西武 コンサート臨を観察する その他列車編
では、引き続き、インボイス西武ドームでのコンサート関連臨時列車の話。
今回は、特急も含めて、2日間同じダイヤでの運転であった。野球開催日ダイヤを基準に電車を増発したが、コンサート開始時間が野球より早いため、各線からの直通列車も通常より早い時間帯から臨時列車が運転された。その中でも、新宿線からの直通には、通常のナイターダイヤでは運転されない急行西武球場前行きが1本運転された。しかも、使用車両は20000系であった。新宿線からの直通電車で20000系が入ることは余り多くないだけに注目された。7日は20154F、8日は20152Fが充当された。
狭山線下山口駅に停車中の20154F
所沢駅構内で池袋線へと入る20152F
この20000系だが、知人から、西武新宿への送り込み回送時に、中井駅中線(通過線)に停車し、定期列車を先に通すと聞いた。半信半疑だったが、その言葉を信じ、2日目は中井駅へと向かうと、確かに中線に20000系が入ってきて、定期列車を先に通していった。
新宿線からの直通電車は、この急行以外に、いつものナイター開催時に運転される準急2本も運転された。それぞれ、3000系と2000系が使用されたが、7日の直通列車には、数少ない2000系未更新車が入った。
このあと、西武球場前駅では、新宿線所属車同士が並び、野球ダイヤとは一味違った光景を見ることが出来た。
一方、東京メトロ有楽町線からも西武球場前までの直通電車が3本運転された。このうち1本はメトロ運用の西武車代走で行われたが、あとの2本はメトロ車が充当され、明るい時間帯に単線区間を走るメトロ車を見ることが出来た。
7日は2本とも7000系だったが、6日は07系も西武球場前まで顔を出した。
2日間に亘ってコンサート臨を観察したが、野球ダイヤのときと違って、新宿線の車両と東京メトロの車両が目立っていたように思う。暑い中の観察は大変だったが、普段見られない光景も見られて、収穫の多い2日間であった。
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