東海道一人ぼっち 123系の単行回送を撮る
以前、当ブログの5月17日付記事にて、沼津駅での123系3両編成の入替シーンを紹介した。この123系は3両編成で入線した後、1両が回送として富士へ先発。残り2両が沼津発の身延行となる。今回は、その続編。この列車の走行シーンを撮ろうと、青春18きっぷを使って出かけてきた。
13日の朝、私は新宿駅9時発の湘南新宿ラインに乗り込み、小田原で熱海行きに乗り換え。さらに熱海からは10時59分発の浜松行に乗り、沼津に着いたのが11時21分。ここで7分間停車した後発車となるが、ちょうど浜松行が出発しようとしたその時、2番線には123系の回送が入線してきた。
とりあえず、この浜松行を片浜で下車し、回送列車の到着を待つ。11時35分ごろ、沼津付近から続く長い直線の彼方に123系のヘッドライトが見え始めた。一眼レフのファインダーから覗いていると、意外と早く突進してくるのが解った。123系だからと言って甘く見ていたのがまずかった様だ。
東海道本線片浜駅を通過するクモハ123-5042↓
この回送のあと、浜松行を1本挟み、身延線直通の身延行がやって来た。
先頭はクモハ123-602↓
後ろはクモハ123-5145↓
JR東海では、313系の増備再開を決定した。313系の増備により、国鉄型車両234両が来年度より廃車となる。どうもこの123系も置き換え対象になってしまいそうな気配である。さらに10月にはダイヤ改正も予定されているので、単行回送も無くなってしまうかもしれない。いつまでこんなシーンが見られるのだろうか。面白い光景だけに、次回ダイヤ改正以降も残してもらいものである。
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