26号」からの折り返し列車として運転。10106Fが充当された。定期特急からの折り返しのため、特製ヘッドマークは、池袋での折り返し時間で貼り付けた。この作業がなかなかスムーズには行かなかったようで、始発駅の池袋駅では、発車直前まで鉄道ファン・美里ファンがカメラを構えていて、7番ホームは人で溢れかえっていた。その姿は、私も埼京線の中から目撃して驚いたほどである。とりあえず、池袋駅での撮影を諦め、練馬駅で撮ることにした。
練馬駅を通過する「MISATO TRAIN」↓
撮影後、続けてやってきた西武球場前行きに乗り込み、西武球場前駅へと向かう。さすがに渡辺美里の最後の西武ドームでのコンサートとあって、西武球場前行きはどの列車も混んでいた。満員の状態で西武球場前駅3番ホームに着くと、6番ホームに「MISATO TRAIN」が停まっていた。まだヘッドマークは付けたままで、特急以外の列車に乗ってきた人も記念写真を撮っていた。私もその中に混ざって撮影。その後、西所沢へと戻り、狭山線の踏切で「MISATO TRAIN」の回送を撮影した。
続いては「SOPHIA TRAIN」
前日の「MISATO TRAIN」と同じダイヤでの運転。この2日間、臨時特急運転のために新宿線から10111Fが借り出されたが、この「SOPHIA TRAIN」には、その10111Fが使用された。
シングルアームパンタが特徴の10111F↓
前日とは違い、折り返しの回送を西所沢で撮影したのみなので、池袋駅・西武球場前駅での様子は解らないが、実際に見た人に聞いてみたところ、「MISATO TRAIN」よりは撮影していた人は少なめだったそうだ。
2日続けて運転されたヘッドマーク付き臨時特急。特に「MISATO TRAIN」は、久々のヘッドマーク取付となり、列車の方もコンサート同様、有終の美を飾った。この事は、我々鉄道ファン、そして渡辺美里ファンの両方が満足できる結果だったのではないだろうか。
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